4 02, 2003
イラク戦争の真実

今朝のテレビニュースでは、CBS など米国メディアの代表と、米国の報道官が戦争報道についてのシンポジウムを開き、NBC に雇われていた著名戦争記者のアーネット氏の解雇理由などについて意見を交わす様子が報道された。戦争当事者である米国の放送局に雇われた戦争報道のプロが、イラク国営放送に出演した上で米国の作戦の失敗を語った真の理由はわからないが、その内容が米国内で反発を呼び、即刻解雇になった事は皆さんも良く御存知だろう。CBSテレビの代表者は、それは米国メディアの対応としては仕方の無いことだ、と簡単に片付けていた。

シンポジウムで、米国の報道官は、米国メディアは国の規制がなく自由に取材、放送しており、イラク国営放送は(独裁者であるフセインが統治する)国にコントロールされているから、戦争報道の姿勢は違うのだ、と主張するが、それはあきらかに正しくない。アルジャジーラの衛星放送画像の放映などは、米国でも非常に厳しくコントロールされている。

JBA の Blog でも主張されている通り、アルジャジーラの HP に掲載されたこの戦争の被害者である一般市民の映像はより多くの人の目に触れるべきであろう。米国の報道、中東諸国側の報道、両方を見ながらこの戦争の問題点をより深く考えるべきだ。戦争ゲームの様に進んで行く戦争の戦果報告が中心の日本のテレビ報道についても、考えさせられてしまう。

Posted by minami at 4 02, 2003 06:36 PM