ビックカメラのパソコン売り場の一角で、ふと変わった形の商品を発見した。それはどう見ても PC の形をしていない。どちらかと言うと、電気湯沸しポットの様な、コーヒーサーバーの様な形。むむむ、と近づいてみると、これがビック特価でも99800円もする高価なシロモノ。なんと組み込み Linux 機器だという。しかも、製品の横には可愛らしい犬と飼い主の写真。なんだ、こりゃ???と好奇心一杯で横にあったカタログを手に取ると、商品名は、iSeePet。ネットワークカメラ・遠隔給餌機能付、ペットコミュニケーションシステム。
製品詳細は、上記のリンクから御覧頂き度いが、ネットの常時接続環境に iSeePet をつないでおき、乾燥タイプの犬の餌(別にネコの餌でも良い様な気がするが、なぜかWeb も紙のパンフも、想定ペットは「小型の愛犬」。)を入れておくと、遠隔地から動画や静止画でペットを見ながら、ボタン操作で給餌が可能になる仕組み。一人暮らしで仕事に出ているペット愛好家にはとてもうれしいネット家電なのかもしれないが、その真面目な機能解説を読む度に微笑んでしまうのは私だけでしょうか。
(先日の様な、ネット大混乱のワーム事件が起こったり、ペットがおなかをすかせすぎて電源コードを引き抜いたりすると、10万円もかけた大切な WebCam 付給餌機がタダの箱になってしまうだろーなー...ということを考えながら読んではいけないのかもしれません。)
しかし、もっと注目してしまったのは、開発・販売元の、アルファ・オメガソフト社。
聞いたことがある名前だな、と調べるとこれがなんと、富士通の社内ベンチャープロジェクトとして95年に始まったものだったのだ。同社のコア技術は、小型の組み込み型 Web Server Camera モジュール。なるほど、その活用例がこの製品だったのか。納得。こういうモジュールが、今後は給餌機の様なニッチ製品だけでなく、多くの家電製品に組み込まれると、あちらこちらに WebCam の監視の目が出来てしまうことになる。過剰な普及には抵抗感があるので、ペット・コミュニケーション止まりにして欲しい...
それにしても、ここまで真剣に作ると、Wall Street Journal まで取り上げてしまうのか。何事も、最後まで成し遂げることは、大切です。
あっと、ADSL モデムに直結すると、不具合が...ペット家電、もとい、ネット家電普及への道は険し。
Posted by minami at 2 05, 2003 10:25 PM | TrackBack唸ってしまいました。凄い。凄すぎる。
やはり日本は国を挙げてentertaining gadgetを作るべきですね。「iSeepetを買うお金でpet sitterが何人雇えるかな」なんて考える人からはパスポートを取り上げることを提唱したい。
Posted by: chika on 2003年02月06日 01:34私も久しぶりに、あまりの凄さに呆然として、iSeePet を見つめたまま動けなくなりました。
監視カメラ系 eGadget は最近いろいろありますが、これがやはり本命でしょう。値段も立派だし。
でも、次の新製品では、是非 VoIP 機能も組み込んで、遠隔地からでも飼い主が自分の声で、「タロウちゃーん」とペットに呼びかけられる、本当の Pet Communication System にして欲しいものですね。メロディで Pet をこの機械に引き寄せて餌をやるだけでは、Pet は飼い主より iSeePet に忠実になったりして!?とヒトゴトながら心配になります。(笑)
Posted by: minami on 2003年02月06日 09:38nice article, keep up the good work. lookup zip code
Posted by: zip codes on 2003年03月16日 10:23