3 16, 2003
Rboard for Keitai

eGadget 系の話が続いて、興味の無い方には食傷気味かもしれないが、またもやニッチ eGadget の話題。Reudo 社の携帯電話用 Keyboard、RBoard for Keitai を入手した。一応現物を見て触ってから入手したい、と思ったので、オンラインショップは使わず、新宿や秋葉原のあちこちの店で聞いてみるが、「そんな製品の入荷予定はありません」が一般的な回答で、入荷予定の店を運良く見つけても「いつ入荷するかは、わかりませんねぇ」という店員の説明に終始。結局発見したのは、秋葉原の中央通り沿いのソフマップの店頭だった。商品情報をネットで知ってから、約1ヶ月以上後の成果。ここは、商品展示もしていて、試用することも可能だった。携帯電話用のフルキーボード。テンキーでブラインドタッチ(若年世代の先進ユーザーはポケットの中でメールを打てるらしい。)出来るユーザーには笑われてしまいそうな商品だが、思いの他良く出来ていて、結局購入。価格は8000円弱。携帯にキーボードが接続出来ると、何がどう便利なのか。

日本製のキーボードということで、携帯専用に作りこんでいる為、細部まで良く仕上げてあるという印象。外装はゴムとプラスチックの中間位の質感で、すべりにくい素材が使われている。商品のシリアル番号は、「000116」(!)うーん、ニッチ商品なのだろう、やはり。

Panasonic の DoCoMo 端末は、他メーカー端末と比較すると、コネクタ部分の形状が180度ひっくり返っている。ここもちゃんと配慮されていて、同梱の小さなプラス・ドライバーでキーボード側のコネクタのカバーをあけて、反転させることが出来る。さすが新潟の携帯商品メーカー、芸が細かい。

DoCoMo の端末それぞれのメーカーを自動認識し、キーコンフィギュレーションが変わるため、キーボード側にも、水銀電池が3個ほど必要となるが、うまくキーボードの端に隠される設計になっている。キーストロークもかなり深く、PC のキーボードに近いタッチで使える。Fn キーとの併用で、@docomo.ne.jp / @ezweb.ne.jp / @jp-t.ne.jp といった各キャリアごとのメールアドレス部分や自分の端末の携帯電話番号が自動インプットされたり、と、各所に細かい携帯電話ユーザー向けの配慮がある点には関心させられる。

移動中の文字入力は携帯電話のテンキーから行えば良いが、机のあるところではこのキーボードが威力を発揮する。テンキー・ブラインド・タッチが出来ない世代には、RBoard による高速入力の恩恵は、十分あるだろう。出先でのちょっとしたメール作成・送信も、このキーボードがあれば、ストレス無くこなすことが可能となる。

惜しむらくは、FOMA 端末にはまだ対応していないところ。しかしだからこそ、こういう対応周辺機器の多い PDC 端末を、FOMA と併用できるデュアルネットワークサービスを使う意味があるのかもしれない。FOMA の良いところ、PDC の良いところ、それぞれを使うシーンで切り替えれば良い。2台の携帯端末を持ち歩く不便はあるが、携帯端末は、Note PC などに比べたらずっと軽いので、2台でもたいしたことは無い。そう割り切って、しばらくこのキーボードと、2台の携帯電話を使い込んでみよう。

ひとつ発見は、FOMA P2102V と PDC P504iS 端末間では、赤外線によるデータ通信が可能であったこと。同じメーカー品であるからだろうが、アドレス帳やメモ、メールのドラフトなどを送受信することが可能だ。(iShot の JPEG 写真は残念ながら転送出来なかったが。)P ユーザーで両刀使いを検討している方への、ニッチな御参考情報。

Posted by minami at 3 16, 2003 11:25 PM