6 15, 2003
丸ビル36階からの風景


新装された丸ビルにはこれまで何度か行ったが、先週、36階のレストランを訪れる機会があった。そこから、東京駅を真下に見下ろす風景は、赤レンガの駅舎と緑のプラットホームの屋根のコントラストが面白く、Exilim S3 でパチリ。

昨日夕刻放映していたテレビ番組によると、日本の公示地価ランキング No.1 は丸ビルで、1平方メートル当たりの単価はなんと2000万円にもなる。2位以下の平米単価は1500万円台なので、その差は歴然。丸ビルの延べ床面積で合計すると、ビル全体の価値は2000億円にのぼる、との事だ。


2003年問題で、空きオフィスが増え、汐留や六本木ヒルズとの競争も激しくなっているオフィス・ビル業界ではあるが、丸ビルは東京で最も良い立地となっていることもあって、頭ひとつ抜け出ている様だ。丸ビルの HP の、ビルの歴史年表や、丸ビルのアートワークも興味深いので、要チェック。

Posted by minami at 10:31 AM
6 11, 2003
その後の、四谷弁慶堀カメ一家

4月に発見した、迎賓館脇に生息する都会のカメ達。都心にしては緑が多い、弁慶堀の自然の中で、その後も元気に暮らしている。

JR四谷から赤坂見附へ向かってなだらかに下る坂道。歩道が首都高速の下にもぐりこみ、90度左に曲がるあたりのお堀端で、朝の時間をカメ一家(大小いろいろいるので、勝手に一家にしてしまおう。)は甲羅干しにあてる。地図上でプロットすると、ちょうどこのあたり

発見してから数日は、しばらく眺めていてもカメ達が身動き一つしないので、誰かがイタズラでカメの銅像でも置いていったのだろうか、と疑うこともあった。しかし最近は、気温が上がったせいか、緑の藻が多いお堀の水面を元気に泳ぐ姿も度々見かける様になった。真上には渋滞の首都高速が騒々しく、迎賓館を要人が訪れると(最近で言えば、韓国大統領)ものものしい警戒態勢が引かれる東京都心の真ん中で、カメ達はのんびりと甲羅干しを続けている。誰かがペットを放したのか、ここでずっとコイ同様に堀の管理者に飼われているのか、なぜここにカメが、の理由はいまだに良くわからない。

騒々しい都心の風景にあまりにも不釣合いなのんびりとした弁慶堀のカメ一家。現実の都会空間とのお茶目な乖離感が楽しくて、四谷~赤坂間を徒歩で朝通勤する時には、彼等の様子を観察することがひそやかな楽しみとなりつつある。

しかし今朝、いつもの様にお堀端を通りがかると、いつも寄り添っている仲良しカメ一家の中の比較的体の大きな1匹が、群れから外れた単独行動をしていた。これはいったい!?

一匹が、群れから抜け出し、いつもの水際の甲羅干し好適ポジションを離れて、歩道の近くの土(砂?)を掘り返しているのだ。後ろ足で!

スワ、これは産卵!?と思うも、弁慶堀のカメ一家は、よく産卵シーンがテレビで放映される海ガメとは違う、普通の陸ガメだ。まさか、と思ってネットを探ると、おお、やはり陸ガメのメスも、土を後ろ足でほって産卵するのだ!ということがわかった。そう、私は、感動の産卵シーンを、今朝偶然にも目撃してしまったのである。うまくすると、可愛い子陸ガメがそのうちに弁慶堀カメ一家に加わって、ひょこひょこと後をついて泳ぐことになるのだろうか。ますます、四谷のお堀端のカメ観察熱は、高まってしまうのであった。


この弁慶堀、カメだけでなく、かなりの種類の水鳥、コイ、そして花でいえば今は紫陽花。なかなか自然が豊富である。公園になっているわけでも無いし、お堀の水も藻で濁っていてきれいではないので知らずにとおり過ぎてしまう方も多いと思われるが、機会があったら是非立ち止まって堀の周囲に目をこらして観察して頂き度い。都心にしては驚くべき自然の営みが、小さな生態系の中で日々繰り返されているのを、きっと感じることが出来る。

Posted by minami at 11:49 PM
5 25, 2003
六本木ヒルズの最新駐車場テクノロジー

六本木ヒルズのヴァージン・シネマズは、インターネットで席予約が出来る利便性だけでなく、週末は朝4時~5時まで映画上映を行うレイトショーを日本の映画業界の先駆けとして商業化した。そのおかげもあって昨日はマトリックスの先々行ロードショーを深夜に楽しむことが出来た。映画は午前1時にスタート、上映終了は午前3時過ぎ。六本木の交通事情を考えると、これは車の方がいいか、と、最近あまり乗っていなかった自動車を駆ってヒルズに出かけた。

土曜夜12時過ぎにヒルズの駐車場に入る交差点に到着するが、それまで順調に流れていた六本木通りが、ここだけ局所的に深夜でも渋滞。六本木ヒルズの商業活性化の効果は、オープン後2ヶ月経過しても、続いている様だ。そして、森タワー直下のループから四方に分岐する駐車場のうち、ヴァージン・シネマズで指定されている P5 駐車場に向かう。P5 駐車場に着くと、深夜ですいているのに、順番待ちがある。あれれ、と思っていると、エレベーター形式の駐車場なので、入庫に多少の時間がかかっている様だ。

運転者が降りた前の車がエレベータ内に入っていく様子を何気なく見ていると、おお!?車が横に水平移動して行く。最近は自分で運転していなかったので、こういう駐車場は増えているのかもしれないが、良く見かける円形ターンテーブル方式ではなく、タイヤが接地するところに鉄製のコンベアがあり、それが車を横移動で車庫に運び入れるのだとわかった。ちょっと未来的。サンダーバードの格納庫みたいだナ、と思ってしまった。(たとえが古いが。)

六本木の駐車場に採用された最新テクノロジー、真髄はしかし、出庫時に実感した。いや、正確に言えば、家に帰って Web 検索をして初めて、最新技術が導入されていることに後から気付いた、というのが正しいのだが。

駐車場近くの自動精算機で精算を済ませ、駐車券を出口のところでまた入れるのだろうな、と出口ゲートに近づくと、駐車券を出す前にゲートの車止めのバーが、すっと開いた。「あれ、故障しているのかな、でも、精算は済ませたし、まあいいや。ヒルズは開業したてだから、まだ機械調整がうまくいっていないのかな?」そんな軽い気持ちでいたが、なんとなくその出来事が頭にひっかかっていた。そして家に戻ってネット検索をすると、出口ゲートのバーが自動的に跳ね上がった背景には、タイムカード装置開発などで有名なアマノ社の「都市型商業施設駐車場総合管理システム」が実現した、高度な技術が存在していたことがわかった。

詳細はリンクの先の PDF ドキュメントをお読み頂き度いが、要は総計2670台を収容する六本木ヒルズの各駐車場に入庫する自動車は、入口ゲートで駐車券発券を受ける際、ナンバープレートのパターンマッチングが行われ、駐車券と紐付けが行われる。そして出庫時、自動精算機で精算を済ませた客の場合にはナンバープレートを再び認識して、自動的にゲートをあけるという仕組みなのである。恐るべし森ビルグループ、駐車場にまで、アマノ社の最新技術を導入していたのである。

プライバシー保護の観点からは、そのナンバープレートと紐付けられた入出庫データがどの様に管理されているのか、余計な心配をしてしまう部分があるが、ユーザーの利便性・管理者の中長期の管理経費削減には、有効なシステムなのだろう。

定期的な駐車場利用者の場合には、やはりこのパターン認識を利用して自動的にゲート開閉を行い、Sony の Felica カード (JR Suica のコンタクトレス・カードと同じ技術。)による精算なども導入している様だ。

六本木ヒルズは、多くの場所に、最新テクノロジーを潜ませている。実際に体験してどんなものか、使ってみるとその実情が良くわかる。

尚、Tips だが、ヴァージン・シネマズのレイトショーを利用すると、2時間まで駐車場が無料になる。駐車券と映画チケットを、ヴァージン・シネマズ内のインフォメーション(総合案内)のカウンターに持っていって、ディスカウント・クーポンをもらおう。映画終了後は混雑するので、映画上映前にこの手続きを行うとスマートに出庫が可能となる。

Posted by minami at 09:12 PM
5 11, 2003
Night time at Roppongi Hills

街が開いたばかりで、ゴールデンウィークは大変な訪問者の波だったという六本木ヒルズも、午後8時過ぎ位に訪れると人も少なく、夜間開いている店もちらほらあって、大人の夜間都市としての顔を楽しめる。人込みが苦手な人は、夜間訪れるとリラックスして楽しめる街だ。六本木ヒルズの夜の顔を、Exilim S3 でスナップしてみた。全て手持ちの夜間撮影で、若干の手ぶれはあるが、雰囲気は伝わるだろう。

尚、話題の映画、「マトリックス・リローデッド」が6月7日より公開開始され、六本木ヒルズのシネマ・コンプレックスのヴァージン・シネマでも観る事が出来る。「先々行ロードショー」の5月24日(土曜)分は、既に昨日10日から販売されているが、深夜の時間帯分なら11日夜でも入手出来た。24日分は深夜の回しか入手が難しい様なので、良い席で観たいという方は、17日からインターネット予約が開始される5月31日(土曜)の「先行ロードショー」分を予約した方が良いかもしれない。それにしても、映画の席をインターネットで予約出来るのは、非常に便利だ。






アクセスは、日比谷線・大江戸線の六本木駅以外にも、千代田線の乃木坂駅下車、表参道に近い方の改札口から六本木トンネル脇を抜けて徒歩8分。

ただ、ヒルズから六本木駅に抜ける地下道にあるラーメン屋はいくつ試したが、いまのところの評価は、「今ひとつ」。やはり、高級志向のヒルズに B 級グルメというのは不釣合い、ということか。店内は新装で綺麗なのだが、味やサービスが追いついていない。他のレストランのお味はどうなのだろうか。

試された方がいたら、教えて下さい。

Posted by minami at 11:19 PM
IT 武装資本主義

米国がネオコンの主張をもとに先制攻撃を仕掛けたイラク戦争。今回の米国の短期勝利を、IT 武装の差にあった点をわかり易くまとめたコラムが、日経ネットにあった。ちょっと前の記事ではあるが、まだ読んでいない方の為に。「イラクの IT 敗北 ~シリコンバレーから~

圧倒的な IT 能力を備えた軍事力を背景に、米国は今後も米国が問題視する国家への圧力を強めて行くことだろう。今回米国が、大量破壊兵器保有疑惑だけでイラク攻撃を強行した背景には、早期に、フセイン政権による将来起こるかもしれないテロ問題の芽を摘むという理由の他に、米国 IT 兵器のすさまじい進化を戦場のテレビ同時中継なども駆使し世界中にショウケースとして見せつけ、圧倒的な軍事パワーを誇示することで今後の世界戦略のベースにする、という意味が強かったのではないか。

しかし、問題は、その裏側ですさまじいメディア統制が、戦後の今も行われているであろうこと。米国軍がバグダッド侵攻を行った映像は豊富にメディアに流れ出てきていても、戦争の悲惨さをダイレクトに伝える市民被害の映像や声は、欧米のメジャーなマス・メディアで多くは紹介されない。インターネットの小規模メディアの中にそれは分散して存在するが。米国の IT 武装資本主義は、今回の戦争を契機に、さらなる予算がついて、進化を遂げることになるのだろう。しかし、今回の戦争の問題点を、メディア統制がかからない小規模メディアを通じて検証する姿勢も、継続して行く必要があるだろう。War Blog で言えば、Back in Iraq 2.0 の様な。

真実というのは、利害関係が異なる多様な視点を検証した上でないと、見えて来ない。シリコンバレー在住日本人の安藤氏は、この視点をしっかり持って居られる様だ。

Posted by minami at 08:26 AM
4 18, 2003
四谷お堀端の徒歩通勤に、長寿の神様が微笑んだ

朝、天気が良いので丸の内線に乗らず、四谷から赤坂見附まで徒歩で通勤。勿論、カバンの中には Walking Style 歩数計を配備。(しかし、最近は歩行をちょっとさぼっていて、開始二ヶ月での累計歩行距離はわずかに 260 km。もっと歩かねば。)

今日は日差しは夏に近く、真面目に歩いていると軽く汗ばむ様な陽気。ちょっと前まで迎賓館横の歩道を華やかに彩っていた染井吉野の桜の花は、すっかり緑の葉に変化、純白と薄紅色の二種類のサトザクラが、その後を埋めるが、やはり染井吉野の華やかさにはかなわない。紀ノ国坂を下り、ニューオータニ近くのお堀沿いのあたりで、首都高速下の道は左へ大きく旋回し、赤坂見附の交差点が視界に入ってくる。

水面は眩しい太陽光を反射しつつも、水の中では藻が繁殖し深緑色の、ニューオータニ横のお堀にふと目を落す。いつもと変わらない、お堀端を囲む、都心の緑。むむ!?いや、いつもと違う。水際のところに何か群れをなしたイキモノが!?自分の目を疑った。

よくよく目をこらしてみると、暖かい陽につられて出てきた、カメたち。それも、かなりの数で、群れをなしている。遠くから見えるくらい、大きなカメ。四谷のお堀端徒歩通勤歴は長く、水際ではカモの親子や渡り鳥などはいろいろとみかけたが、文字通り「甲羅干し」をするカメ軍団に遭遇したのは今回が初めて。いくら都心にしては緑が豊かなお堀端とは言っても、カメとの遭遇は予想もしていなかったので、驚くやら楽しいやら。

でもカメといえば、万年生きる、という長寿の象徴。こいつぁー春から、縁起がいいや。ということで、今日はひとつトシもとって、いろいろと良い一日に。歩いてみるものだ。

Posted by minami at 11:25 PM
4 17, 2003
Blogger's face to face meeting

週末の創庵の方々との Meeting に引き続き、今日は dh さんとともに エムロジックの方々と赤坂で Blogger's meeting。というか、当方 Blog 読者の方々に御報告するには、ヒビノアワの関根さん、EBLOG の小田嶋さんとお会いした、という方が、わかりが早いかもしれない。

弊社の隣の部屋の NVD 社のメンバーの H.Matsumoto desuの松本さん、wyuki のゆきさん、Kana and Toshi のカナさんにエムロジックのお二人を紹介する際、名刺交換の前に横から、「ヒビノアワの」Cheebow さん、「EBLOG と PalmOSLove の」 Eri さん、と紹介すると、お互いの理解が早い。

普通は初対面の名刺交換の席だと「どうも~」といいながら数分立ち話をして、なんとなく相手を理解する程度で終わるのだが、Blog をそれぞれ読みこなしていると、初対面の相手でも、人となりや興味のコンテクストが既に理解し合えているので、話が早い。Eri さんとゆきさんの間では、既に Eri さんの最新 Entry だったお風呂で使えるブックスタンドの話で初対面の瞬間から盛り上がっていたり、その後すぐに Cheebow さんの Entry にあったオライリーの技術書ライクな表紙の話を wyuki blog で取り上げていたり。Cheebow さんがイラストまで手掛けた最新書籍、「フリーウェア作家になろう」が近々発売されるお話で盛り上がったり。

先週末も感じたことだが、興味が響きあっている Blogger 同士が物理的に会うと、初対面から話がロケット・スタートを切る。

その後昼食をしながらエムロジックの方々と話を続けている中で、こうして初対面から Blogger の方々とは盛り上がれる背景として、MovableType が Blog tool の中では初めて導入した「カテゴリ」機能の効用もあるのだろうな、と再認識した。

MovableType で Blog を立ち上げる時、自分の興味のある話題のカテゴリをまず設定し、その後日付順に、ランダムに入力して行く Entry は、実はカテゴリ毎にも自動的に分類され、Archive される。当方 Blog の右肩の "Archives by Category" のところを見て頂くと、興味の強い分野が eGadget 系やグルメ系だということがまず理解頂けるだろう。そして各 Category の Entry の内容も、当該カテゴリの Archive へのリンクをクリックすると、連続して読む事が出来る。時系列にランダムに入力されていく雑多な話題が、カテゴリ指定により自動的にきれいに整理される。後でまとめて読むと、書き手の興味のコンテクストがかなり見えて来る事になる。MovableType が Personal CMS (Content Management System) Tool と呼ばれる所以は、こんなところにもある。Blog 内容に、書き手の人間性が意識せず滲み出て来るのは、こういう仕組みにもあるのだろう。

Online で手軽に非同期コミュニケーションが可能な Blog に加えて、Face to face の Meeting も時々行うと、それぞれの Blog の書き手が表現する内容の行間も見えて来る。さて、次はどなたとお会いしようかな。

米国発では、ちょっとした近隣の Community 的会合をうまく organize するネットの仕組みを提供する Meetup Inc. という会社がある。同社の仕掛けを利用し毎月第三水曜日に Blogger で集まる事を提唱する、Weblogger Meetup という無料サービスがある。最近東京では4月16日に集まりがあって、某社社長も Face to face で会った Blogger 達に、久しぶりに米国仕込みの DJ の才能を披露した様だ。

Posted by minami at 05:07 PM
4 15, 2003
トロンの衝撃

projectx.gifおお、今晩の NHK のプロジェクト X は、「家電革命 トロンの衝撃」だ。見なくては。午後9時15分から。ウチの奥方は、世の中の奥様達同様ビデオ予約操作は苦手だし、こういう時に Net や携帯電話からテレビ録画予約(でもこの Panasonic の製品も、EPG サービスが遅れて発売延期、か.....)できる機能が付いた HDD/DVD recorder が欲しい.....

Posted by minami at 10:21 AM
4 13, 2003
茶香間で休日のひととき

Seki さんと、Yuki さんとともに、笹塚の駅から徒歩5分、マイクロソフト本社のちょうど裏手にある Asian Cafe 茶香間(ちゃかま)を初訪問。

木造二階建ての建物の一階を徹底的に改築して作られたこのカフェは、eGadget の最新情報など、豊富な話題を提供されている創庵のプロデュースによる、期間限定企画。2月にオープン、3月末迄の運営予定が、好評につき期間延長となったのは喜ばしい。

カフェの企画から実際の立ち上げ、オープン後の運営状況などは、東京カフェ物語にビデオ映像付きで掲載されているので、カフェの運営に興味がある人や、カフェ・フリークな方はまずは Web で、スタッフの方々の立ち上げの御苦労を見てみよう。きっと笹塚の住宅街の中にある、手作りカフェまで足を運んで見たくなるはず。

中に入ると、ブラウン基調の内装で、カフェ全体が落ち着いたトーンになっている。現在はカフェの壁で、アジアの旅をモチーフとした写真展も開催されていて、それをゆっくり眺めていると落ち着いた気分になって来る。

種類豊富なアジアン・ティーの中から、今回は台湾産の「精選凍頂烏龍茶」を頂く。大きめのポットとカップが一緒になった容器を利用すると、お湯を注ぎ足すことで5杯は楽しめるというお徳用。もちろん味も良い。当方はアジアのお茶には詳しく無いので詳細に評価できないのが残念だが、渋みのない、まろやかな味の烏龍茶と感じる。

お茶だけでなく、食事も楽しめる。男性も楽しめるたっぷりサイズとの広告につられて、ちまきと小龍包と海老シュウマイの点心プレートを頂く。特に、肉もたっぷり入ったちまきが美味しい。食事の後には、この季節だけのスペシャル、さくらアイス。休日らしい、本当にリラックスした気分に浸れるメニューの数々。

茶香間を実際に運営されているのは、創庵のスタッフの方々。木造の建物の二階は住居となっている事もあり、営業は昼から午後7時までとの事だが、その後は初台の創庵のオフィスでまた仕事をされているとのこと。二足のワラジで頑張って営業されている。

Blog では何度もコメントのやりとりをさせて頂いていながら、実際にお会いするのは今回が初めてとなった創庵代表の hirosh さんとの会話は、初対面とは思えない盛り上がりを見せ、Exilim S3 のマクロレンズや高速ドキュメント・スキャナの ScanSnap! (これについては、本機を絶賛する hirosh さんが近々詳細な Blog Report をされるそうなので、乞う御期待。)の話題から、堅実な形で第二黎明期を迎えつつあるインターネット関連事業のお話まで。茶香間のリラックス空間で、しばし時間を忘れて語らう事が出来た。

Blog を通じて知り合った方とはこれまでにも何人かお会いして来たが、今回もクリエイティブかつ実践肌の創庵 Blog のイメージと重なる hirosh さんであり、創庵プロデュースの創造の為のカフェ空間、茶香間だった。Blog でのコミュニケーションは、リアルな体験を経てさらに深まることになるだろう。

皆さんも是非、休日は笹塚の茶香間へ。

Posted by minami at 08:59 PM
4 06, 2003
SARS 対策用の偽ブランドマスク

香港の SARS の広がりが、マスク装着の日常化を促し、海賊版ブランド・マスクの流行まで生み出している様だ。しかし、WHO まで勧告を出す騒ぎになると、米欧のブランド会社の海賊版対策担当でも、今の香港や広東省を訪れる勇気は持てないだろうから、海賊版は広がりを見せるのでは。(勇気を持って出張する担当が居たとしても、取り締まりきれないだろうが。)

ちなみに当方が4月中に予定していた米国の会社との東京での打ち合わせもひとつ、先方が SARS を理由として延期、流れてしまった。米国から FAR EAST はまだ、ひとつに見えてしまっているのだろうか。

人の事を言う前に、まずは GOING MY WAY に出ていたこの地図で、戦火の中東諸国の配置をしっかりと頭に入れよう。"Think globally, act locally." を行う為には、まずは世界情勢の正しい理解が必要だ。色々な政治面のコントロールを受け易く、報道内容に制約が多い大手メディアの情報だけに流されて誤った行動を起こさない為には、漫然とテレビや新聞の情報を得るだけでなく、自分で考えて行動する為の基礎知識がさらに必要、と思う今日このごろ。

Posted by minami at 07:49 AM
4 04, 2003
イラク戦争報道規制の有名無実化

Aljazeera.jpgChika さんの Blog のおかげで、アルジャジーラの英語版の Page がわかったので、しばらく内容を読んで見た。さすがにアラビア語のメイン・サイトのページをすべて英語化している訳ではないが、中東諸国側の考え方がわかる様で興味深い。ハッカーの攻撃にあった後で、一時的なサイトとしてこれを復活させている。

ただ英語版には、先日アラビア語本サイトにリンクされていた様な、戦争の悲惨さをダイレクトに伝え、見る者全てにショックを与える様な写真は、殆ど載っていない。米軍司令部を国内に置くことを許しながらアルジャジーラにも出資をしていると報じられるカタール首長が、米国に配慮しすぎているのだろうか。こうした点がイラクにも嫌われたのか、イラク寄りの報道をしてきていたと信じられていたアルジャジーラ記者がここに来て、イラク政府に国外退去を命じられている。米国・イラク、双方によるメディア規制が強まる中、ネットは、Blog は、どんな役割を果たしているのだろう。

アルジャジーラ英語ページにも、多くの Blog やメディアで有名になった、バグダット居住者による、BlogSpot を利用し書き綴っていた War Blog に就いて、記事が載っている。この Blog の更新自体は、Internet が通じなくなったのか、バグダットから作者が避難中なのか、24日で更新が止まってしまっている。バグダッド市内の状態をリアルタイムに、報道統制にかからず伝えたこの Blog を、出来るだけ多くの人に読んでもらえる様、Blogger と Google は、BlogSpot の特別な Mirror サイトを立ち上げた。

アルジャジーラの記事でも触れられているが、この Blog の左肩に、こんな引用が載っている。

"the West won the world not by the superiority of its ideas or values or religion but rather by its superiority in applying organized violence. Westerners often forget this fact, non-Westerners never do."

そう、戦争は結局、どんなに理屈を並べ立てたとしても、"Organized Violence" でしかない。そして、この Violence を如実に、赤裸々に伝えるデータは、報道統制という名のもとに葬り去られるべきでは無い。

フセイン政権下のイラクは、携帯電話の利用さえ許されていなかったというが、カメラ付き携帯が今後さらに世界市場で普及すると、今回なされている様な報道統制はほぼ有名無実化するだろう。市民全てが事件の目撃者となり、リアルタイムに映像をインターネットにアップロードする事が可能となる。そして一度ネットワークに放たれた映像は、どんなに規制をかけても、様々な形でコピーされ、継承され、アーカイブされることになる。その動きは、いかなる政府にも止めることは出来ない。

アルジャジーラ本サイトの切れたリンクの先にあった写真も、英国の Muslim Association のページなど、インターネット上に既に拡散しているのをその後発見した。これが、戦争の真実の姿だ。目をそむけてはならない。そしてその真実の拡散は、もう誰にも止められない。

Posted by minami at 10:18 PM
4 02, 2003
イラク戦争の真実

今朝のテレビニュースでは、CBS など米国メディアの代表と、米国の報道官が戦争報道についてのシンポジウムを開き、NBC に雇われていた著名戦争記者のアーネット氏の解雇理由などについて意見を交わす様子が報道された。戦争当事者である米国の放送局に雇われた戦争報道のプロが、イラク国営放送に出演した上で米国の作戦の失敗を語った真の理由はわからないが、その内容が米国内で反発を呼び、即刻解雇になった事は皆さんも良く御存知だろう。CBSテレビの代表者は、それは米国メディアの対応としては仕方の無いことだ、と簡単に片付けていた。

シンポジウムで、米国の報道官は、米国メディアは国の規制がなく自由に取材、放送しており、イラク国営放送は(独裁者であるフセインが統治する)国にコントロールされているから、戦争報道の姿勢は違うのだ、と主張するが、それはあきらかに正しくない。アルジャジーラの衛星放送画像の放映などは、米国でも非常に厳しくコントロールされている。

JBA の Blog でも主張されている通り、アルジャジーラの HP に掲載されたこの戦争の被害者である一般市民の映像はより多くの人の目に触れるべきであろう。米国の報道、中東諸国側の報道、両方を見ながらこの戦争の問題点をより深く考えるべきだ。戦争ゲームの様に進んで行く戦争の戦果報告が中心の日本のテレビ報道についても、考えさせられてしまう。

Posted by minami at 06:36 PM
3 25, 2003
Segway が赤坂にやって来た

Joiwyukimica の Page も御参照頂き度いですが、Segway が赤坂の弊社オフィスにやって来ました。公道での走行は、残念ながら現在の道路交通法では歩行者とみなされず、ナンバープレートの交付や自賠責保険への加入、方向指示器の付加などが必要となってしまう為、試乗会はオフィス内で実施。

「最大積載重量110キロ迄」、の Segway ですが、私の体重でもなんとか大丈夫。クマ体型の私でも、ちょっと慣れると軽快に、体重移動での前後走行、左手のレバーをスロットルの様に回してのターンが可能となります。狭い室内でも自由自在に移動可能な Segway。早く日本の公道でも乗れる様に、働きかけていきたいですね。

Posted by minami at 06:52 PM
3 23, 2003
新宿御苑の春

3月に入っても、肌寒い日が続いていたが、ジャケットを脱いでシャツ一枚になれる陽気となった連休最終日の今日。前回、閉館時刻を過ぎていて見逃した温室を見学するべくふと足を向けた新宿御苑は、染井吉野の開花前でも、春色に染まりつつあった。春色の御苑のスナップを、お届けしよう。Blog アップロード用に、800 x 6000 にリサイズしているので、400万画素 IXY Digital の実力全ては伝わらないかもしれないが、発色は参考になるかもしれない。

新宿御苑の桜の種類は、75種にも及び、1500本もの桜の木が苑内に植えられているという。染井吉野の開花は近い。

Onshitsu at Shinjuku Gyoen.jpg












Posted by minami at 08:32 PM
3 03, 2003
Joi's Dinner Party in Palo Alto


Photos from Zibibbo (Palo alto, California) party tonight. It was like a live-blogging party in Silicon Valley. Everybody there has been sending realtime-ping each other. Hope that interesting new relationships were built from this party.

















Posted by minami at 05:33 PM
3 01, 2003
Red Herring 廃刊へ

Red herring latest issue.gif米国 Venture Capital ・ IT 業界の象徴的な雑誌、Red Herring が、会社の売却先が見つからず廃刊に追い込まれた、と EVEHEAD で知った。時代はうねりながら、激しく流れて行く。地力のある強きものが残り、バブルは流されて行く。DNA がもっともインテリジェントに出来ている種だけが残るとは限らない。予測し難い強烈な環境変化にでも、常に柔軟に対応出来る種が、次の Generation に残るのだろう、ダーウィンが言う通り。

それにしても、日本の姉妹雑誌、 Loop(ダイヤモンド刊)はどうするのだろうか。

Posted by minami at 06:39 PM
2 28, 2003
広尾、カフェ・デ・プレな朝

Cafe des pres.jpg朝 Meeting を広尾ですることになって、駅の近くの喫茶店を探す。アンナミラーズだったら赤坂にもあるしなあ、ということで目に止まったのが、カフェ・デ・プレ。9時半の開店前から乗り込んで(というか、まだ開いてませんが座って待っていてもいいですよ、という優しいお言葉に甘え、打ち合わせつつ中で待たせてもらう事に。)おおー、広尾のカフェはネット接続も充実してるな、と横目で見ながら、当方の腰のサイズにはきつすぎるお洒落な籐の椅子にぎゅうっと着席。コーヒーを頼んでビジネス・ミーティングに突入。

打ち合わせに没入して、はっと気付くと、いつのまにやら周りには広尾近辺在住とおぼしきマダム達が着席し始めた。うーん、上品な方々が多い。さすが広尾。でも、それだけでは無かった。訪れたマダムの5割以上が、ワンちゃん(小型犬多し。)同伴。おおお!?

おお?ここは広尾周辺の犬愛好家マダム達の朝コミュニティ・プレースだったのか?ということで早速店員さんにインタビュー。

「そうなんですよー。犬を連れて来れるカフェはいろいろなところにありますが、窓際の席だけ、とか、外の席だけ、とかが多くて、店内の席どこでも犬同伴で OK! なカフェはウチくらいかもしれないですね~。実はウチの店でも犬飼っているんですよ。」との明朗な御説明。そういえば、前回ここを通った時に、関根勤さんが愛犬と、店の前で写真撮影を受けていたっけ。今ごろになってその理由がわかった。

なるほどー、と感心しながら次の打ち合わせ場所に向かった次第。

朝食セットはフランスパンとコーヒーのシンプルな組み合わせ。フランスパンがサクサクで美味しい。犬好き+フランスパン好きの方はお試しを。

Posted by minami at 05:45 PM
2 27, 2003
ハゲからマゲへ from JBA

この JBA 紹介のネタには久しぶりに参りました。完敗。静かなオフィスの中などでこれを読む方は、相当覚悟してください。笑いこらえるの、大変です。こういう面白いネタを紹介している Blog も知らなかった。さすが mpm さん、いろいろな Blog 見てますね~。

Posted by minami at 10:59 AM
2 09, 2003
INTERNET MAGAZINE 復刻版

internet magazine 1994.jpg
Aga-Ye の Blog で知ったのだが、iNTERNET magazine が、新創刊、ということだ。1994年10月の、iNTERNET magazine 創刊号が、今回の新創刊を記念して、PDF 化され復刻提供されている。1994年のインターネットの現実を、もう一度週末に振り返って、今の環境で行うべきことを考えてみよう。

WIRED の日本語版が廃刊になったあと、電子メディアでは無い紙媒体で、その空白を本当に埋めることが出来ている雑誌を、自分個人としてはまだ見出していないのだが、iNTERNET magazine にはいろいろな意味で継続して頑張って頂き度い。

Internet がビジネスとして認知され始めた90年代半ば、iNTERNET magazine の付録としてついてきた、日本の個々の ISP の力を示すネットワーク全体の俯瞰図は、急速に、複雑に拡大していった。そして今、高速・常時 Internet Access を行えるユーザー数の日本での総数が昨年末で700万を超える環境となり、Internet はマス媒体となった。ここまで来るのに、iNTERNET magazine 創刊から、10年弱の歳月を要した訳だ。

Bit Rich な情報が安価に、リアルタイムにマス・ユーザーに届けられる様になる中でも、落ち着いて読める紙媒体が獲得出来るビジネス領域はあるはず。右から左に流れて行って、すぐに忘れられてしまう News や新製品情報などは Net 媒体や週アスに任せて、iNTERNET magazine には引き続き普通の日本のユーザーが気付きにくい様な Edge な海外の技術情報やネット・カルチャー的なものも追いかけて欲しいと、個人的には望んでしまう。(でも、そういうニッチな領域を追いかければ追いかけるほど、商業的な大成功からは、遠くなってしまうという矛盾もあるのだが...)

Posted by minami at 10:45 AM
1 27, 2003
Game Boy Advance SP

game boy advance SP blue.jpgGame Boy Advance SP の発売は、2月14日。8歳の息子の関心は、クラスの女の子からチョコレートを何個もらえるか、よりも、この新しい Game Boy Advance SP (GBA SP) に注がれている。

現行の Game Boy Advance (GBA) の最大の欠点は、暗い液晶画面と、あまり持ちが良く無い乾電池。とくに眼が悪くなることは影響が大きいので、親としては心配して外付けのライトを買ってやったりするのだが、これがまた電池消費を増加させる...新しい GBA SP では、フロントライトの明るい液晶と、3時間充電で10時間の操作が可能になる。当然「買い」ではあるのだが、画面の暗い現行機をどうするか、残り少ないお年玉を GBA SP Upgrade に投じるのか、息子にとっては大きな問題だった。しかし、昨日幸運な Solution が...

ヨドバシカメラ玩具売場の横に、ガシャポン(例の、丸いカプセルの中に、100円~200円を投じると玩具が入って出て来る自動販売機、ですね。)コーナーがあるのだが、その奥に、ルーレットの様な景品ゲーム機がある。5ポイント獲得すると、商品が置いてある棚の角度が最大に傾いて、それを賞品としてもらえる、というあの機械。

100円で3回トライできるそのゲーム機の賞品に、PS2 や Game Boy のゲーム・ソフトとともに GBA の現行機種があった。なけなしの貯金を使うこと2回。わずか200円の投資で、息子は見事にそれをゲットしてしまった。無欲の勝利と言うべきか。(当たった時にはさすがに息子も興奮していたが。)

勿論、GBA 現行機種が二台あっても仕方ないので、新品同様(というか新品)の今回ゲットの Advance は近所のゲーム販売店で買取りに。するとこれが、Game Hardware は意外に高値がつくもので、新品でも8000円強で販売されているのに、6000円で買取り。息子の200円は、数時間で6000円に化け、それが2月14日発売の Advance SP の購入費用の足しになってしまったという次第。今使っている GBA も下取りに出せば、ほぼ買えてしまうことになってしまったのだ。

親の眼から見ると、明るい画面で子供の眼には良く(といっても長い時間使わせたらダメだが。)、高価なアルカリ乾電池いらずの充電池のメリットが高い GBA SP だが、子供の眼から見た最大の魅力は、2つ折り構造で、「パパの携帯電話やノートパソコンみたいだから。欲しい~~~!!!」とのことだった。(笑)

Posted by minami at 10:41 AM
1 01, 2003
新年の御挨拶

2003 Moeru Fuji Message.JPG

Posted by minami at 11:03 AM
12 31, 2002
Blog で年越し

2002年最後の Blog イベント、開催中です。
Moblog (Mobile Blog) で大晦日、略して Blo-Misoka。

http://www.bloggers.jp/

を御覧下さい。


この Blog を見ているアナタも、簡単に参加できますよ。
misoka@bloggers.jp 宛に、2002年最後の一日の様子を、写真添付 e-mail で送るだけ!

Mail の Subject が Entry のタイトルに、Mail の本文が Entry の本文になります。
携帯電話から iShot / 写メールを送るのでも OK ですし、普通の PC emailer から、 email にデジカメ写真を添付するのでも OK。写真のサイズは自動的にリサイズされて、サムネール化されますが、あまり大きすぎる写真は DB 容量の限界もあるので、出来るだけ小さめにして送って下さいね。

お試しを。

Posted by minami at 01:23 PM
12 28, 2002
箱根からの富士山、デジカメ寸景


ちょっと早い年末のお休みを頂いて、箱根を巡った。交通手段としては電車を主体に、短期間で箱根を満喫したい場合は、箱根フリーパスがおすすめだ。3日間有効で、往復の小田急電鉄(ただしロマンスカー乗車の場合の特急券代は別途)・高速バス、箱根登山鉄道の電車・バス、芦ノ湖の海賊船など遊覧船、ケーブルカー、ロープウェイなど箱根を巡る為の交通手段の全てが、大人ひとり5500円(新宿発の場合。)で楽しめる。


強羅から早雲山までケーブルカーで登る。すると、この6月に新しく運転開始した、ガラス面積の大きい、18名乗りの複式単線自動循環式(DLM)フニテル・ロープウェイが早雲山~大涌谷間のパノラミックな景観を楽しませてくれる。最大のお楽しみは、勿論空中から楽しむ富士山。前日午後強い風が吹いたせいか、富士山を覆う雲も吹き飛んで、富士山の全景を見渡すことが出来た。

360度視界が広がるロープウェイから眺める富士山の雄姿は、なかなかに印象深いものがある。大涌谷と桃源台間を走る旧式のロープウェイは、車内・窓面積が狭いので混雑するシーズンにはその景観を充分楽しめなかったが、全面ガラス張りでルーミーな新型車両からは、富士山を一望出来る。300メートルの急勾配を、新型車両らしく駆動音が静かなことに驚いている間も無く登りつめ、大涌谷駅までの最後のなだらかな運行区間に変化すると、進行方向右手前方に、広い裾野とともに富士山が現れる。日本的景観の美しさを、再発見する瞬間。


大涌谷から旧式ロープウェイに乗り換えてからも、桃源台の下車駅が近づくまで、表情が刻々と変化する富士の姿を楽しめる。


桃源台まで下りるとしばらく富士山が見えなくなるが、芦ノ湖を海賊船にゆられつつ対岸の箱根町に近づくと、芦ノ湖を囲む、箱根のカルデラの山々の向こう、後方に再度富士山の頂上が姿を現す。芦ノ湖と富士山の組み合わせもまた、絶妙。

今回の小旅行では Kuma 的 eGadget Awards 2002 大賞を見事受賞の Panasonic FZ1 を携行。ぐらぐらと小刻みに揺れるロープウェイのゴンドラの中からでも、手ぶれ防止機能付き超望遠レンズの手持ち撮影により、雪化粧し青空を背景に凛々しい富士山の姿を、ブレなくきっちりと CCD に焼き付けることが可能となった。我ながら良い写真が撮れた様に思えたので、時節柄お正月の公開も考えたが、おめでたさは先取りも重要。今回の写真は先行(?) Blog 公開。


おめでたさついでに、この場を借りて...2002年中は、本当にお世話になりました。2003年が、皆様にとって富士山の様に活動の裾野が広がり、どっしりと安定した、印象深い素晴らしい1年でありますように。


<富士山寸景>












<芦ノ湖寸景>










ちなみに、リアルタイムの富士山の様子は、こちらと、こちら

天候が変わり易い箱根の様子がわかる Live Cam は、こちら

Posted by minami at 08:18 AM
12 19, 2002
カレッタ汐留で、スローライフ体験

ビジネスランチで、12月1日にオープンしたばかりの東京の新しい街、カレッタ汐留に行って来た。「ゆったりを味わう、スローライフ」をテーマに作られた街は、その前にオープンしにぎわいを見せている新しい丸ビルとは、また違った顔を見せる。





場所は、大江戸線で新しくオープンした汐留駅ならすぐ真上だし、ゆりかもめの駅もある。ただし、新橋駅から行くなら、歩いて7-8分なので、わざわざゆりかもめに乗らず、徒歩をオススメする。ゆりかもめの新橋駅から、陸橋を歩いて行くと、まだ建設中の日本テレビの本社ビルなどを横目に見て、突き当たりがカレッタ汐留、だ。












新しく開発された地域だけに、空間には大変余裕がある。レストランの椅子も、やや余裕を持って置かれている様だ。高島屋でオープンして人気の台湾点心、鼎泰豐(ディン タイ フォン)や、有楽町に2店あった黒豚しゃぶしゃぶの美味しい店、いちにいさんなどもある。巣鴨で有名だという、行列の出来るカレーうどんの店、古奈屋などもあった。B級グルメ的にもなかなか楽しめる場所の様だ。何度か訪れてみたい。

昼時いつまでも長い行列がレストラン階の各店舗の前に出来る丸ビルと比べると、汐留は全国的知名度がまだいまひとつということ、まわりのビルがまだ出来上がっていないこと、新橋の駅からはちょっと歩くこと、などもあってか、それほど空いている訳ではないが、少し待つと人気店でもまだ座れる様だ。行ってみるなら今が良いかもしれない。ただ、丸ビルと比べるとショッピングの為の店舗数は少なく、飲食が中心と考えた方が良いかもしれない。

飲食以外のエンタメもある。マンマ・ミーアを上演中の電通四季劇場や、ADMT(アドミュージアム東京)など、施設もなかなか充実している。

その中でも、ADMT は、10分~15分ほどでさっと回れる、ユニークでハイセンスな無料の広告博物館。カレッタ汐留に本社を移した電通の第四代社長、吉田秀雄氏の記念事業財団が運営している。MOMA の様なモダンなインテリアの博物館で、江戸→明治→大正→昭和初期と日本の広告の歴史をたどれる。昼休みにぶらっと寄るには丁度良い、コンパクトな博物館だ。





師走になって、ともかく忙しい日々が続きがち。汐留でスローライフを体験して、自分のペースを取り戻すのはどうでしょう、という、提案でした。

Posted by minami at 11:42 PM
12 09, 2002
サンフランシスコのクリスマスの風景

サンフランシスコ中心部も、この週末は、ホリデーシーズンの買い物客で賑わった。ユニオンスクエアでこんなに多くの人を見たのは初めてかもしれないな、というほどに、土曜・日曜は人で溢れていた。

気候は秋の様だし、NY や東京の様な、ホワイトクリスマス的な盛り上がり・季節感はもちろんないが、ユニオンスクエアのパームツリーの横に飾られた大きなクリスマス・ツリーも、それはそれで西海岸のクリスマス風景。あと2週間で、クリスマスですね。

<クリスマスの風景・San Francisco 編>




















Posted by minami at 06:09 PM
12 08, 2002
Apple Store Palo Alto


Palo Alto のダウンタウンにある、アップル直営店Apple Store を、1年ぶりに訪れた。目的は、某社社長が、PowerBook の SuperDrive が入った最新機種を購入する為。

今年8月の Jaguar 発売イベントでは4000人の客であふれたらしいこの店も、普段はゆったりした空間で、ゆっくり買い物が楽しめる。

前出 Hotwired の記事の通り、2001年に一号店が出来てから、全米で50店舗に拡大。以前は Silicon Valley に来ると、Apple 本社内の The Company Store を訪問することが多かったが、その雰囲気が、全米に展開する Apple Store の中に感じられる。

上品で、落ち着いていて、デザインセンスあふれる、マンハッタンのダウンタウンや東京代官山にある様なアートギャラリー的内装の、ゆったりした空間の中、豊富な知識の店員や多くは熱狂的マックファンの他の顧客とおしゃべりを楽しみながら買物を楽しむ。アップル社のこだわりが、充分伝わる店舗内容。









Apple Store は、単なるコンピュータ販売店の域を超えた、Apple 崇拝者達の為のCommunity 空間として、高い完成度を持っている。マックユーザーなら、訪問するだけでも幸せになれる。週末にいつも、特に目的は決まっていなくても、何か Macintosh 関連の新しいものはないか、店員は今度出る新機種の情報を何か教えてくれないか、とまた訪れたくなる、そんな空間。

90年代初め、会社でまず II fx に触れて Macintosh のすばらしさを知り、個人としては白黒 Display だった初代Powerbook からすっかりハマって、デスクトップのカラーマックやドッキングの仕組みが珍しい PowerBook Duo (壊れ易かったが、いまだに一番鮮烈な印象の Mac は Duo かもしれない。)に熱を上げ、 1998年の発売初日には Manhattan で在庫が僅少のiMAC を探して購入するほどにアップル社製品に熱をあげていた自分も、オフィスのパソコンとの互換性の薄さや、アプリケーションの種類の少なさ、コストパフォーマンス等の理由から、Windows PC に完全移行してしまったのは、1999年終わりの事だった。21世紀のアップルは、なんだか元気がある。iMac の 17 インチの美しい Wide 液晶ディスプレイを、ゆったりした Apple Store 店内で眺めているうちに、ううむ~、再度 Switch するか....という気持ちがまたふつふつと沸いてきてしまった。Apple に心酔していたころの記憶とともに、段々それが現実味を帯び始める。今回の出張で、アップル創業者のもう一人のスティーブ、スティーブ・ウォズニアック氏にお会いしてお話しする機会があって、その人柄に惹かれたことでも、さらに背中を押されてしまっているのかもしれない...

でも、日本には、アップル直営の Apple Storeが無い。ヨドバシやビックカメラから買うより、こういう店で、買いたくなってしまうのだが...一号店開店は、いつになるのだろう。

自分にとっての、日本における Apple Sotre 的場所は、多摩センター地区、京王・小田急永山駅近くにある企画室ゆう(通称 Plus Yu)だった 。今でこそアップル専門店や、大型店舗内のアップル売り場は珍しくないが、この多摩の小さな会社は、会社名そのものの企画力(毎年末は夜中までマック格安販売イベントを開催。)と珍しい直輸入アップル周辺機器、マックのことなら何でもわかる知識豊富な店員(多くはアップル好きの学生アルバイト)で、非常にゆったり出来る空間を、90年代前半から提供していた。この店には、今 Apple 本社が Apple Store でアピールしつつある、ローカルなアップル・ユーザー・コミュニティへの商品・サービス・知識提供というコンセプトが、その頃から存在していたのは驚きでもある。先見性は東京都心にではなく、東京西部の多摩地区から発信されていた。

中野から電車に乗ってまで週末に通っていた当時は、別にデザインセンス溢れる店舗では無く、本当に小さなマンション1階の店舗だったが、最近は場所を駅の近くに移して、この QuickTime VR の様に内装も変えた様だ。出張から戻ったら、久しぶりに訪れてみよう。

マックファンであることの醍醐味はやはり、アップル・コミュニティの一員であるという認識を持てること。Windows PC ユーザーではなかなかもてないこの、アツい感じ。Apple の歴史を今回の出張を通じて肌で感じて、そのコミュニティに戻ろうかなと思い始めた。

さあ、アップル公式サイト上の、Switch をまず、見てみよう。最近のマックの最新知識と、移行の知恵を、とりあえずは仕入れないと。でも、考えてみるとこの、アップルの Switch のキャンペーン広告、実名でアップルの良さを広く主張しているところが、なんとなく米国の Blog 文化に通じるものを感じるな...

Posted by minami at 06:07 AM
12 01, 2002
新宿南口 2002年末のクリスマス模様


クリスマスのイルミネーション・シリーズ。第一弾は10月のニューオータニ前のツリーから始まった。新宿編は以前、高島屋の地上階、明治通り側の写真をいくつか載せたが、今日は高島屋2階の JR 側。

JR新宿南口改札から、線路沿いに直進したあたりは新宿サザンライツ、高島屋近辺はイルミネーション・サーカスという名前がついているらしい。これ以上は、説明は必要無いですね。写真を御覧あれ。今週末は何故か Photo 中心の Kuma Blog。




<Shinjuku Southern Lights>










<Takashimaya Illumination Circus>









しかし、気のせいか、昨年の方がもっとお金をかけていた様にも思える...このサイトの、昨年のクリスマスの風景特集はよくできてます。音楽付き。

Posted by minami at 10:53 PM
丸ビルのツリー(点灯後)

クリスマス、遠からじ。

Posted by minami at 02:13 AM
秋の風景から...冬へ。

冬、来たりなば。

新宿都庁から、四谷迎賓館へかけての、11月最終日の深まる秋の風景。残暑で短かく感じられた2002年の秋も、あっという間に終わってしまった感じだ。






そして、「冬」。冬になってしまった。まだ日中は暖かいことも多いので、実感が無いが、2002年も最後の1ヶ月に突入。2003年に今年やるべきことを持ち込まない様に、あと1ヶ月、頑張るぞ~。






ちなみに上の写真は、偶然新宿都庁前で発見した、Tower Records の宣伝用のバス。古くなったバスは、こうやって広告媒体になっている。何でも媒体化してしまう、21世紀。

Posted by minami at 01:44 AM
11 23, 2002
クリスマスの風景



今年オープンしたばかりの丸ビルも、1階ロビーの巨大なツリーで、クリスマスの到来を知らせる。丸の内界隈のクリスマス・イベントも、これから年末にかけて盛り上がっていく。

ちなみに恒例、丸の内中通で年末開催の光のイベント、東京ミレナリオは、12月24日からスタート。イタリアン・ティストの光の彫刻、パラトゥーラ。日本のクリスマスも、輝きを増してきた

←こちらはローカルだが、JR中野駅前のケンタッキー・フライドチキン前のカーネル・サンダース。たまたま最近、このカーネル大佐ネタが多くなってしまったが、クリスマスになる前に、新品に交換されていたことも発見。都会的なクリスマス風景と、ローカルな、毎年見慣れたクリスマス風景。どちらも、なんだかほっとするね。



Posted by minami at 01:14 AM
11 22, 2002
ユニクロのスキップ到着、だが....


dh さん情報で知った、ユニクロの野菜、スキップがやっと到着した。やっと、というのは、オーダーしたのが10日、到着したのが22日だったから。インターネットの注文は、もっと早く配達されないと、ネットで頼んだ意味が無い様に感じてしまう。ユニクロも最初はどれくらいのオーダーが来るのか読めなかったのか、あえて注文確認の e-mail にも、配達日は書いていなかった。まあ、それは許せるにしても、箱をあけると、さらにスキップ気分になれないことが.....


今回の、Skip お試しセットに入っているのは、普通のトマトの倍の陽射しで育ったトマト、炒めてもペタっとならないやさしい味の長なす、甘みのあるかぼちゃ、高糖度のみかん。辛味の少ないたまねぎに、水・塩を加えないトマトジュース、お茶の葉がまざったえさで育った阿武隈高原ホルスタインの牛乳。お試しセットが届いたばかりでまた試食していないが、お味の方は後ほどコメントに追加予定。

野菜類を、袋の上から触った感触では、なかなかコシのある野菜というか、強そうな野菜のイメージ。肥料や水の量をできるだけおさえて、野菜本来の強さを引き出す永田農法で育った野菜であることは、そこから伝わって来る。


しかししかし、やはり緑茶のまざったエサで、クリーンな鶏舎で育ったという Skip のたまご、6個入りの梱包パックをあけてみたら....あらら、割れている。

早速、カスタマーサポートに電話。その受け答えは良かった(らしい。家内がかけた感想。)。早速代替品を送ります、とのオペレータの答え。えーそれで新しい卵はいつ届くのでしょうか、と聞くと、「時期については、わかりません....」。

衣料品の実店舗展開では破竹の勢いだったユニクロ、Web も活用した通信販売ビジネスのノウハウは、まだ蓄積中!?

同梱されていた、スキップのカタログの裏をふと見ると、糸井重里作詞の、Skip のテーマ、が。「♪うれしいときにはおいしいものをたべよう、かなしいときにはおいしいものをたべよう、おこったときにはおいしいものをたべよう ウォウォ...♪」ということなので、まずは食べるか....

Posted by minami at 11:57 PM
11 17, 2002
中野ブロードウェイへのいざない~魔物の棲む4階編

ninja peko small.jpg

不定期連載、第二回。中野ブロードウェイを見て歩く編は、いきなりショッピング・センター部では最上階の、4階、からスタート。普通は1階から順番に説明するもだが、中野在住の人間としては、この4階が妙に気になる場所。

1-3階の人の賑わいから隔絶された様な、夜になるとお化けでも出てきそうな、不思議な空間が、「サンダルで訪れたいショッピングセンター」、「趣味人の殿堂」中野ブロードウェイの4階に存在している理由とは何なのだろうか。

妖気にあふれた(?)その4階の謎にイキナリ、迫る。(って何だか、安っぽいTVのワイドショー的つかみ。)

ブロードウェイは構造上、1階は、JR中野駅北口のサンモール・アーケード街から続く人波で賑わい、次に人が多いのは3階。1階から、2階をパスしていきなり3階に直結しているエスカレーターが南・北端に2基ある為、人の導線は自然とこうなる。まんだらけも、メインの漫画古本店や買取店は、人が集まる3階に配置。

エスカレーター構造で取り残された様な2階は、それでも3階から降りてくる人が、下りのエスカレータは無いために階段を通じて必ず通らねばならない場所であること、また飲食店は2階に集中しているので、訪れる必然性は備えて居り、それなりの賑わいを見せる。

broadway 4F small.jpg

問題は、今回特集する4階。3階から階段で昇らねばならないという面倒な場所配置が災いして、全くにぎあわない。そういう私も、ジモティながら4階には実は長いこと足を踏み入れず、高校生位になってやっと「コワイモノミタサ」で訪問したくらい、近くて遠い存在だったのだ。

一年中シャッターが下りている、階下の店の倉庫的に利用されている場所も多く、その他には小規模な法律事務所や、個人開業の医院など。そこで営業している小売店はまばら。新しい店が出来ても、人を呼べずすぐに閉店。それが長い間のブロードウェイ4階の姿だった。

henya small.jpg

それを変えたのはやはり、拡大するまんだらけパワー。

古本が人気となってから、2階に玩具系の中古店や、プレミアム漫画本店を開店して後、2階では場所の拡大に限界があったのか、まんだらけの拡大戦略は4階へと向かった。

まんだらけ系列店の中でも、異彩を放つ「変や」。この店は、中野ブロードウェイの中では隠しだま的なオモシロ店なのだが、あえて今回シリーズの初めから御紹介。

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「変や」とは、文字通り変なものばかりを売る店。普通では手に入らない、ノスタルジックな商品の数々。まんだらけの営業方針の通り、ほとんどは中古品だが、簡単にはみつからないものばかり。店頭には、ニンジャ姿の不二家ぺこちゃん人形、こんなの誰が買うのだろう的な、サトウ製薬のサトちゃんの象の人形が各複数個陳列。価格を見ると、ヲヲ、サトちゃん人形はぼろぼろながら2万5千円、ニンジャぺこちゃんは8万円(!)。高いのか安いのか良くわからないが、ぺこちゃんファンには欲しいものなのだろうか。

トンネルの様な入口付近には、昔は郊外に行くと良くみかけた、金属の四角い小型看板シリーズが(ちなみにこのリンクは、本執筆関連で調べていたが、面白い。詳細。)。アース製薬、大塚のボンカレー、キンチョウの蚊取線香...この手の看板が目白押し。そして、蝋人形館かと見間違える様な、入口右手のホラ穴型陳列場所の奥には、ケンタッキー・フライドチキン店頭で見かけるカーネル・サンダースおじさん(45万円!!!ちなみに、実は日本オリジナルという立像のエピソードと、サイズはこちら。KFJ の Web も結構、マニアチックだ。)。

さらに奥に進むと、ジャンボマックスがケースの上にかたどられた、フジフィルムのフィルム販売用プラスチックが、これもかなりキズ入りにもかかわらず、4万5千円...ともかく、見ているだけで楽しくなる、昔博物館的な空間が、変やの中に広がっているのだ。(個人的には、この値段を出してまで、買いたいものは殆ど無いのだが、眺めるだけで楽しいので、時々足を運んでしまう。)4階の謎にあふれた空間には、この変や、は良く似合っている。以前みかけた、未開封の、茶色のカルピスソーダ瓶1万5千円、はショウケースから消えていた。年代もののワインでもないだろうに、あれを買ったカルピス・ファン(そんなのいるのか?)のお話は、是非伺ってみたいものだ。かなり Deep な趣味人、と言えるだろう。

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まんだらけは、それ以外にも、漫画古本販売以外の新しいオタク系店舗を、4階で実験的に展開している。漫画のキャラクター・カードを集めたショップや、漫画キャラクターの衣装(コスプレ)ショップ、大物漫画家の直筆の色紙などを売る漫画マニア向けのプレミアム・コレクターズ・ショップなどなど。4階はいまや、まんだらけの漫画ビジネスの R&D センターと化している。今は倉庫がわりになっている小規模店舗も、そのうちに皆まんだらけに変わり、新しい実験店舗に生まれ変わるのかも、しれない。

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そうした流れの中でも4階に残って行くのは、儲かっている階下の店舗の事務所と、まんだらけとは別路線の趣味人向け店舗ぐらいだろうか。宗教系の本や、予言本、UFO 本などばかりを集めた、精神世界系では日本一の品揃えという(?)古書店「大予言」(名前がすごい。)などは生き残るのだろうか。今後の動向が注目される。

mandarake small.jpg

なんとなく暗くて、カビ臭い感じもあって、ブロードウェイに棲む魔物がいるとしたら、棲家はここだろうな、と思わせる様な、水木しげる漫画的雰囲気がまだ漂う4階。まんだらけの、年月をかけた進展は、この4階を新しい空間に変貌させて行くのだろうか。ジモティ的には、あまりオタク色に染まり過ぎて欲しくないな~、とも思いつつ、もう少し発展した4階になるにはまんだらけパワーが必要でもあるので、複雑な心境である。

さてさて、次回の不定期連載、ブロードウェイ第二弾は、どの階に注目するかな...

Posted by minami at 12:24 PM
11 11, 2002
Takashimaya Times Square X'mas

takashimaya xmas small.jpg
新宿タカシマヤ Times Square でも、恒例のクリスマス・イルミネーションが始まった。まずはタカシマヤのビルの裏手、地上階の自動車の通り沿い、大き目のイルミネーションからスタート。表側、回廊形式になっている2階の、JRの線路沿いがクリスマス・イルミネーションで輝き始めるのは、11月15日から。(タカシマヤの案内係談。)完全な X'mas Decoration を見たい方は、15日以降の訪問を、オススメします。

今日は、なんとなく、新宿周辺のデジカメ写真特集、になってしまいました。



Gozilla small.jpg


↑この、ゴジラが....
Gozilla at night small.jpg


↑夜にはこんな風にキレイに





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↑ゆきだるま
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↑キムタクとトナカイ




Posted by minami at 12:13 AM
11 10, 2002
新宿御苑周辺

Gyoen entrance small.jpg

昨日は、新宿三丁目近辺を中心に取り上げたが、変わり行く新宿御苑周辺の様子も、写真掲載して置こう。洒落たレストランや Open Cafe が多いこのあたりは、休日にも訪れたい。新しい高層マンション建築計画などもあり、このあたりは公園の近い住宅地としても、再び脚光を浴びている様だ。

今日は市谷から新宿まで歩いてしまった。四谷三丁目の裏道にも、御苑沿いの通りにも、いろいろ変化があってこのあたりの散歩は楽しい。都心の本当の顔を知るには、歩くのが一番。



Cafe la boheme small.jpg

↑カフェ・ラ・ボエム
Open cafe small.jpg

↑オープン・カフェも冬支度
Parc Cafe small.jpg

↑大木戸門前の、カフェ




Posted by minami at 11:58 PM
11 09, 2002
新宿3丁目で Blues Bar

zip jack small.jpg

最近、新宿御苑から新宿3丁目あたりで飲むことが多い。帰宅ルートの中間に位置する、という地理的な理由も大きいが、JR新宿駅周辺の繁華街からはちょっと離れて、夜には人通りも少なくなるこのあたりは、新宿御苑という公園に近い落ち着いたたたずまいと、都会の喧騒から隔離された様な雰囲気もあって、オトナには落ち着ける、貴重な癒しの街角だ。渋谷から近い、三宿辺りの隠れ家的雰囲気も持ちながら、新宿というハイブリッド・カルチャーな町の周辺ノードとしてのカジュアルさも備えた、面白く変わりつつある途上の空間で、訪れる度に落ち着ける、ゆるやかに楽しい店を発見している。

御苑に近い通りには、グローバルダイニングの Cafe La Boheme や、小規模なビストロ風の店など洒落た店が続々開店し、トレンディーな大人の街の雰囲気を増幅しつつあるが、Kuma はどちらかと言うと B 級グルメの視点からこの辺りを、2年ほど前から、飲み仲間の M 氏とともに開拓してきている。最近では、弄堂(Long Tang)という餃子・チャーハンのシンプルな組み合わせで人気の店が出来たり(ここの色までユニークなチャーハンや、隠し味の白菜でしゃきしゃきとした食感の餃子は、一度行くとやみつきだ。)ラーメン店は博多・熊本・東京風しょうゆ味...各種ひしめいていたりと、B 級グルメファンの琴線もキンキンとくすぐる場所。

でも今回はちょっと趣向を変えて、新宿3丁目の Blues Bar を訪れた。

King biscuit small.jpg

B 級グルメの店を足で探しながらも、たくさんある Rock、Blues、Jazz といった音楽Bar の看板は、新宿3丁目の裏道を歩いているといつも目に飛び込んで来ていた。常連でないと入りにくい様な小規模な店が多いので、これまでは一度も足を踏み入れた事は無かったのだが、最近この界隈の開拓に熱心な M 氏に誘われ、新宿3丁目に続々と Blues Bar が開店するきっかけとなったという King Biscuit を訪れた。

小さなテーブル席が4つ、あとは数席のカウンターという狭い、照明を落とした店内が、タバコの煙と Blues 音楽で充満している。Kuma はあまり Blues は聞かないのだが、21年もののシングル・モルトと Blues の相性はどうやら良い様だ。新宿3丁目の、落ち着いているが無用に肩肘を張らないで良いという場所の雰囲気に、Blues Bar は違和感無く溶け込んでいる。初めて訪れた気がしない位、リラックスして美味しい酒と会話を楽しんでいる自分が居た。

B 級グルメと、Blues Bar と。新宿三丁目は、本当に "B" な、大人の癒しの街だ。今後も週末にしばしば足を運ぶことになるだろう。モチロン、"B"-log ネタも求めて。Martha small.jpg


Blues Bar というより Rock Bar の歴史にスポットをあてているが、関連する記事も Web に見つけたので、御参照頂き度い。

Posted by minami at 10:14 PM
11 04, 2002
趣味人の殿堂、中野ブロードウェイ(導入編)

Broadway Entrance small.jpg

新宿から西へ中央線で5分。そんな立地にある中野。東京大空襲の被害も殆ど無く、多くの木造家屋が、昔ながらのたたずまいで残る、「西の下町」的な静かな住宅街である。人口は約30万人。最近は、住基ネットが稼動し住民コードを配った後でシステムから切断する、という、決断は遅いがまあいいか、的な不思議な対応を中野区は演じている。

そんな静かな街中野が、趣味人(ここではあえて、おたく、とは呼ばない。おたく向けの店が結果的には増えてしまったが、その形成に至る街の発展の歴史は、広くて、深いのである。)の殿堂、中野ブロードウェイを育ててきた背景とは何か。そして、中野ブロードウェイの「今」はどうなっているのか。中野に東京オリンピックの年から住んでいる(うーん、歳がばれる。)Kuma の視点から、これをシリーズでお伝えして行こう。休みの日中心の、不定期連載、題して、「趣味人の殿堂、中野ブロードウェイ」

Broadway inside small.jpg

中野ブロードウェイは、東京オリンピックで盛り上がった中野駅北口開発の一環としてJR中野駅北口、アーケードのサンモールの北側に昭和41年(1966年)に完成した。地下は3階、地上10階建て。5階より上は住宅になっている、竣工当時は日本でも珍しい Shopping Complex (ショッピングセンターと住居の複合施設)だった。今は老朽化が目立つこの建造物も、昭和40年代当時はイカした高級マンションだったのである。どの位高級だったか、というと、かつてはコメディアンで前都知事の青島幸男氏や沢田研二とピーナツのカタワレ(これでも、時代が知れるだろう。)の夫妻が住んでいた時期もあった程。オープン時のキャッチコピーはしかし、「サンダルで入れるショッピングセンター」でもあった。ショッピング・センター部分は当初から高級化を目指さず、生活空間の延長として入って来る事が出来る気軽なショッピング・スペース、として位置づけられていた。

昨年の日経流通新聞記事によると、「中野ブロードウェイが商業施設として強烈な「個性」を発揮できた理由は、老朽化に伴う賃料の安さと店舗面積の小ささにある。施設内の一部の不動産を管理する阿部興産(東京・中野)の阿部賢一郎社長によると「駅付近の商店街では平均3.3平方メートルあたり月7万円程度なの(に対し、ここは3万円前後」という。地下1階から地上4階まで(3万1000平方メートル)は大型店の出店を想定していなかったため、約300の区画に分かれる。約20平方メートルの区画が多く、保証金を含めても200万~300万円で開業できる。金はないが個性で勝負する若い経営者が集まりやすい。.....老朽化だけは確実に進むが、所有者が分散していて建て替えは難しいというのが多くの関係者の見方だ。」という記述がある。

Mandarake Entrance small.jpg

このあたりに、おたく、もとい、趣味人向けの小型専門店が多く出店した素地がある。まんだらけがブロードウェイ3階にオープンしたあたりから、漫画・コミックキャラクターを中心とする、濃いおたく文化が、このブロードウェイに流入してきたのである。昭和55年に、最初は小規模店舗のひとつに過ぎなかった漫画古書専門店をオープンしたまんだらけは、昭和62年には株式会社化、全国に支店をオープンし、平成12年にマザーズに上場する。まんだらけの事業規模拡大が、中野の趣味人文化を全国的に有名にした。中野南口に創業していた青井家具店が、若者向け割賦販売の成功をもとにクレジットのマルイを全国展開した株式会社丸井のサクセスに続く、中野発のベンチャー成功物語とも言えるかもしれない。(上場後の株価低迷はあるが...まんだらけの小さな中古漫画ショップ時代を知る者にとっては感慨がある。)

Fujiya Camera Honten small.jpg

しかし、まんだらけの進出前から、中野には、趣味人向け中古店文化が芽生えていたことはあまり知られていないだろう。Kuma も幼少の頃から父の影響で通っていた、中古・新品カメラ扱いの専門店、フジヤカメラ。その前身となる「大月太陽店」というちょっと変わった名前の写真材料店が中野の新井町に開店、ブロードウェイの近くに舶来カメラ店として店をかまえたのは、昭和13~18年、戦前のことである。カメラの割賦販売、中古カメラ店としてその後業容を広げ、昭和49年には通信販売で全国にその中古カメラ専門ショップとしての名前を広める。カメラマニアの間では以前から大変有名な店で、今でもその主力商品は幅広いメーカーを網羅した、在庫豊富な中古カメラ・レンズ類。

社長が趣味人の集まる中野の文化を理解してか、昭和58年に、ブロードウェイ内にフジヤエービックという、オーディオ・ビジュアル機器の新品・中古扱い店を始め、さらにアニメーションや映画のビデオや LD Disk を扱う店舗に拡大。最近ではロレックスの中古を大量に扱うジャック・ロードもブロードウェイの中に開店して、フジヤカメラ FAN-b グループ、を形成する。店舗名がそれぞれ異なるので気づかれにくいが、まんだらけグループ発展の前に、もうちょっと上の大人の趣味人層を顧客対象とする、フジヤカメラ・グループの中古専門店舗型趣味人文化が、JR中野北口駅前のサンモール商店街から、その奥にあるブロードウェイに向けて北上して行ったのである。

Kuma は個人的には、まんだらけの店舗には殆ど足を運ばず、このフジヤカメラグループ店舗を回っていることが多い。フジヤカメラグループの底力については、追ってまた説明し度い。新宿西口のカメラ店文化とはまた違う中野ならではの趣味的な流れが、ここにはある。Kuma がホビーとして、アナログカメラから、デジタルカメラにどっぷりとつかって行ったのも、この帰宅途上にあるフジヤカメラの存在が極めて大きかった。

フジヤカメラグループを掘り下げる前に次回は、まずは、まんだらけグループの各店舗の様子と、老朽化しつつあったブロードウェイ・ショッピングセンターに与えたインパクトを検証してみよう。お楽しみに。(って誰が楽しみにしているか良くわかりませんが、中野の趣味人文化の今を、ここに記しておきましょう。読み手の皆さんも、自分視点からの面白おかしい地元自慢、是非教えて下さ~い。)

Posted by minami at 09:37 AM
11 01, 2002
関西出張

Gingatetsudo 999.gif
さあて、今日は朝から新幹線で関西出張。関西のベンチャー・ビジネスの状況を、肌で感じ取って来ようと思っています。

弊社関西地域投資先のコンテンツ・ジャパンは、最近東映アニメーションとのタイアップで、銀河鉄道999の有料ストリーミング・アニメ制作を手がけています。Broadband 環境の普及により、こうした Rich コンテンツが求められる時代になりました。

常時接続で、コンテンツ・プルのビジネスの時代が本格的に始まります。

余談になりますが、本当に走る、銀河鉄道999に乗りたい方は、北海道へ。

Gingatetudo Hokkaido.jpg

Posted by minami at 06:59 AM
10 29, 2002
Blog タイトル変更

突然ですが、Blog 名変更。"Lab.(Laboratory)" から、"Cafe" へ。グルメとデジタル機器、そしてデジタル・ビジネスの Usability Lab. ということで肩肘張ってつけた名前だったが、武邑先生の "Cafe" メタファーに共鳴、Lab. とい響きも堅苦しいし、とりあえず気軽な Cafe に衣替え。ということで、皆さん気軽に遊びに(コメントしに)来て下さい。(Kuma)

Posted by minami at 03:51 PM
デジタル・キッズ

2gamenTV small.JPG

大人が Web で最新情報をリアルタイムに求める様に、子供にとってもリアルタイムな情報は大切なものだ。休日朝の、アニメーション番組。悪いことに、長男・長女それぞれが見たい番組がかちあう。(父親が見たいニュースの週間サマリー番組もかちあっているが、それは勿論、家庭内優先順位3位である。)

当然、チャンネル争いになり、お兄ちゃんが優勢。裏番組をビデオ録画すればいいじゃないの、と仲裁に入ろうとすると、その前に問題はデジタル技術に習熟し始めた8歳の長男の機転で解決された。

機能としてありながら、殆ど使われていなかった2画面同時視聴の機能。リモコン操作で、片方の画面を大きくしたり、音声を切り替えたり出来る。長男はそれを使って、2つの番組を兄妹二人で同時に見始めた。後ろからその様子を見ていて面白い、と思ったのは、無音声になっている副チャンネルが盛り上がりを見せる場面に近づくと、素早く長男はそちらに音声を切り替え、画面をデジタル・ズームで大きくする。そして数分経つと、また元の画面へ戻って...数分ごとにそれぞれの画面を切り替えながら、2つの番組を、兄妹仲良く、同時に楽しんでいる。かくしてデジタル・インターフェース技術に支えられた2画面チューナーにより、兄妹の小さなチャンネル争いは無事回避された。

この二人が将来、複数メディアを軽やかに Surfing する姿は容易に想像できる。親ばか的に嬉しかった事は、複雑なボタン配置のリモコンの2画面操作を、長男に教えたことは一度も無かったという事。マニュアル無しに、遊ぶ様に、デジタル世代の子供たちは、デジタルの便利な技術を難なく覚え、生活の中で活用していく。高度なデジタル・メディアの申し子、次世代のデジタル・コンシューマーが市場に氾濫するのは、これからだ。

Posted by minami at 12:09 AM
10 28, 2002
10月のクリスマスツリー

Xmas tree at New Ohtani small.jpg
Blogger's PC 冬モデルを新宿の量販店で見て、少しは冬の気分が高まるかと思ったが、そんなことは決して無かった。PC というデジタルな道具は、季節感からは当たり前だが程遠い。しかし、赤坂見附からホテル・ニューオータニの横を四谷へ向けて昇っていくと、坂道の先に急にクリスマスライトに包まれた大きなツリーが現れた。ニューオータニ前のこの一角だけは、周囲の秋景色を超えて確実に冬へと先走りを始めている。NY のロックフェラーセンター前に毎年設置される、巨大なツリーより1ヶ月以上も早く、四谷はクリスマスの準備を始めていた。

Posted by minami at 11:42 PM
10 23, 2002
赤坂裏道発、ナゾの電気店

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赤坂の裏通りに、ナゾの電気屋が!?ある。場所は山王下の交差点から赤坂通りに入り、最初の角を右折してすぐ左手。この通りは、ひっそりとした繁華街の裏道で、周囲は飲食店ばかり。夜は人気もあまり無くなる様なこの通りに、東南アジアの雰囲気ぷんぷんのエスニックな電気屋が昼間は元気に開店している。場所は溜池からも近く、かなーり都心にあるのに、それを全く感じさせないレトロな店構え。物理的距離としては、首相官邸からも最も近い位置にある電気屋かもしれないが、絶対に小泉総理御用達では無いであろう事も確信させる様な、ナゾな空気がぷんぷん漂う赤坂裏通りの電気店。今回はそのナゾに迫ってみる。

第一オンキョーという、いかにも日本の電気屋という店名だが、店頭に山積みの目玉品は、Region Free の DVD プレイヤー群。ほとんど日本製だが、香港から入ってきているのか、DVD の Regional Protection がきかないプレイヤーばかりが、売られている。ハリウッドの人々には、悪夢の様な電気店。

daiichi onkyo DVD small.jpg

一歩店内に入ると、Casio のポータブル型の Region Free DVD Player が 59800 円、とか(Region Free 機の価格は、結構高めの強気設定。) Region 1 の北米仕様の DVD Player が9800円とか、海外直輸入の Sony のデジカメ、サンヨーの Audio 機器とか.....香港やシンガポールの繁華街の電気店に入った様な品揃えになっている。一見さんお断りな雰囲気も感じる程アヤシイのだが、慣れると妙なやすらぎを覚える癒しの店。先端的なデジタル製品を多く売っているのに、その雰囲気はとてもアナログなのだ。だから、やすらぐ。

このなんとも言えない空気を文章で正確に表現するのは非常に難しいが、その現実歪曲的空間感覚は、是非訪問して体験頂き度い。最初はアヤシイが、なんとなくそのうち、2週間に一度くらいは何があるのかチェックしてみたくなる魅力があるから不思議だ。

秋葉原のガード下にあるなら、さもありなん、という感じの店だが、こういう都心に近いところにぽつんとあるこの店が、なぜこういう品揃えに発展したのか。DBL (注: Digital Bear Lab. の略称です。勝手に省略。)的な興味がふつふつと沸いてくる。

ひとつは、赤坂に集まる人種の多様さ。昼間は外資系企業の社員、夜間は飲食店勤務の方々。赤坂は人種のつるぼであり、DVD もやはり広い言語対応が求められる。

そしてなるほど、と思ったのは、店員に聞いた客層。「このあたりの大使館の方々が、新しく東京に赴任されたりするとここにいらっしゃるんですよね~。」なるほど。それは確かに重要な固定客だ。DVD Multi Regional Player (って違法なんでしょうか、日本国内で売るのは?)が多少高い値付けでも、売れる訳である。

第一オンキョー訪問の際は、是非すぐ隣のタイ料理店、ティーヌンにもお寄り頂き度い。ここのタイ料理は、現在タイ駐在中で過去にもタイでの生活経験豊富な弊社徳毛さんも認める本物の味。トムヤンクンやガッパオ、辛くて汗かきかき食べることになりますが、最高です。

第一オンキョーとティーヌンをはしごすれば、赤坂の深ーいエスニックカルチャーな部分が、良く見えるはずです。サブカルチャーはいつも、裏道から生まれるって事でしょうか。

と、ここまで書いて、さて Web にもこの電気屋の情報あるかなと調べてびっくり。ソニーの公式 HP にも掲載されている、ソニー製品オーバーシーズモデル販売の、正式な特約店だったのだ。単なる東南アジア製品輸入専門のバッタ屋では無い様です。いやはや、恐るべし。

Posted by minami at 08:32 PM
10 18, 2002
After 5 Years

lights in maru bldg small.JPG

新装した丸ビルで、After 5 Years というミニ展示会が、1階エントランスホールと、7階の展示スペースで開催されている。5年後という、未来の姿。

hikoki small.JPG
5年後の世界では、コンパクト六輪のハイブリッドカー(ガソリンと燃料電池のコンビネーション)が開発されているだろう、とか、小型で、渋滞となれば翼を広げ100M の滑走距離があれば離陸できる飛行機にもなる車(というか形はやはり飛行機)だとか、面白い近未来提案が並んでいる。7階の展示室には、Pino など人気ロボットの展示も。10月末までの開催なので、仕事などで丸ビル付近に行かれる方は是非ちょっとお立ち寄り頂き度い。上層階のレストランスペースも、相変わらず人気で行列はあるが、ビルの開業当初ほどでは無くなってきた様なので、そちらも要チェック。

After5years small.JPG

そんな Futururistic な展示会も、吹き抜けとなっているホールの上から見ると、こんな風に展示パネルの天井はラフに出来てしまっているのは御愛嬌。5年後、商品化されているかもしれない展示作品群は、ハリボテではなく本当に市場に出ていることを望みたい。

日本経済の成長スピードが鈍っている今、1年後すら見通しにくい市場環境だが、あえて3年後、5年後に変わり行く世界の仮説を自分なりに考えてから現在を見つめると、新しいビジネスのやり方がふつふつと沸いてくる。今をリスタート後の新しい上昇カーブへ向けての出発点だと考えてみると、今やれることはたくさんある。スマートに、かつダイナミックに動く事が大切だ。

新装丸ビルも、三菱地所ソフト事業推進部の方々の Grand Design の御苦労の甲斐もあって、単なるオフィスの中心のコンプレックス型商業ビルに留まらない新しい丸の内の方向性を打ち出している。このビルの成功は、かつての旧丸ビルの外観をモダンに発展させたビル・デザインだけではなく、その中につまっているソフトのアイディアにある。

秋の終わりには、丸ビルのもうひとつの顔、先端的なビジネス・クラブの東京21cクラブが、7階の現在の展示スペースの跡に完成する。5年後というより、100年後を見据えたクリエィティブな日本改造構想。弊社としても、いろいろとお手伝いをして行きたいと思っている。

Posted by minami at 08:25 AM
10 13, 2002
ビックカメラ新宿西口店

biccameraphoto small.JPG
家から近いこともあって、新宿西口のカメラ・パソコン店街は良く利用する。品揃えが豊富でポイントカード・システムが便利なヨドバシカメラをこれまでは最も利用していた。小田急ハルクのビルに、ビックカメラが入店するまでは。

ビックカメラのイメージは長い間、渋谷駅近くや新宿東口の狭い店舗のイメージが強く(僕はあまり池袋には出かけないこともあって、ビックカメラの大きい店には縁が無かった。)新宿の西口にこれほど大型の店舗を築くとは思っていなかったのだが、その予兆は思い返せば有楽町駅前の旧そごうを買い取った店舗の成功にもあったのかもしれない。

有楽町は、銀座の延長にある繁華街のイメージが強かったが、ビックカメラがそごうの跡地に進出し、ソフマップも無印良品との複合店としてやはり駅の近くに出店して、これまで秋葉原に流れていた客層を銀座・有楽町商圏の中に留めることに成功した。有楽町店は、近隣に競合店が無いこと、駅のすぐ前であることもあって、いつも多くの客で賑わっている。

ビックカメラは恐らくこの成功に自信をつけたのだろう、有楽町店と同じ戦略で流行っていない新宿西口の小田急ハルクの店舗を、一挙に大型のカメラ・パソコン・家電の複合店舗に改装して、新宿西口に本店他数点を構える老舗ヨドバシカメラへの攻勢に出た。

5月23日の開店時には、整理券待ちの列がはるか遠い京王プラザホテル付近まで伸びて話題となった激安セールを行って、「ライバル店のヨドバシより安い」というイメージを大きく出した。これは新宿西口のカメラ店戦争、としてマスコミネタにもなり、導入はとりあえず成功したと言える。

僕がビックカメラの経営方針に驚きを覚えたのは、その後に同社が徹底的に行った顧客のニーズ重視の店舗運営方針だった。毎土日に、ヨドバシカメラよりはるかに多種の目玉商品セールを打ち、売り場のレイアウトも顧客ニーズにより素早く変えてしまう。

ワールドカップ直前まで、巨大な液晶テレビ売り場だった2階のメインの売り場は、ワールドカップが終了するや顧客の人気が高いデジカメ売り場に完全に変わってしまう。上層階のテレビゲームや DVD の売り場は、ちょっと狭いなあ、昇りのエスカレータの降り口からも遠いなあ、と感じていたら、すぐにエスカレータ出口近くの、より広い場所に売り場全体をあっという間に移動してしまった。

ともかく、訪れる度に、売り場のレイアウトや面積が、その時々で売れる商品がうまく顧客に見つかり易い場所に出現する様に、変わっているのである。かなり大きな売り場の移動でさぞ大変、と思って良くみると、ほとんどの売り場のカウンターや陳列棚には、簡単に移動可能となるローラーがついている。最初から、そうした顧客にニーズに即応することを考えて、柔軟な売り場システムを構築したのだろう。

この他、実際に購入する前に実物を触って確かめることが出来るデモ商品が、携帯電話でも、デジカメでも、数多く並んでいる。重要なのは、殆どの機器がきちんと充電されていて、ちゃんとデモ試用できること。普通の家電・カメラ店では試そうと思ったら電池切れ、という事も多いが、そのあたりもちゃんと顧客の便利さを考えてメンテナンスがされている。

ライバルのヨドバシと比べてもうひとつ有利なのは、新宿駅から地下街経由でビルに来ることが出来(雨の日や、寒い冬季には有利な要素。)、かつ全ての商品がひとつのビル内でそろっている事。まさに、ワンストップ・ショッピングの品揃えになっている。時計売り場の小ささ、ホビー商品が充実していない、などヨドバシに劣る点も勿論あるが、見逃せないのが家電売り場。こちらの品揃えは恐らく、新宿一ではないだろうか。売れ筋の冷蔵庫、ディッシュウォッシャー、高機能炊飯器などが整然と置かれているので、ここにくればだいたいのものは揃う安心感がある。

自作 PC パーツの品揃えも、最近でこそヨドバシも追撃しているが、巨大な売り場で何でも手に入る。秋葉原のラオックス・ザ・コンピュータ館の北の通りほどの熱気とマニアックさはないが、自作 PC に興味を持つ普通の人なら、ここで充分と言えるだろう。

そのほか、盆栽の店があったり、羽毛布団の店があったり、自転車やスポーツ用品も売っていたり。最上階には、カフェドクリエと提携した、インターネットカフェもあり、無料で会員登録して使うことが出来る。

店員も概ね親切で、担当する売り場の商品知識に長けた店員が多く、安心して商品の質問をすることが出来る。同店開店直前の厳しい店員教育の様子を以前テレビで見たが、それはきちんとサービスに反映されている様だ。

ライバル・ヨドバシのやり方を徹底的に研究したであろうビックカメラ、とりあえず第一ラウンドはかなり強烈なフックを西口のデフェンディング・チャンピオンに見舞ったと言えるだろう。同店の開店は新宿西口の人の流れに大きな影響を与え、結局小田急ハルクのややしなびていた地下食料品売り場も大改装、ビックカメラを休日に訪れる購買層にあわせて、ブランド系の食品専門店が、色々と入って充実する結果にもなった。

Yodobashicamera small.JPG

さて、クリスマス商戦以降の、第二ラウンドはどうなるだろうか。ビックカメラに刺激を受けたヨドバシも、主力となるマルチメディア館のレイアウトを変えたりしているが、まだビックカメラ程顧客の潜在ニーズにリアルタイムな反応をしていない様にも見える。(ということで、右のヨドバシカメラの写真は「ヨドバシ・カメ」(!?オソマツサマでした。本日夜撮影。)今後の新宿西口戦争、顧客である我々としてはますますの激化を望み度い。

この Blog を読んでいる皆さんも、行きつけのディスカウント・パソコン屋、きっとありますよね。何が一番のアピール・ポイントでその店に通うのか、参考まで教えて頂けると嬉しいです。

Posted by minami at 10:20 PM
10 12, 2002
Tokyo Tower

Tokyotower small.JPG

東京タワーに、うん十年ぶりで昇ってみた。東京都民だと、しょっちゅう遠くから見ている割には行かない場所。春にリニューアルオープンしたので、どんな風に変わっているのか、興味があった。

身近だが、遠くにあるもの。古いのだが、新しいもの。東京タワーはそんな存在であり続けたが、久しぶりにリアルな体験を通して、最近の東京タワーの様子を確かめることが出来た。

アクセスは、大江戸線の赤羽橋駅が近い。歩いて7-8分程度。久しぶりに行くので東京タワーを隅々まで楽しみ度い、という方には、セット券の購入がオススメ。1900円で、大展望台、蝋人形館、トリックアートミュージアムを訪問出来る。

waxmuseum small.JPG

←人形作成の対象となる、著名人の選出基準は全くもって不明な蝋人形館。ジェームス・ディーンと三船敏郎と猿の惑星がどうして横通しに並んでいるのか???

trickart small.JPG

二つの赤い線の長さは、実はほぼ同じ。画面にモノサシをあてて調べてみて下さい。トリックアート・ミュージアムはこういうだまし絵がたくさん飾ってあります。→


蝋人形館、トリックアートミュージアムを一通り見て、いよいよリニューアルされた展望台へ。3連休初日の割にはエレベータもそれほど混んではおらず、10分ほどの待ち時間で乗車。ほとんど作動音の無い静かで高速なエレベーターで、150mの高さの大展望台へはあっという間に到着。

bridgeview small.JPG

大展望台もリニューアルで小奇麗になり、大展望台の下層階にはちょっとしたカフェも出来ていて、くつろぐことが出来る。(生乳のソフトクリームは、なかなか美味しいのでお試しあれ。)近隣に高層ビルが無いので、360度のメトロポリタン東京のパノラマ風景が楽しめる。南西には富士山の頂上が夕焼け雲の上に姿を現し、東には東京湾の向こう岸、千葉の灯りも見える。南の羽田空港から飛び立つ飛行機の灯が、すうっと橙から紺碧に変わりつつある夜空に吸い込まれて行く。夕闇が迫るに連れて、お台場のレインボーブリッジや観覧車のネオンが、ビルの明かりの群れの向こうで自己主張を始める。

bridgeviewnight small.JPG


150mの高さから眺めると、東京の夜景もまんざら悪いものではない。地上の高さに居ると、人も車も多くて空が狭苦しい都心の風景だが、鳥瞰してみると、また違った味があって、ふとその風景に落ち着くことさえ出来る。

lookdownwindow small.JPG

と、風景に見入っているだけでは Digital Bear Lab. 的リポートにならないので、リニューアル後のちょっと面白いスポットもお教えすると、大展望台の下層階のエレベーター前に出来た、ルックダウン・ウィンドウ。床がガラス張りになっていて、150m下の風景を、真上から見下ろせる仕組み。この写真では、フラッシュの光でややわかりにくいかもしれないですが。

今回はちょっと列が混んでいて行けなかった、地上250mの高さの特別展望台も、宇宙空間の様な内装に生まれ変わったらしいので、夜景好き、高いところ好きの方は是非お試しを。ちなみに毎日夜10時まで営業しているので、一杯飲んだ後や夕食の後に出かけるというのも一興でしょう。「東京の空にはドラマチックが足りない」、がリニューアル後のテーマとのことですので。

東京タワーのオフィシャル・ホームページも、Navigation しやすくリニューアルされましたので、御覧あれ。東京タワーのキャラクター「ノッポン」(そんなんあったんか....)や、世界のタワー紹介は(当方はこの中で4つのタワーを制覇しています。)、なかなか面白いです。

Tokyotowernightview small.JPG

Posted by minami at 11:37 PM
10 11, 2002
モノ作り

仕事上、コンピュータ作業等 Digital な事を多くしていると、時々アナログなものを無性に作りたい!、という衝動にかられる。素人作業でも、アナログなモノを一気に作り上げた時には不思議と充実感がある。

最近当方が作り上げたマスターピースは、

sarugecchu small.JPG(1)PlayStation 2 サルゲッチュ2にひたすら入れ込む息子のリクエストで LEGO で作成したピポ猿の顔(笑)


bench small.JPG
(2)地元の中野まつり恒例の、木工作業フリースペースで日曜大工した、端材から作り上げた子供用の特製手作りベンチ。


デジタルとアナログ、やはりバランスが大切です。

p.s. 独学で、JPEG 写真のサムネールをポップアップできる様になったが、現在のMovable Type のテンプレートでは、簡単にこれらの動作を設定できず、Embed / Pop-upの Upload を2度やって組み合わせなければならない....結構面倒。ふむむ。

Posted by minami at 12:33 AM
10 06, 2002
Bear's first blog

Digital Bear、こと、Minami です。Digital Bear という愛称には深い意味はないのですが、Digital Gadget 収集専門家(?)の熊体型の男、とだけ覚えておいて下さい。

Neoteny の投資先のひとつ、Waag.net (これで「ヴァック」と読みます。)に行って頂けると、なぜこの Blog を Digital Bear "Lab" と名づけたか、お分かり頂けるかもしれません。

Digital 機器のおかげで、どんどん我々の Analog Life は豊かになっています。重かったカセットテープ型 Walkman は MP3 Player で小型化され、35万画素でも発売当初はその Realtime 性に感激した Digital Camera も、携帯電話への搭載が当たり前となって、次世代はもうメガピクセル化しようとしています。すさまじい勢いで、身の周りにデジタル機器が増殖し、生活のパターンすら変えようとしています。Mobile端末機器のデジタル化の恩恵は、誰にもわかり易いところでしょう。

しかし、ネットワークインフラに目を転ずると、デジタル化の恩恵が、末端のユーザーからはまだまだ見えにくい状況です。

最近、音声エージェント会社に変貌しようとしたものの倒産の憂き目にあった米国General Magic 社が90年代半ばに提唱した Telescript Agent のコンセプトに通ずる様な、Proactive で自動化された、エージェント・サービス実現には、まだまだネットワーク側の Smart 化が必要。しかし、全てを自動化すると、膨大な Knowledge Base や、高価な A.I. システムが必要になってしまう...エージェントと名前がついたサービスで、General Magic以降もいろいろなサービスが出て来ましたが、商業的に成功したものは殆どありません。

Web Log = Blog 型の、個人の知を集めた Personal Publishing Network は、ネットワーク側の知を集める上で、今後重要な役割を果たして行く予感があります。自動化された Agent だけでは提供できないものが、Blog の Seamless な結合や優れたサーチエンジンとの統合で、提供出来る様になる予感があります。人間による Recommendation には、非常に価値があります。それを自動化された Agent とどう補完的に統合していくのか。このあたりにビジネスの可能性がある様に思っています。

Non-tech な人々が能動的に参加できる Blog は、Net 上の知の蓄積を急速に高める役割を果たすことになるのでしょう。Real Time の IM による、顧客サポートを行おうとしている ActiveBuddy 等 IM の仕組みとの融合も、Digital (Automation) / Analog (人手の介在)の Seamless な Agent Network 構築の為に必要なパーツではないかと考えています。

このあたりを研究テーマとしながら、端末側、ネットワーク側の Smart な融合とはナンなのか、具体事例を身近なところで集めて行きたいと思っています。Opinion の交換歓迎です。どしどしお願い致します。

南 一哉 / Neoteny

Posted by minami at 10:31 PM