10 23, 2002
さるげっちゅ事件

sarugetyou small.JPG

目の中に入れても文字通り痛くない(って本当に思う。)可愛い幼稚園年少組の長女が、ちょっとした事件を起してしまった。サルゲッチュ2に毎日それこそサルの様にはまってしまい、3D酔いになってまでひたすら300匹のピポサル捕獲に燃えていた小学生のおにいちゃんの現在の宝物、サルゲッチュ2の PS2 Disk。虹色にアヤシイ光を放つその円盤を、お兄ちゃんの不在時に私もやろー、と冒険心でドキドキしながら取り出そうとした彼女には、その Disk がノッチ構造でしっかりと収納ケースに固定されていることに気付く余裕は無かった。Disk の中心部のボタンを押せば簡単に取り出せるのだが、むりやり箱から彼女の最大の力で引き出そうとした瞬間....事件は起きた。

デジタル記憶媒体のもろさを、またまたまざまざと見せつけられた。完全にヒビが入ったその Disk は、PS2 のプレーヤーに入れても、文字通りカラ回りを繰り返すばかり。「この Disk は読み取れません。xxx エラー」なんて親切なことも、家庭用ゲーム機は教えてくれず、ひたすらカラ回りするだけ。

娘は自分がしてしまったことの重大さに気づいて泣き、息子も学校から帰ってきて、さあ最後の十数匹をつかまえるか、と下校途上ずっと考えてきたのに、そのあまりにも無残な Disk の姿を見て号泣。我が家はしばし子供の泣き声につつまれパニック状態に陥った。(らしい。当方は不在なので後で家内から聞いたのだが。)

息子が泣いた原因、それは、壊れた Disk そのものに対する、玩具損傷という事実というよりはむしろ、彼が誕生日にこの PS2 人気ゲームをもらってから1ヶ月、一日に許された短いプレー時間の中で丹念に積み重ねてきたゲームの各ステージクリアの労苦、全て手に入れるのに苦労したガチャメカ(注:ピポザル捕獲のためのスペシャルメカ類。)のことを思って泣いたのだった。

ともかくこの状況をなんとかせねばならない。新宿からの携帯電話で状況を聞いた Kuma は、はっとひらめいた。「ヲヲ、さくらやのポイントが今ごっそり入ったではないか.....」

Clie 衝動買いで得たポイントを、すばやくサルゲッチュ2の Disk に交換。それを持って家に帰ると、半べその娘、息子は狂喜して父親を迎え入れた。勿論家内もほっとした表情。

さらに重要だったのは、メモリーカードに蓄積した、息子のステージクリア記録が、新しい Disk に対しても有効だったこと。息子の1ヶ月の労苦(?)は、無事新しいサルゲッチュ2でも回復された。(シリアル番号の様なもの、そもそもこうしたゲームの Disk には無いってことでしょか。)息子の300匹捕獲完全達成の野望は、これであと数日で完結することとあいなった。

かくして Kuma Family のサルゲッチュパニックは数時間で解決を見た。Clie を買ったのは、やはり正解だった...(と、衝動買いを正当化するための補足記事でした。)

Posted by minami at 10 23, 2002 08:15 AM | TrackBack
Comments

うーむ。ええはなしですねえ。小さい子にはどんなに衝撃的だったことか・・・。それにもまして、パパの愛情溢れる迅速な対応に愛を感じますね。ジャイアンツ愛、ならぬデジクマ愛ですねえ。

Posted by: shigetaro on 2002年10月23日 10:21

普通、メモリカードのデータにプロテクトがかかっていることはありません。友達のところに自分のメモリカードを持って行って、自分のデータで遊べます。自慢したり、逆にどうしても解けないところをクリアしてもらったり。
別のメモリカードにコピー(バックアップ)もできます。

ただしDNASを使っているオンライン・ゲームだと無理かも。。試したことないので分からんです。

http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/011211c.pdf

Posted by: Masashi Takemoto on 2002年10月23日 17:46

おおっとタケちゃんではないですか。ゲーム・セミプロなコメントどーもです。そうか、PS2 も、オンライン化の流れの中で Digital Rights Management System、ちゃんと考えているのですね。PS2 本体とディスクの固有 ID を参照して認証か。ふむふむ。

PS2 のオンラインゲーム、そのうちに Digital Bear Lab. でも試さないといけないですね。Blog も、PS2+Keyboard で出来るシステムがあると、ユーザーの裾野は広がるなあ....(娯楽色をさらに強めないといけないでしょうが。)

全然関係無い話題で恐縮ですが、マホロバ・マインズ、256億円の有利子負債を抱えて、70億円で事業譲渡されてしまいました....家族向けの低価格施設にして再建らしいです。(本日の日経15面御参照。小さい記事ですが偶然発見。)

ということでそのうち、三浦海岸のリターンマッチ、しましょう。(もちろん飲みですよ~。空手はだめぽ。って関係者でないとわからない話題で恐縮。)

Posted by: minami on 2002年10月23日 18:46

Shigetaro さん、子供はかわいいですよ~。でも、親の行動は、見ていない様でかなり見ている様で、将来は Gadgeteer な息子、娘に育ってしまいそうで、今から心配です。ゲームへの没頭の仕方・集中力もハンパでは無い...末恐ろしい、というか、楽しみ。

Digital Bear Love もとい、Lab. 南

Posted by: minami on 2002年10月23日 20:49

minamiさん、Clie買ったのですね。実はそこが一番気になりました。(笑)

私もドラクエ3でレベルをとことん上げたのち、弟の友達のジーコに貸したところ、まんまとその記憶を消されて、怒りに任せて、たしかジーコの首をしめてやりました。(笑)

Posted by: wyuki on 2002年10月26日 16:41

お、ユキちゃんもゲーマーだったのか。みんな結構入れ込んでますねえ。集中し易い僕は、ゲームまではまりこんでしまうと寝る時間が本当になくなってしまうので、最近は息子の上達ぶりを後ろから娘と眺める派になっています。それにしても最近のゲームは芸が細かい。サルを捕獲するガチャメカの中にリモコンの様に操れる車があって、その寿司バージョンがあったり(これはゲームを見ないとなんのこっちゃかわかりませんよね。)、捕獲したサル300匹全てにプロファイル設定が細かくあったり。その芸の細かいところをすべて遊びきっている小学2年生は、将来どんな大人になるか楽しみではあります。

クリエのレポートは、さらに使い込んでから追加するつもり。PDA はソニーがお弁当箱ほどもある PalmTop という、とても手のひらには載らないが手書き認識技術が当時は画期的だった端末を利用して以来かなり色々と使いこんでいますが、機能の凝縮度合い、インターフェースのこなれ方、すべての点でこの新 Clie はすばらしいですね。

Posted by: minami on 2002年10月26日 23:38
Post a comment
Name:


Email Address:


URL:


Comments:


Remember info?