10 06, 2002
Bear's first blog

Digital Bear、こと、Minami です。Digital Bear という愛称には深い意味はないのですが、Digital Gadget 収集専門家(?)の熊体型の男、とだけ覚えておいて下さい。

Neoteny の投資先のひとつ、Waag.net (これで「ヴァック」と読みます。)に行って頂けると、なぜこの Blog を Digital Bear "Lab" と名づけたか、お分かり頂けるかもしれません。

Digital 機器のおかげで、どんどん我々の Analog Life は豊かになっています。重かったカセットテープ型 Walkman は MP3 Player で小型化され、35万画素でも発売当初はその Realtime 性に感激した Digital Camera も、携帯電話への搭載が当たり前となって、次世代はもうメガピクセル化しようとしています。すさまじい勢いで、身の周りにデジタル機器が増殖し、生活のパターンすら変えようとしています。Mobile端末機器のデジタル化の恩恵は、誰にもわかり易いところでしょう。

しかし、ネットワークインフラに目を転ずると、デジタル化の恩恵が、末端のユーザーからはまだまだ見えにくい状況です。

最近、音声エージェント会社に変貌しようとしたものの倒産の憂き目にあった米国General Magic 社が90年代半ばに提唱した Telescript Agent のコンセプトに通ずる様な、Proactive で自動化された、エージェント・サービス実現には、まだまだネットワーク側の Smart 化が必要。しかし、全てを自動化すると、膨大な Knowledge Base や、高価な A.I. システムが必要になってしまう...エージェントと名前がついたサービスで、General Magic以降もいろいろなサービスが出て来ましたが、商業的に成功したものは殆どありません。

Web Log = Blog 型の、個人の知を集めた Personal Publishing Network は、ネットワーク側の知を集める上で、今後重要な役割を果たして行く予感があります。自動化された Agent だけでは提供できないものが、Blog の Seamless な結合や優れたサーチエンジンとの統合で、提供出来る様になる予感があります。人間による Recommendation には、非常に価値があります。それを自動化された Agent とどう補完的に統合していくのか。このあたりにビジネスの可能性がある様に思っています。

Non-tech な人々が能動的に参加できる Blog は、Net 上の知の蓄積を急速に高める役割を果たすことになるのでしょう。Real Time の IM による、顧客サポートを行おうとしている ActiveBuddy 等 IM の仕組みとの融合も、Digital (Automation) / Analog (人手の介在)の Seamless な Agent Network 構築の為に必要なパーツではないかと考えています。

このあたりを研究テーマとしながら、端末側、ネットワーク側の Smart な融合とはナンなのか、具体事例を身近なところで集めて行きたいと思っています。Opinion の交換歓迎です。どしどしお願い致します。

南 一哉 / Neoteny

Posted by minami at 10 06, 2002 10:31 PM