2 28, 2003
広尾、カフェ・デ・プレな朝

Cafe des pres.jpg朝 Meeting を広尾ですることになって、駅の近くの喫茶店を探す。アンナミラーズだったら赤坂にもあるしなあ、ということで目に止まったのが、カフェ・デ・プレ。9時半の開店前から乗り込んで(というか、まだ開いてませんが座って待っていてもいいですよ、という優しいお言葉に甘え、打ち合わせつつ中で待たせてもらう事に。)おおー、広尾のカフェはネット接続も充実してるな、と横目で見ながら、当方の腰のサイズにはきつすぎるお洒落な籐の椅子にぎゅうっと着席。コーヒーを頼んでビジネス・ミーティングに突入。

打ち合わせに没入して、はっと気付くと、いつのまにやら周りには広尾近辺在住とおぼしきマダム達が着席し始めた。うーん、上品な方々が多い。さすが広尾。でも、それだけでは無かった。訪れたマダムの5割以上が、ワンちゃん(小型犬多し。)同伴。おおお!?

おお?ここは広尾周辺の犬愛好家マダム達の朝コミュニティ・プレースだったのか?ということで早速店員さんにインタビュー。

「そうなんですよー。犬を連れて来れるカフェはいろいろなところにありますが、窓際の席だけ、とか、外の席だけ、とかが多くて、店内の席どこでも犬同伴で OK! なカフェはウチくらいかもしれないですね~。実はウチの店でも犬飼っているんですよ。」との明朗な御説明。そういえば、前回ここを通った時に、関根勤さんが愛犬と、店の前で写真撮影を受けていたっけ。今ごろになってその理由がわかった。

なるほどー、と感心しながら次の打ち合わせ場所に向かった次第。

朝食セットはフランスパンとコーヒーのシンプルな組み合わせ。フランスパンがサクサクで美味しい。犬好き+フランスパン好きの方はお試しを。

Posted by minami at 05:45 PM
Blogger + Google FAQ

Blogger Watch を続けてきたので、CNET の記事を読んだあとは、Blogger 自身が出しているこの Google の買収に関係して寄せられた質問への FAQ もどうぞ。

We've been working on a new version of Blogger for some time now that will be coming out soon.

というところと、

Q: Does this mean my blog will rank higher in Google search results?
A: Nope. It does mean your blog might be stored physically closer to Google but that's about it.

は注目かな。(でも本当にそれだけ???)

Blogger 社員全員の写真も下方に。写真の上にある社員の名前と Blog へのリンクで、Rudy さんだけリンクがないなあ。Blogger 社員なのに Blog 書いてない(か公開してないだけ、か。)というのも御愛嬌。

Posted by minami at 04:41 PM
2 27, 2003
ハゲからマゲへ from JBA

この JBA 紹介のネタには久しぶりに参りました。完敗。静かなオフィスの中などでこれを読む方は、相当覚悟してください。笑いこらえるの、大変です。こういう面白いネタを紹介している Blog も知らなかった。さすが mpm さん、いろいろな Blog 見てますね~。

Posted by minami at 10:59 AM
2 26, 2003
Voice と Moblog

さて、CNET Japan でも取り上げられている、オーディオ Moblogのビジネスの可能性を、考えてみよう。

この記事でも指摘されている通り、ノイズ対策も重要だが、もう一つ大切なのは
Voice to text の変換機能をどこまで高められるか、にもある様な気がしている。音声で聴く Blog も語り手の感情の起伏が声で伝わり、携帯電話からでも手軽に Entry が出来て良いのだが、自分の素の声を直接 Blog に Upload することにプライバシー上抵抗がある人も多いと思われる。音声だと、テキストと比較して情報を聴く側にとっても、情報を理解する実時間をそれなりに食われることになり、非効率でもあるかもしれない。ビデオの早送りの様に、音声メッセージをある程度短時間で聴くことが出来る技術は使えるにしても、読むスピードにはかなわないはず。

学習無しでは完璧な認識はまだ難しく、実用アプリケーションがまだまだ少ない音声認識技術だが、Moblog での利用は実需があるはず。最近 Moblog 頻度を上げたので、歩きながら短文テキスト入力を携帯電話から行う機会が多くなったが、さすがに安全上の問題がある。音声認識のテキスト変換機能は、歩きながら Moblogger としては、是非欲しい。

RICOH の最新カメラでは、 PC ソフト側で搭載された、音声認識機能との連携で、撮影した写真の内容を音声→テキストに変換して保存することが可能となっている。これと同じく、携帯端末側へ認識の機能を入れる必要は無く、テキスト認識や雑音の除去はネットワークの Server 側で行えば良い。このあたりの Tool が揃うと、Moblog はさらにマスへの普及を狙えることになる。Moblog + 音声→テキスト変換アノテーション。この機能が揃うと、Moblog はさらに面白くなる。

Posted by minami at 11:24 AM
2 25, 2003
Google の前にて

Blogger の面々が、Google の前で、こんなリアクション。Blogger の Business Development 担当、Jason の Blog から。やるねえ。

Posted by minami at 10:15 PM
Evan は書いていた

Blogger の CEO Evan の Blog は、EVEHEAD の Page がこの様になって、Google で落ち着くまでしばらくお休みなのだろうな、と思っていたら、Previous postings のリンクの先で、書きつづけていたではないか!

Blog は一度書き始めると止まらない(止められない?)ということですね、やっぱり。

Posted by minami at 06:56 PM
米国市場で、CyberShot DSC-V1 発表

この新しい5百万画素、4倍ズーム CyberShot DSC-V1 も、日本ですぐに出るのでしょうねぇ...なかなか Cool なデザイン。これもやはり、Gizmodo からのネタ。

Posted by minami at 04:59 PM
Samsung Matrix Phone

matrix phone.jpgああー、Gadget 好きとして外してはいけなかったこんな News が、2月10日にはネットに上がっていたのですね。もう見た方も多いかもしれませんが、Samsung - Warner Bros. のコラボレーションによる Matrix Phone。ボタンを押すだけでモーターでスピーカー部分がするすると上昇、液晶窓が開く仕組みらしい。うーん、サイバー。米国の Gadget Blog の Gizmodo、もっとちゃんと見なきゃだな。

6月7日からの Matrix Reloaded の公開も、楽しみ...

Posted by minami at 12:46 PM
2 22, 2003
西落合の隠れ家そば処 遊(ゆう)

私の飲食の嗜好に、10年以上に亘り強い影響を及ぼし続けて来たグルメ・ナビゲーターの M 氏に連れられて、西落合の蕎麦屋を訪れた。先天的と思われる方向感覚欠乏症の M 氏(一緒に10回以上は訪れた行き着けの神田の焼鳥屋に、一人ではたどり着けなかったりする位、重症。)だが、今回は珍しく(?)的確にタクシーで道案内をしてくれて、JR中野駅から中野通りを北上すること約10分で無事到着。赤坂の隠れ家焼鳥屋、まいかに通ずるところのある、哲学堂公園からほど近い、西落合の閑静な住宅街の一角の、木造二階建ての古い民家。ライトアップされた庭を眺めながら、おいしい手打ちそばとお酒、週末のリラックスした会話を楽しむ。都会の隠れ家そば処、

純日本風の木造建築の家屋の中に、小さな部屋が二つ。大きな部屋がひとつ。小さい部屋では、こたつも用意されている。初めて訪れたのに、郷愁を感じる、木の優しさあふれるレトロ空間

メニューは自然食志向のものが多い。じゃこ天焼きと、たまご焼きが特におすすめだが、それを食べる為に使う醤油がまた美味。薄塩で、やさしい味。後味がほんのり甘い醤油というのは、初めて体験した。醤油は店の入口で販売もしていたが、買って来なかったことを後悔したくらい美味しいものだった。

仕上げのもりそばは、製麺教室まで開いているマスターの手のかかったもの。細くてコシのある田舎風そば。静かなゆったり出来る空間でのそば三昧。

狭い店で人気が出てしまって、お店の情報は HP に掲載されていないが、麺工房 遊 のコンタクトと地図が、実はお店そのもの。営業は午後6時~10時のみ。日曜・月曜・祝祭日はお休みなので御注意を。大江戸線の、落合南長崎駅から、徒歩8分。テーブル数が少ないので、予約する方が安全。

Posted by minami at 10:01 PM
2 21, 2003
Apple Store Ginza

おお!? Apple 直営店が、銀座の松屋の近くのビルに今秋オープンとのニュース

オープン時は日本の熱狂的なマック・ファンで一杯になること必至!?

Posted by minami at 06:08 PM
3839 歩、154 kcal

Walking style.jpgこの Entry Title は、今朝家を出てから、オフィスに付くまで歩いた歩数と、消費したカロリー。JR 四谷駅から赤坂のオフィス迄歩いたので、もう少しカロリー使ったかな、と思いきや、この程度。So:an で知って早速入手した、ネットに繋げるオムロンの新しい歩数計(最近は万歩計、とは古臭いから言わないらしい。)、Walking Style HJ-700IT、を使い始めてから、前より Health Conscious になってきた。

一日歩いた歩数、歩行距離、消費カロリーが、7日分を記憶可能なメモリーに保存され、USB 接続で、オムロンが用意した Walking Style Diary という PC ソフト、そして対応する Web Page にそのデータを転送し記録して行くことが出来る、というシンプルな仕組み。

Wearable Computer としては、歩数や時間しか計測していない単純なものではあるが、これを Walking Community の一員として Web Site Walking Style の中で眺め始めると、俄然面白くなってくる。

消費したカロリーを、食べ物に置き換えるイベント(現在のイベントはカツどんへの換算。)への参加とか、他の参加者との歩数比較を始めると、「むむう、これは負けられぬ、もっとたくさん歩かねば。」と思い立って、いままでよりも1駅早く降りて歩いてしまったりする。もともと歩くのは好きで、赤坂から新宿まで平気で歩く事もある自分だが(これはどうやら祖父の遺伝もあるらしい。祖父は東京から鎌倉まで平気で歩く人だった。)、この歩数計利用開始後は、横に別に競争相手が歩いている訳でも無いが、不思議と速足になったりするのは Net 効果と言えるだろう。

ちょいと残念なところもある。「今日は30分は歩いたから「しっかり歩数」もそれなりに行ったはずだ~」、と表示を見てみても、カウンターが「0」でがっかりする事もある点。10分以上の連続歩行を行うと、有酸素運動になり体脂肪も燃焼する、ということで、ちゃんと運動した証となるこの歩数を「しっかり歩数」と定義して、普通の歩数と別にカウントしてくれる機能があるのだが、都会の歩行ではこれが効かないケースが多い。歩行者信号のところで止まってしまうと、連続歩行とみなされなくなって、しっかり歩数のカウント開始が振り出しに戻ってしまう様なのだ。このあたりを次回製品では、都会・郊外歩行切り替えスイッチなどを用意して、オムロンにも対応して欲しいと思う。毎日公園の中を歩いているならともかく、都会 Walker はやむを得ず止まったりしなければならない。ジョギング最中なら信号待ちでも足踏みを続けられるが、普通の格好でカバンを背負って、信号待ちで足踏みしているのは相当に格好悪い。(体験者談。)

ただ漫然と TV や PC の前でネットゲームをやっているよりは、健康的な Virtual Gameなので、最近ちょっと太ってしまったが運動やる時間もあまりないしなあ、という方はお試しを。万歩計、というと、腰につけるちょいとカッコ悪いイメージがあったものだが、21世紀の歩数計はスタイリッシュで、カバンや上着のポケットに入れるだけでもちゃんと機能し、ネットにつながる健康管理パートナーだった。

Posted by minami at 11:21 AM
New Note PC for mobile bloggers

Toshiba の dynabook C7 に、とりあえずは満足していたが、NEC から Lavie J が出た事をSo:an の Blog で知った。Sony や東芝、Apple などの NotePC はかなり集中して比較検討していた中、NEC の Note PC は最近良く見ていなかっただけに、「ああー、こんなのもあったのか。」感が広がった。

スペック的には CPU や Bluetooth 対応などでは勝る dynabook C7 MEW だが、それ以外はいろいろ負けている。外に連れ出す、となるとやはり dynabook の2キロの重量はこたえるので、外出時に Note PC を持ち歩きたい、でもスペックには妥協したくない、プリインストールのソフトはそれなりに欲しい、という Mobie Blogger には非常に魅力的な選択肢になりそうだ。

Posted by minami at 10:48 AM
2 17, 2003
Evan、Google からの買収を語る

google mark.gifPyra の Evan が、Google からの買収について、現在の心境を語った。

3人の Jason (Evan を含め6人しか従業員が居ない Pyra Labs だが、うち、Jason という First name が3人いる。)らとともに、彼は600人以上の大会社となった Silicon Valley Mountain View に本社のある、Google への車通勤を始めるという。その為の車も3年ぶりに買った、という事だ。

Evan 自身が自己分析している通り、彼のこれまでの性格・行動パターンは「fiercely independent」だった。その彼が、Google とともに歩む決意をした背景には、Google の Member が持っている「incredible brains」に魅かれたところが大きいのだという。

Blogger の既存ユーザーには、「It's going to mean great things, I believe」という事になるらしいので、具体的な新しいサービス内容が発表される日に注目しよう。

Union Square からほど近い Market Street の一角の、古いビルの狭い部屋の中で、たった一つの大きなテーブルに NoteBook PC を並べて少人数で働きながら、100万人もの Blogger を育ててきた Pyra Labs が、今後さらなる飛躍を遂げるかどうか。

それは、Evan と Pyra 従業員が持つ、バブル崩壊後の、大企業や大資本に頼らずに低コスト体質を徹底し成長してきた起業家精神が、Google という成長カーブを駆け上った、また別種のベンチャー環境とどういうポジティブな化学反応を起こせるか、そこにかかってくるのだろう。

Posted by minami at 04:39 PM
Pyra Labs Evan が Dan の Google 買収ニュースを見た瞬間

Evan of Pyra at San Francisco Coffee Shop.jpgPyra CEO の Evan が、Dan の Blog を見たのは、Event 出演の最中だった。当事者が故に、まだ多くを語れず、といったところか。

EVHEAD: It was the coolest culmination and synchronicity, wirelessness, and instantaneous publishing.

Posted by minami at 08:26 AM
2 16, 2003
Google - Blogger

blogger logo.gifJoi や dh さんのところでも取り上げられている通り、Google が Blogger を開発・運営する Pya Labs (本社サンフランシスコ市内、Market Street 沿いのビルの一角。)を買収するニュースは、San Jose Mercury News (SJM) の Dan Gillmor 氏の Blog で SJM 紙上に掲載される前に報じられた。

Gooble / Pyra がオフィシャル・プレスリリースを行う前に、そして新聞紙上で皆が知る前に、SJM Tech Writer の Blog から大きなニュースが報じられる。Blog が既存マスコミに対する並行メディアとしての威力を発揮して行く中での象徴的な出来事のひとつ、と言えるだろう。

Google が、Blogger をどう活用するのか。まだそのオフィシャル・リリースはされていないが、勝手な推測は出来る。リンクの重みを測るページランクにより、重要な Web ページを重み付けしてきた Google にとって、Blog がもたらす人間による動的リンク生成のプロセス・結果は非常に重いことを、早期から理解していたのだろう。

Blogging Ecosystem のリンクの多い Blog のランキング(左側の被リンク・ページ・ランキングで、MovableType がトップになっている。これは New Zealand で作成されているページ。)や、BlogdexBlogrolling などが Blog コミュニティで存在感を増してきたこともあり、現在最も Subscriber が多い Blogger (Pyra Labs) を買収し、Google ブランドの下で、人気 Web へのリンクを多くの人間が生成してくれる仕組みを手に入れたいということではないか。

Web Log = Blog とは、もともと人間の英知によって良い Web Page を紹介し合うという、信頼性が高く、良質な Web リンクをリアルタイムに、大量に生成する事が可能となる Screening / Agent の仕組みでもある。皆が非営利に行っているその作業を、Google は Commercial に利用しようとしている、ということなのだろう。

それにしても、大手 Portal の Yahoo や AOL、MSN ではなく、Google と手を組むことを決意したところも、Pyra Labs CEO の Evan らしい気もする。普通の大手 Portal からの買収申し込みだったら、彼は果たして応じただろうか。そうだとしたら、こういう買収劇は起こらなかった気がする。
(ちなみに2月16日午後7時現在、いつもはサクサクつながる Evan の Blog はとてもつながりにくくなっている。このニュースが Dan の Blog から世界を駆け巡り始めた、ということなのだろう。)

Posted by minami at 06:44 PM
CLIE NZ90 で MovableType Entry

この前の Entry で、PDA の存在が、NotePC の小型化と携帯電話の高性能化に挟まれて危うくなる、と指摘した。さて、では PDA は短期的にはどういう道筋を進むのか。そのひとつの方向性を示すのが、Sony から昨日発売された、CLIE PEG-NZ90。200MHz の PalmOS5 CLIE に、200万画素の CyberShot U20 のカメラ・モジュールが装着され、さらに Bluetooth 通信機能、Felica (JR の Suica カード)の読み取り機能、TV への JPEG 画像出力機能付きクレードルが付加された。PowerPoint を含む MS Office ファイルや PDF ファイルを Viewing 出来るアプリケーションも付属している。詳しい評価 Report は、当方が Waag (バック・CNET Japan) に投稿した、こちらを御参照。

NZ90 の進化を見ていると、PDA は携帯電話には早期導入が難しい高画素 CCD カメラの装着、よりクリアな液晶画面の追及、Web Browsing 機能の充実などで、自分の地位を確保しようとしている様に見える。


前の機種、NX-70V の Browser NetFront からはうまく出来なかった MovableType Entry 画面表示にも、細かな改善がされたのか、Zaurus SL-C700 同様可能となった。ただ、SL-C 700 では可能だった、MovableType の File Upload 画面への移行が、NZ-90 ではうまくいかず、とりあえずは Text 入力で多用することになるだろう。

同じ NetFront Browser でも、Browsing の機能は Linux Zaurus SL-C700 に負けるが、PIM や Mailer の使い勝手はむしろ NZ-90 に軍配が上がる。いずれにせよ、MovableType に対応する Moblog 入力デバイスの種類が増えるのは良いことだ。

Posted by minami at 06:03 PM
2 14, 2003
米モトローラ Linux / Java の複合機能ケータイ

Motorola A760.jpgCNET Japan の記事から。これまで Nokia や日本の携帯電話メーカーなどと比べるとやや静かな印象があった米 Motorola だが、この A760 のスペックはなかなかすごい。

デジカメ、MP3 Player、PIM 機能あたりは Sharp の J Phone 全部入り端末にもある機能なので驚かないが、さらにはカラーのタッチ・スクリーンの液晶(意外にも携帯電話では殆どこれまでタッチ・スクリーン対応なかったですね。こりゃ便利かも。)、モトローラお家芸のスピーカーフォン、Bluetooth の機能まで。

さらに近い将来、Fastap Keyboard の様な、インプットがラクな Keyboard も導入されたりすると、携帯電話端末の文字入力環境は格段に改善されそうな予感。

Linux は、MontaVista の Linux か。組込み Linux はやはり MontaVista、強い。

今年第三4半期に、アジア地域で出荷、とのこと。日本市場でも使える様になるといいなあ。

とどまるところを知らない携帯電話の高機能化、そして高性能 NotePC の小型化で、一番ワリを食うのは PDA 専用機、か。心なしか、最近新宿のカメラ店では、PDA 売場面積が減少傾向。両側から攻められると、PDA もつらい、か。

Posted by minami at 04:31 PM
2 13, 2003
JTPA (Japanese Technology Professionals Association)

Chika さんの Blog で紹介されている通り、JTPA の定例イベントが、今月25日午後6時から、Palo Alto の Ming's (Silicon Valley では人気の中華料理屋ですね。昼食時の飲茶も美味。)で開催。Bay Area 在住の方、その時期に出張で訪れる機会がある方は、登録・参加されては如何。

JTPA (Japanese Technology Professionals Association) は、Silicon Valley 在住の、起業支援経験、テクノロジー・ビジネス立ち上げ経験豊富な日本人有志により結成された NPO。Silicon Valley での技術系ビジネスに従事する日本人への様々な支援を行っている。

前の会社の同僚だった Chika さん大澤さんが、JTPA の活動を盛り上げる中核メンバーとなって、「シリコンバレーを中心とした日本人のネットワークの構築」と「日本の技術系人材に対する啓蒙活動」を推進中。

今回のセミナーの様なイベント主催以外にも、Web 上では Silicon Valley で働く日本人へのインタビュー記事も掲載され、近い将来シリコンバレーで起業したい、働きたいという日本在住の方にも有益な情報を多数掲載しているので、興味のある人は是非 JTPA サイトを御覧あれ。

Posted by minami at 01:00 PM
2 12, 2003
音楽著作権をめぐる攻防、レーベルゲートは受け容れられるのか

Label Gate.bmp音楽著作権管理については、時間と裁判費用をかけて守勢に回る大手音楽レーベル・流通側と、より自由なデジタル音楽の使い勝手を求めるユーザー並びにその動きをサポートするファイルシェアリング・サービス側との激しい攻防が、90年代後半から繰り広げられてきた。その長い戦いの間に、ネットバブルが崩壊し、疲弊した IT 業界は多くの負の影響も、長期に及んだ著作権論争から受けざるを得なかった。まず、昨年末から今年初めにかけて、内外で起きた関連する出来事を、振り返ってみよう。そして、その戦いの果てに日本市場に導入され始めた、ソニー主導の「レーベルゲート」方式に基づくサービスを、ユーザー視点から検証してみる。

米国では、P2P のファイルシェアサービスを提供して最大手になったナップスターが、昨年11月末、 EasyCD Creator や Toaster など CD/DVD 書き込み製品ソフトで有名な Roxio 社に全資産を売却。日本では、P2P ファイル交換サービスがメジャーになる前に、八王子のソフト会社MMO 社が提供するファイルローグに停止命令が昨年出たあと、損害賠償の裁判で、東京地方裁判所は今年1月末、著作権の侵害にあたる、という中間判決を下した。これを受けて、訴えていた日本レコード協会は、それみたか、と言わんばかりの勝ち誇る様なプレスリリースを行っている。

ナップスター裁判が長期化したことで、著作権管理技術開発のベンチャー企業も少なからぬ影響を受けた。SDMI を提唱し、強固な著作権管理技術を開発、多くの関連特許を取得し、業界をリードする立場にあったはずのシリコンバレーのソフト開発会社、InterTrust 社は、マイクロソフトに対して特許関連の裁判を仕掛けたあと、ソニーとフィリップスに買収された。同社の資産を元に算出された買収価格は 4億5千3百万米ドル。売上は大きくなかったが、これだけの Valuation で買収されたInterTrust 社の最大の価値は、同社が保有する、著作権管理技術関連を網羅する豊富な特許群にあった。1990年の創業以来、同社は DRM (Digital Rights Management) 技術に関する多くの特許を申請、取得してきた。同社を米 NASDAQ 上場へ導いたのも、この特許の存在が大きい。DRM 特許最大手の InterTrust をソニー・フィリップスグループが買収したことによる、今後の DRM ビジネス市場全体に与える影響は極めて大きいものと考えている。

特にソニーは、こうした特許を手に入れたことなども背景に、同社の複数のハード、ソフト技術を組みあわせた音楽ソフト流通方式、レーベルゲートを展開、専用プレイヤー、NetMD などでの対応に続き、音楽 CD 用のコピー・コントロールにもこれを利用し始めた。

日本の大手レコード会社各社も、ネットでの楽曲販売や、音楽 CD の著作権管理技術としてレーベルゲート採用を表明、音楽 CD 販売の落ち込みもあって、各社の足並みがこの方式に揃いつつある。レーベル各社の様々な思惑で水面下の戦いが繰り広げられてきたが、音楽業界もまた、背水の陣となってきている証左だろう。

そこでやっと本題に入るのだが、レーベルゲートの実力を試してみることにした。まずは、最近発売され始めたレーベルゲート対応 CD の中で、中島美嘉の「愛してる」を実際に購入、使い勝手を見ることに。ともかく、試してみないことには、その価値はわからない、ということで、CD 購入。もっぱらレンタル CD 屋で最新のヒット CD を借りては PC で Ripping、MP3 に落とす、という形で著作権料の一部はちゃんと支払ってきたつもりの自分だが、そういえば音楽 CD を借りるのでは無く「買った」のは久しぶりだ。

しかし、レーベルゲートを試さざるを得ない理由もあった。ヒットチャートに並ぶ人気音楽 CD を選ぶ時にはいつも、CCCD (コピーコントロール CD)かどうかを入念に調べて、MP3 に Rip できない CCCD は避けてきたのだが、最近はかなりの部分が CCCD になってしまい、好きな音楽を Digital に落とせない、携帯 MP3 Player で聞くことが出来ない状況になってしまっていたのだ。これまでの CCCD は全く PC のハードディスクに Rip 出来ない厳しいプロテクションだったが、レーベルゲートは、最初の一回だけは ATRAC だが Ripping 出来、さらに OpenMG 対応の Player ソフトに転送が出来るという。なんだか手順の説明を読んだだけで面倒そうだが、とりあえず Rip 出来るというのは試す価値があるかな、という軽い気持ちでやってみた。

買ってきた CD を PC に入れると、まずは MAGIQLIP というレーベルゲート対応ダウンローダー兼音楽プレイヤー(試聴にも使える。)をインストールする様に促される。それを行うと、次は、CD からの ATRAC 音楽ファイルの引き出し。この間の動作は比較的速いが、段取りがいろいろあるので、軽快、とも言えない。

ちなみに MAGIQLIP は、マックには対応していない。対応ユーザーは現状 Windows 環境に制限されている。QuickTime を必須とするソフトの割には、初期の対応環境にマックが無いのは、マックユーザーとしては不満なところだろう。

MAGIQLIP プレイヤーはシンプルなインターフェースと機能で、楽曲を Windows Media Player や MusicMatch の様に様々な項目単位で View したり保存したりすることは出来ない。多くのユーザーは MAGIQLIP を試聴目的やダウンロード、携帯音楽プレーヤーで聴くための OpenMG への転送の為に使うことになるのだろう。

しばらく使って見ての、レーベルゲート方式のメリットとデメリットを整理すると、

<メリット>
・レーベルゲートを使ってのサービスには、アルバムジャケット写真や歌詞情報も含まれていて、良い。
・レーベルゲート方式の本来のメリットは、CD のコピーコントロールに利用する今回のケースよりも、ネットから直接の、1曲単位のダウンロード購入が可能となる点により感じられた。楽曲1曲で消費税込み210円と、以前と比較すると単価も下がって気軽に購入できるので、CD 単位で、無駄な曲に1000円~3000円近くを払わずに済む点は良い。(1曲100円~150円に下がると、さらに人気が出るのではないかと思われる。)
・オンライン購入時の入力項目は、最少で済む。一曲だけでも、クレジットカードで買えるマイクロペイメント対応。会員登録などは、一切必要無しでアドホックに買える。
・異なるレーベルの楽曲でも、レーベルゲートが共通インフラとして利用されるので、まとめて買物かごに入れて、まとめて複数の楽曲を購入する事が出来る。レーベルごとの支払い精算とはならないのは面倒で無くて良い。
・レンタルショップに足を運ばすに済む。

<デメリット>
・MP3 で Rip する事と比較すると、多くの煩雑な手順を踏まないと携帯端末に楽曲を導入できない。チェックイン・チェックアウトという面倒な楽曲のコピー管理の手続きを踏むことになる。(PC から、ATRAC ファイルの一曲あたり3回まで携帯音楽端末にコピー可能。)
・OpenMG 対応の端末や PDA の数がまだソニー製品やシャープ製品など、一部製品に限られる。(MAGIQLIP のプレイヤーを PC 上で試すだけなら、Windows PC があれば OK ではあるが。)
・人気のポピュラー・ソングのレーベルゲート方式を通じた販売は増えてはいるが、全体の新しい楽曲数から見るとまだごく一部。
・対応するメモリー・カードも、OpenMG 対応のメモリースティック、しか今のところは使えない。

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以上から、僕個人としては、レーベルゲートの可能性として、CD のコピーコントロールに採用された事実よりも、MAGIQLIP のインターフェースから接続して使ってみた、オンラインの楽曲販売の価格低下と利便性に興味を覚えた。

ソニー製品の Value Chain にはまっていて、OpenMG 対応携帯音楽プレーヤーか CLIE + 白メモリースティックを保有する、レンタルレコード屋でのコピーコントロール製品の増加に頭を悩ませていた人には、試してみる意味のあるサービスになりつつあるとは言えるだろう。

PC の機種変更や OS をアップグレードした際のバックアップ、レストアのツールも開発・配布しているなど、かなり考えて作られた Closed DRM System ではある。

しかし、それ以外の、MP3 の手軽さに慣れてしまった一般ユーザーにとっては、まだまだ対応製品の狭さなどから問題も多い。マスへの認知、普及には2-3年かかるのではないか。InterTrust 特許をタテに、ソニー、フィリップスグループが、音楽 CD を普及させた時の様に競合他社にもレーベルゲート技術採用をまず日本市場で迫り、その実績をもとに欧米市場に展開する、そんなビジネス・シナリオになるのだろうか。

いずれにせよ、P2P ソフト後進で、ブロードバンドの高速・常時接続環境が700万人以上に使われる様になった日本市場から、この DRM 音楽販売ビジネスは本腰が入ってくる予感がある。その事業戦略をどう評価するか、本当にこのレーベルゲートから楽曲を買うメリットを見出せるのかは、個々のユーザーの判断になる。

ただ、個人的希望としては、そこまでやるなら、一曲の価格を210円で統一する市場価格コントロールはもうやめにしてもらいたい。楽曲の流通をきちんとコントロールできる DRM システムを使うのだから、楽曲それぞれに応じた価格がつけられる柔軟な市場も、大手レーベルの努力で形成するべきだ。ネットというリアルタイムな流通ルートを通じて楽曲を購買するメリットが高まり、DRM の面倒さがありながらもそれを通じて楽曲にきちんと対価を払うユーザーを増やしたいなら、それ相応の新しいビジネス・モデルも一生懸命考えて欲しいものである。きちんとした仕組みとすばらしい音楽には、対価を払う用意のある音楽愛好家だって、多いはずだ。

Posted by minami at 12:20 AM
2 09, 2003
INTERNET MAGAZINE 復刻版

internet magazine 1994.jpg
Aga-Ye の Blog で知ったのだが、iNTERNET magazine が、新創刊、ということだ。1994年10月の、iNTERNET magazine 創刊号が、今回の新創刊を記念して、PDF 化され復刻提供されている。1994年のインターネットの現実を、もう一度週末に振り返って、今の環境で行うべきことを考えてみよう。

WIRED の日本語版が廃刊になったあと、電子メディアでは無い紙媒体で、その空白を本当に埋めることが出来ている雑誌を、自分個人としてはまだ見出していないのだが、iNTERNET magazine にはいろいろな意味で継続して頑張って頂き度い。

Internet がビジネスとして認知され始めた90年代半ば、iNTERNET magazine の付録としてついてきた、日本の個々の ISP の力を示すネットワーク全体の俯瞰図は、急速に、複雑に拡大していった。そして今、高速・常時 Internet Access を行えるユーザー数の日本での総数が昨年末で700万を超える環境となり、Internet はマス媒体となった。ここまで来るのに、iNTERNET magazine 創刊から、10年弱の歳月を要した訳だ。

Bit Rich な情報が安価に、リアルタイムにマス・ユーザーに届けられる様になる中でも、落ち着いて読める紙媒体が獲得出来るビジネス領域はあるはず。右から左に流れて行って、すぐに忘れられてしまう News や新製品情報などは Net 媒体や週アスに任せて、iNTERNET magazine には引き続き普通の日本のユーザーが気付きにくい様な Edge な海外の技術情報やネット・カルチャー的なものも追いかけて欲しいと、個人的には望んでしまう。(でも、そういうニッチな領域を追いかければ追いかけるほど、商業的な大成功からは、遠くなってしまうという矛盾もあるのだが...)

Posted by minami at 10:45 AM
2 05, 2003
ペット家電の、iSeePet

iseepet.gifビックカメラのパソコン売り場の一角で、ふと変わった形の商品を発見した。それはどう見ても PC の形をしていない。どちらかと言うと、電気湯沸しポットの様な、コーヒーサーバーの様な形。むむむ、と近づいてみると、これがビック特価でも99800円もする高価なシロモノ。なんと組み込み Linux 機器だという。しかも、製品の横には可愛らしい犬と飼い主の写真。なんだ、こりゃ???と好奇心一杯で横にあったカタログを手に取ると、商品名は、iSeePet。ネットワークカメラ・遠隔給餌機能付、ペットコミュニケーションシステム。

製品詳細は、上記のリンクから御覧頂き度いが、ネットの常時接続環境に iSeePet をつないでおき、乾燥タイプの犬の餌(別にネコの餌でも良い様な気がするが、なぜかWeb も紙のパンフも、想定ペットは「小型の愛犬」。)を入れておくと、遠隔地から動画や静止画でペットを見ながら、ボタン操作で給餌が可能になる仕組み。一人暮らしで仕事に出ているペット愛好家にはとてもうれしいネット家電なのかもしれないが、その真面目な機能解説を読む度に微笑んでしまうのは私だけでしょうか。
(先日の様な、ネット大混乱のワーム事件が起こったり、ペットがおなかをすかせすぎて電源コードを引き抜いたりすると、10万円もかけた大切な WebCam 付給餌機がタダの箱になってしまうだろーなー...ということを考えながら読んではいけないのかもしれません。)

しかし、もっと注目してしまったのは、開発・販売元の、アルファ・オメガソフト社
聞いたことがある名前だな、と調べるとこれがなんと、富士通の社内ベンチャープロジェクトとして95年に始まったものだったのだ。同社のコア技術は、小型の組み込み型 Web Server Camera モジュール。なるほど、その活用例がこの製品だったのか。納得。こういうモジュールが、今後は給餌機の様なニッチ製品だけでなく、多くの家電製品に組み込まれると、あちらこちらに WebCam の監視の目が出来てしまうことになる。過剰な普及には抵抗感があるので、ペット・コミュニケーション止まりにして欲しい...

それにしても、ここまで真剣に作ると、Wall Street Journal まで取り上げてしまうのか。何事も、最後まで成し遂げることは、大切です。

あっと、ADSL モデムに直結すると、不具合が...ペット家電、もとい、ネット家電普及への道は険し。

Posted by minami at 10:25 PM
Moblog で Visual Communication

Neoteny Photo Moblog のエントリー数が、300を超えた。画像ひとつを Upload する度に1エントリ、なので、Upload コストは写真添付メール1通当たりのパケット料が約10円としても、Neoteny の人々が使った Moblog 関連パケット料金総額は、3000円は超えたことになる。このコストを、高いとみるか、払っても良い金額と見るか。意見は分かれるところだろう。

ただ、個人的には、こういうコストを払ったとしても、使い続けたい、と思っている。なぜか。

まずは、Visual Communication という行為の、ストレートな面白さ。最初は所詮11万画素カメラさ、たいしたことは出来るまい、と思っていた P504iS の CCD も、撮影した写真を並べてみると、意外なほどの表現力を持っている事に気付く。Entry Title や説明文を書かなかったとしても、写真の内容が見ている人に伝わるケースが結構多いことが判明した。On/Off の活動状況をリアルタイムに Web を通じてビジュアル表現出来る面白さ。現実世界の断片を、手軽に携帯の液晶サイズに切り取って、デジタル・アーカイブに追加して行く。これは、単純に、楽しい。

携帯内蔵カメラの能力としては、デジカメ専門機と比べるとまだ弱いので勿論限界はあるが(例えば夜間撮影でのノイズ除去機能などは無いので、夜間の写真はあまりきれいに写らない。)、常時携帯し、さっと取り出し易い場所にある携帯カメラのハンディさは、スナップ・カメラとして最適だ。ハンディだから、街で目についたものを何でも撮影してしまう。アクティビティ・ログ。GPS 関連データ等を添付出来る様になると、表現力はさらに広がるはず。

移動時間の有効活用手段としても、Moblog は便利だ。そもそも携帯のデータ通信は、Docomo 夏野氏が言う様に、「すきま時間」をいろいろ使える様になって良いのだが、僕の場合も Moblog はほとんど歩きながら、か、電車待ちの駅構内、電車や自動車で移動中、等に行っている。Moblog を始めたことによる時間的負担はあまり無い。これも継続してサービスを利用して行く上では、重要なポイントだろう。移動時間も、Entry 時間に変えられる。歩きながらの Moblogging は、あまり安全では無いので強くお勧めは出来ないが。仲間内の写真コミュニケーションに使うのも良いが、この手軽さは、外回りが多い企業で、Visual 要素を報告に必要とする様なビジネス・ユーザーのリアルタイムな報告手段としても有効だろう。Moblog は Intranet でも活用される可能性がある。

ビジネスでの応用としては、Web で商品を販売したい中小の事業者にも、手軽で有効な Web の商品写真更新手段となるかもしれない。例えば、産地直送の農作物販売で、Moblog を利用し商品写真を農場から直接更新。E-Commerce の エンジンと組み合わせればそんな使い方も出来るだろうし、ミニコミ誌などローカルな媒体での活用にも、コストがかからず便利だろう。観光地のキャンペーン等にも、Moblog は有効だ。観光地の写真コンテストなどは、簡単に実施出来る。Moblog 的なものをビジネスで活用している事例としては、結婚式のリアルタイム中継・CD-ROM 記録サービスを行う LoveCube などが既に有料で事業を開始している。アイディア次第で、いろいろな応用が考えられる。

携帯電話のデータ・ネットワークと、PC ベースの Web の世界の結節点に位置する Moblog。カメラ付携帯電話の普及が本格化した今年は、さらに盛り上がりそうだ。

Posted by minami at 04:34 PM
2 04, 2003
12 インチ Powerbook vs 東芝 dynabook C7

週末新宿に出かけたのは、先週末から店頭に並び始めた 12 インチ Powerbook の視察が目的だった。オールインワンでありながら、コンパクトな筐体。G4 プロセッサの搭載。Macworld SFC での発表以来、発売前から日本国内でも熱い注目を集めていた機種で、新宿のソフマップでは既に完売、予約のみ受け付け。しかし、新宿西口のビックカメラでは、当日持ち帰り可能な在庫があるのを発見した。Apple への Switch、あと背中を一押しされたら、というところまで来ていた。しかし2月1日土曜は、新デザインの東芝 dynabook c7 の発売日でもあったのだ。新宿のカメラ店店頭で実物を触っての、徹底比較。

この評価記事にもあるとおり、dynabook c7 の筐体は、一見して、Apple iBook のデザインの模倣、に見える。iBook ユーザー(先日来日した、Ben と Mena もそうだった。二人仲良く並んで、白い iBook を使っている姿は微笑ましかった。)からはいろいろ文句もあることだろう。

以上から、同じサイズとはいえ、銀色でややデザインが違う新型12インチ Powerbook との直接比較はちょっと違うのかもしれないが、発売時期や価格帯、スペックから、この2台を比較して、Windows 環境に留まるべきか、思い切って Mac に Switch (あるいは帰還)すべきか、悩む人も多いかもしれない。

Windows Note PC といえば、これまでは単純に性能(CPU スペックやモバイル環境での使い勝手)と価格(コストパフォーマンス)で評価して、購入機種を決定すれば良かったのだが、Sony Vaio が筐体デザインの優劣という新たな評価軸を持ち込んで、選択肢が豊かに広がった。一方、東芝はそういう新しい流れの中でも、性能と価格に勝負の土俵を見出して、質実剛健な Note PC 作りに邁進してきた印象があった。

その東芝から、唐突に発表された、デザインを強化した Note PC が、この c7だった。Web 経由前情報は得ていたが、僕自身も本物を見るまでは、「どーせ iBook のデザインのマネでしょ。」位にしか思っていなかった。しかし、本モノを見て、触って考えを改めた。外観は確かに似ているが、それだけに終わらない、Windows Note PC としての完成度。上質な質感。純白に見えて実はシルバーがかった、微妙なメタリック系白色ボディ。東芝らしい、堅牢な作りの幅広キーボード。

電池の持ちはカタログでは 4.2 時間とこのクラスでは特筆ものの長時間駆動で、最上位機種のC7/212PMEWモデルは、802.11b の Wireless LAN / Bluetooth などの無線接続機能も標準装備。(Apple Powerbook では、無線 LAN カードは別途追加購入が必要。)

そして、12インチ Powerbook には無い PCMCIA スロット2基が装備され、東芝らしく SD メモリーカード・専用スロットが備わっている。USB も 2.0 まで対応する端子が4基装備されている。音量調整も、すばやく操作しやすいアナログのダイヤルが左側面手前にある。液晶画面も光沢感があり、輝度の高い、いまや日本の PC メーカーのお家芸ともいえる美しい 12.1 インチ液晶。なかなか、ニクイ出来なのだ。好き嫌いは分かれるかもしれないが、DVD などの映画を見るにも、この液晶の良さは魅力的、だ。

ビジネス・ユーザーにはどうしても現状必要となってしまう MS Office も、PowerPoint の無い Personal 版だが、プリインストールだし、CPU も必要十分な Mobile Pentium III の 1.2 GHz。こういったことを総合的に見ていくと、Powerbook / iBook キラーとしての要素が十分備わっていることが、理解できてしまう。こうした性能面の充実や低価格に加えて、 Windows PC の最大の欠点であり Apple の専売特許だった、繊細で美しい hardware デザインまで、手に入れてしまった dynabook c7。このマシンの存在があったために、僕の Macintosh Switch 計画はぎりぎりで頓挫してしまった。

これまで使っていた Sony Vaio SRX-3E/BD と Switch することに、最終決定。

面倒なソフトウェア環境移行を週末で済ませて、本日より本格的に利用開始。結果、非常~に満足。今まで Celeron 650MHz を使っていた自分には、1.2 GHz Mobile Pentium IIIは強烈に高速に感じられ、体感的には ADSL での Web アクセスなどは3-4倍以上になった。グラフィックチップも良いのだろう。

起動時の上品な起動音と、オレンジから青に変わるメインスイッチのイルミネーション(これも Apple のぱくりだな....)も、何気ないアクセントだが、美しい。Mac 環境へ移行するのもきっと楽しかっただろうが、米国で Mac から Windows に移行して以来築いてきたソフト資産は、あまりにも大きく、そしてこの c7 の出来があまりに良すぎたことが、その移行を最終的に阻んだ。

iBook のマネ、のそしりを、Mac ユーザーから受けることは逃れられないマシンではあるが、使ってみると、それ以上に東芝の、Note PC 老舗メーカーとしての復活に賭ける強い意志を感じることが出来るマシンでもある。

個人用 Notebook PC の先駆けとなった Dynabook SS001 は、1980年代の終わりに、19万8千円という当時では驚くべき20万円を切る低価格で、携行可能な小型サイズで発売され、Mobile 先進ユーザーに大歓迎された。当時、初の海外駐在が決まった自分は、SS001 とともに海の向こうから、加入したばかりの NiftyServe でメールや掲示板をフル活用、国外からも日本の最新情報を入手可能なネット時代の到来を痛感した。Dynabook は、その後の Note PC のデザイン全てに強い影響力を及ぼしている。

Note PC 市場開発のパイオニアであり、その後何年も Note PC 世界シェア No. 1 に君臨した東芝が、今回は人気の Apple iBook のデザインを模倣した、というのは、衝撃的な事実であり議論も呼ぶだろうが、名門復活へ向けたなりふりかまわぬ宣戦布告、でもあると、僕は受け止めている。ユーザーにとってメリットをもたらすこうした戦いは、どんどん続けて欲しい。

ともかく、今回の新しい dynabook c7 、是非一度店頭で触って頂くことを、おすすめする。MovableType のエントリ画面デザインと、c7 の白色ボディや青色イルミネーションの調和が、これまた絶妙。

Posted by minami at 01:24 AM