10 15, 2002
Kuma の、中野はB級グルメ・シティ~ラーメン編

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赤坂付近のグルメの話の前に、まずは Kuma が30年近く住み慣れた地元、東京は中野のグルメの話を。一軒一軒美味しい店を、写真を撮影して紹介しよう、と意気込んでいたが、Web には既にクリッカブル地図入りのこんな便利なページが。店のセレクションも妥当で、これを見れば中野の美味しい店はほぼわかるので、詳細な取材は省いて、Kuma's B-Gourmet 的な勝手な店評価コメントに終始することとしましょう。まずは、ラーメンの巻。

最近は全国のランキングがあると必ず1-3位に入る人気ラーメン店、青葉があるのは、JR中野駅北口を下車、駅を出ると、アーケードのサンモールの入口より右手にケンタッキー・フライドチキンが見えるので、その路地を入って行くと、北に向かう細い通りがあり、その通りの途上、左手になる。営業中は、あまりに多くの人が列を作って並んでいるので、すぐに場所はわかる。

<青葉のナゾ>

青葉も、もともとの開店時は、あまり流行っていない普通のラーメン屋だった。かくいう Kuma も、開店してすぐに試食したが、あまりインパクトがなく、しばらく自分のお気に入り店リストからは外していた。しかし、研究者肌のマスター(店にいっても、ビニール手袋をつけて、ラーメンを寡黙に作り続けている様子は、まさに研究者の様相。)がスープの研究を重ねに重ね、鶏ガラ/豚骨の肉系ベースのスープとかつおだし/昆布の魚介系スープを混ぜるタイミングを、お客に出す直前にしてから、かなり流行り出し(Kuma の地元の青葉フリークの眼科医の友人談)、現在は朝11時~夕方5時という短い営業時間の間に、常に30人くらいの長い行列が出来るラーメン屋に成長した。有名になってから、比較的列が空いている日に2度ほど試してみた。確かに、スープは鶏ガラと魚のダシが喧嘩せずにうまく共存していて、旨みがある。ただ、麺がいまひとつ好きになれないことと、行列してまで...という思いは残る。一度話の種に行くのは良いだろう。(Kuma 的には、同種のスープを、青葉のさらに北にあるしがないラーメン屋、彩華の若いラーメン職人が研究していて、まだあまり流行っていないが、時々行って応援している。うるさいのを承知でスープの味にカウンターから、コメントしてみたり。個人的なラーメン屋インキュベーター!?)

この店のおかげで中野のB級グルメも全国的に有名になったが、青葉以外にも、注目の店は多い。青葉のある南北に伸びた細い小道には、青葉が有名になる以前から多くのラーメン屋が並ぶ。


<イチオシの南湖

Kuma のイチオシは、奥州白河らあめん、南湖(なんこ)。中野駅からラーメン小道を北上すると、すぐ右手にある、木作りの外装。Jazz の BGM が流れ、ちゃんと空調されている室内は、長く並んでからオープンエアで食べねばならない青葉よりは大分落ち着くし、混み方もちょうど良いくらい。混みすぎず、空きすぎず、くらいがちょうど良い店だ。東京しょうゆラーメンに近いこの店のスープは、青葉ほどのインパクトはないが、その分、飽きが来ない。そして、是非賞味頂き度いのは、厚めで美味しいチャーシュー。チャーシュー麺は店のメニューに実はないが、頼むと、チャーシューの数に余裕があるときは、たまに作ってくれる。(手間隙かけてつくるチャーシューなので、一度に多くを作れない様だ。それが故に常連向けの丸秘メニューとなる。)じゅわっと肉汁の美味しさあふれるチャーシューを、ちょっと辛めのネギとともに頂く。至福の瞬間。これから寒くなると、ラーメンは実に美味しいですね。南湖はこの他にも、手作り餃子が美味しいので、これとキリンビールをセットで頼むと、更に幸せになることが出来ます。中野のサンプラザにコンサートなどでお出かけの際は、是非一度お試しを。

<老舗つけめんの店、大勝軒

おぎくぼラーメンの系譜から出発している、大勝軒。こちらはラーメン小道ではなく、南口、二つ並ぶ丸井のビルの先右手、中野通り沿いにある。同名の行列の出来る店、池袋店のオヤジが、この店で修行しているころに、偉大なつけめんは誕生した。Joiが関係した PSINet は Internet Starts Here, とうたっていたが、この店はまさに Tsukemen Starts Hereである。もともと細麺好きの Kuma だが、この店だけは太い麺の旨さに参っている。手作りの、太麺は、つけめんにするのにちょうど良いつるつるしこしことした食感がある。つけめんなので、スープはかなり濃い、カツオだししょうゆ味。山本益弘もグルメブームの時にここのスープは絶賛しているほど、深い味わいがあるスープ。最後はちゃんと、熱いスープをオーダーして、このスープを最後まで蕎麦湯の様にして味わって頂き度い。おすすめは、スペシャルつけめん。手作りのシナチク、細切のチャーシューが、これでもか、と入っている。お好みで味付け卵を加えるのも良いでしょう。注意点は、大盛りを頼むには相当な覚悟をして頂き度いこと。普通盛りでも大盛り位のサイズがあり、大盛りは、ラーメンの普通の器一杯に、(スープの無い状態で)麺がてんこもりになります。Kuma でも食べるのに一苦労するサイズです。この店はここで宣伝しなくとも充分有名ですが、是非行って頂きたい定番店です。ここに行かずして、中野のラーメンの歴史は語れない。最近は早稲田通り沿い、丸井本社ビル(ちなみにクレジットの丸井も、知る人ぞ知る、 Started in Nakano です。青井家具店という小さな家具屋が、クレジット販売の開始を契機に、今の大きなデパートチェーンに成長。丸井もまた、中野発のベンチャー企業だったのだ。創業時家具屋の頃には、あの手この手で客集めをして、当時数が少なかった街頭テレビを店内2階に設置、力道山の試合の時には人が集まりすぎて床が抜けたという本当かうそかわからない噂も有り。ともかく、昔から Marketing 上手な会社だった様です。)の前のつけそば栄楽も対抗馬として成長していますが、老舗を超えるのは大変でしょう。

<最後に>

この他にも、西川製麺の黄色いちぢれ麺をきちんと使ったサッポロラーメンの味七は、中野駅近くについ最近2号店を開店してこれも要チェックだし、家系ラーメンのおーくら家も、安定した人気になりつつある。最近は地方のラーメン屋が、東京の進出第一号店を中野に開く例もでてくるなど、中野のラーメン戦争の熱気は高まるばかり。

中野の B-Gourmet シリーズは、今後は餃子など、身近フード系の話題でいろいろ続けてみましょう。

地元シリーズとしては、この他に、まんだらけ(今やご存知の上場企業。オタク・スターツ・ヒヤ!?)、から始まったオタク店舗の発展のトレンドや、フジヤカメラに始まる中古店の歴史などいろいろありますので、お楽しみに。(って、お楽しみにしていただけるのは中央線沿線の近隣の方だけかもしれませんが....まあ、Blog は個人発信メディアなのでいいか。)

B 級グルメの話題は、皆さんそれぞれ色々こだわりがありますよね?DBL では、B-Gourmet の情報も随時募集中です。教えて頂いたら速攻で食べに行って評価レポートしますので、是非是非お知らせを。

Posted by minami at 10 15, 2002 12:15 AM