June 15, 2003
PDA 用の、赤外線 (IR) キーボード


Targus から、PocketPC にも Palm にも対応する、赤外線接続の Keyboard が発売されることになった。これまでの PDA 対応 Keyboard は、必要な Driver の種類やコネクタ形状の差で、機種依存が大きかったが、赤外線で多機種に対応するのはユーザーからは歓迎できることだ。

実は当方も昨年末、赤外線 Keyboard の、Pocketop Keyboard を米国で購入したが、Palm OS5 には対応せず、Pocket PC2002 にも対応するのが遅れたので、しばらく宝の持ち腐れとなっていた。

しばらくぶりにドライバ対応機種を調べてみると、iPAQ h1910 (英語版 PocktPC 2002 の PDA)が対応していたので、早速ダウンロード、使い勝手を試してみた。


iPAQ h1910 は、日本でも最近発売された h1920 の米国版前機種。Palm m5xx シリーズ並みに小型の筐体に、輝度の高い TFT 液晶がついていて、SDIO 未対応など通信機能の不備はあるが Handy な端末だ。しかし、コンパクトさ故に本体にはキーボードが無く、文字入力はスタイラスの手書き入力に頼るしか無い。文字入力の面倒さで、JPEG Viewer や MP3 Player のみに用途が留まっていた。電池交換も可能な秀逸な PDA なので、それだけでは惜しい、と考えていたところ、Pocketop Keyboard が対応してくれた。


Pocketop キーボードは、二つ折りすると、大きさは小型の h1910 より一回り大きい程度、厚みはほんの 1-2 mm h1910 より大きいだけ。いくつか PDA 用 Keyboard は見てきたが、超小型の部類と言って良いだろう。赤外線キーボードなので電力供給を必要とはするが、ボタン電池ではなく、入手し易い単四電池で一本で駆動するというのも良い。

コンパクトにしたので、キーボードの大きさはやや変則的で、アルファベットの3段のキーのうち、通常サイズは中段のみ。上・下段は 2/3 程度のタテサイズになっている。しかし、横のサイズがゆったりと取ってあるので、ブラインドタッチでも押し間違いは少なくて済む。


ドライバを導入すると、PDA 液晶画面のタテ・ヨコ表示切替が可能になる。h1910 は側部に赤外線受光口があるので、この機能は重要だ。まず、付属の簡易スタンドに置いて入力をテスト。う、む?動作しない。上部の赤外線反射用ミラーの角度をいろいろ変えて工夫してみるが、うまくいかず。PDA 側の受光感度が低いのか、キーボード側の IR 発光が弱いのかわかないが、どうもちゃんと動かない。

そこで、今度は h1910 を平らに置いて、直接 IR 受光口同士が向かい合う様にセット。するとスムーズに動き始めた。あまり近づけ過ぎてもきちんと動かず、1cm ほど離すと間違い無く動作する。

キー押し下げからの遅延もなく、ほぼリアルタイムで入力出来る軽快さがあるので、実用的と言えるだろう。液晶の向きをソフト的に横向きに出来るので、文章入力の際は行単位で閲覧し易いというメリットもある。Palm m5xx シリーズ、iPAQ h19xx シリーズとこの Pocketop Keyboard の組み合わせは、ブラインドタッチ可能な小型 Keyboard とPDA の組み合わせとしては、最小・最軽量の部類に入ると言って過言では無いだろう。キータッチにも深さがあり、筐体の質感も高く、悪くない。

日本語版 iPAQ h1920 との互換性は実機を持っていないのでなんともわからないが、もし対応するなら日本語入力キーボードとしても使えるのだが...

Targus にせよ、本 Keyboard にせよ、赤外線対応の周辺機器も今後多く登場することが望まれる。少なくとも、Palm / PocketPC を複数所有している当方には、この傾向は有り難い。PDA 機種変更の度に Keyboard を買い換えるのは、さすがに避けたいので。

Posted by minami at June 15, 2003 06:13 PM | TrackBack
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