今朝のテレビニュースでは、CBS など米国メディアの代表と、米国の報道官が戦争報道についてのシンポジウムを開き、NBC に雇われていた著名戦争記者のアーネット氏の解雇理由などについて意見を交わす様子が報道された。戦争当事者である米国の放送局に雇われた戦争報道のプロが、イラク国営放送に出演した上で米国の作戦の失敗を語った真の理由はわからないが、その内容が米国内で反発を呼び、即刻解雇になった事は皆さんも良く御存知だろう。CBSテレビの代表者は、それは米国メディアの対応としては仕方の無いことだ、と簡単に片付けていた。
シンポジウムで、米国の報道官は、米国メディアは国の規制がなく自由に取材、放送しており、イラク国営放送は(独裁者であるフセインが統治する)国にコントロールされているから、戦争報道の姿勢は違うのだ、と主張するが、それはあきらかに正しくない。アルジャジーラの衛星放送画像の放映などは、米国でも非常に厳しくコントロールされている。
JBA の Blog でも主張されている通り、アルジャジーラの HP に掲載されたこの戦争の被害者である一般市民の映像はより多くの人の目に触れるべきであろう。米国の報道、中東諸国側の報道、両方を見ながらこの戦争の問題点をより深く考えるべきだ。戦争ゲームの様に進んで行く戦争の戦果報告が中心の日本のテレビ報道についても、考えさせられてしまう。
Posted by minami at 4 02, 2003 06:36 PM | TrackBack昨日までは見えていた、イラク市民が負傷・死亡した様子をストレートにテレビ画像コピーの静止画映像で伝えていたこのリンクが、今朝になって切れている。
アラビア語なので、DB 整理の都合などからリンク先が変わったのか、あるいはアルジャジーラとして米国側へも今後取材を継続する目的で何らかの話し合いがあって自主規制してしまったのか、親米国のハッカーにページをつぶされたのか、よく背景はわからないが、戦争の悲惨さを伝えていたこのリンクは、今朝は何故かもう見えない。
Posted by: minami on 2003年04月03日 08:39リンクが見えなくなった理由は、アルジャジーラ記者がイラクから追放された、という事実とも関係があるのだろうか。カタール首長が出資した放送局で反米国の報道内容と、米国の中央軍司令部が同じカタールに置かれているという事実の相反。背後関係は複雑だ。
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_04/2t2003040307.html
Posted by: minami on 2003年04月03日 22:54