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ユニクロが展開するネットの野菜デリバリー、スキップ。昨年お試しで利用開始してから、早いもので半年以上が過ぎた。その半年で、サービスは良くなってきたのだろうか。お試しセットで一番印象に残ったのは、野菜そのものでなくて、永田農法のトマトジュース。
それが飲みたくなって、またもオーダーしてみる。スキップのジュース製品の Online Store ページにアクセス。お、永田農法のジュースは、みかんジュースや、ワンランク上の高糖度トマトジュースも増えている。季節モノのメロンとともに、オーダーを完了。商品が宅急便で到着したのは、オーダーから6日後、だった。
缶ジュースは普段から在庫しているので配送手配に時間はかからないのだろうから、今回は一緒にオーダーしたメロンの集荷に時間がかかったのかな、と推量するも、ネットで購入する商品が配送される迄に1週間近くも待たされてしまうと、正直何の為にネットを使っているのだろう、という気持ちにはなってしまう。時間の短縮、ユニクロさんにはもう少し頑張って欲しいと、今後への期待もこめて、感じてしまうところ。
と、お願いはこれくらいにして、今回の注目は、小ぶりなのに1缶300円もする、高糖度トマトジュース。栽培に手間がかかる永田農法のトマトの中から、さらに甘いものを厳選したトマトジュース。前回頼んだ普通の永田農法トマトジュースも非常に美味しかったが、やはりこの高糖度は絶品でした。さらっとしていて、甘みがほんのりと口の中に広がる。塩等の添加物も無いので、あっさりとして、後味も良い。トマトの美味しさを、再発見することが出来る。小さな缶の中に、永田農法で健康に育った元気一杯のトマトが充満。ちょっとした贅沢だが、喉がかわく季節に、これはお試し頂く価値があるかな、と。
永田農法のみかんジュースは、トマトほどインパクトは無いものの、これも普通のみかんジュースより明らかに美味しい。スキップの隠れた定番はやはりこのジュース類ではないかな~、と感じる土曜の朝なのであった。
あー、今日は家に居る時間が長かったので、久しぶりにたくさん Enty しすぎたかな、と思っているそばから、Higuchi's blog で、うまいとんかつ屋の話を発見。某地方都市(東京から高速で行ける、山が多い県ですね。)のとんかつ屋、めぐろ。これを読んだ後、さていつそちら方面にドライブで出かけるかな、と考えを巡らせ始めてしまった。
旨い一品を食べるためだけに出かけるドライブ。美味しいラーメンの店の話を聞きつけると、独身時代はすぐに出かけたものだったが、最近はそこまで Active で無くなっていたかもしれない。
しかし、このコラムを読むと、サクサクしたとんかつの衣の食感と、その店から見る雄大な夏山の絵が頭の中で交差してしまって、妙に行きたくなってしまった。うーん、きっとそのうち行ってしまうだろう。
ちなみに、B 級グルメ的視点からの、当方のとんかつ各分野別ベストは、以下でしょうか。いずれも全く店の内装などにはカネをかけていないので、デートなどではくれぐれも利用されません様に。
*** 都心にあるのに素朴で賞 ***
とんかつ 繁(しげ)@有楽町
(JRのガード下で目立たない狭い店ですが、ランチの一口ヒレカツが美味しいです。前の会社の時の昼に良く行きました。お弁当の配達もしてくれます。家族経営な雰囲気。)
*** 昔から安い価格で、がんばっているで賞 ***
豚珍館(とんちんかん)@ 新宿西口
(新宿西口ヨドバシカメラの裏にあります。極めて B 級ですが、御飯とトン汁がおかわり自由。オーダーしてから出てくるまでが早い。カツのセットは500円台から。この店は、ここ数十年、ずっとデフレです。)
*** ランチの一口ヒレカツが、さくさくで賞 ***
とんかつ三太(さんた)@ 新宿東口
(ランチセットの、1000円で食べられる一口ヒレカツがオススメ。荒いパン粉を使っているので、サクサク度大。デザートもついてこのお値段。新宿三越裏、大塚家具の横のペンシルビル。)
*** カウンターが巨大で賞 ****
とんき @ 目黒
(B 級と呼ぶには、ちょいと高い店。ここの40席のカウンターは、圧巻。カウンターの中で、職人達の仕事の様子がつぶさに見える。特に、指で高熱の油からとんかつをとりあげる初老の料理人(今はいるかわかりませんが。)はすごい。)
*** 会社から近いで賞 ***
末吉(すえよし) @ 赤坂
(意外にも美味しいとんかつ屋が少ない赤坂界隈。その中でも、一ツ木通りからちょっと横道に入ったところにある末吉は、赤坂サラリーマンに人気の店。ランチは、ちょこっと値段が安くなる。)
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赤坂の隠れ家的昼食場所として愛用していた料亭佳川(よしかわ)が、ビルオーナーが変わって賃貸条件が合わなくなり(関係者談)、閉店を余儀なくされてから、半年ほどが過ぎた。
こじんまりとした小規模料亭ながら、個室の内装もきれいに仕上げてあり、何より店の方々の Friendly な雰囲気が良くて、リーズナブルな価格で提供されるランチセットを良く食べに行ったものだった。赤坂と溜池山王を結ぶ裏道の、通称「赤坂料亭通り」。夜になると政財界要人の黒塗りベンツが並ぶ細い通りに、閉店した佳川は半年程、ひっそりとその姿を隠していた。
この春先から、その佳川に改装工事が入った。工事は急ピッチで進み、2ヶ月もたたずに完成してしまった。「わいんち」という、木質内装の野菜料理の店に変貌。「ワインを飲める家」という意味かな、と勝手に理解していたら、実はロンドンブーツ1号2号の田村亮が日曜夕方のバラエティ番組で企画し、半年かけて完成した「わい(自分)の家」という意味の和食の店であったことが、昨日B社さんとの懇親会で訪れて、初めてわかった。
さてこの店、短命の芸能人レストランに終わるのか、それを超えているのか。名店佳川の名残やいかに。
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入口を入ってすぐの土間には、季節の野菜が並べてある。さらに進むと、二階に上がる階段左手前はもとあった壁が無くなっていて、オープンな厨房があり、大きな釜で御飯を炊き上げる様子を見ることが出来る。木材を表面に貼ったり、間接照明への切り替えを行ってはいるが、内装は料亭佳川時代のものがかなりそのまま使われていて、佳川ファンとしてはなんだかほっとする。佳川時代に目立っていた、大きな陶器の壺などは、さすがに無くなってはいたが。
間接照明も、佳川で使っていた天井の照明を一部ふさぐなどして製作されているが、なかなか落ち着いた、風情のあるものに仕上がっている。余計なコストをかけずに、大人の落ち着いた空間をうまく演出している様子が伺えた。
全国から選りすぐった有機野菜が、メインコースとなる。3800円~6000円の3種類のコースがあるが、料理長須崎氏のおすすめコース、を頂くことになった。大食漢の当方としては、野菜のコース、には多少の不安を抱いていたが、コースが始まるとその心配は全く必要無い事を知った。野菜ってこんなに美味しいものだったのだ、と再確認させる、野菜本来の旨さを引き出す料理の数々。
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一番印象に残ったのは、わいんち特製の「野菜しゃぶしゃぶ」。中国野菜など8種類の青菜を、昆布だしのしゃぶしゃぶで頂くのだが、ポン酢との相性も良く、しゃきしゃきとした野菜の歯ごたえも楽しめる。参加者一同、野菜のしゃぶしゃぶって、なかなかいけるのね、と大満足。
料理の最後は、大きな釜で炊いた御飯ととろろ。米のうまさを伝えたい、というのも、田村亮の本企画での願いだったらしい。そして、デザートは、桂花陳酒が隠し味の杏仁豆腐。全ての料理のこだわりがあって、料理長の野菜を中心とした和食の良さを感じて欲しい、という気持ちが伝わってくるものだった。わいんちは、単なる芸能人レストランという枠を超えて、料亭佳川のしっかりした作りの空間を活かしつつ、創意工夫あふれる有機野菜コース料理が印象的な、また訪れてみたくなる店だった。
赤坂料亭通りの新名所、わいんち。週の後半は予約が取りにくい様だが、週の前半は狙い目とのことである。
しばらく神田 B 級グルメシリーズが続いたが、そのしめくくりとしては、ここ数年通っている神田の有名洋菓子店、「小鍛冶」を御紹介したい。
JR神田駅北口から徒歩1分の距離にあるこのケーキ屋で、一人700円ナリのケーキ・セットを食べつつ、神田 B 級グルメ談義を展開する、最近はそれがパターンになっている。M氏行き着けのこの店は老舗だとは聞いていたが、たまたま店長さんから直接、その歴史を紐解いてもらう機会に恵まれたので御紹介したい。昭和の香りが漂うこの神田下町の老舗ケーキ店は、実は昭和30年代には、ショートケーキのイノベーターだった。
終戦の年、昭和20年創業と良く言われている小鍛冶だが、創業時は床屋さんと甘味処、その二つが小鍛冶の創業者により開店。甘いモノが少ない時代に、甘味処は非常に人気があったのだろう。鍛冶町の近くにあるから「小鍛冶」と店名がついたのかと思ったら、それも勿論あるが、創業者が気に入っていた京都の歌舞伎役者の名前が「小鍛冶」なのだそうだ。粋な店名のつけ方である。
やがて、昭和30年代になって、小鍛冶は洋菓子店に衣替えする。そして、苺と生クリームをふんだんに使った「ショートケーキ」の販売を開始した。当時、ケーキを陳列する大型の保冷ショウケースがあまり無かった時代に、小鍛冶はそれを早期に導入、「ショートケーキの小鍛冶」の名前はこれで一躍有名になった。
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その後、お酒好きの創業者が今から15年ほど前、洋菓子店の地下に、神田では先駆けとなるショット・バー、Bar Kokaji を開店した。お菓子屋さんと Bar が同居するというのは、全国的に見ても珍しいかもしれない。近年はいろいろあって、小鍛冶のオーナーは数年おきに変わり、数店展開した店舗戦略も今は神田北口の本店一店と姉妹店の銀座の Bar に絞り込まれ、現在に至っているのだそうだ。
神田の老舗洋菓子店には、ちょっぴり波乱に富んだ歴史があった。しかし、そういう変化を経ながらも、創業以来人気のショートケーキと、追って人気が出たというカスタード・シュークリームは、昔ながらのレシピで作られ、安定した人気を誇っている。個人的には、しっとりとした味のこのシュークリームと、カプチーノの組み合わせがオススメである。
たまには神田で、昭和の激動を駆け抜けたケーキ屋の歴史に思いを馳せるのも良いかもしれないですぞ。
まろやかで後味が良く、すっきりした中にも深みがある塩味スープを忘れることが出来ず、先週に引き続き今週もラーメニスト・トニヤン御用達の店、神田の八島へ。「ひんぎゃ」、とは、「青ヶ島の中央部にある地熱蒸気出口の群れ」のこと。その地熱でゆっくりと結晶化された天然の塩は、青ヶ島の特産品である。
再訪したこの神田の店で、「ラーメニストが集まる店ですよ」と言っていた、トニヤンの言葉を確認することになる。800軒以上のラーメン店を回ったトニヤンが、5指に入るという、八島のもう一つの魅力は、同店に集まるラーメン・コミュニティにもあった。
アジのからし漬け、バンバンジー、レタスのオイスターソース炒め、ひんぎゃの塩で食べる冷やしトマト、といった前回美味しかったおつまみメニューを食べ終えると、ひとつくらいは別メニューにしてみようと、揚げワンタンをオーダー。一日10食限定のこの揚げワンタン、ぱりぱりと香ばしく揚がっていて、縞模様にていねいに表面に塗られたマヨネーズとの相性がバツグン。醤油をつける必要も無く、良いお味。
そして、フィニッシュはもちろん、ひんぎゃの塩でストレートに味付けされた、前回は食べ逃した、「えび塩ワンタンつけ麺」、を頂く。ラーメニスト、トニヤン指摘の通り、微妙にスープに入った青唐辛子が、時々口の中を刺激する。その刺激で、細めだがつるりとして微妙にコシのある麺をするすると頂く。細切りのチャーシュー、シナチクも、ひんぎゃの塩のスープに彩りを添える。熱々のエビワンタンの食感も楽しい。地熱でゆっくり結晶化された伊豆諸島南端の太平洋の豊かな自然が、スープの中に絶妙にまた溶け出しているかの様。
一緒にいった M さんと、夢中になって食べ終え、「ほぉー」っと満足の一息をついた、その時。カウンター席についさっき着席したばかりの、常連とおぼしき人が突然、180度振り向いて、人懐こく話しかけてきた。
「仕上げのスープ、もらうよね?」「は、はい....」「こちらに仕上げスープお願いね!」正直、驚いた。通常、つけ麺屋では、日本蕎麦の蕎麦湯の様に、食べ終わったタイミングで熱いスープをつけ汁に注ぎ足し、美味しいスープを最後まで楽しめる様にしてくれる。心の中で、この店もそれをもらえるかな、と思っていた絶妙のタイミングで、それまですっかり我々に背を向けていたはずの、カウンター席のラーメニストに、心を読まれてしまったのだ。
作務衣(さむえ)を粋に着こなした常連風のこのラーメニストの方は、来店時からその服装もあってタダモノでは無い雰囲気だったが、まさか心眼を持っているとは...すっかりそのタイミングと親切さに度肝を抜かれた。
作務衣のラーメニストはとてもきさくな方で、聞けば文京区関口で造園業を営んで居られるとのこと。その文京区から、通い出した今年初めは2ヶ月間毎日、今でも1週間に二度は八島を訪れて居られる由。
常連ラーメニストに、八島の魅力を問うと、やはりこの塩を、ストレートに使ったスープ作りにある、という。通常は塩をかなり前から溶かしてラーメンスープを作るが、八島の場合は一杯毎に結晶のひんぎゃの塩をスープに溶かし込むのだそうだ。ストレートな塩で、スープや麺、具本来の味もストレートに出てくる。そこが良いのだそうだ。
作務衣のラーメニストのお子さんは10歳にして、もう美味しいラーメンとそうでないラーメンの味を舌で理解するという。さすが、だ。ラーメニストの子は、ラーメニストになるという宿命を、幼少の頃から背負っているのであろう。
しばらくラーメンや神田周辺のうまいもの談義に花が咲いていたが、また別の常連ラーメニストらしき方が二人ほどやってきて、作務衣のラーメニストは上級ラーメン談義のテーブルに席を移した。
正真正銘の、ラーメニスト御用達の店、八島。ここは完全に、当方の神田行き着け店レギュラー・ローテーション入り。トニヤン、御紹介感謝です。
神田で、New York で大変お世話になった T さんとお会いした。New York から帰国した際には借りていた Connecticut の家を継続賃貸して頂いたり、奥様を始め御家族にも随分お世話になった。前の会社を離れた後でも、家族づきあいをして下さる、とても At home な雰囲気を持って居られる「Mr. 人格者」の T さん。
T さんに紹介を頂いた神田の店は、創業70年を越える老舗。神田駅南口から徒歩1-2分と近い、「尾張家」という、おでんの名店。暖簾をくぐると、厨房を囲む大きなカウンター席に陣取る、常連さんとおぼしき方々が、カジュアルに After 5 を楽しんでいる。初めて訪れたのに、とても暖かい、きさくな江戸っ子の雰囲気があふれている。神田南口近辺には、良心的な価格で美味しい店が多いが、おでんが自慢の店、に行くのは今回が初めて。この店で代々受け継がれて来たであろう絶妙の味付けが、おかみさんの厳しいおでん鍋管理で、おでんダネに染みこんでいる。
ヒゲをたくわえた大柄な御主人の本日のオススメの、JAひまわり(愛知県)特産のほんのり甘く実がしっかりとしまった Perfect Tomato を丸かじりし、新鮮なさしみやとろけそうな穴子の煮こごりに感心しつつも、大食漢の当方の視線はついつい、ぐつぐつとカウンターの中で煮こまれたおでん鍋に注がれる。
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年季の入った店内には不釣合いなほど和服姿をビシっと決めた初老の尾張家のおかみさんのみが、おでんを調理する、いわば「おでんマダム」。おでん鍋だけは、他にもたくさんいる従業員には全く触れさせず、ひたすらつゆの味加減やおでんの茹で上がり具合をおかみさん自身が真剣な眼差しで確かめては、タネを追加し、お皿に湯気が上がるおでんを盛って行く。おでん調理の職人芸が伝わる。
いろいろなおでんダネを食べさせて頂いたが、ねぎま(ねぎとマグロを煮た串おでん)、爆弾(味付け卵が中に。)、キャベツ巻(ロールキャベツの、おでん版、ですね。)は絶品。勿論他のネタも文句無く美味しい。おでんの老舗というと、銀座のお多幸など、ちょっと敷居が高い有名店が思い浮かぶが、尾張家は場所も神田ということで、ずっと気楽に立ち寄ることが出来る。ただし、人気店なので、夕方近くは会社帰りのサラリーマンで一杯。時間的には、最初の客が回転したころの、8時~9時すぎ位に行ってみる方が、スムーズにおでんにありつける。
おでんマダムやひげのご主人に、メニューに載っていないうまいもの、を教えてもらえるまでには T さんの様に長い年月をかけて通う必要があるかもしれないが(ちなみに、普通にトマトを注文しただけでは、一般的な桃太郎トマト、等になってしまうが、お得意様には Perfect Tomato が箱でカウンター上にドンっと出てくる。)、おでん好きの方には、是非一度尾張家伝統の味を賞味頂き度い。
数回訪れて、主として麺系のうまいところを探ってみたが、これまで美味しい店に出会えていなかった六本木ヒルズ界隈。本日は趣向を変え、久しぶりに会う M さんとの Dinner Meeting 用にレストランを探してみた。オープンしたての六本木ヒルズでレストランも予約一杯、と思いきや、当日でも結構予約が取れる。不況効果は、プラスに働く時もある。
ナビゲーションがいまひとつわかりにくく、フォント設定も目が悪い方にはかなり厳しそうな、デザインには一言・二言申し上げたくなる六本木ヒルズの Official Web Site のレストランのページをしげしげと眺め、一番最後の「その他のレストラン」項目の中にあった、「伊達鳥 Tensha」に決定。一見すると、何のことは無い普通のお洒落焼鳥屋に見えるこの店だが、「和食」項目では無く「その他」項目に置かれるにはそれなりの理由があった。この店の最大のウリは、伊達鳥の「ロースト・チキン」
レストランの入口をくぐると、いきなり目に飛び込んでくる、ロースト・チキンのロースター。香ばしい匂い。なんと14時間も特製タレにつけこまれてた後でじっくり1時間かけて焼くというこのロースト・チキン、全体にうまみがしみわたっていて、楽しめる。ジューシーでぱりぱりとした皮まで美味しい。自然な塩味としつこくないスパイスで、地鶏本来のうまさが生きている。付け合せのマッシュ・ポテトとキャベツとの相性もバツグン。
ロースト・チキンとともに、大きな調理用のはさみが手渡され、恐る恐る使ってみると、骨が多いロースト・チキンを取り分けるにはこれが非常に便利。普通にナイフ・フォークで切ろうとすると、つけあわせのマッシュポテトと鳥がまざって大皿の中がカオス状態になってしまうこと必至(体験済み。)なので、この切れ味の良いはさみは是非取り分け時に活用頂き度い。この美味しいロースト・チキンとともに頂くお酒は、ビールのモルツ・プレミアムもきりっとしていて良いが、発泡日本酒の「一刻」(ひととき)を試すのも面白い。アルコール度数7-8度とマイルドで、日本酒をカクテル感覚で、手軽に楽しめる。
予め席を予約する場合は、3900円または7000円のコース料理を予約する必要があり、このロースト・チキンもコースに含まれるが、焼鳥の盛り合わせなども全て食べてみた結果、この店は看板商品であるロースト・チキンがイチオシ、である。半身で1900円、と単品もあるので、これだけ食べるというのも良いかもしれない。閉店時間は眠らない街六本木ヒルズにしては午後11時と比較的早いが、じっくりと味付けした Tensha のロースト・チキンは、一度食べて頂く価値有り、と感じた。
食後に、「おいしい卵のプリン」とコーヒーを頂いた後、六本木ヒルズのヒルサイド地下2階、歩いて1-2分の距離にある、高級家具店 IDEE 経営の organic asian food & Bar の Rojack でカクテルを頂くコースが、おすすめ。重厚な家具に囲まれて、話は尽きないはず。こちらは朝4時まで営業なので、ゆっくりと眠らない街を満喫出来る。
ラーメニスト toniyan の道先案内を得て、seki さん、wyuki さんととともに、神田の八島へ。神田の B 級グルメはあちこち知っているつもりの自分だったが、素晴らしい店を見逃していた事を実感した。ラーメニスト、とにやんのほとばしるラーメン学に耳を傾けながら、老酒の女児紅を味わっていると、次々と繰り出される美味しいおつまみ。シナチクも、チャーシュウも、クラゲも、棒棒鳥も、それぞれに良い味付けだ。そして、シメのラーメンのベースとなる塩は、東京から南にはるばる358キロの洋上にある、青ヶ島から運ばれてくる。
とにやんによると、この店はラーメン好きのツウが集まる店とのこと。と店内で話していると、とにやんがメールを通じて知人になったという、年配のラーメニストが隣のテーブルに陣取った。最初は比較的すいていた店内も、やがてラーメニストっぽい雰囲気を漂わせるラーメン・ツウで、カウンターも、テーブルも一杯に。
どこにでもあるラーメン屋的風情の店内は、自分が住んでいる町の一角にあるラーメン屋で飲んでいる様な郷愁を何故か感じさせる。身重のおかみさんが、カウンター越しに、魂をこめて力強く湯切りし、作ってくれるラーメンのベースとなる塩は、伊豆諸島最南端、青ヶ島から運ばれてくるという。おつまみの冷やしトマトにまぶされた、岩塩を砕いた様なその塩をなめると、しょっぱさがきつくない、まろやかな味。おお、これが青ヶ島特産の、「ひんぎゃの塩」、か。人口わずかに200人強、6平方キロの小さな島からやってきたこの塩は、八島のラーメンの味の縁の下の力持ちだ。
メニューを埋め尽くすおつまみの数々を食べつくして、さあ、いよいよラーメン。ここの名物は、やはりこの塩がベースとなった塩ラーメン。特に、エビ塩ワンタンメンが人気の様だ。自分は何故かきまぐれで普通のしょうゆラーメンを頼んでしまうが、やはりここは塩ラーメンを頂き度い。しょうゆラーメンも肉ワンタンとからまってとても美味しいし、麺は細くて縮れ系、かなり自分の好みのラーメンに近く、十分満足だったが、試しにひとつ分けてもらったエビワンタンがぶりぶりとして美味であることと言ったら。筆舌に尽くし難し。
悔し紛れに、「ワタシは一生分エビは食べてしまったからね~、今日はしょうゆベースの肉ワンタンメンでいいんですよ、はっはっは。」と強気で通していたが、実は「次回来る時は絶対エビ塩ワンタンメンだ。」と固く心に誓った次第。ここに来る時はやはりデフォルトは塩ラーメン。経験豊富で舌が肥えているラーメニストのアドバイスには、素直に従った方が良い。
味わい深い老酒と、後味すっきりの美味しい塩ラーメンですっかり幸せ気分になると、ラーメニストを囲む話題は、いつしか eGadget に。ラーメン屋にいささか不釣合いな Vaio U が出てくるに至っては、牛さんもちょっと心配そう。やはり、ラーメン屋では、ラーメンに集中しよう。(写真提供・牛キャラのコピーライト : wyuki さん)
一週間のうちに名古屋、大阪と精力的に仕事で動き回っていたという「ん?」さんと、四谷に飲みに出かける。四谷の飲食店街、「しんみち通り」からひとつ市谷寄りの「日米英会話学院通り」を新宿方面に向け歩くと、店がちょっと少なくなった辺りで、右手のオレンジ色の看板が目に止まる。ここが四谷が誇る B 級グルメ向け飲み屋の大御所、たん焼き忍(しのぶ)。普段なら30分以上待たされる事もある、狭いつくりの人気店だが、ゴールデンウィーク中ということもあって10分も待たず入ることが出来た。さあ、目指すは、「日本一のゆでタン」。
しゃきしゃきとした歯ごたえの白菜の漬物と一緒に出てくるタン焼きや、じっくり煮込まれた洋風タンシチュー、タンの旨さが染み出たタンスープなど、牛タンのメニューは多彩で、全て美味。狭い店内で、厨房を囲む様に、客全員が文字通り肩寄せあって食べることになるのだが、それが不思議と店員と客の間に一体感を生む。狭くて会話が騒々しいけれど、妙にリラックスするこの感覚は、週末の夜に心地よい。
生ビールで乾杯しているうちに、さあて出てきた、看板メニューの「ゆでタン」。1cm 弱はあろうかという厚切りタンが、箸で簡単に切ることが出来るくらいじっくり時間をかけて煮込まれ、塩・コショウをまぶされた状態で出てくる。ワサビを表面に箸で塗り伸ばすと、タンを煮込んだおいしいスープが中からじゅじゅっ、と。ジューシーであつあつのゆでタンを、口の中に放り込む。すると、「・・・・・・・・ :-) 。」(言葉に出来ない至福状態。)にしばし入り込む事必至。
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予約も可能だが、席を確保してくれる訳ではなく、ある程度順番を優先的にしてくれる位で、基本的にはしばらく店の前で並んで待たねばありつけない、四谷 B 級の味。牛タンざんまいのあとは、人気の表面パリパリの焼きおにぎりでお腹を満たすのも良し、数分歩いたところにある「こうや」に場所を移して、鳥ガラ白濁スープのしなそばを頂くも良し。お腹が一杯になったら、こうやから四谷駅方向に歩いてすぐ、左手ビル地下の Live Music Bar 「メビウス」でジャズ・ボーカルにひたるも良し。四谷の小さな繁華街の、B 級グルメな大人の夜は、かくして更けて行く。
赤坂界隈には人気レストランが多いが、一番予約をとりにくい場所がここ、NINJA AKASAKA。赤坂東急プラザの一階、外堀通りと 246 の交差点近くにあるこの店は、大人の為のエンタメ・レストランとして不況の今も盛況が続いている。2001年11月にオープンしてから約1年半。3-4回予約を試みたが、いつも直前にトライしていたせいか、満席続きだった。
今回カリフォルニアからの客人があったので、ちょっと早めに予約、席を確保出来た。外堀通りに面した秘密の入口からして、隠れ家風。和食をモチーフとした、フュージョン風ヘルシー・メニューやいかに。いざ、潜入。
入口のどんでん返し裏から現れた、イケメン風の忍者に案内されるままに、天井の低い長く暗い廊下を足早に奥へ。地価の高い赤坂のビル内にこんなに空間があるのか?と思える長さ。途中、川を渡る梯子が壊れた場所に遭遇するも、秘密の橋を下ろしてくれるので無事通過。岩屋の様な忍者の隠れ里風の店内に辿り着く。
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小さな池のある、個室風の部屋に通されると、今度は巻物を持った「くノ一」ウェイトレスがやってくる。巻物をささっと広げると、それがメニュー。くノ一は折り紙の手裏剣や兜を繰り出したり、色々と技を習得している。カリフォルニアのお客様は、料理が出てくる前から既に御満悦。
Disneyland と同じで、これだけ内装や演出にお金をかけていると、料理はたいしたことがなかろう、と勝手に思っていたが、これが間違い。料理にも様々な忍法が発揮されている。懐石を現代風にアレンジした様な和をベースとするフュージョン料理は、新鮮な刺身のサラダや前菜など、デコレーションも美しく、ヘルシーで、味も良い。
しばらくすると、店の一番人気料理、「名物灼熱投石鍋葉隠之術」がやってくる。木桶の中のスープに、数種類の野菜や豚肉をくノ一が刻んで入れて行く。そして、スープの中に、灼熱の石を投入。ふたをしているとすぐに、美味しいスープが完成。くノ一によると、重い灼熱石と木桶一式を客室まで運ぶ体力トレーニングと、スープ完成前に豊富な具の中から石を取り除くところに、忍術のトレーニングが必要らしい。
食事中、突然背面のふすまが開き、赤影の様なマスク(と表現しても同年代にしかわからないか。)で顔を隠した上級忍者が現れた。上級忍者とは、忍法の達人。「え、それって手品を見せてくれるんでしょ?」と聞いても、「いや、忍法でござる。」上級忍者は頑固だ。二つあるコースから、「サプライズ・バージョン」を選ぶと、繰り出される驚嘆手品の数々。実は当方もちょっと忍法、もとい、手品の心得はあるのだが、そういう目から見てもなかなかのセミプロ・マジックの数々。非常に手際が良く、話術が巧妙だ。写真の通り、「華麗」な手品を見せると、「カレーライス」の模型が現れたりする。このあたりはあまり詳しく説明しないので、是非訪れて体験して頂き度い。上級忍者は、忍法披露の対価をせしめるとすぐに、サッと部屋から消えて行った。
メニューの最後は、NINJA AKASAKA スペシャルの美しいデザート。チョコレートで出来た兜、ホワイト・クリームで演出された白鳥、なかなか手がこんでいる。圧巻はこの、盆栽を模したアイスクリーム。枝はクッキー、土はチョコレート・アイス。デザートにも十分、シェフの忍法が発揮されていた。
この忍法の数々に、参加者全員満足して、くノ一に案内されて外へ出る。苦労して潜入した店内だったが、出る時は意外にあっさり。店の前では一同、くノ一に指導を受けて、忍者のポーズで記念撮影。
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くノ一にはお礼として、カリフォルニアのお客様が、米国忍法、桜頭の術を最後には披露。MusicBrainz の Robert は、これまでにも P2P 頭の術、Linux ペンギンの術など、忍者顔負けの髪型忍法を習得していて、米国の IT 系カンファレンスでいつも参加者の注目を浴びている。E Music 在籍時、同社広告にもなったこの髪形は、シリコンバレーの 101 沿いの大きな看板にもなっていたので、御記憶の方も多いかもしれない。
忍者の隠れ家を後にして、ふと振り返ると、忍者達は最後の忍法、「Good Luck! また来てね」の術を披露してくれていた。うーん、赤坂の忍者は、芸が細かい。ということで、外国のお客様が来た時には、この店はかなり良いですね。オススメです。
私の飲食の嗜好に、10年以上に亘り強い影響を及ぼし続けて来たグルメ・ナビゲーターの M 氏に連れられて、西落合の蕎麦屋を訪れた。先天的と思われる方向感覚欠乏症の M 氏(一緒に10回以上は訪れた行き着けの神田の焼鳥屋に、一人ではたどり着けなかったりする位、重症。)だが、今回は珍しく(?)的確にタクシーで道案内をしてくれて、JR中野駅から中野通りを北上すること約10分で無事到着。赤坂の隠れ家焼鳥屋、まいかに通ずるところのある、哲学堂公園からほど近い、西落合の閑静な住宅街の一角の、木造二階建ての古い民家。ライトアップされた庭を眺めながら、おいしい手打ちそばとお酒、週末のリラックスした会話を楽しむ。都会の隠れ家そば処、遊。
純日本風の木造建築の家屋の中に、小さな部屋が二つ。大きな部屋がひとつ。小さい部屋では、こたつも用意されている。初めて訪れたのに、郷愁を感じる、木の優しさあふれるレトロ空間。
メニューは自然食志向のものが多い。じゃこ天焼きと、たまご焼きが特におすすめだが、それを食べる為に使う醤油がまた美味。薄塩で、やさしい味。後味がほんのり甘い醤油というのは、初めて体験した。醤油は店の入口で販売もしていたが、買って来なかったことを後悔したくらい美味しいものだった。
仕上げのもりそばは、製麺教室まで開いているマスターの手のかかったもの。細くてコシのある田舎風そば。静かなゆったり出来る空間でのそば三昧。
狭い店で人気が出てしまって、お店の情報は HP に掲載されていないが、麺工房 遊 のコンタクトと地図が、実はお店そのもの。営業は午後6時~10時のみ。日曜・月曜・祝祭日はお休みなので御注意を。大江戸線の、落合南長崎駅から、徒歩8分。テーブル数が少ないので、予約する方が安全。
世界で初めて(?)の Wedding 生中継 Moblog の主人公であり、当 Blog の Gourmet Cabin のラーメン・カテゴリーのレギュラー・コメンテーターとして活躍頂いた「とにやん」が、Geocities を使って連載していた Tonny のラーメン道から充電・構想約1年(昨年1年は、きっとラーメンよりもずっと大切なものを発見されて、そのプロセスでお忙しかったのでしょう!)、ついにラーメン・ブログ(通称ラーブロ)を開始した。
その名も、とにやんのラーメン食べ歩き日記。わずか3年ちょっとで800軒以上のラーメン店を訪問、緻密な取材(気に入ったラーメン屋の御主人とは必ず話し込む、探究心の強い性格のとにやん。)を重ね、その評価 DB まで作成してしまった、生粋のラーメニスト。そしてこの、これもまた多分世界で初めて(?)のとにやんのラーメン専門ブログは、1000軒制覇に向けて走り出す。
ラーメンとは、具+麺+スープという組み合わせ以外はルール無き異種格闘技。クリエイティブな食べ物だが、その分競争も激しく、栄枯盛衰もある。豊富なラーメン体験と、スープの材料を判断する鋭い舌が必要になる。とにやんは、それを鍛え上げている。
才能あふれる人材がこの分野に入ってくると、それがまた新しい流れを呼ぶ。この慶応の先生あたりはすごい。「ラーメンと燃料電池で描く未来社会」。(Mica さんからの情報。)Toniyan も、この領域に入る力を備えたラーメニスト、だ。
こういう厳しい戦いの中での、とにやんのラーメン愛あふれるコメントに、今後とも期待です。
しょうゆラーメン好きな僕は、当然ながら、煎餅(せんべい)好きである。
煎餅専門店があると、ついつい買ってしまう。今日も、仕事で京橋から丸の内に移動中、八重洲地下街を通っていて見つけた、「喜八堂」。
店構えからなんとなく美味しそうな煎餅の匂いがただよっていて、さらっと品揃えを見て購入したのが、にんにく入り煎餅と、こわれ煎餅の「せん太郎」。
会社に戻って早速試食。会議が終わって、午後はお客様と会うことが無いことを確かめてからまず、にんにく煎餅を。お、おおー。生にんにくが強く効いている。あとひき味。
そして店で一番売れるという、こわれ煎餅「せん太郎」。こわれているが故に、煎餅の側面からしょうゆがじんわりとしみこんだ「せん太郎」。こわれ煎餅に就いては、近所の中野坂上に有名な店があって(先日、テレビ東京のアドマチック天国で中野坂上特集をした時にも取り上げられた位。土曜の9時からのみ、工場前で直販。)そこのものを食べて以来隠れファンなのだが、それまで持っていたチープなこわれ煎餅のイメージをくつがえされてしまった。喜八堂のこわれ煎餅は、こわれているのに、妙に風格がある。
通常は普通の煎餅を作っていて失敗したものがこわれ煎餅になるので、比較的安価なのだが、喜八堂のものは、少量ながら一袋700円。煎餅としてはかなり高級な部類と言えるだろう。添加物を一切使わず、みりんや砂糖も使わず、生醤油だけで仕上げた「せん太郎」。醤油の風味と適度なコゲ味がたまらない。
こりゃーまた買いにいかねば、と、Web を探るとこれがまた、URL が 「senbei.co.jp」 なのであった。本店は千葉で、東京での販売は八重洲地下街のみだが、オンライン販売もある。煎餅ファンの方は是非お試しを。(ネオテニーの方は、本日中ならまだ「せん太郎」ありますので、試食希望の方はどうぞ。)
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内輪の新年会。人数も少ないので、行ったことが無い場所を選んでみた。昨年末に内装を変えてオープンしたばかりの、焼鳥屋+アルファの飲み屋、「まいか」。
赤坂みすじ通り、千代田線赤坂駅から赤坂見附方面に歩いていくと、徒歩2分弱、左手に有名な居酒屋時代屋があらわれたら、その左隣の建物だ。おそらく、みすじ通りで一番古い建物になってしまったのではないか。
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この店の前も飲み屋だったが、ちょっと敷居が高い気がして、毎日通勤で前を通りながら寄った事が無かった。やや気軽な焼鳥屋になったので、初のトライ。
焼鳥、魚介類の串焼き、中華などがあるが、おすすめはやはり焼鳥6本の串セット、900円。その日の一番美味しい材料をセットにしてくれる。地鶏も良いものを使っていて、焼き加減も絶妙なのか、赤坂界隈で食べた焼鳥では一番美味しい気がした。おすすめは、もも肉とにんにくの焼鳥。これは絶品。手羽焼き、ぼんじりも塩加減が丁度良くて、是非賞味頂き度い。
古い家屋で店内も狭いが、2階は貸切の宴会も出来る。築約50年、と笑顔が印象的なベテラン店主から聞いたこの建物は、地震が来たら倒れそうな華奢なイメージもあるが、木のぬくもりが優しく、昭和20年代建築物のノスタルジーを味わえる。ジャズの BGM で、時代が止まった様なスローな雰囲気の中、旨い焼鳥を堪能。二人でさんざん飲んで食べて、1万円でおつりが来る。
新しくオープンしたばかりでまだそれほど混雑していないし、新年会の幹事の方は、一味変わった場所で年の初めの宴会も良いのでは。赤坂の繁華街のど真ん中に位置するのに、時代から取り残された様な、自然な古さが、素敵です。
酒処・喰処 まいか (店名は、「ま、いっか」、から来ているとのこと。)
電話番号 03-3583-5733
住所 港区赤坂3-13-1
営業 17:00-23:30ラストオーダー
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2003年の初めの第一号ラーメン。最初の一杯は、やはり昨年食べて一番おいしかった店で食べよう、と思う。
おいしいラーメン、というのは、必ずしも味だけではないのかもしれない。味が良いのは勿論前提ではあるが、店の雰囲気、サービス、居心地の良さ。ラーメンのスープの底の底に、ラーメン職人の芸術的なまでの技や歴史が感じられるかどうか。こういった全ての要素をあわせたもの、そんな風に最近は感じている。
しかし、別にラーメン・グルメで生計をたてている訳でもないし、難しく考える必要はない。またあの店の、あの一杯を食べたい!と強烈に思う店に、自然と足を運べばいいのだ。
そんな中自分の足は、いつしかJR中野駅南口を、中野通り沿いに南へ下る、おなじみの店に向かっていた。徒歩約2-3分。丸井の店舗を2つ超えたところ右手、丸井の駐車場のすぐ脇にある小さな看板、「大勝軒」。
大勝軒というと、この年末テレビ番組でも何度も取り上げられた(それにしてもこの年末は、ラーメン特集の番組が多かった。不況になると、安くてうまいラーメンが流行するというが、その表れか。)池袋大勝軒を思い浮かべる方も多いかもしれない。
とてつも無く長い、待ち行列が出来る池袋大勝軒。でも実は、そのルーツは、この中野大勝軒にある。池袋店店主が中野大勝軒にいるときに、つけそばは生み出された。
JR中野駅周辺では、青葉が火をつけた、北口ふれあいロード沿いのラーメン屋の新規開店ブームがここしばらく続いていた。青葉、彩華、おーくら家、味噌一、味七、南湖など、個性的な店がしのぎを削る。どの店もそれぞれにこだわりがあって、おいしいのだが、南口にひっそりと店を構える大勝軒の伝統のつけそばの味に、結局僕は新年初めに、戻って来た。
いつもオーダーするのは、スペシャルつけめん。ぎゅっとしまっているが味がしみたチャーシュー、こりっとする食感が変化をもたらすシナチク。きざみねぎ、海苔。これが、鰹、鶏がら、豚がらを煮出した、和風でちょっと濃い目のしょうゆ味のスープの中にどっさりと入っている。麺は太めだがつるっとした、するするっと喉に入る手打ち麺。これに七味をぴりっときかせると文句無い。さらに味付けたまごを加えると、カンペキ。大柄な僕でもお腹一杯になってしまう、中野大勝軒のつけ麺。
カウンター席だけの小さな店だが、混雑もほどほどで、混雑する昼時などを避ければ、それほど待たずに食べられるのもうれしい。
中野の伝統の味ともいえる、大勝軒のつけ麺。最後は、残ったつけめんだれに、熱いスープを店の人に頼んで加えてもらって、そば湯の様にして最後までスープを飲み干してみよう。飲み終わった頃にはもう、さあ、次はいつ来ようか、と考え始めている事請け合いです。
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高島屋が出来てから新宿南口近辺をぶらぶらする機会は増えたが、気になりながら訪れていない場所がひとつだけあった。ホテルセンチュリー・サザンタワー。新宿サザンテラス、つまり高島屋から陸橋を渡った向かいのテラス沿いにある、ビルの上の都市型ホテル。別にマイクロソフトの新宿オフィスがあってそのロゴがビルの上にあるから避けていた訳でも無いのだが、今回年末のちょっとした集まりを行う機会があって、先日初めて訪れた。
事前情報を仕入れて、雨の降る中を出かけ、子供が喜ぶ外が見えるエレベーターに乗って、ホテルロビーのある20階へ。午前11時過ぎから、そのロビーフロアにあるアメリカン・キュイジーヌ・レストラン、トライベックスの入口で並んでいると、11時半にはもう長蛇の列。不況で外食産業全般が苦戦しているというのに、この長い列はいったい何なんだ?新宿摩天楼(?)を楽しめる、トライベックスのランチを、初体験。
新宿サザンテラスの最南端の小田急サザンタワー20階フロアにあるトライベックスは、ガラス面積も広く、明るい店内。ひな壇の様な席配置になっているので、奥まった席でも、新宿の高層階からの風景を楽しめる。あいにく雨模様だったが、すぐ前にある Docomo タワーが雨に煙って、まるで NY 摩天楼の景色の様だ。(晴れていると、エンパイヤステートビルのニセモノとすぐにわかる Docomo Tower だが、雨天の時には妙に味がある。)安いランチで楽しめる眺望にしては、合格点。
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トライベックスのランチは、2種類。1500円と2500円。どちらにもサラダバー、メインディッシュと、コーヒー、デザートがつく。2500円になると、メインディッシュとデザートのグレードがちょっと上がり、前菜付きになる。ホテル内のレストランなのだが、お手ごろ価格設定に加えて、ランチ時間はサービス料も取らない。このあたりも人気の秘密かもしれない。
今回はあえて、1500円のランチから試してみた。牛肉ほほ肉のシチューのコース。サラダバーは、オープンキッチンの前にあって、野菜の種類は特段多くないが、新鮮野菜でこれも合格点。
ほほ肉のシチューもなかなか柔らかくソースも良いお味で、食後のデザートのムースとコーヒーを頂くころには、非常にゆったりとした気分になることが出来た。たった1500円で楽しめるランチフルコース、都会の眺望付き。遅く起きた休日の朝、気取らずにふらっとブランチで訪れるのが似合うレストランだ。
センチュリーホテル20階のロビー内の風景は、こんな感じ。
久しぶりに、東京駅のすぐ近く、新丸ビル地下1階の、錦水に行った。お隣の丸ビルが新装されて街が新しくなっても、新丸ビルの中には古き良き店も残っている。店の前には、人気の手作り弁当が並んでいて、ここを単なる弁当屋と勘違いしている人も多いだろう。築地の料亭の出店でもあるこの店の魅力は、新鮮な鯛茶漬。旧丸ビルに、まぐろ茶漬(通称マグチャ)で有名な竹葉亭があったころには、丸の内の二大お茶漬けとして、人気を二分していた。
1980年代終盤から通っていたこの店は、時代に取り残されたかの様に、鯛茶漬を売り続けている。御飯大・中・小、鯛も大・中・小から選ぶ。昼時はほとんどの客が鯛茶漬しか頼まない(ちなみに親子丼や幕の内弁当などもあったりするのだが。)ので、頼み方は、両方大盛りなら、「鯛茶の大・大(だいだい)」とだけ言えばいい。2-3分で、写真の通り、おひつの蓋が盛り上がるほどの大盛り御飯と、秘伝の(?)醤油タレがたっぷりしみた、新鮮な築地直送の鯛の刺身のセットが運ばれて来る。
大盛り御飯は、ざっと普通のお茶碗3-4杯はある。最初は固めに炊いてある御飯と新鮮な鯛の味をそのままで楽しみ度い。シンプルだが旨い鯛に、思わず食べながら笑みが漏れる。そして、最後の一杯は、お茶漬けにしてさらさらと仕上げ。これが錦水ツウの楽しみ方である。
御飯大・鯛刺身大で、赤だしと小付けのセットが1350円。B級グルメにしては安くはないが、隣の丸ビルの様に、高い賃貸料が食事に含まれていない分、材料のクオリティの高さを充分感じることが出来る。
外観の美しい丸ビルのレストランもいいが、たまにはこういう、丸の内伝統の味に触れて見るのも良いかもしれない。丸の内近辺に行かれる時には、是非お試しを。小さい店内で、昼時には混むので、ちょっと前後に時間を外して行った方が良いかもしれない。
価格も味も店の雰囲気も昔のままだったが、以前は必ず弁当売り場にいた年老いた店主の姿が見当たらなかった。まだご健在なのだろうか....ちょっと心配になった。
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赤坂の外濠通り沿いの旧日商岩井本社ビル、今のドコモ関連会社が多数入居したビルの裏の細道は、赤坂の料亭街である。夕方過ぎると、黒塗りの車ばかりが、細い道に堂々と路上駐車をすることになる。こういうところで密室政治が行われているうちは、日本もなかなか変われないのだろうな、とその黒い車列を見る度にげんなりする。
しかし、昼時は、黒塗りの車が殆どいない。料亭は昼間は殆ど閉まっているが、わずかに昼食営業している、比較的新しい料亭がある。日本料理、佳川(よしかわ)。
料亭街の中では比較的新しいビル。昼は、店の前で和服の女性が弁当を売っている。入口に飾ってあるのが、大きな壷。中に入ると、きれいなじゅうたんが敷き詰めてあって、その上を歩いて二階に上がると、そこが広間となっていて、ここでは料亭のクオリティの美味しい和食を、1000円で食べられる。主なメニューは、以下の通り。
左から、一日10食限定の瓢箪(幕の内弁当)、北海丼、豚かつ煮。どれもデザートつきで、お徳用。
さらに300円出せば、和食の店だが、コーヒーを食後に飲むことも出来る。
常連になれば、3階より上の個室を、室料を取られず利用することも可能だ。4階には、この店唯一のテーブル・椅子の部屋もあり、小さい料亭だが、部屋はいろいろ考えて作られている。
先日は Michiel が昼食の時に寄ってくれたので、4名でここを訪れると、3階の部屋に快く通してもらえた。以前の会社の上司、現在は某自動車会社顧問の Y さんから良く教えられた、「気に入った飲食店には、最初は3日連続で通うこと。そうすれば、店はあなたのことを、良い常連客としてずっと覚えていてくれる。」という原則は、ここで見事に Work していた様だ。
不況時代は、こういう、サービスが良くてコストパフォーマンスの高い店で、しのいで行こう。一人1000円で食べられる昼食だが、接客態度や内装は、高級料亭そのままである。赤坂・溜池山王を訪問される時には、是非立ち寄られたい。
Kuma は、昼食でしかこの店を利用したことが無いが、昼食に一番価値がある様な気がしている。
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先週、11月の第三木曜日。ボジョレー・ヌーボーを大量に輸入している J 社は、解禁日に盛大な毎年恒例の Party を行っている。長年親しくしている同社 S さんから、招待状を頂き、参加を楽しみにしていたら、当日はややこしい仕事が入ってしまって、伺えず。残念に思っていると、S さんがボジョレー・ヌーボーを先週末、宅配便で送って下さった。
プレスクラブで開かれたワイン試飲会で購入したチーズと、永田農法のスキップ(ユニクロ)のトマト、そしてトロの様にとろける生協アボガド。これをつまみに今年の新酒を満喫。Kuma はそれほどワイン通ではないので、ワインの就いてはうんちくを語ることは出来ないが、素直に美味しかったです。有難う、S さん。御配慮に感謝。
先日の WBS によると、今年のボジョレー・ヌーボーの日本への輸入量は、60万ケースで過去最大。コンビニ大手のセブンイレブンも独自のボジョレー商品戦略を仕掛けるなど、ボジョレービジネスは拡大しているという。不況下でも元気なビジネスを、またひとつ見つけた。