December 08, 2002
Apple Store Palo Alto


Palo Alto のダウンタウンにある、アップル直営店Apple Store を、1年ぶりに訪れた。目的は、某社社長が、PowerBook の SuperDrive が入った最新機種を購入する為。

今年8月の Jaguar 発売イベントでは4000人の客であふれたらしいこの店も、普段はゆったりした空間で、ゆっくり買い物が楽しめる。

前出 Hotwired の記事の通り、2001年に一号店が出来てから、全米で50店舗に拡大。以前は Silicon Valley に来ると、Apple 本社内の The Company Store を訪問することが多かったが、その雰囲気が、全米に展開する Apple Store の中に感じられる。

上品で、落ち着いていて、デザインセンスあふれる、マンハッタンのダウンタウンや東京代官山にある様なアートギャラリー的内装の、ゆったりした空間の中、豊富な知識の店員や多くは熱狂的マックファンの他の顧客とおしゃべりを楽しみながら買物を楽しむ。アップル社のこだわりが、充分伝わる店舗内容。









Apple Store は、単なるコンピュータ販売店の域を超えた、Apple 崇拝者達の為のCommunity 空間として、高い完成度を持っている。マックユーザーなら、訪問するだけでも幸せになれる。週末にいつも、特に目的は決まっていなくても、何か Macintosh 関連の新しいものはないか、店員は今度出る新機種の情報を何か教えてくれないか、とまた訪れたくなる、そんな空間。

90年代初め、会社でまず II fx に触れて Macintosh のすばらしさを知り、個人としては白黒 Display だった初代Powerbook からすっかりハマって、デスクトップのカラーマックやドッキングの仕組みが珍しい PowerBook Duo (壊れ易かったが、いまだに一番鮮烈な印象の Mac は Duo かもしれない。)に熱を上げ、 1998年の発売初日には Manhattan で在庫が僅少のiMAC を探して購入するほどにアップル社製品に熱をあげていた自分も、オフィスのパソコンとの互換性の薄さや、アプリケーションの種類の少なさ、コストパフォーマンス等の理由から、Windows PC に完全移行してしまったのは、1999年終わりの事だった。21世紀のアップルは、なんだか元気がある。iMac の 17 インチの美しい Wide 液晶ディスプレイを、ゆったりした Apple Store 店内で眺めているうちに、ううむ~、再度 Switch するか....という気持ちがまたふつふつと沸いてきてしまった。Apple に心酔していたころの記憶とともに、段々それが現実味を帯び始める。今回の出張で、アップル創業者のもう一人のスティーブ、スティーブ・ウォズニアック氏にお会いしてお話しする機会があって、その人柄に惹かれたことでも、さらに背中を押されてしまっているのかもしれない...

でも、日本には、アップル直営の Apple Storeが無い。ヨドバシやビックカメラから買うより、こういう店で、買いたくなってしまうのだが...一号店開店は、いつになるのだろう。

自分にとっての、日本における Apple Sotre 的場所は、多摩センター地区、京王・小田急永山駅近くにある企画室ゆう(通称 Plus Yu)だった 。今でこそアップル専門店や、大型店舗内のアップル売り場は珍しくないが、この多摩の小さな会社は、会社名そのものの企画力(毎年末は夜中までマック格安販売イベントを開催。)と珍しい直輸入アップル周辺機器、マックのことなら何でもわかる知識豊富な店員(多くはアップル好きの学生アルバイト)で、非常にゆったり出来る空間を、90年代前半から提供していた。この店には、今 Apple 本社が Apple Store でアピールしつつある、ローカルなアップル・ユーザー・コミュニティへの商品・サービス・知識提供というコンセプトが、その頃から存在していたのは驚きでもある。先見性は東京都心にではなく、東京西部の多摩地区から発信されていた。

中野から電車に乗ってまで週末に通っていた当時は、別にデザインセンス溢れる店舗では無く、本当に小さなマンション1階の店舗だったが、最近は場所を駅の近くに移して、この QuickTime VR の様に内装も変えた様だ。出張から戻ったら、久しぶりに訪れてみよう。

マックファンであることの醍醐味はやはり、アップル・コミュニティの一員であるという認識を持てること。Windows PC ユーザーではなかなかもてないこの、アツい感じ。Apple の歴史を今回の出張を通じて肌で感じて、そのコミュニティに戻ろうかなと思い始めた。

さあ、アップル公式サイト上の、Switch をまず、見てみよう。最近のマックの最新知識と、移行の知恵を、とりあえずは仕入れないと。でも、考えてみるとこの、アップルの Switch のキャンペーン広告、実名でアップルの良さを広く主張しているところが、なんとなく米国の Blog 文化に通じるものを感じるな...

Posted by minami at December 08, 2002 06:07 AM | TrackBack
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