10 09, 2002
Combat DigiQ

デジタルとアナログそれぞれの長所がが絶妙にバランスされた時、革新的な製品が生まれる、それは前回の本コラムでお伝えした World Club Champion Football でも実感できた。

ChoroQ tank mini photo.JPG

しかし、ゲーセンで5-6時間待ってプレーしたり、カード交換コミュニティに入るのはちょっと...という方は、秋の夜長をこんなデジアナな玩具で遊んでみるのも良いかもしれない。

9月19日に、コナミから発売された「コンバットデジQ」。その実力は、予想以上のものだった。(筆者注:これはあくまで、小学二年生の長男の誕生日に、PlayStation2 で遊ぶ時間を削減させる為に買い与えたものですので、念のため(笑)。

写真のタンクの横に写っているのは、単四電池。おもちゃの戦車の大きさは、名刺より一回り小さい程度の、まさにチョロQサイズ。その中に、赤外線コントローラーの受光部、充電可能なニッケル水素バッテリー、高性能な超小型モーターが入っているから驚きである。

左右のキャタピラーの回転を、TVゲームのゲームパッドの様なコントローラーで自在に操ることが出来、慣れるとちょっとした障害物をぬって走ったり、突起物を越えたりすることも可能になる。

そうした操作ができる赤外線超小型リモコンカー、であれば、超小型化技術に驚くだけなのだが、それだけに留まらないところがこの製品の面白さ。

2セット以上揃えると、赤外線で相手タンクへの砲撃が可能となるのである。約1M離れた所から(射角は10度以内。)、相手タンクを狙い撃ちする事が可能となる。ID付加で、同時に4台での交戦が可能となっている。砲撃を受けたタンクは、底部の赤い LED を点滅させながら高速で回転し、ダメージを受けたことをビジュアルに表現する。砲撃を受けると、しばらくの間回転して制御不能になり、非常に悔しい思いをすることになる。(我が家では当然、PS2 のサルゲッチュ2で日々コントロール技術を磨いている長男の腕前の方が上である。連戦連敗を避けるにはカゲレンが必要だが、なかなかその時間が Blog 書き込みのせいで持てない....)

クッションや LEGO ブロックなど、ちょっとした障害物を用意することで、お茶の間は一瞬で安全な赤外線の光の戦場と化する。ともかくアツくなること請け合い。お試し頂きたい。10分の充電で、10分ちょっと連続して遊ぶことが出来る。対戦用に2セット購入しても、1万円でおつりが来る。(でも玩具としては高いが....Lab の実験材料と考えると安い!?)

中国製の戦車は、職人芸の塗装で、小さいのに本格的なスケール・ミニチュアの仕上がり。そして、この玩具を支える重要な技術が、コナミ独自開発のマイクロ IR。省電力な赤外線とプログラマブルな 4Bit CPU の組み合わせで、超小型のリモコンカーを実現してしまった。

日本のデジタル技術の裾野の広さを、また見る思いがする。コナミのマイクロ IR はしかし戦車にとどまらず、水中で遊ぶこんなものも用意されている様だ。玩具といえど、あなどれない。

Tankset.JPG

Posted by minami at 10 09, 2002 11:46 PM