6 30, 2003
Sony CyberShot U30 の進化ポイント


27日に発売された Sony CyberShot U30 は、仕様や外観をちょっと見ただけでは、「なーんだ、200万画素のままか。デザインもあまり U20 と変わりないし、魅力ないかな」となって、既存の U10/U20 ユーザーには一見魅力が少なく映る。しかし、細かい部分で、着実に進化している。U20 で気になっていたいくつかの欠点が、殆ど改善されていることは、ちょっと使い込むと理解出来る。

一番有り難いのはまず、5倍まで中心部を拡大する機能がついて、ピントを確認し易くなったこと。CyberShot U は小型で気軽に撮影できる代償として、オートフォーカスのピントを外したり、撮影画像がブレたりするケースが多い。ところが、液晶画面が極小なために、その場でピントのズレやブレを確認できず、あとで PC で撮影画像を拡大して初めて気付く事も多かった。

今回、中心部のみだが5倍までの拡大機能がついて、撮影後画像の出来を即座に確認できる様になった。画像を5倍に拡大するのも、ボタン2押しで一瞬で完了する。ピンぼけやブレはその場で発見可能となったのは大きな改善点だ。液晶画面そのものもサイズは前機種と同じだが、品質がアップし、鮮明で見やすくなっている。

もうひとつ U20 で不満だったこと、それはフラッシュのチャージ速度。蓄電が遅いのか、フラッシュが必要なシーンで、チャージを待たされ、シャッターチャンスを逃すことも多かったが、U30 は体感的にもフラッシュ・チャージが迅速になった。これも嬉しい変化。

U30 本体の電池充電にかかる時間も、短縮された。別売りのアクセサリーキット、ACC-CN4 を購入すれば、電池2本なら1時間25分でチャージ可能になった。付属の充電器ではまだ6時間も充電にかかるが、これも従来機種よりは短縮されている。

ライバルの Exilim と比較すると、動画機能が弱い(音声録音できず、画像サイズが小さい)ところもあるが、10cm まで特別な操作が必要無く寄れるマクロは、やはり便利ではある。デジタルカメラが数ある中で、電源スイッチ一体型のスライド式レンズカバーを開いて、実際に撮影完了するまでの時間は、いまだに最速と言えるのではないだろうか。気軽な操作感と邪魔にならないサイズのおかげで、ついつい撮影枚数が増えてしまう、究極のスナップ・カメラとしての地位を、U30 は着実な進化で確実にしつつある。スナップと考えると、320万画素でなく、200万画素あれば十分、それがCCDの画素を留めた Sony の判断だろう。同じ2百万画素を継続利用することで、価格も実質値下げされているのは嬉しい。

100万画素ケータイを入手した今、小画像のモブログはカメラ・ケータイで十分だが、QVGA 以上の画像をアップロードするときには、CyberShot U30 + CLIE NX73V の組み合わせを活用出来そうだ。個人的にはこの組み合わせの方が、130万画素の CLIE NX80V を購入するより良いと思うのだが。

Posted by minami at 02:15 AM
6 28, 2003
缶の中に詰まった永田農法、スキップのジュース


ユニクロが展開するネットの野菜デリバリー、スキップ。昨年お試しで利用開始してから、早いもので半年以上が過ぎた。その半年で、サービスは良くなってきたのだろうか。お試しセットで一番印象に残ったのは、野菜そのものでなくて、永田農法のトマトジュース。

それが飲みたくなって、またもオーダーしてみる。スキップのジュース製品の Online Store ページにアクセス。お、永田農法のジュースは、みかんジュースや、ワンランク上の高糖度トマトジュースも増えている。季節モノのメロンとともに、オーダーを完了。商品が宅急便で到着したのは、オーダーから6日後、だった。

缶ジュースは普段から在庫しているので配送手配に時間はかからないのだろうから、今回は一緒にオーダーしたメロンの集荷に時間がかかったのかな、と推量するも、ネットで購入する商品が配送される迄に1週間近くも待たされてしまうと、正直何の為にネットを使っているのだろう、という気持ちにはなってしまう。時間の短縮、ユニクロさんにはもう少し頑張って欲しいと、今後への期待もこめて、感じてしまうところ。

と、お願いはこれくらいにして、今回の注目は、小ぶりなのに1缶300円もする、高糖度トマトジュース。栽培に手間がかかる永田農法のトマトの中から、さらに甘いものを厳選したトマトジュース。前回頼んだ普通の永田農法トマトジュースも非常に美味しかったが、やはりこの高糖度は絶品でした。さらっとしていて、甘みがほんのりと口の中に広がる。塩等の添加物も無いので、あっさりとして、後味も良い。トマトの美味しさを、再発見することが出来る。小さな缶の中に、永田農法で健康に育った元気一杯のトマトが充満。ちょっとした贅沢だが、喉がかわく季節に、これはお試し頂く価値があるかな、と。

永田農法のみかんジュースは、トマトほどインパクトは無いものの、これも普通のみかんジュースより明らかに美味しい。スキップの隠れた定番はやはりこのジュース類ではないかな~、と感じる土曜の朝なのであった。

Posted by minami at 09:41 AM
6 27, 2003
au のメガピクセル A5401CA のデジカメ画質


dh さんが今日発売の、くるくるぴっぴの Sony の最新 au 端末、A5402S を購入、その VGA 画像を PC で見てみると...うーん、いまいち。34万画素でも、結構シャープな画質のデジカメなどがある中、この画質に留まるのはなぜだろう?レンズの出来のせいか、CCD (CMOS?) の問題なのか。

今後 au カメラ端末を購入検討される皆様の為、似た様なアングルから(光の条件などは異なりますので、御了解の上御覧下さい。)A5401CA 124万画素カメラでの撮影画像をここに掲載しましょう。いずれも弊社オフィスのあるミカドビルの入り口付近の本日の撮影画像、です。

これは A5402S を購入されたばかりの dh さんに、「うーん、やはり A5401CA を買っとくべきだったか。」と悔しがらせる為の Entry では無いと思われますので、念のため。(笑)あ、しかしスペックをよくよく比べると、A5401CA のメインディスプレイの表示色数は 1568 万色(Sony は26万色)とか、データフォルダ容量が16MB であるとか(Sony は 4MB)、更なるスペックの差もありますなぁ。はっはっは。(対抗してどうする。)

携帯 E-mail 添付標準サイズの 132x176 ピクセル画像。(原寸)
mobile email size.jpg

640x480 の VGA 画像。(クリックして御覧下さい)

1280x960 の SXGA 画像。(クリックして御覧下さい)

おまけに、パノラマモード、の画像。(クリックして御覧下さい)


変換予測辞書の使い勝手の良さと、ジョグ・ダイヤルの操作性の高さから、当方も A5402S を待って比較すべきか~、とも考えていたのですが、やはり100万画素超カメラのケータイに固執しよう、ということで A5401CA を選択したわけですが、正解でした。

カメラ画質重視なら、au の新製品の中では文句なく A5401CA が選択肢となるでしょう。一方、Motion Eye によるカメラアングルの自由度、着せ替えパネルによるデザイン変更の楽しみは A5402S にしか無いので、カメラにこだわらなければ A5402S は素晴らしい端末となるはず。(と、最後にはちと持ち上げて置こう。)

ちなみに、au 端末での GPS 測距精度も、Moblog しながら近隣のビルの前等で確かめているのですが(当方 Page の Moblog の URL 御参照。)、なかなか正確みたいですね。GPS 情報付き Moblog を始めるなら、au です!かなり気に入りつつあり。

Posted by minami at 02:25 PM
6 25, 2003
TypePad US version beta test、始めています。

TypePad.com で発表の通り、TypePad の Beta Test を開始しました。TypePad.com に登録いただいた方の中から、日本国内でも幸運な方は、既に Beta User となっていただけているはずですね。

外れてしまった人は、ごめんなさい。SixApart 社側でランダムに抽出しているので、御勘弁を...。でも、近々 Beta test が次のステップに入ります。具体的には、SixApart 社から TypePad.com に登録された方にメールで連絡が有りますので、しばしお待ちを。

Posted by minami at 09:55 AM
6 24, 2003
Canon PowerShot G2 Black 発見!


Canon PowerShot G5 が発売になった。中型デジカメのフラッグシップ・モデルは、前機種 G3 と比較し5百万画素に CCD がグレード・アップされ、画質に磨きをかけている。もう一点はボディ・カラーがシルバーからブラックになる、というマイナー・モデルチェンジ。しかし、色を変えるだけで、その存在感が増すから不思議である。このクラスのデジカメ・ユーザーは、アナログカメラ時代からの写真愛好家が多い。そこで道具たるカメラとしての実力を一番発揮し易い黒色に、魅力を感じるのだ。ガラス面などを正面から撮影しても、黒は反射をおさえるので映りこみの心配が少ない。写真を撮影する道具は派手な色であってはならない訳だ。しかし、発売されたばかりの G5 は値段も立派。量販店での価格は9万円弱にもなる。さすがになあ、と思っていたら、行き着けの中古カメラ店で、新品同様の黒色 PowerShot G を発見。ただし、"G5" ではなく、2世代前に当たる、 "G2" だ。


2002 年3月に限定数のみ発売された PowerShot G2 の Black Color は、新品同様といえど旧機種・中古なので価格も G5 の半分以下のお買い得品。そして、撮影画像のクオリティは4百万画素で映像エンジンも搭載して居り、それほど遜色無い。最新型の G3/G5 に比較すると、起動にやや時間がかかる事や、シャッター速度・絞りを変更するグリップ位置のモードダイヤルが無い点、ズーム比率等は劣るが、CCD も 1 / 1.8 インチであり、レンズも F 値 2.0 - 2.5 の明るく大口径なものが採用されている。EOS 周辺機器のストロボが流用出来る点も、Canon ユーザーには大きなメリットだ。(写真は、Speed Lite 220EX を装着。)

実は G2 については、銀色のスタンダード機を2001年秋に購入している。しかし、その後他機種を試す為に手放し、それ以来はコンパクト・デジカメを複数機種テストして来た。それを経て今回また、G2 に戻って来たのには相応の理由がある。外見的には黒い Body に惹かれた訳だが、より大切な選択理由はやはり中身。

デジカメは最新のモノ程、機能的には勿論良いわけだが、G2 は採用されていたレンズが、なかなかのものであった。このレンズで撮影した画像の鮮やかさは、手放した後でもくっきりと頭の中に残っていて、その後多くの400万画素コンパクト機を試したのだが、G2 のレンズ描写を超えるものは現れ無かったのである。一眼レフ用 EF レンズの技術が活きた、非球面ガラスモールドレンズの採用。美しいボケ味を出せる F2.0 の明るい開放値。

G3 に世帯交代し、最近は G5 が出て2世代前の旧機種となってしまった G2 だが、カメラ屋を渡り歩くと、まだ在庫が残っている店では新品でも5万円を切る価格で売っている。今回手に入れた限定色の Black はかなりレアなので、なかなかもう新品は見つからないし、中古もそれほど玉数は多く無いが、スタンダードな Silver Body は探せばまだ新品でも、見つかる可能性は高い。

より高機能を求めて新機種をずっと追いかけ続けてきた当方のデジタル・カメラ購入暦だが、今回は一度手放したはずの1年半前の旧機種に、珍しく逆戻り。しかし、その使用感、クオリティには非常に満足している。Canon PowerShot G2 は自分的にはデジカメの名機、と言って良い存在になっている。

Posted by minami at 11:43 PM
6 23, 2003
100万画素カメラ携帯 A5401CA、auの料金プランに惹かれ購入


100万画素カメラ携帯は、6月中には入手しようと考えていたが、現在発売されている数機種の中から選択するだけで、かなりの迷いが生じてしまった。全てが魅力的に見えた、というより、自分の用途に照らした各キャリア・各機種の長所・短所がそれぞれ理解出来てしまったので、なかなか決めることが出来なかったのだ。

迷い抜いた末、最終的に選択したのは、au の Casio A5401CA。この機種に決定するまでの経緯と、簡単なインプレッションをまとめてみる。100万画素超時代のカメラ・ケータイ選びの一助にして頂ければ、と。


A5401CA は比較的早い時期に発売されたこともあり、EBLOG での高い評価や Web 媒体でのレビュー記事などを参考に、かなり注目してはいた。しかし、なかなかこの機種に決めきれなかったのは、Memory Card への対応の仕方が本体ではなく、SnapMemory など外部周辺機器を通じてのみであった為。「100万画素ケータイはメモリーカードに本体対応せねば、すぐに容量の大きい写真ファイルで本体メモリーは一杯になるので使いにくかろう。」そういう気持ちが強く、A5401CA は早い段階で自分の選択肢から消えてしまっていたのだ。

発売まで強く注目していたのは DoCoMo SO505i。独特の180度スライド式のメカ的魅力、デジカメ撮影時のヨコ型形状の安定性、CLIE と親和性の高い Memory Stick Duo の採用で、ほぼこれを買うだろう、と自分の中では決めていた。しかし、ぎりぎりで思いとどまったのは、Joi の Photo Moblog の作例写真の出来。最近の大型サイズ写真は全て SO505i によるものだが、130万画素にしては、発色や解像感にメリハリが無い。最大の欠点は、光量が低い環境での画像ノイズ。本格デジカメほどノイズ処理はしていないにしても、かなり処理の荒さが目立った。マクロ・モードが無いことも、B 級グルメ写真を良く撮影する自分の用途には合わない。ということで、SO505i も候補から消えた。

DoCoMo からは、その後 Sharp の SH505i が発売された。ケータイ電話最大級の 2.4 インチ CG シリコン液晶は、Zaurus SL-C750 等と同様すばらしい輝度・発色で、ケータイ用の液晶としてはサイズ・品質ともに明らかに他社を凌駕していた。miniSD カードを採用している点は、まだ大容量メモリが同規格で出回っていないので逡巡するところもあったが、美しい液晶には十分説得力があった。ほぼこれにきめかけたが、価格に愕然。デュアルネットワーク・サービスでの付属機的扱いの PDC 端末の機種変更なので安く済むかと思いきや、普通の機種変更と同じ料金が課せられる。FOMA を導入して10ヶ月経っていないので、そのペナルティを勘案すると、504iS から機種変更するトータルコストは4万円台半ば。DoCoMo ショップでのみ PDC 端末の機種変更は可能、ということなので、端末価格のディスカウントも少ない。もちろん、ポイントなど量販店のサービスも望めない。4万円台半ばと言えば今や、300万画素超の良いデジカメを購入出来るプライスである。ここでまた、ふーむ、とうなってしまった。2次元バーコード読み取り対応、文字 OCR 対応なども含め、スペック的にはかなり素晴らしい SH505i なのだが。

その時点で、他キャリア端末の検証も開始。DoCoMo だけに選択肢を限定しなければ、トータル・コストはぐぐっと下がる。例えば究極の全部入りメガピクセル・ケータイの J Phone J-SH53。SH505i と同じシャープ製で、液晶もやはり 2.4 インチの CG シリコン液晶。SD カードがそのまま使えること、Audio が楽しめる点でも魅力的だ。携帯専門店での価格は1万円ちょっとのところもある。SH505i 以上の機能で価格もずっと安い SH53 には、ぐぐっと引かれた。

しかし、ここで、au の各種料金割引プランを知ることになる。その安さに改めて驚き、最終的に au のメガピクセル携帯、A5401CA に決定するに至った。

某量販店、au 販売コーナーでの店員のセールス・トーク。「au 端末は、お一人で購入される場合でも、最新端末と、前機種となる1円端末の2台を買われるお客様が多いのですよ。その方がお得なんです。」「???。」その内容を同社料金表で分析すると、そのしかけが良くわかる。

例えば、主力サービスとなる、「コミコミOneエコノミー」。通常の月間料金3980円が、年間割引、家族割引を併用すると、端末一台当たりの月間コストは1年目でも2610円に下がる。ポイントは、家族割では、1台目も、2台目も同じ割引が適用されるということ。つまり、2台保有でも月間2610円 x 2台 = 5220円、となる。さらに注目されるのは、この5220円中、音声通話料が4000円分、最大100分含まれている点。しかも、その100分が、2台の端末間で融通しあえるのである。極端な話、片方の端末でのみ100分分使い切っても良い訳だ。これが、量販店のセールス・トークの理由である。ある程度音声通話をする人なら、2回線購入して、例えば1回線しか使わないとしても、モトが取れることになる。KDDI/au の側にとっても、見かけ上のユーザー数を増やし易いインセンティブ・プランと位置づけることが可能になる。

さらには、パケット代の安さ。これは TV CM でもさんざん広告している通りだが、パケット割に加入すると、月間1200円で 0.1 円 / パケットと FOMA の Volume プラン並みのパケット割引が適用され、さらに8000パケット(800円)分のパケット代もこの1200円に含まれている。上記の年割・家族割と組み合わせると、DoCoMo で高い月間料金を支払っている人ほど、割安になってしまう仕掛けに見える。

以上の au の各種割引料金は、家族で複数台の端末を使う人には非常に魅力的に映るはず。100メガピクセル携帯の A5401CA 単体の魅力も勿論あるが、キャリアの料金プランの安さが、今回の機種選択に大きく影響することになり、結局奥さんの PHS 端末も au に変更し、2回線購入することに決めた。量販店では2万円弱の価格表示の A5401CA だが、携帯電話ショップでもっと安いぞ、とネゴると、1万5千円程度まで値引き交渉も可能である。しかもこれにポイント・サービスがつくので、実質本体代金は1万2千円強、となる。

以上の通り迷った末、手に入れてみると、A5401CA 端末の使い勝手、非常に良い事
を再確認。横幅は Docomo P504iS より狭く、厚みも P504iS より数ミリ厚い程度。かなりコンパクト・軽量で、100万画素携帯としてかなりバランス良く出来ている。PC とのシンクは、週末に A5401CA に対応しているという携帯マスター10を購入、メモリ・ダイヤルなどを Outlook からインポートしてみた。しかし、シンク速度がかなり遅い点には不満を持ち、特に期待したデジカメ画像の携帯から PC へのダウンロード速度がとても遅い。そこで、既出の WPC Arena Review にも出てきた MySync Photo2 Vector で購入。2000円なり。写真画像のダウンロード速度は、MySync Photo2 をもってしても極めて高速にはならないが、最大サイズの画像でも我慢できる程度のスピードになった。ケーブルも、携帯マスター10付属の USB ケーブルがそのまま使えたので、その点も便利。

A5401CA のデジカメ写真データを CF Memory カードに吸いだせる SnapMemory は、A5401CA の16MBのみという本体のメモリ容量不足を Mobile 環境で (PC を持ち歩かない時)補うには小型で、電源も単四電池2本のみで動作するので便利な周辺機器。画像の転送速度は遅いが、ヘビーなデジカメ・ユーザーであれば持っていても良いオプションかもしれない。PC 連携のみで使うなら、一般ユーザーには必要無いものとも言えるが。

以上の通り環境が整うと、携帯電話本体にメモリーカードスロットが無くとも、PC との親和性が良いので、A5401CA はかなり便利な100万画素スナップカメラとして活用可能になる。割安なキャリアのサービス・プランと併用すると、かなりお得感の強いメガピクセル・携帯。デジカメとしての基本機能も、QV-10 の開発チームが関わったため、かなりしっかりしている。おすすめ、です。

Posted by minami at 11:47 PM
6 19, 2003
Treo 600 は米国の Moblog 事情を変えるか


Palm が Handspring 買収を決めたのは、Treo 600 を自社ラインナップに入れたかったからではないか、とまで WIRED NEWS (US) に書かせるほどのインパクトで登場した、フルキーボード、カメラ付 Palm OS ケータイの Treo 600。

米国では、10月に発売予定となっている。(そのころには、Palm ブランドでの販売、となるのだろうか。)Palm / Handspring 創設者の Jeff Hawkins 自らが本機のプレゼンテーションをストリーミングで行ってしまうほどの熱の入れ様だ。

この Treo 600、米国の Moblog シーンを、どう変えて行くのだろう。

これまでのメディア情報をいろいろ見てみると、装着されるカメラはまだメガピクセル・クラスでなくVGA程度(約30万画素)だろう、と見られている。デジカメとしての機能は、多くを期待しすぎてはいけないだろう。

カメラが本体装着され、フル PDA の機能を備えた端末としては、これ以外には米国では Danger / T-Mobile の Sidekick 位しか無かった。横長フォームファクターの Sidekick はキーボードサイズは大きく入力には便利だったが、カメラはおまけ程度の数万画素のもの(日本の H" PHS に接続するものと同等)しかなく、PDA としての機能も独自のもので十分では無かった。何より、音声電話機としての使い勝手の悪さもあって、大ヒット商品にはなってはいなかった。

Treo 600 が、米国市場で Sidekick を上回る人気を博すであろうことは、容易に想像出来る。縦長の本体形状から、上記の携帯電話機としてのベーシックな通話機能が Sidekick よりも勝って見える点は大きいだろう。そして既存の PDAユーザーが移行し易い Palm プラットフォームであることに加え、デジカメ機能も期待しすぎてはいけないが、スナップを撮影して添付ファイルで送る程度なら納得行くレベルにあるとは言える。何より、まだカメラ付ケータイ普及初期にある米国市場では、VGA撮影可能なカメラと携帯電話、そして PDA の組み合わせは、魅力的に映るだろう。MP3 プレーヤーとしても使えるので、日本の J Phone SH-53 と対抗し得る米国版「全部入り」携帯端末なのである。カメラ解像度は SH-53 が勝るが、フルキーボード搭載、という点では Treo 600 が勝る。

小さいながらも押しやすそうなフルキーボードの本体装着。これはずっと Treo の伝統でもあるが、Palm OS5 と高速な CPU を得て、Moblog 入力端末としての使い勝手はさらに向上したはず。米国では、日本とは違ってケータイのテンキーで文字を打ちたいと思っている人は殆どいないが、携帯端末装着の小型フルキーボードならメール端末ブラックベリーのヒットでわかる通り、テキスト入力端末として既に広く受け入れられている。

米国の空港ロビーで、この端末を使ってテキストや写真イメージを自在に自分の Blog ページにアップロードしているモバイル・ビジネスマンの姿が、発売前の今から、なんとなく想像出来てしまうのだが....。10月の発売が、待ち遠しい。


もっと言えば、日本市場でも是非発売して欲しい製品だ。Palm と Handspring の合併を機会に、日本市場再参入戦略を考え直してくれないものだろうか。でないと、Sony の CLIE Phone (ってのが、きっと出るのでしょう。近い将来。)に先を越されちゃうぞ....

Posted by minami at 06:32 PM
6 18, 2003
東芝 が米国で、10倍ズームデジカメを発表

東芝製の、PDR-M500 / 700 という10倍ズームレンズのデジタル・カメラが、米国市場で登場するというアナウンスが、New York 発であった。Gizmodo の記事から。

アナウンス記事中の注目点は、2.5 インチとデジカメにしては大型の LCD 液晶の搭載と、上位機種 M700 は 3.2 メガピクセルながら価格が US$ 449 と比較的安価であること。コンパクト10倍ズーム機は Panasonic や Olympus がしのぎを削っていたが、東芝の参入で俄然面白くなる。シャッター優先・絞り優先 AE、マニュアル撮影にも対応している点は、Panasonic の FZ1 を超えている。しかも安い....

個人的に最も惹かれたのは、カメラ本体よりレンズ。今回供給されているレンズは、キャノン製の10倍ズームレンズなのだ。F値 2.8-3.1 と比較的明るいレンズで、通常のカメラの 35-350 mm レンズ相当。そろそろ本家 Canon からも、コンパクトな PowerShot 10x Zoom デジカメが出るに違い無い。そして Canon 製はきっと、光学手ぶれ補正付き、となるはず。うーむ、キャノン・ファンとしては待ち遠しい。(勝手な期待だが....)

Posted by minami at 09:45 PM
6 16, 2003
国産 RSS 対応リーダー、NewsGlue を購入

NewsGlue40.gif
5月半ば頃に最初の製品が発表され、Blog 各所で話題になっていた Glue Software 社の日本語対応 RSS リーダー、NewsGlue が、約1ヶ月を経て、6月13日に Ver. 1.1.1 になった。先日お会いした I 社 S 氏のお勧めもあって、遅まきながら試用版をダウンロード。.net フレームワーク対応なので、事前に容量の大きいファイルのダウンロードを行わなければならないのがちょいと面倒だが、必要な環境が自分の PC に導入されているかどうかは Glue Software 社のダウンロードサイトで確認出来るので心配は無い。

2週間のフリートライアルが可能、ということで早速使い始めたが、なかなか使い勝手が良く、ユーザーが一人なら複数の PC で利用可能な柔軟なライセンス形態だったので、Vector で購入を決めた。Ver. 1.1.1 は NewsGlue の画面内から Web Page の直接閲覧も可能で、オフラインでの記事取り込み機能も充実するなど、なかなか使い勝手良く仕上がっている。1ヶ月で、メジャーなバグ・フィクスも済んだ、ということなのだろう。

全くマニュアル等読むことなく、簡単に設定し使い始められる直感的インターフェースも良い。RSS フィードに対応した News サイトもかなりの数が最初から登録済み(主要新聞系サイトや Impress Watch, ASCII 24 といった IT 情報系サイトに加え、CNET の梅田さんのブログやスラッシュドットジャパンまで設定してある。)で、左上のアイコンをクリックし、購読指定をするだけですぐに使い始めることが出来る。良く巡回している Blog サイトは、IE などブラウザで表示後、ボタンクリックを数回し NewsGlue 側で RSS を登録するだけで RSS フィードの購読登録が済む。

今のところ、Windows PC ユーザー向けのみで、Mac ユーザー向けは無い様だが、日本語で主要ニュースサイトや Blog の RSS フィードを手軽に読みたい、と思ってきたユーザーには、使いやすい便利なツールと言えるだろう。

今後、こうした日本語対応 RSS リーダーは、携帯電話向けを始めとして様々な機能進化を遂げることになるのだろう。楽しみである。

Posted by minami at 06:34 PM
山が見えるであろう、とんかつ屋に行きたい!

あー、今日は家に居る時間が長かったので、久しぶりにたくさん Enty しすぎたかな、と思っているそばから、Higuchi's blog で、うまいとんかつ屋の話を発見。某地方都市(東京から高速で行ける、山が多い県ですね。)のとんかつ屋、めぐろ。これを読んだ後、さていつそちら方面にドライブで出かけるかな、と考えを巡らせ始めてしまった。

旨い一品を食べるためだけに出かけるドライブ。美味しいラーメンの店の話を聞きつけると、独身時代はすぐに出かけたものだったが、最近はそこまで Active で無くなっていたかもしれない。

しかし、このコラムを読むと、サクサクしたとんかつの衣の食感と、その店から見る雄大な夏山の絵が頭の中で交差してしまって、妙に行きたくなってしまった。うーん、きっとそのうち行ってしまうだろう。

ちなみに、B 級グルメ的視点からの、当方のとんかつ各分野別ベストは、以下でしょうか。いずれも全く店の内装などにはカネをかけていないので、デートなどではくれぐれも利用されません様に。

*** 都心にあるのに素朴で賞 ***

とんかつ 繁(しげ)@有楽町

(JRのガード下で目立たない狭い店ですが、ランチの一口ヒレカツが美味しいです。前の会社の時の昼に良く行きました。お弁当の配達もしてくれます。家族経営な雰囲気。)


*** 昔から安い価格で、がんばっているで賞 ***

豚珍館(とんちんかん)@ 新宿西口

(新宿西口ヨドバシカメラの裏にあります。極めて B 級ですが、御飯とトン汁がおかわり自由。オーダーしてから出てくるまでが早い。カツのセットは500円台から。この店は、ここ数十年、ずっとデフレです。)


*** ランチの一口ヒレカツが、さくさくで賞 ***

とんかつ三太(さんた)@ 新宿東口

(ランチセットの、1000円で食べられる一口ヒレカツがオススメ。荒いパン粉を使っているので、サクサク度大。デザートもついてこのお値段。新宿三越裏、大塚家具の横のペンシルビル。)


*** カウンターが巨大で賞 ****

とんき @ 目黒

(B 級と呼ぶには、ちょいと高い店。ここの40席のカウンターは、圧巻。カウンターの中で、職人達の仕事の様子がつぶさに見える。特に、指で高熱の油からとんかつをとりあげる初老の料理人(今はいるかわかりませんが。)はすごい。)


*** 会社から近いで賞 ***

末吉(すえよし) @ 赤坂

(意外にも美味しいとんかつ屋が少ない赤坂界隈。その中でも、一ツ木通りからちょっと横道に入ったところにある末吉は、赤坂サラリーマンに人気の店。ランチは、ちょこっと値段が安くなる。)

Posted by minami at 12:04 AM
6 15, 2003
セグウェイレンタル、7月のみ、5日間3万円!

Segway Owners Club Japan の Blog で、7月のみ、5日間で3万円という特別なセグウェイレンタルサービスを行っている様です。

セグウェイを今後仕事で利用してみたい、個人的に輸入代行で購入してみたいと考えて居られる方は、こういうチャンスに試乗してみるのも良いかもしれません。

ちなみに、同 Blog によると、現・前 Bush 大統領も Maine 州の休暇先で試乗された様で.....。

Posted by minami at 11:15 PM
PDA 用の、赤外線 (IR) キーボード


Targus から、PocketPC にも Palm にも対応する、赤外線接続の Keyboard が発売されることになった。これまでの PDA 対応 Keyboard は、必要な Driver の種類やコネクタ形状の差で、機種依存が大きかったが、赤外線で多機種に対応するのはユーザーからは歓迎できることだ。

実は当方も昨年末、赤外線 Keyboard の、Pocketop Keyboard を米国で購入したが、Palm OS5 には対応せず、Pocket PC2002 にも対応するのが遅れたので、しばらく宝の持ち腐れとなっていた。

しばらくぶりにドライバ対応機種を調べてみると、iPAQ h1910 (英語版 PocktPC 2002 の PDA)が対応していたので、早速ダウンロード、使い勝手を試してみた。


iPAQ h1910 は、日本でも最近発売された h1920 の米国版前機種。Palm m5xx シリーズ並みに小型の筐体に、輝度の高い TFT 液晶がついていて、SDIO 未対応など通信機能の不備はあるが Handy な端末だ。しかし、コンパクトさ故に本体にはキーボードが無く、文字入力はスタイラスの手書き入力に頼るしか無い。文字入力の面倒さで、JPEG Viewer や MP3 Player のみに用途が留まっていた。電池交換も可能な秀逸な PDA なので、それだけでは惜しい、と考えていたところ、Pocketop Keyboard が対応してくれた。


Pocketop キーボードは、二つ折りすると、大きさは小型の h1910 より一回り大きい程度、厚みはほんの 1-2 mm h1910 より大きいだけ。いくつか PDA 用 Keyboard は見てきたが、超小型の部類と言って良いだろう。赤外線キーボードなので電力供給を必要とはするが、ボタン電池ではなく、入手し易い単四電池で一本で駆動するというのも良い。

コンパクトにしたので、キーボードの大きさはやや変則的で、アルファベットの3段のキーのうち、通常サイズは中段のみ。上・下段は 2/3 程度のタテサイズになっている。しかし、横のサイズがゆったりと取ってあるので、ブラインドタッチでも押し間違いは少なくて済む。


ドライバを導入すると、PDA 液晶画面のタテ・ヨコ表示切替が可能になる。h1910 は側部に赤外線受光口があるので、この機能は重要だ。まず、付属の簡易スタンドに置いて入力をテスト。う、む?動作しない。上部の赤外線反射用ミラーの角度をいろいろ変えて工夫してみるが、うまくいかず。PDA 側の受光感度が低いのか、キーボード側の IR 発光が弱いのかわかないが、どうもちゃんと動かない。

そこで、今度は h1910 を平らに置いて、直接 IR 受光口同士が向かい合う様にセット。するとスムーズに動き始めた。あまり近づけ過ぎてもきちんと動かず、1cm ほど離すと間違い無く動作する。

キー押し下げからの遅延もなく、ほぼリアルタイムで入力出来る軽快さがあるので、実用的と言えるだろう。液晶の向きをソフト的に横向きに出来るので、文章入力の際は行単位で閲覧し易いというメリットもある。Palm m5xx シリーズ、iPAQ h19xx シリーズとこの Pocketop Keyboard の組み合わせは、ブラインドタッチ可能な小型 Keyboard とPDA の組み合わせとしては、最小・最軽量の部類に入ると言って過言では無いだろう。キータッチにも深さがあり、筐体の質感も高く、悪くない。

日本語版 iPAQ h1920 との互換性は実機を持っていないのでなんともわからないが、もし対応するなら日本語入力キーボードとしても使えるのだが...

Targus にせよ、本 Keyboard にせよ、赤外線対応の周辺機器も今後多く登場することが望まれる。少なくとも、Palm / PocketPC を複数所有している当方には、この傾向は有り難い。PDA 機種変更の度に Keyboard を買い換えるのは、さすがに避けたいので。

Posted by minami at 06:13 PM
丸ビル36階からの風景


新装された丸ビルにはこれまで何度か行ったが、先週、36階のレストランを訪れる機会があった。そこから、東京駅を真下に見下ろす風景は、赤レンガの駅舎と緑のプラットホームの屋根のコントラストが面白く、Exilim S3 でパチリ。

昨日夕刻放映していたテレビ番組によると、日本の公示地価ランキング No.1 は丸ビルで、1平方メートル当たりの単価はなんと2000万円にもなる。2位以下の平米単価は1500万円台なので、その差は歴然。丸ビルの延べ床面積で合計すると、ビル全体の価値は2000億円にのぼる、との事だ。


2003年問題で、空きオフィスが増え、汐留や六本木ヒルズとの競争も激しくなっているオフィス・ビル業界ではあるが、丸ビルは東京で最も良い立地となっていることもあって、頭ひとつ抜け出ている様だ。丸ビルの HP の、ビルの歴史年表や、丸ビルのアートワークも興味深いので、要チェック。

Posted by minami at 10:31 AM
iMode で使える簡易メーラー i-nPOP

FOMA を導入し、デュアルネットワーク・サービスに加入して PDC 端末の P504iSがサブ機化してからひとつだけ困ったことが生じていた。これまで愛用してきた iMode 用メーラーのリモートメールが使えなくなってしまったのだ。原因を調べると、有料のオフィシャル・サイトは、メイン機である FOMA 機側からしか登録・使用できないことになっている。

FOMA/PDC 2台の端末を安価に共用出来て便利に思えたデュアルネットワーク・サービスだが、やはり良いことばかりでは無かった。サブ機の PDC 端末は、いろいろ制約を受けることになる。サブ機とは言っても FOMA の電波が都会でも頻繁に切れる現状、どちらか一台だけを持って外出、となると、P504iS の方を持って行きたくなるケースが多い。メーラーが使えないのは、大きな痛手だった。すると、昨日 Sigmarion III に導入した高速 POP3 メーラーの nPOP が、i-Mode にも対応しているではないか。

早速導入。i-Appli 版の方は相性もあるのか、会社のメールサーバーとうまく連携できなかったが、CGI 版の方は問題無く動作した。

MS Word の添付ファイル等までサーバー側のサービスとして Text 変換してきちんと見せてしまうリモートメールと比較すると、機能は極めてシンプルで、添付ファイルのコードがバイナリで見えてしまったりするが、そもそも iMode でメールを見るのはメールのヘッダーや本文中心で、高速動作する方が良い、と割り切れる人にはこれで十分。パスワードも、リモメ同様画面メモ機能で端末側に記憶される。やっとこれで、サブ機の P504iS からも POP3 のメールサーバを直接閲覧出来る様になった。

有料だがより高機能なリモートメールは、メイン機の FOMA 上で今後とも活躍することになるが、PDC でも POP3 メーラーの環境が整って、とりあえずは一安心。

Posted by minami at 09:08 AM
6 14, 2003
Sigmarion III をサクサク使う

Palm OS Love の好評連載シリーズ、「あなたも絶対欲しくなる「sigmarion III(シグマリオン3)レビュー」。伊藤氏による第二弾の記事が掲載された。(もうすでに Palm OS Love の特集記事は、"Palm OS" というサイト名の枠を超えてますね ;-p > Eri さん。)

ちょうど先週、Melco WLI-CF-S11G の Wireless LAN カード用のドライバを導入、Sigmarion III を Wireless LAN 環境で使える様にしたところだったので、この記事は大変役立った。Sigmarion III は、新しいソフトを導入し使い込む程に、そのきびきびとして俊敏な使い勝手に磨きがかかる。Note PC の代わりとして利用することに、自信が付き始めた。

固定料金 PHS 通信カードの @FreeD は、Air H" との共用に気が引けてまだ導入していないのだが、ちょうど所有していた CF 型 Wireless LAN カードのドライバがあることを掲示板で知って、先週導入してみた。Sigmarion III で使ってなかなか電池が持つことは Palm OS Love の特集の内容の通りだが、当方が注目したのはその動作速度。

Internet Explorer を使って試しに自分の Blog にアクセスしてみると、最初8-10秒待たされるが、その後ビュンと読み込まれる。この速度、タダモノではない。Zaurus SL-C750 でも同じカードを装着して Wireless LAN で試してみたが、ここまで速くは無かった。同じ 400MHz の PXA255 チップを使っているはずなのだが。IE で表示される Blog ページのレイアウトも、PC で表示されるものとほぼ同等で、Side Title の処理が横になったり下になったりすることが多い Zaurus SL-C750 や CLIE の NetFront Ver. 3.0 ブラウザよりも使い勝手が良いし、動作もきびきびしている印象だ。(もうひとつプリインストールされているブラウザの Pixcel Browser でも読み込みスピードは速いが、JAVA 処理の問題か、Blogrolling がうまく表示されないので、当方はもっぱら IE を利用している。)

CF Wireless LAN カードと Windows CE 用の IE の組み合わせがなかなか気に入って、次になんとかしたかったのが Mailer。Sigmarion 標準 Mailer の Outlook と同じインターフェースの「受信トレイ」は、動作がどうも遅くて、折角の Network の高速化に着いてきていない印象だったので、これをなんとかしたいと思っていた。そこで、前出の伊藤氏記事に掲載されていた、nPOP を導入。メールサーバ上のヘッダーをすばやく降ろしてきてくれるので、極めて高速で、実用的。機能は受信トレイほど多機能ではないが、その分スピード感がぐっと上がる。

Mobile でメール受信を行うとき、特に PHS 通信カードなどを利用していると、地下鉄駅で電車を待ちながらメールのヘッダー、本文、添付ファイルすべてを受信しようとして、そこに電車が到着してしまい、やむなくメールダウンロードの途中で地下鉄乗車、なんてことがこれまで良くあったが、nPOP ならすばやくヘッダーだけを降ろしてくれるので便利。あとは、地下鉄が次の駅に到着する度に、必要なメールだけを読み出す、そんな使い方も可能となる。

同じ伊藤氏特集の中の Pocket Outlook Viewer の ROSE もとても使い勝手が良い。Sigmarion III 標準スケジューラーの「予定表」を利用すると、スケジュール容量の多い当方は立ち上がりまでに5呼吸くらい待たされる感じで、実用性を感じていなかったが、ROSE はビュンと立ち上がる上に、画面いっぱいに月間スケジュールを表示してくれる。この一覧性は本当に、素晴らしいし、動作速度も数倍上がることになる。

Sigmarion III と PC を結ぶ USB ケーブルは、他製品の USB ケーブルが使えることが知られているが、当方の場合でも、Canon の USB 接続電卓についているケーブルや Sony Memory Stick USB Reader MSAC-US20 付属のケーブルが問題無く利用出来た。汎用ケーブルがシンクに利用できる PDA というのはある様で無い(高価なケーブルがメーカーの利益源になっていることが多い)ので、これは嬉しいところだ。

ということで、Palm OS Love の伊藤氏の特集は、Sigmarion III ユーザーの当方にとって、システム全体のさらなるサクサク化を行う上で大変役立った、のでありました。伊藤氏に、感謝。

Posted by minami at 10:09 PM
菜の家わいんち - ロンブー亮が赤坂料亭佳川を大改造


赤坂の隠れ家的昼食場所として愛用していた料亭佳川(よしかわ)が、ビルオーナーが変わって賃貸条件が合わなくなり(関係者談)、閉店を余儀なくされてから、半年ほどが過ぎた。

こじんまりとした小規模料亭ながら、個室の内装もきれいに仕上げてあり、何より店の方々の Friendly な雰囲気が良くて、リーズナブルな価格で提供されるランチセットを良く食べに行ったものだった。赤坂と溜池山王を結ぶ裏道の、通称「赤坂料亭通り」。夜になると政財界要人の黒塗りベンツが並ぶ細い通りに、閉店した佳川は半年程、ひっそりとその姿を隠していた。

この春先から、その佳川に改装工事が入った。工事は急ピッチで進み、2ヶ月もたたずに完成してしまった。「わいんち」という、木質内装の野菜料理の店に変貌。「ワインを飲める家」という意味かな、と勝手に理解していたら、実はロンドンブーツ1号2号の田村亮が日曜夕方のバラエティ番組で企画し、半年かけて完成した「わい(自分)の家」という意味の和食の店であったことが、昨日B社さんとの懇親会で訪れて、初めてわかった。

さてこの店、短命の芸能人レストランに終わるのか、それを超えているのか。名店佳川の名残やいかに。


入口を入ってすぐの土間には、季節の野菜が並べてある。さらに進むと、二階に上がる階段左手前はもとあった壁が無くなっていて、オープンな厨房があり、大きな釜で御飯を炊き上げる様子を見ることが出来る。木材を表面に貼ったり、間接照明への切り替えを行ってはいるが、内装は料亭佳川時代のものがかなりそのまま使われていて、佳川ファンとしてはなんだかほっとする。佳川時代に目立っていた、大きな陶器の壺などは、さすがに無くなってはいたが。

間接照明も、佳川で使っていた天井の照明を一部ふさぐなどして製作されているが、なかなか落ち着いた、風情のあるものに仕上がっている。余計なコストをかけずに、大人の落ち着いた空間をうまく演出している様子が伺えた。

全国から選りすぐった有機野菜が、メインコースとなる。3800円~6000円の3種類のコースがあるが、料理長須崎氏のおすすめコース、を頂くことになった。大食漢の当方としては、野菜のコース、には多少の不安を抱いていたが、コースが始まるとその心配は全く必要無い事を知った。野菜ってこんなに美味しいものだったのだ、と再確認させる、野菜本来の旨さを引き出す料理の数々。


一番印象に残ったのは、わいんち特製の「野菜しゃぶしゃぶ」。中国野菜など8種類の青菜を、昆布だしのしゃぶしゃぶで頂くのだが、ポン酢との相性も良く、しゃきしゃきとした野菜の歯ごたえも楽しめる。参加者一同、野菜のしゃぶしゃぶって、なかなかいけるのね、と大満足。

料理の最後は、大きな釜で炊いた御飯ととろろ。米のうまさを伝えたい、というのも、田村亮の本企画での願いだったらしい。そして、デザートは、桂花陳酒が隠し味の杏仁豆腐。全ての料理のこだわりがあって、料理長の野菜を中心とした和食の良さを感じて欲しい、という気持ちが伝わってくるものだった。わいんちは、単なる芸能人レストランという枠を超えて、料亭佳川のしっかりした作りの空間を活かしつつ、創意工夫あふれる有機野菜コース料理が印象的な、また訪れてみたくなる店だった。

赤坂料亭通りの新名所、わいんち。週の後半は予約が取りにくい様だが、週の前半は狙い目とのことである。

Posted by minami at 10:04 AM
6 11, 2003
その後の、四谷弁慶堀カメ一家

4月に発見した、迎賓館脇に生息する都会のカメ達。都心にしては緑が多い、弁慶堀の自然の中で、その後も元気に暮らしている。

JR四谷から赤坂見附へ向かってなだらかに下る坂道。歩道が首都高速の下にもぐりこみ、90度左に曲がるあたりのお堀端で、朝の時間をカメ一家(大小いろいろいるので、勝手に一家にしてしまおう。)は甲羅干しにあてる。地図上でプロットすると、ちょうどこのあたり

発見してから数日は、しばらく眺めていてもカメ達が身動き一つしないので、誰かがイタズラでカメの銅像でも置いていったのだろうか、と疑うこともあった。しかし最近は、気温が上がったせいか、緑の藻が多いお堀の水面を元気に泳ぐ姿も度々見かける様になった。真上には渋滞の首都高速が騒々しく、迎賓館を要人が訪れると(最近で言えば、韓国大統領)ものものしい警戒態勢が引かれる東京都心の真ん中で、カメ達はのんびりと甲羅干しを続けている。誰かがペットを放したのか、ここでずっとコイ同様に堀の管理者に飼われているのか、なぜここにカメが、の理由はいまだに良くわからない。

騒々しい都心の風景にあまりにも不釣合いなのんびりとした弁慶堀のカメ一家。現実の都会空間とのお茶目な乖離感が楽しくて、四谷~赤坂間を徒歩で朝通勤する時には、彼等の様子を観察することがひそやかな楽しみとなりつつある。

しかし今朝、いつもの様にお堀端を通りがかると、いつも寄り添っている仲良しカメ一家の中の比較的体の大きな1匹が、群れから外れた単独行動をしていた。これはいったい!?

一匹が、群れから抜け出し、いつもの水際の甲羅干し好適ポジションを離れて、歩道の近くの土(砂?)を掘り返しているのだ。後ろ足で!

スワ、これは産卵!?と思うも、弁慶堀のカメ一家は、よく産卵シーンがテレビで放映される海ガメとは違う、普通の陸ガメだ。まさか、と思ってネットを探ると、おお、やはり陸ガメのメスも、土を後ろ足でほって産卵するのだ!ということがわかった。そう、私は、感動の産卵シーンを、今朝偶然にも目撃してしまったのである。うまくすると、可愛い子陸ガメがそのうちに弁慶堀カメ一家に加わって、ひょこひょこと後をついて泳ぐことになるのだろうか。ますます、四谷のお堀端のカメ観察熱は、高まってしまうのであった。


この弁慶堀、カメだけでなく、かなりの種類の水鳥、コイ、そして花でいえば今は紫陽花。なかなか自然が豊富である。公園になっているわけでも無いし、お堀の水も藻で濁っていてきれいではないので知らずにとおり過ぎてしまう方も多いと思われるが、機会があったら是非立ち止まって堀の周囲に目をこらして観察して頂き度い。都心にしては驚くべき自然の営みが、小さな生態系の中で日々繰り返されているのを、きっと感じることが出来る。

Posted by minami at 11:49 PM
6 08, 2003
腰が痛くならないフルスペック・ノート PDA、シグマリオン III

先週、元 Waag.net (現 CNET Japan Reviews。最新 eGadget の評価はこちらで。)主催者で現在 CNET Japan 社長の御手洗さんと都内某所で meeting させて頂く機会があった。meeting が始まる前に、彼がカバンから取り出したのはシグマリオン III。それを見てお互いに目配せをして、実感をこめて二人は期せずして同じ言葉を語った。「本当にいいですよね~、これ。」彼も eGadget 評価サイトを創業した位なのでこの手のものには本当にウルサイし、当方も幾多の PDA を購入し続けているが、常にリサイクル(?)されていて、長期保有する機種は実は少ない。その二人がこのキーボード型 eGadget については一致した見解を持った。そう、これは、確かに良いのだ。

詳細なマシンレビューは、Palm OS Love のところの、伊藤浩一さんの記事が詳しいのでそちらを見て頂き度い。これを読むと、相当欲しくなる人が確かに多いだろう。同氏が wiki で運営しているシグマリオン III の掲示板の情報量も素晴らしい。CF カードや周辺機器等、どれがシグマリオン III 対応か、ここを読めば全てわかってしまう。

掲示板には裏ワザも多く掲載されていて、Air H" CF Card は対応しないが、Air H" 対応 PHS と PCMCIA カードを CF 対応にするアダプターを組み合わせると H" も使えてしまうとか、純正品を買うと高価な PC 接続ケーブルは実は汎用の USB ケーブルが使えてしまうとか、無線 LAN カードもいろいろ工夫をすれば各社製品が対応するとか、ためになる。こうした裏ワザの交換が非常に多くなされている事からも、シグマリオン III のユーザーの本製品への期待が理解できる。

御手洗さんとも合意したのだが、シグマリオン III は奇をてらっていない、というか、非常に真面目に、堅実に作られたマシンである。エンタメ・ソフト的要素はほとんど排され、ビジネスユーザーが重い NotePC から解放されて、常時 Mobile 仕事で購入したその日から使いこなせる様に仕上げられているのだ。

PDA としては最大サイズの TFT スクリーンと、キーボードサイズ。Vaio U3 と比較すると、このキーボードはキー 2/3 個分だけ横に広いのだが、それだけでもタッチタイピングでのミスを減らすのには非常に役立つ。ミスタイプはこのキーの大きさに慣れないとゼロにはならないが、Vaio U3/U101 と比較してもキーボード間隔を広くとってあるために、横のキーを間違えて押すミスはかなり減少する。これは是非本物のマシンを触って試して頂き度い。

フォントサイズも、付属の MS ワードパッドでかなり大きく表示出来るので、視力に自信が無くても問題無く利用できるのも良い。Windows Messenger も標準でついているので、IM がないと仕事にならぬ、という人にも便利な Mobile マシンだ。

このキーボードの良さとフォントサイズ、一日余裕で使えるバッテリーの持ちのバランスで、シグマリオン III を何度か Meeting のメモ用に利用してみたが、これまで使った PDA の中では最も実用的。やっと、紙のメモを使わないでこれで良いかな、と思えるマシンに出会った、というのが率直な印象である。

ブラウン調ブラックとシャンパンゴールド色の Body の質感も高く、500グラム弱は PDA だと思うと重いが、NotePC のかわりと思えばとても軽い。ちなみに私は、シグマリオンを入手した今でも、PDA としては CLIE を使っている。スケジューラーやアドレス機能はアプリケーション毎のハードウェアボタン一発で瞬時に立ち上がる Palm のサクサク感を越えるものは Zaurus / PocketPC と比べてもまだ無い気がしていて、Palm はそういう面でも手放せない。移動中電車の中などで立った状態でメールや Web にアクセスするにも、シグマリオンの筐体はチト大きいので、その場合にもタテ型でホールドし易い NX73V が活躍することになる。座れる環境がある場合には、キーボードが使い易いシグマリオンIIIが圧倒的に強いので、まさに NotePCのモバイル環境での代用機がシグマリオンIIIになる。

FOMA との接続ケーブルが、単なるケーブルなのに8千円以上もする、とか、Sharp 製 MPEG4 動画レコーダーで録画した画像の音声がうまく Media Player では再生できない、とか細かい点での不満はあるが、他があまりに良いので許せてしまう。

最後の判断ポイントは、@FreeD を購入するかどうか。64K対応の CF 型 PHS 常時接続カードは、シグマリオン III をフルに使いこなす上ではやはりあると便利なのだが、それを購入してしまうとあまりに DoCoMo の戦略にそのまま乗っかってしまう事になるので、迷っている。FOMA で接続は出来るのだが、自分の使い方ではパケット代がとても高いものになってしまうし....さて、どうするべきか。しばらく Mobile 通信機能は NX73V + Air H" だけでこなすという手もあるが、シグマリオン III + @FreeD があるとしばらくはこれで Mobile 通信環境は満足できそうな...うーむ。

派手さは無いけれど、とても実用的なこのシグマリオン III、重い NotePC の常時持ち歩きで腰が痛くなりつつある、戦う Mobile ビジネスマンの方々に、オススメします。

Posted by minami at 10:41 AM
6 07, 2003
CLIE PEG-NX73V で SD Memory Card を試す

Sony のメモリーカード、といえば、Memory Stick、と相場が決まっている。Sony の製品は Vaio など一部 PC 製品を除いては、対応 Memory は Memory Stick しか無く、こうした囲い込み戦略を嫌うユーザーは Sony の独自路線型の商品を買うのはためらいもあるだろう。

本日発売された、CLIE PEG-NX73V で、Sony はやっとその呪縛をちょいと解いてくれた。この新型 CLIE は、やっと CF Memory Card に対応してくれたのである。CF スロットは PHS 通信カード対応の為にこれまでも装着してきた CLIE だが、Memory Stick マーケティングの為もあってか、CF Memory には対応していなかった。それが、やっとのことで対応。その使い勝手やいかに。せっかくだから、CLIE で SD Card も使ってみよう。Exilim で撮影した画像を、CLIE から Moblog に Upload する、それには SD 対応も大事な要素だ。そんな実験がしたくて、NX73V を購入.....

....という目的だけで勿論 CLIE を買うわけでは無く、理由はいろいろあるのだが、とりあえず CLIE 上での SD Card の使い勝手をまず調べてみよう。そして NX73V の使用感全般も。

NX73V で SD Card を利用するには、Panasonic の SD 用 CF アダプターが必要となる。CLIE の HP では対応 CF カードには記載されていないが、装着してみると無事認識、動作した。

しかし、同様の事を試そうと考えている方は、ここから注意して読んで頂き度い。NX73V では、CF Memory Card に対応する、アプリケーションは限定されている。たとえば、Exilim で撮影したデジタル写真は、CLIE のデフォルトの画像 Viewer である CLIE Viewer では CF/SD からは読み込めず、CF/SD の JPEG 画像は CF にも対応するアプリの Picsel Viewer で閲覧しなければならない。これは Exilim 画像の CLIE 経由 Moblog にはちょっと面倒だ。CLIE Viewer なら CLIE のメールアプリケーションと連動するので画像の添付・送信が一連の動作で行えるが、Picsel Viewer からはそうもいかない。

ということで、CF Memory Card や、SD Card も NX73V で読めることは読めるのだが、アプリの対応度合いが低く使い方は限定的になる。

と、以上は多少 PDA マニアックな記述を多くしてしまったが、NX73V 自体の使い勝手は悪く無い。悪く無いどころか、これまで多種の CLIE を使ってきたが、CF 型PHS 通信カード対応機種としては CLIE 史上最もコンパクトで、すっかり気に入ってしまった。

筐体のコンパクトさだけを見ると TG50 などの方がスリムで良いのだが、やはり Air H" など CF の通信カードに本体だけで対応するのは魅力的だ。NX73V 本体装着のカメラは 31 万画素なので、130万画素の高機能カメラを必要とする方は今月末に発売される NX80V を待った方が良い(ちなみに本体メモリ容量も、NX80V では 32MB と倍増。)が、つや消しブラックの筐体が気に入ったら、NX73V も良い選択だ。厚みも大きさもひとまわり小さくなった NZ90V、そういう印象がある。前機種の NX70V と比較しても、画面の大きさはそのままに縦の長さが短くなり、CF カードの挿入スロットも開閉式になって、携帯性は抜群に上がっている。

電池の持ちも、良くなっている。TG50 の標準的な試用可能時間は11日だったが、NX73V では14日に伸びている。実際に Air H" カードを装着して通信していても、電池の減りはそれほど早く無い印象だ。

CF カードを差し込む開閉するスロットは、ちょうど DV カメラのカセット装着口の様な精巧さで、緻密な出来だが、やや華奢な印象もある。Air H" カードを装着しっぱなしで使うユーザーは、ウレタンケースなどに本体を入れておく方が無難かもしれない。また、前述した Panasonic の SD-CF アダプターは、NX73V から引き抜くときに、なぜかひっかかりがあることが多く、この華奢な CF スロットを壊さない様に押したり引っ張ったりしながら恐る恐る取り出すことになるので、それも注意が必要。もともと Sony では対応 CF カードにこのアダプターを含めていないので、各個人のリスクで試す必要がある。

当初使い勝手を心配した内蔵キーボードは、キートップの高さがあまり無いので他機種に比べると押し味は劣るが、とても使いにくい、というほどではない。これは個人差があるだろうが、当方はこれで十分使えると納得出来た。TG50 の様にバックライトが点灯するギミックも、暗いカンファレンス会場等でのタイピングを可能にするものなので好ましい。

31万画素カメラは、NX70V と変り映えせず、それ故に130万画素の NX80V を待つ方が多いだろうが、31万画素故のサクサクとしたシャッター間隔(撮影後のメモリーへのセーブ時間は極めて短時間。)はやはりメリハリがあって良い。NX80V の画質は銀座の Sony Plaza に実機が展示されているのでそこで試すことが出来たのだが、NX80V を使った上で NX73V で良いかな、と当方は判断。130万画素カメラに、あまり多くの期待をするよりは、200万画素超の Small デジカメとこの NX73V をセットで活用する方が、当方のスタイルには合っているとの結論。31万画素カメラは、室内での撮影は比較的得意でそれなりに美しい画像が撮れるのだが、日中の撮影や遠景の撮影にはややボケが出るところがある。その欠点をわかって活用出来る方なら、NX73V で十分。何より、このブラック・カラーにひかれるのなら、シルバーの NX80V を待つことは無いだろう。

16MB のメモリーでも、Blog サイトの閲覧などは NetFront 3.0 で余裕でこなせる。文字表示時の行間に余裕が設けてあるせいか、最新の Zaurus SL-C750 よりもこちらの方が Web ページの文字は読みやすい印象があるから不思議だ。TFT の液晶そのものは、Zaurus の方が輝度が高くずっと良いはずなのだが。

ソフトウェア部分での最大の変化は、「デクマ手書き入力」という、日本語手書き認識ソフトの ROM 導入。試してみると、英数字の認識なら Graffiti の方が認識しやすく使い易い印象だったが、カナ、漢字の認識はなかなか高性能。かなり悪筆な当方の急いで書いた文字でも、ちゃんと認識する。キーボードがついているのでそちらからの入力がどうしても多くなる NX-73V だが、ターンスタイルでキーボードが画面下に隠れている時に急いでインプットするには十分な機能だ。文字種別にカラーを変えているので、認識間違いがあった場合の訂正も非常にやりやすくなっている。気配りが行き届いた手書き認識ソフトで感心。

Memory Stick スロットを上部から側面部に移したので、その分スタイラスを収納するスペースが無くなり、伸縮式の極小スタイラスが採用され使い勝手はあまりよろしくないが、本機ではスタイラスを使う機会はそれほど多くないだろうから許せる範囲。

これまでのクリエの良いとこ取りと言える、バランスの良いクリエ。それが NX-73V 、そして今月末発売の NX80V の両機種の共通点。NX70V / NZ90 ではちょっと大きく重いな、と感じた方は、是非店頭で触ってこの絶妙なバランスをお確かめ下さい。CF カードの利用制限など、万能では無いクリエですが、実用的です。もちろん、MovableType の Entry も、Mobile でこなせます。

Posted by minami at 11:42 PM