6 24, 2003
Canon PowerShot G2 Black 発見!


Canon PowerShot G5 が発売になった。中型デジカメのフラッグシップ・モデルは、前機種 G3 と比較し5百万画素に CCD がグレード・アップされ、画質に磨きをかけている。もう一点はボディ・カラーがシルバーからブラックになる、というマイナー・モデルチェンジ。しかし、色を変えるだけで、その存在感が増すから不思議である。このクラスのデジカメ・ユーザーは、アナログカメラ時代からの写真愛好家が多い。そこで道具たるカメラとしての実力を一番発揮し易い黒色に、魅力を感じるのだ。ガラス面などを正面から撮影しても、黒は反射をおさえるので映りこみの心配が少ない。写真を撮影する道具は派手な色であってはならない訳だ。しかし、発売されたばかりの G5 は値段も立派。量販店での価格は9万円弱にもなる。さすがになあ、と思っていたら、行き着けの中古カメラ店で、新品同様の黒色 PowerShot G を発見。ただし、"G5" ではなく、2世代前に当たる、 "G2" だ。


2002 年3月に限定数のみ発売された PowerShot G2 の Black Color は、新品同様といえど旧機種・中古なので価格も G5 の半分以下のお買い得品。そして、撮影画像のクオリティは4百万画素で映像エンジンも搭載して居り、それほど遜色無い。最新型の G3/G5 に比較すると、起動にやや時間がかかる事や、シャッター速度・絞りを変更するグリップ位置のモードダイヤルが無い点、ズーム比率等は劣るが、CCD も 1 / 1.8 インチであり、レンズも F 値 2.0 - 2.5 の明るく大口径なものが採用されている。EOS 周辺機器のストロボが流用出来る点も、Canon ユーザーには大きなメリットだ。(写真は、Speed Lite 220EX を装着。)

実は G2 については、銀色のスタンダード機を2001年秋に購入している。しかし、その後他機種を試す為に手放し、それ以来はコンパクト・デジカメを複数機種テストして来た。それを経て今回また、G2 に戻って来たのには相応の理由がある。外見的には黒い Body に惹かれた訳だが、より大切な選択理由はやはり中身。

デジカメは最新のモノ程、機能的には勿論良いわけだが、G2 は採用されていたレンズが、なかなかのものであった。このレンズで撮影した画像の鮮やかさは、手放した後でもくっきりと頭の中に残っていて、その後多くの400万画素コンパクト機を試したのだが、G2 のレンズ描写を超えるものは現れ無かったのである。一眼レフ用 EF レンズの技術が活きた、非球面ガラスモールドレンズの採用。美しいボケ味を出せる F2.0 の明るい開放値。

G3 に世帯交代し、最近は G5 が出て2世代前の旧機種となってしまった G2 だが、カメラ屋を渡り歩くと、まだ在庫が残っている店では新品でも5万円を切る価格で売っている。今回手に入れた限定色の Black はかなりレアなので、なかなかもう新品は見つからないし、中古もそれほど玉数は多く無いが、スタンダードな Silver Body は探せばまだ新品でも、見つかる可能性は高い。

より高機能を求めて新機種をずっと追いかけ続けてきた当方のデジタル・カメラ購入暦だが、今回は一度手放したはずの1年半前の旧機種に、珍しく逆戻り。しかし、その使用感、クオリティには非常に満足している。Canon PowerShot G2 は自分的にはデジカメの名機、と言って良い存在になっている。

Posted by minami at 6 24, 2003 11:43 PM