June 30, 2003
Sony CyberShot U30 の進化ポイント


27日に発売された Sony CyberShot U30 は、仕様や外観をちょっと見ただけでは、「なーんだ、200万画素のままか。デザインもあまり U20 と変わりないし、魅力ないかな」となって、既存の U10/U20 ユーザーには一見魅力が少なく映る。しかし、細かい部分で、着実に進化している。U20 で気になっていたいくつかの欠点が、殆ど改善されていることは、ちょっと使い込むと理解出来る。

一番有り難いのはまず、5倍まで中心部を拡大する機能がついて、ピントを確認し易くなったこと。CyberShot U は小型で気軽に撮影できる代償として、オートフォーカスのピントを外したり、撮影画像がブレたりするケースが多い。ところが、液晶画面が極小なために、その場でピントのズレやブレを確認できず、あとで PC で撮影画像を拡大して初めて気付く事も多かった。

今回、中心部のみだが5倍までの拡大機能がついて、撮影後画像の出来を即座に確認できる様になった。画像を5倍に拡大するのも、ボタン2押しで一瞬で完了する。ピンぼけやブレはその場で発見可能となったのは大きな改善点だ。液晶画面そのものもサイズは前機種と同じだが、品質がアップし、鮮明で見やすくなっている。

もうひとつ U20 で不満だったこと、それはフラッシュのチャージ速度。蓄電が遅いのか、フラッシュが必要なシーンで、チャージを待たされ、シャッターチャンスを逃すことも多かったが、U30 は体感的にもフラッシュ・チャージが迅速になった。これも嬉しい変化。

U30 本体の電池充電にかかる時間も、短縮された。別売りのアクセサリーキット、ACC-CN4 を購入すれば、電池2本なら1時間25分でチャージ可能になった。付属の充電器ではまだ6時間も充電にかかるが、これも従来機種よりは短縮されている。

ライバルの Exilim と比較すると、動画機能が弱い(音声録音できず、画像サイズが小さい)ところもあるが、10cm まで特別な操作が必要無く寄れるマクロは、やはり便利ではある。デジタルカメラが数ある中で、電源スイッチ一体型のスライド式レンズカバーを開いて、実際に撮影完了するまでの時間は、いまだに最速と言えるのではないだろうか。気軽な操作感と邪魔にならないサイズのおかげで、ついつい撮影枚数が増えてしまう、究極のスナップ・カメラとしての地位を、U30 は着実な進化で確実にしつつある。スナップと考えると、320万画素でなく、200万画素あれば十分、それがCCDの画素を留めた Sony の判断だろう。同じ2百万画素を継続利用することで、価格も実質値下げされているのは嬉しい。

100万画素ケータイを入手した今、小画像のモブログはカメラ・ケータイで十分だが、QVGA 以上の画像をアップロードするときには、CyberShot U30 + CLIE NX73V の組み合わせを活用出来そうだ。個人的にはこの組み合わせの方が、130万画素の CLIE NX80V を購入するより良いと思うのだが。

Posted by minami at June 30, 2003 02:15 AM | TrackBack
Comments

U20は2万以下で買えるみたいですね。

Posted by: tai on June 30, 2003 07:08 PM

おーそれはかなり価格が下がっていますね。

今日は U30 でフラッシュ撮影を連続して行ったのですが、ピントを外すケースはあいかわらず散見されるものの、フラッシュの事前発光時に測距するのか、大きくピントを外すケースは前機種に比べるとだいぶ少なくなってきた様な印象はあります。

U30 で撮影し、CLIE を Viewer として利用する使い方は、なかなか連携が良い様です。

Posted by: minami on July 1, 2003 01:02 AM

 2003年7月24日にU30を買いました。ちょいと樽型の歪曲収差があるようですが、まあこの手のメモカメラに対しては野暮と言うものでしょう。まだメモリースティックも付属の8MBのものしかないので、これから買ってくる予定です。

Posted by: akiyama on July 26, 2003 01:32 PM
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