7 13, 2003
TypePad へ B-log Cabin を移動

TypePad の動作確認をより頻繁に行う為、本 Blog (http://blog.neoteny.com/minami/) で昨年10月から続けていた Entry を、この週末から TypePad 上に移行することにしました。URL は、http://minami.typepad.com/blogcabin/ です。

まだフォントサイズの変更等、微調整は必要ですが、MovableType でのイメージとそれほど変わりなく移行出来ている事を、実サイトで見て頂けると思います。いくつか新しい Side Bar 項目も付加しているので、それもチェックしてみて下さいね!

お手数ですが、Blogrolling やアンテナ等で当方 Blog をリンクして頂けている方は、TypePad のものにリンクを変更登録頂ければ幸いです。

半年以上使ってきた MovableType ベースの本サイトのコンテンツも、ゆくゆくは TypePad に移行しようと考えていますが、まずは新しい Entry からスタート。完全に移行出来たら、このアドレスは無くなる予定です。

これからは、TypePad でお会いしましょう!

Posted by minami at 10:36 PM
6 25, 2003
TypePad US version beta test、始めています。

TypePad.com で発表の通り、TypePad の Beta Test を開始しました。TypePad.com に登録いただいた方の中から、日本国内でも幸運な方は、既に Beta User となっていただけているはずですね。

外れてしまった人は、ごめんなさい。SixApart 社側でランダムに抽出しているので、御勘弁を...。でも、近々 Beta test が次のステップに入ります。具体的には、SixApart 社から TypePad.com に登録された方にメールで連絡が有りますので、しばしお待ちを。

Posted by minami at 09:55 AM
6 16, 2003
国産 RSS 対応リーダー、NewsGlue を購入

NewsGlue40.gif
5月半ば頃に最初の製品が発表され、Blog 各所で話題になっていた Glue Software 社の日本語対応 RSS リーダー、NewsGlue が、約1ヶ月を経て、6月13日に Ver. 1.1.1 になった。先日お会いした I 社 S 氏のお勧めもあって、遅まきながら試用版をダウンロード。.net フレームワーク対応なので、事前に容量の大きいファイルのダウンロードを行わなければならないのがちょいと面倒だが、必要な環境が自分の PC に導入されているかどうかは Glue Software 社のダウンロードサイトで確認出来るので心配は無い。

2週間のフリートライアルが可能、ということで早速使い始めたが、なかなか使い勝手が良く、ユーザーが一人なら複数の PC で利用可能な柔軟なライセンス形態だったので、Vector で購入を決めた。Ver. 1.1.1 は NewsGlue の画面内から Web Page の直接閲覧も可能で、オフラインでの記事取り込み機能も充実するなど、なかなか使い勝手良く仕上がっている。1ヶ月で、メジャーなバグ・フィクスも済んだ、ということなのだろう。

全くマニュアル等読むことなく、簡単に設定し使い始められる直感的インターフェースも良い。RSS フィードに対応した News サイトもかなりの数が最初から登録済み(主要新聞系サイトや Impress Watch, ASCII 24 といった IT 情報系サイトに加え、CNET の梅田さんのブログやスラッシュドットジャパンまで設定してある。)で、左上のアイコンをクリックし、購読指定をするだけですぐに使い始めることが出来る。良く巡回している Blog サイトは、IE などブラウザで表示後、ボタンクリックを数回し NewsGlue 側で RSS を登録するだけで RSS フィードの購読登録が済む。

今のところ、Windows PC ユーザー向けのみで、Mac ユーザー向けは無い様だが、日本語で主要ニュースサイトや Blog の RSS フィードを手軽に読みたい、と思ってきたユーザーには、使いやすい便利なツールと言えるだろう。

今後、こうした日本語対応 RSS リーダーは、携帯電話向けを始めとして様々な機能進化を遂げることになるのだろう。楽しみである。

Posted by minami at 06:34 PM
6 15, 2003
セグウェイレンタル、7月のみ、5日間3万円!

Segway Owners Club Japan の Blog で、7月のみ、5日間で3万円という特別なセグウェイレンタルサービスを行っている様です。

セグウェイを今後仕事で利用してみたい、個人的に輸入代行で購入してみたいと考えて居られる方は、こういうチャンスに試乗してみるのも良いかもしれません。

ちなみに、同 Blog によると、現・前 Bush 大統領も Maine 州の休暇先で試乗された様で.....。

Posted by minami at 11:15 PM
4 24, 2003
TypePad 発表に就いてのメディア記事、ブログ・エントリーへのリンク

TypePad について、24日の午前0時にブログ・ページ上でのプレス・リリースを行ってからまだ正味20時間程度しか経っていないのですが、いろいろなメディアに取り上げて頂くことが出来ました。オンライン・メディアの皆様、早朝・午前中から熱心なお問い合わせを頂き、有難うございました。

以下に、掲載頂いたオンライン・メディア和文記事へのリンクを記載させて頂きます。これ以外にも、関連記事をみかけられた方は、お知らせ頂ければ有りがたいです。

* CNET Japan メディア:ブログツールのMovable Type開発企業にネオテニーが出資

* インプレス Internet Watch 米Six Apart、MovableTypeを使ったblogホスティングサービスを5月に発表

* ZDNet Japan 新たなブロッグサービス立ち上げ

---- 4月25日新規リンク追加 ----

* 日経BP 日経BizTech ネオテニー、ブロッグ制作用サーバー・ソフトの米ベンチャーへ投資

そして、Blog 上でも、たくさん御紹介を頂きました。当方が知り得た範囲のみになってしまいますが....MovableType Blogger の皆さん、早速に洞察力溢れる考察、コメントを頂き、有難うございました。

* Going My Way Six Apart Announce TypePad

* EBLOG TypePad

* Netry Blog Movable Typeのシックスアパートにネオテニーが出資

* ********.NET TypePad

* NDO::WEBLOG 意外な人と繋がってました

* Playwithmac : weblog(mt) TypePad

* Mica's Album (Neoteny) New blogging service TypePad / Neoteny invests in SixApart (Movable Type)

* dh's memoranda (Neoteny) TypePad by Six Apart

今回は、出張中で深夜大阪駅に着いたばかりで Mobile 移動中の Joi と IM をしながら、カリフォルニアの Six Apart 社とメールでやりとり、深夜にほぼ同じタイミングでそれぞれの Corporate Blog Page に英文・和文のプレス・リリースを Publish しました。

一昔前の Web System だったら、日米同時リリースを Web 上でやるだけでも大騒ぎ、だったでしょうね。Blog だと、御推察の通りとてもカンタンでした。Corporate HP としても、Blog はやはり役立ちます。

リリース後ほどなくして、Ben からは、「TypePad ページのユーザー登録数がどんどん増えている!」という嬉しい知らせが Email で到着。深夜作業していた甲斐がありました。

本当は日本時間の午後11時、カリフォルニア時間の午前7時に行われるはずだったプレス・リリースが、Joi が大阪駅に到着してブログ入力準備体制が整うタイミングにあわせて、深夜0時迄1時間延びたということは、Six Apart 社とネオテニーだけのヒミツです。(あ、言っちゃった....)

その甲斐あってか、Joi の本プレス発表を伝える Blog Entryでは、日本時間24日午後8時現在、コメント数が20、TrackBack 数が21にも達しています。幸先良い、「最初の一歩」となりました。Six Apart 社とネオテニーのチームは、スタートから、なかなかしっくりきています。さあ、本当のお楽しみは、これから。

Posted by minami at 08:30 PM
TypePad、初めの一歩

TypePad.bmpMovableType 技術を元に開発された新しいホスティング・サービスとなるTypePad の発表が、MovableType 開発企業の Six Apart 社により行われました。一応、日本アメリカ同時リリース、ということでなんとか23日深夜に決行。午前0時の予定が30分ほど延びてしまいましたが、無事にリリースを行うことが出来ました。Six Apart 本社がある米国カリフォルニア州では、ちょうど今は朝の時間になります。

現在、ウェブログと関連する業界の方が多数集まるO'Reilley Emerging Technology Conference が Silicon Valley で開催されている為、そのタイミングに合わせて発表することになりました。

「ブログを使ってみたいのだけれど、周りに Server への導入・管理が出来る、技術が良くわかっている人がなくて....」と困っていた方でも、この TypePad のホスティング・サービスを利用する事で、技術的に難しいことを覚えずとも、気軽にブログを利用できる様になります。HTML の知識が無くても、大丈夫。デザインに優れたブログ・ページを、わかり易いインターフェースを利用して、頻繁にアップデート出来る様になります。

まずは英語版から、になりますが、5月からベータ版の配布を始める予定ですので御興味のある方は是非こちらに登録をお願いします。

SixApart 社の、熱意あふれる若き創業者、Ben と Mena 夫妻に初めて会ったのは、Joi とともにシリコンバレー出張を行った昨年12月、Palo Alto の Sheraton Hotel で開催された、SuperNova の会場での事でした。おそろいの iBook を Wireless LAN に接続し、熱心に会議に聞き入り、時々笑顔で談笑していた二人の姿は、今でも印象に残っています。

翌1月、Ben、Mena の二人に早速東京に来てもらって、日本のブログ・ユーザー(赤坂で開催した Meetup にお集まり頂いた MovableType ユーザーの皆さん、その節は有難うございました。)と対面した彼等には、日本でも彼等の製品が熱い期待の中で利用されている事を、肌で感じてもらえた様でした。


ネオテニーは、二人が創業した Six Apart 社への出資をこの度行いました。今後は、色々な側面からハンズ・オンで Six Apart 社を支援し、MovableType や TypePad 製品の日本市場への御紹介をして行きたいと考えています。まだ日本市場では、最初の一歩を着実に歩み始めたところですが、Ben と Mena の感性が作り上げた素晴らしいツールとサービスを、今後ともユーザーの皆様とともにさらに良いものに育てて行ければと思って居りますので、よろしくお願い致します。

Posted by minami at 01:05 AM
4 22, 2003
O'Reilly Emerging Technology Conference with TrackBack features

oreilly emergint tech conference.gif昨今米国で開催される Emerging Technology 関連の Conference に出席すると、Conference 会場では NotePC 用の電源が各所に備えられ、Free の 802.11b の無線アクセスが主催者により提供されていたりする。出席者は、そのインフラを利用して会議内容に対する意見を Blog を通じてリアルタイムで Publish し、IM や eMail なども活用して、即時情報交換を行い、出席者全員参加 Conference の様相を呈する事になる。当方が昨年 Palo Alto で出席した、SuperNova はまさにそういう会議だった。出席者の空気がダイレクトに伝わるアナログな会議とリアルタイムで本音ベースの情報交換が行われる Blog の組み合わせは、刺激的であり、効率的だ。次回の SuperNova は7月8日~9日、Washington D.C. にて。Joi も出席するので、この領域に興味がある方の参加をオススメする。

米国時間の22日からは、"Explore, Invent, Connect" をテーマに、Silicon Valley にて、O'Reilly 社主催の Emerging Technology Conference が始まる。この会議ではさらに進んで、TrackBack の仕組みを O'Reilly Official Web を通じて使える事になる様だ。これにより、参加者がお互いの Blog の関連する Entry を、容易に見つけることが可能になるのだろう。米国ではこうして IT 系 Conference のインタラクティブ化が、Blog の仕組みを利用して可能になりつつある、というのは興味深い。Social Software の track には、米国の著名 Blogger 達が参加する様なので、会議の様子はこのあたりから伝わってくるのだろう。要注目。

Posted by minami at 05:16 PM
4 11, 2003
「日本人にはBlogより日記」、はてなの人気に迫る

Going My Way で話題になっている様に、今日はこういうトピックが IT Media に何故か多い。Tool Provider の個性が反映されていて、興味深いインタビュー記事だ。

「日本人にはBlogより日記」、はてなの人気に迫る」(From CNET Japan)

Blog と関係する部分を抜粋すると、

(インタビューアー)

「最近日本でもBlogが話題になっています。Blogの定義をめぐって議論も起きているところですが、その定義も含めてBlogに対してどのように感じているか教えてください。」

(はてな代表 近藤 淳也 氏)

「 まず、Blogがブームになっているという実感はあまりありません。いろいろな人に会いますが、Blogという言葉自体を知っている人もまだ少ないと思います。日本でも似たようなシステムはありましたが、米国のBlogの特徴として挙げられるのはジャーナリストなどが情報の1次ソースを提供してメディアの役割を果たしていたり、万人に向けて発信している部分ではないでしょうか。

 ただ、はてなダイアリーが求めているところとは違うと思っています。メディア的なサービスよりも、もっと身近な関係を豊かにするサービスを実現したい。「人は一人では生きられない」と思うので、その大きな命題を解決するほうが現実的だと思っています。」

Posted by minami at 11:37 PM
米国で大人気の「blog」,何が人々を魅了しているのか

Mr. G からのこのリンクをもらいました。G さん、情報どうもです。
(日経BP IT Pro のサイトなので、読むには簡単な登録が必要となります。)

「米国で大人気の「blog」,何が人々を魅了しているのか」

SixApart が開発した、TrackBack の仕組みについても「BenとMenaが考案し,このMovable Typeに実装したのが「TrackBack」という機能。これがblog界に革命を起こしたと言われている。」、と解説されています。

Posted by minami at 01:44 PM
3 11, 2003
Blogging Goes Mainstream - by CNN.com

ふう、Bay Area から戻りました。移動続きで、久しぶりの Blog。Scripting News を見ると、CNN に Blog の記事が。記事中の、"Content Darwinism" という表現が、面白い。

If Google were to introduce a more effective search tool, the best bloggers might be easier to find, helping them emerge as influential trendsetters and shape public opinion -- roles traditionally filled by mass media.

Cleveland describes this as "content Darwinism," a process that will push the most compelling news and views to the blogging forefront.

Posted by minami at 05:45 PM
3 01, 2003
Microsoft が次の FrontPage に Blog 機能を付加?

Scripting News、Dave の Blog から。確定的な内容では無いが気になる記事だ。Dave は、Blogger の API や RSS 2.0、MetaWeblog API を大手も Support するべき、と訴えている。大手が Dave 他のBlog Tool Provider の声に、創造的に耳を傾けるかどうか、が今後の Blog Tool 市場の趨勢を決定づけるかもしれない。Evan と Dave の間で行われて来た Blog API に関する論点は、Google に Blogger が買収され、Dave も Harvard Law Schoolのフェローとなる事が決まり、 Microsoft 等大手企業が Blog Tool 市場への参入をちらつかせて始めたことで、微妙に変化しつつある。

On Wednesday last week at a meeting unrelated to weblogs, a Microsoft exec let it slip casually (heh) that the next version of FrontPage does blogging.

Posted by minami at 09:54 PM
2 28, 2003
Blogger + Google FAQ

Blogger Watch を続けてきたので、CNET の記事を読んだあとは、Blogger 自身が出しているこの Google の買収に関係して寄せられた質問への FAQ もどうぞ。

We've been working on a new version of Blogger for some time now that will be coming out soon.

というところと、

Q: Does this mean my blog will rank higher in Google search results?
A: Nope. It does mean your blog might be stored physically closer to Google but that's about it.

は注目かな。(でも本当にそれだけ???)

Blogger 社員全員の写真も下方に。写真の上にある社員の名前と Blog へのリンクで、Rudy さんだけリンクがないなあ。Blogger 社員なのに Blog 書いてない(か公開してないだけ、か。)というのも御愛嬌。

Posted by minami at 04:41 PM
2 26, 2003
Voice と Moblog

さて、CNET Japan でも取り上げられている、オーディオ Moblogのビジネスの可能性を、考えてみよう。

この記事でも指摘されている通り、ノイズ対策も重要だが、もう一つ大切なのは
Voice to text の変換機能をどこまで高められるか、にもある様な気がしている。音声で聴く Blog も語り手の感情の起伏が声で伝わり、携帯電話からでも手軽に Entry が出来て良いのだが、自分の素の声を直接 Blog に Upload することにプライバシー上抵抗がある人も多いと思われる。音声だと、テキストと比較して情報を聴く側にとっても、情報を理解する実時間をそれなりに食われることになり、非効率でもあるかもしれない。ビデオの早送りの様に、音声メッセージをある程度短時間で聴くことが出来る技術は使えるにしても、読むスピードにはかなわないはず。

学習無しでは完璧な認識はまだ難しく、実用アプリケーションがまだまだ少ない音声認識技術だが、Moblog での利用は実需があるはず。最近 Moblog 頻度を上げたので、歩きながら短文テキスト入力を携帯電話から行う機会が多くなったが、さすがに安全上の問題がある。音声認識のテキスト変換機能は、歩きながら Moblogger としては、是非欲しい。

RICOH の最新カメラでは、 PC ソフト側で搭載された、音声認識機能との連携で、撮影した写真の内容を音声→テキストに変換して保存することが可能となっている。これと同じく、携帯端末側へ認識の機能を入れる必要は無く、テキスト認識や雑音の除去はネットワークの Server 側で行えば良い。このあたりの Tool が揃うと、Moblog はさらにマスへの普及を狙えることになる。Moblog + 音声→テキスト変換アノテーション。この機能が揃うと、Moblog はさらに面白くなる。

Posted by minami at 11:24 AM
2 25, 2003
Google の前にて

Blogger の面々が、Google の前で、こんなリアクション。Blogger の Business Development 担当、Jason の Blog から。やるねえ。

Posted by minami at 10:15 PM
Evan は書いていた

Blogger の CEO Evan の Blog は、EVEHEAD の Page がこの様になって、Google で落ち着くまでしばらくお休みなのだろうな、と思っていたら、Previous postings のリンクの先で、書きつづけていたではないか!

Blog は一度書き始めると止まらない(止められない?)ということですね、やっぱり。

Posted by minami at 06:56 PM
2 17, 2003
Evan、Google からの買収を語る

google mark.gifPyra の Evan が、Google からの買収について、現在の心境を語った。

3人の Jason (Evan を含め6人しか従業員が居ない Pyra Labs だが、うち、Jason という First name が3人いる。)らとともに、彼は600人以上の大会社となった Silicon Valley Mountain View に本社のある、Google への車通勤を始めるという。その為の車も3年ぶりに買った、という事だ。

Evan 自身が自己分析している通り、彼のこれまでの性格・行動パターンは「fiercely independent」だった。その彼が、Google とともに歩む決意をした背景には、Google の Member が持っている「incredible brains」に魅かれたところが大きいのだという。

Blogger の既存ユーザーには、「It's going to mean great things, I believe」という事になるらしいので、具体的な新しいサービス内容が発表される日に注目しよう。

Union Square からほど近い Market Street の一角の、古いビルの狭い部屋の中で、たった一つの大きなテーブルに NoteBook PC を並べて少人数で働きながら、100万人もの Blogger を育ててきた Pyra Labs が、今後さらなる飛躍を遂げるかどうか。

それは、Evan と Pyra 従業員が持つ、バブル崩壊後の、大企業や大資本に頼らずに低コスト体質を徹底し成長してきた起業家精神が、Google という成長カーブを駆け上った、また別種のベンチャー環境とどういうポジティブな化学反応を起こせるか、そこにかかってくるのだろう。

Posted by minami at 04:39 PM
Pyra Labs Evan が Dan の Google 買収ニュースを見た瞬間

Evan of Pyra at San Francisco Coffee Shop.jpgPyra CEO の Evan が、Dan の Blog を見たのは、Event 出演の最中だった。当事者が故に、まだ多くを語れず、といったところか。

EVHEAD: It was the coolest culmination and synchronicity, wirelessness, and instantaneous publishing.

Posted by minami at 08:26 AM
2 16, 2003
Google - Blogger

blogger logo.gifJoi や dh さんのところでも取り上げられている通り、Google が Blogger を開発・運営する Pya Labs (本社サンフランシスコ市内、Market Street 沿いのビルの一角。)を買収するニュースは、San Jose Mercury News (SJM) の Dan Gillmor 氏の Blog で SJM 紙上に掲載される前に報じられた。

Gooble / Pyra がオフィシャル・プレスリリースを行う前に、そして新聞紙上で皆が知る前に、SJM Tech Writer の Blog から大きなニュースが報じられる。Blog が既存マスコミに対する並行メディアとしての威力を発揮して行く中での象徴的な出来事のひとつ、と言えるだろう。

Google が、Blogger をどう活用するのか。まだそのオフィシャル・リリースはされていないが、勝手な推測は出来る。リンクの重みを測るページランクにより、重要な Web ページを重み付けしてきた Google にとって、Blog がもたらす人間による動的リンク生成のプロセス・結果は非常に重いことを、早期から理解していたのだろう。

Blogging Ecosystem のリンクの多い Blog のランキング(左側の被リンク・ページ・ランキングで、MovableType がトップになっている。これは New Zealand で作成されているページ。)や、BlogdexBlogrolling などが Blog コミュニティで存在感を増してきたこともあり、現在最も Subscriber が多い Blogger (Pyra Labs) を買収し、Google ブランドの下で、人気 Web へのリンクを多くの人間が生成してくれる仕組みを手に入れたいということではないか。

Web Log = Blog とは、もともと人間の英知によって良い Web Page を紹介し合うという、信頼性が高く、良質な Web リンクをリアルタイムに、大量に生成する事が可能となる Screening / Agent の仕組みでもある。皆が非営利に行っているその作業を、Google は Commercial に利用しようとしている、ということなのだろう。

それにしても、大手 Portal の Yahoo や AOL、MSN ではなく、Google と手を組むことを決意したところも、Pyra Labs CEO の Evan らしい気もする。普通の大手 Portal からの買収申し込みだったら、彼は果たして応じただろうか。そうだとしたら、こういう買収劇は起こらなかった気がする。
(ちなみに2月16日午後7時現在、いつもはサクサクつながる Evan の Blog はとてもつながりにくくなっている。このニュースが Dan の Blog から世界を駆け巡り始めた、ということなのだろう。)

Posted by minami at 06:44 PM
2 13, 2003
JTPA (Japanese Technology Professionals Association)

Chika さんの Blog で紹介されている通り、JTPA の定例イベントが、今月25日午後6時から、Palo Alto の Ming's (Silicon Valley では人気の中華料理屋ですね。昼食時の飲茶も美味。)で開催。Bay Area 在住の方、その時期に出張で訪れる機会がある方は、登録・参加されては如何。

JTPA (Japanese Technology Professionals Association) は、Silicon Valley 在住の、起業支援経験、テクノロジー・ビジネス立ち上げ経験豊富な日本人有志により結成された NPO。Silicon Valley での技術系ビジネスに従事する日本人への様々な支援を行っている。

前の会社の同僚だった Chika さん大澤さんが、JTPA の活動を盛り上げる中核メンバーとなって、「シリコンバレーを中心とした日本人のネットワークの構築」と「日本の技術系人材に対する啓蒙活動」を推進中。

今回のセミナーの様なイベント主催以外にも、Web 上では Silicon Valley で働く日本人へのインタビュー記事も掲載され、近い将来シリコンバレーで起業したい、働きたいという日本在住の方にも有益な情報を多数掲載しているので、興味のある人は是非 JTPA サイトを御覧あれ。

Posted by minami at 01:00 PM
2 12, 2003
音楽著作権をめぐる攻防、レーベルゲートは受け容れられるのか

Label Gate.bmp音楽著作権管理については、時間と裁判費用をかけて守勢に回る大手音楽レーベル・流通側と、より自由なデジタル音楽の使い勝手を求めるユーザー並びにその動きをサポートするファイルシェアリング・サービス側との激しい攻防が、90年代後半から繰り広げられてきた。その長い戦いの間に、ネットバブルが崩壊し、疲弊した IT 業界は多くの負の影響も、長期に及んだ著作権論争から受けざるを得なかった。まず、昨年末から今年初めにかけて、内外で起きた関連する出来事を、振り返ってみよう。そして、その戦いの果てに日本市場に導入され始めた、ソニー主導の「レーベルゲート」方式に基づくサービスを、ユーザー視点から検証してみる。

米国では、P2P のファイルシェアサービスを提供して最大手になったナップスターが、昨年11月末、 EasyCD Creator や Toaster など CD/DVD 書き込み製品ソフトで有名な Roxio 社に全資産を売却。日本では、P2P ファイル交換サービスがメジャーになる前に、八王子のソフト会社MMO 社が提供するファイルローグに停止命令が昨年出たあと、損害賠償の裁判で、東京地方裁判所は今年1月末、著作権の侵害にあたる、という中間判決を下した。これを受けて、訴えていた日本レコード協会は、それみたか、と言わんばかりの勝ち誇る様なプレスリリースを行っている。

ナップスター裁判が長期化したことで、著作権管理技術開発のベンチャー企業も少なからぬ影響を受けた。SDMI を提唱し、強固な著作権管理技術を開発、多くの関連特許を取得し、業界をリードする立場にあったはずのシリコンバレーのソフト開発会社、InterTrust 社は、マイクロソフトに対して特許関連の裁判を仕掛けたあと、ソニーとフィリップスに買収された。同社の資産を元に算出された買収価格は 4億5千3百万米ドル。売上は大きくなかったが、これだけの Valuation で買収されたInterTrust 社の最大の価値は、同社が保有する、著作権管理技術関連を網羅する豊富な特許群にあった。1990年の創業以来、同社は DRM (Digital Rights Management) 技術に関する多くの特許を申請、取得してきた。同社を米 NASDAQ 上場へ導いたのも、この特許の存在が大きい。DRM 特許最大手の InterTrust をソニー・フィリップスグループが買収したことによる、今後の DRM ビジネス市場全体に与える影響は極めて大きいものと考えている。

特にソニーは、こうした特許を手に入れたことなども背景に、同社の複数のハード、ソフト技術を組みあわせた音楽ソフト流通方式、レーベルゲートを展開、専用プレイヤー、NetMD などでの対応に続き、音楽 CD 用のコピー・コントロールにもこれを利用し始めた。

日本の大手レコード会社各社も、ネットでの楽曲販売や、音楽 CD の著作権管理技術としてレーベルゲート採用を表明、音楽 CD 販売の落ち込みもあって、各社の足並みがこの方式に揃いつつある。レーベル各社の様々な思惑で水面下の戦いが繰り広げられてきたが、音楽業界もまた、背水の陣となってきている証左だろう。

そこでやっと本題に入るのだが、レーベルゲートの実力を試してみることにした。まずは、最近発売され始めたレーベルゲート対応 CD の中で、中島美嘉の「愛してる」を実際に購入、使い勝手を見ることに。ともかく、試してみないことには、その価値はわからない、ということで、CD 購入。もっぱらレンタル CD 屋で最新のヒット CD を借りては PC で Ripping、MP3 に落とす、という形で著作権料の一部はちゃんと支払ってきたつもりの自分だが、そういえば音楽 CD を借りるのでは無く「買った」のは久しぶりだ。

しかし、レーベルゲートを試さざるを得ない理由もあった。ヒットチャートに並ぶ人気音楽 CD を選ぶ時にはいつも、CCCD (コピーコントロール CD)かどうかを入念に調べて、MP3 に Rip できない CCCD は避けてきたのだが、最近はかなりの部分が CCCD になってしまい、好きな音楽を Digital に落とせない、携帯 MP3 Player で聞くことが出来ない状況になってしまっていたのだ。これまでの CCCD は全く PC のハードディスクに Rip 出来ない厳しいプロテクションだったが、レーベルゲートは、最初の一回だけは ATRAC だが Ripping 出来、さらに OpenMG 対応の Player ソフトに転送が出来るという。なんだか手順の説明を読んだだけで面倒そうだが、とりあえず Rip 出来るというのは試す価値があるかな、という軽い気持ちでやってみた。

買ってきた CD を PC に入れると、まずは MAGIQLIP というレーベルゲート対応ダウンローダー兼音楽プレイヤー(試聴にも使える。)をインストールする様に促される。それを行うと、次は、CD からの ATRAC 音楽ファイルの引き出し。この間の動作は比較的速いが、段取りがいろいろあるので、軽快、とも言えない。

ちなみに MAGIQLIP は、マックには対応していない。対応ユーザーは現状 Windows 環境に制限されている。QuickTime を必須とするソフトの割には、初期の対応環境にマックが無いのは、マックユーザーとしては不満なところだろう。

MAGIQLIP プレイヤーはシンプルなインターフェースと機能で、楽曲を Windows Media Player や MusicMatch の様に様々な項目単位で View したり保存したりすることは出来ない。多くのユーザーは MAGIQLIP を試聴目的やダウンロード、携帯音楽プレーヤーで聴くための OpenMG への転送の為に使うことになるのだろう。

しばらく使って見ての、レーベルゲート方式のメリットとデメリットを整理すると、

<メリット>
・レーベルゲートを使ってのサービスには、アルバムジャケット写真や歌詞情報も含まれていて、良い。
・レーベルゲート方式の本来のメリットは、CD のコピーコントロールに利用する今回のケースよりも、ネットから直接の、1曲単位のダウンロード購入が可能となる点により感じられた。楽曲1曲で消費税込み210円と、以前と比較すると単価も下がって気軽に購入できるので、CD 単位で、無駄な曲に1000円~3000円近くを払わずに済む点は良い。(1曲100円~150円に下がると、さらに人気が出るのではないかと思われる。)
・オンライン購入時の入力項目は、最少で済む。一曲だけでも、クレジットカードで買えるマイクロペイメント対応。会員登録などは、一切必要無しでアドホックに買える。
・異なるレーベルの楽曲でも、レーベルゲートが共通インフラとして利用されるので、まとめて買物かごに入れて、まとめて複数の楽曲を購入する事が出来る。レーベルごとの支払い精算とはならないのは面倒で無くて良い。
・レンタルショップに足を運ばすに済む。

<デメリット>
・MP3 で Rip する事と比較すると、多くの煩雑な手順を踏まないと携帯端末に楽曲を導入できない。チェックイン・チェックアウトという面倒な楽曲のコピー管理の手続きを踏むことになる。(PC から、ATRAC ファイルの一曲あたり3回まで携帯音楽端末にコピー可能。)
・OpenMG 対応の端末や PDA の数がまだソニー製品やシャープ製品など、一部製品に限られる。(MAGIQLIP のプレイヤーを PC 上で試すだけなら、Windows PC があれば OK ではあるが。)
・人気のポピュラー・ソングのレーベルゲート方式を通じた販売は増えてはいるが、全体の新しい楽曲数から見るとまだごく一部。
・対応するメモリー・カードも、OpenMG 対応のメモリースティック、しか今のところは使えない。

--------

以上から、僕個人としては、レーベルゲートの可能性として、CD のコピーコントロールに採用された事実よりも、MAGIQLIP のインターフェースから接続して使ってみた、オンラインの楽曲販売の価格低下と利便性に興味を覚えた。

ソニー製品の Value Chain にはまっていて、OpenMG 対応携帯音楽プレーヤーか CLIE + 白メモリースティックを保有する、レンタルレコード屋でのコピーコントロール製品の増加に頭を悩ませていた人には、試してみる意味のあるサービスになりつつあるとは言えるだろう。

PC の機種変更や OS をアップグレードした際のバックアップ、レストアのツールも開発・配布しているなど、かなり考えて作られた Closed DRM System ではある。

しかし、それ以外の、MP3 の手軽さに慣れてしまった一般ユーザーにとっては、まだまだ対応製品の狭さなどから問題も多い。マスへの認知、普及には2-3年かかるのではないか。InterTrust 特許をタテに、ソニー、フィリップスグループが、音楽 CD を普及させた時の様に競合他社にもレーベルゲート技術採用をまず日本市場で迫り、その実績をもとに欧米市場に展開する、そんなビジネス・シナリオになるのだろうか。

いずれにせよ、P2P ソフト後進で、ブロードバンドの高速・常時接続環境が700万人以上に使われる様になった日本市場から、この DRM 音楽販売ビジネスは本腰が入ってくる予感がある。その事業戦略をどう評価するか、本当にこのレーベルゲートから楽曲を買うメリットを見出せるのかは、個々のユーザーの判断になる。

ただ、個人的希望としては、そこまでやるなら、一曲の価格を210円で統一する市場価格コントロールはもうやめにしてもらいたい。楽曲の流通をきちんとコントロールできる DRM システムを使うのだから、楽曲それぞれに応じた価格がつけられる柔軟な市場も、大手レーベルの努力で形成するべきだ。ネットというリアルタイムな流通ルートを通じて楽曲を購買するメリットが高まり、DRM の面倒さがありながらもそれを通じて楽曲にきちんと対価を払うユーザーを増やしたいなら、それ相応の新しいビジネス・モデルも一生懸命考えて欲しいものである。きちんとした仕組みとすばらしい音楽には、対価を払う用意のある音楽愛好家だって、多いはずだ。

Posted by minami at 12:20 AM
2 05, 2003
Moblog で Visual Communication

Neoteny Photo Moblog のエントリー数が、300を超えた。画像ひとつを Upload する度に1エントリ、なので、Upload コストは写真添付メール1通当たりのパケット料が約10円としても、Neoteny の人々が使った Moblog 関連パケット料金総額は、3000円は超えたことになる。このコストを、高いとみるか、払っても良い金額と見るか。意見は分かれるところだろう。

ただ、個人的には、こういうコストを払ったとしても、使い続けたい、と思っている。なぜか。

まずは、Visual Communication という行為の、ストレートな面白さ。最初は所詮11万画素カメラさ、たいしたことは出来るまい、と思っていた P504iS の CCD も、撮影した写真を並べてみると、意外なほどの表現力を持っている事に気付く。Entry Title や説明文を書かなかったとしても、写真の内容が見ている人に伝わるケースが結構多いことが判明した。On/Off の活動状況をリアルタイムに Web を通じてビジュアル表現出来る面白さ。現実世界の断片を、手軽に携帯の液晶サイズに切り取って、デジタル・アーカイブに追加して行く。これは、単純に、楽しい。

携帯内蔵カメラの能力としては、デジカメ専門機と比べるとまだ弱いので勿論限界はあるが(例えば夜間撮影でのノイズ除去機能などは無いので、夜間の写真はあまりきれいに写らない。)、常時携帯し、さっと取り出し易い場所にある携帯カメラのハンディさは、スナップ・カメラとして最適だ。ハンディだから、街で目についたものを何でも撮影してしまう。アクティビティ・ログ。GPS 関連データ等を添付出来る様になると、表現力はさらに広がるはず。

移動時間の有効活用手段としても、Moblog は便利だ。そもそも携帯のデータ通信は、Docomo 夏野氏が言う様に、「すきま時間」をいろいろ使える様になって良いのだが、僕の場合も Moblog はほとんど歩きながら、か、電車待ちの駅構内、電車や自動車で移動中、等に行っている。Moblog を始めたことによる時間的負担はあまり無い。これも継続してサービスを利用して行く上では、重要なポイントだろう。移動時間も、Entry 時間に変えられる。歩きながらの Moblogging は、あまり安全では無いので強くお勧めは出来ないが。仲間内の写真コミュニケーションに使うのも良いが、この手軽さは、外回りが多い企業で、Visual 要素を報告に必要とする様なビジネス・ユーザーのリアルタイムな報告手段としても有効だろう。Moblog は Intranet でも活用される可能性がある。

ビジネスでの応用としては、Web で商品を販売したい中小の事業者にも、手軽で有効な Web の商品写真更新手段となるかもしれない。例えば、産地直送の農作物販売で、Moblog を利用し商品写真を農場から直接更新。E-Commerce の エンジンと組み合わせればそんな使い方も出来るだろうし、ミニコミ誌などローカルな媒体での活用にも、コストがかからず便利だろう。観光地のキャンペーン等にも、Moblog は有効だ。観光地の写真コンテストなどは、簡単に実施出来る。Moblog 的なものをビジネスで活用している事例としては、結婚式のリアルタイム中継・CD-ROM 記録サービスを行う LoveCube などが既に有料で事業を開始している。アイディア次第で、いろいろな応用が考えられる。

携帯電話のデータ・ネットワークと、PC ベースの Web の世界の結節点に位置する Moblog。カメラ付携帯電話の普及が本格化した今年は、さらに盛り上がりそうだ。

Posted by minami at 04:34 PM
1 24, 2003
Content Syndication with RSS

Content Syndication with RSS book.jpg英語書籍ですが、O'reilly から、3月、こういう本が出ますね。Content Syndication with RSS。どんな内容か、目次(PDF)も見ることができます。

著者の Blog はこちら。
(これもまた MovableType だなあ。)

Posted by minami at 04:32 PM
1 23, 2003
シリコンバレーは復活するか

CNET Japan に、ちょっと前の記事だが、「シリコンバレーは復活するか」という記事が掲載された。(原文)。

「今後数年は低成長が続くというのが彼らの共通見解だった。また近い将来インターネットブームが再燃することはないという点でも意見が一致した。」 

「ベンチャーキャピタリストと起業家との関係は、パートナー関係から敵対関係へと変化した。両者の間にチームのような協力関係を取り戻す必要がある」

厳しいコメントが並ぶ。日本の現状はシリコンバレーと全く同じ、ではないが、シリコンバレーの動きから学ぶところは多い。シリコン・バレーという、世界で見ても稀な、高度な起業家・投資家・起業支援コミュニティが融合した地域の再生は必ずあると信ずるが、問題は回復までのタイム・スパン。シリコンバレーの中に居る方々の実感をまた、聞いてみよう。

Posted by minami at 07:13 PM
1 22, 2003
Evan vs Dave

Joi のページでも度々紹介されてきたが、有料 ASP モデルを米国で展開する Blogger と、クライアント・ソフトウェアパッケージベースのツールを販売するモデルの Radio Userland の間の、それぞれの CEO が自ら執筆する Blog を通じた論戦が活発化している。

RSS の取り扱いを Server 主体とするか、Client 主体とするか。ブラウザーか、専用 Client ソフトか。二人の主張の中に、両者の事業展開を背景とした、譲れない強い主張が含まれている。

今後の Blog ビジネス・モデルの方向性を示唆する、オープンだが激しい、率直なやりとり。これが Blog 上でオープン・ディスカッションになっている点が、重要。こういうやりとりを多くの人が読み、コメント参加することで、結局は Blog という新しい市場全体を、健全で公開された競争環境の中で広げている。

Evan、Dave は性格も違い(Evan は冷静で静かにものごとを進めるタイプ。Dave は多人数が出席する会議でも大きな声で自分の意見を主張し、アツくなりやすいタイプ。)、ビジネスへの考え方も異なることから、協調の道ではなくそれぞれのビジネス・モデルをつきつめる方向へ進むことになる様な予感がある。

いずれにしても、Blog のビジネスを色々な視点から考えさせる論争は、どんどん進めて欲しい。今後大きな市場として立ち上がる前の黎明期だからこそ、それぞれがリードをとりたい、という目論見もあっての公開された議論ではあるが、今のオープン・ディスカッションの姿勢を、市場が立ち上がってからも、Evan - Dave には続けて欲しいと願っている。

Posted by minami at 10:26 AM
1 20, 2003
日経新聞ベンチャー面にブログ記事

本日の、日経新聞ベンチャー面、「シリコンバレー創業最新事情」、にブログの記事が。

ただ、副タイトルが、”個人の掲示板「ブログ」普及”、とか、記事中にも、「日本でいうネット掲示板」と内容はそう変わらない、という認識が。

ふむむ....

Posted by minami at 09:54 AM
ちょいとデザイン変更

何故か急に Blog のデザインを変えてみたくなり、長いこといじらなかった Templateの中、Main Index や Style Sheet に試行錯誤で手を加えてみた。

本当に試行錯誤で、Template の一部の色などを変えてみては、Rebuild して、それがどう Blog のデザインに反映されるかのチェックを行うという繰り返し作業。本作業途中に当方 Blog にアクセスして頂けた方は、へんちくりんなデザインのページをいろいろ見ていただけたはずである。

とりあえずは致命的に Template を崩してしまうことはなく、よりシンプルな色づかいのデザインに変更できた。エメラルド色、というか、ティファニー色、というか、そろそろ冬の先にある春っぽい色が欲しいな、ということでこれに決定。

今回は基本デザインはいじらず、背景色の変更などに留めたが、こうやっていじると Blog のデザインのスケルトンが良くわかって面白い。ページを構成するパーツが大体わかったので、次はオリジナルなグラフィックなども、入れて見よう。カスタマイズを自由に出来るというのは、やはり楽しいものだ。

Posted by minami at 12:45 AM
1 18, 2003
Slow, Mellow and Happy

ben and mena in akihabara.jpgMovableType を開発した SixApart 社の若き Founder 夫妻、Mr. Ben and Mrs. Mena Trott の初来日。

来日二日目となった昨日午後は、二人の希望でシンプルな東京観光へ。首相官邸、国会議事堂、国会図書館、皇居などをタクシーから見学して、その後は秋葉原界隈を散策。JR 線路下の、小さなパーツ店が立ち並ぶラジオ・センター、秋葉原駅前の名物となっている元気な実演販売、玩具店やジャパニメーション・グッズ店に衣替えし始めた 秋葉原デパート、Laox が最近 T-Zone Minami跡地に開店した秋葉原最大規模のエンタメ系グッズ総合店舗のアソビット・シティ、そして米国ハイテク業界の方々が必ず訪れる、Laox ザ・コンピューター館。短時間だったが、時代の流れの中で変わり行く秋葉原の様々な面を、楽しんでもらうことが出来た。

雑然・混沌のアジア的雰囲気一杯のこの街から、日本独自の eGadget Culture、Japanimation Pop-culture が発信されている様子に眼を輝かせ、デジカメ写真を時々遠慮がちに撮影しながらゆっくりと歩いていた Ben と Mena。その二人が秋葉原散策で一番 Happy な笑顔を見せたのは、Ben は秋葉原デパート3階でガンダム・グッズ専門店を訪れた時。そして、Mena は、アソビットシティ4階で、NHK BS のキャラクター、「どーもくん」Goods の数々を見つけた時。25歳の若さながら、落ち着いた静かな雰囲気を持つ二人も、日本のアニメーション、キャラクターのカルチャーには敏感だった。知人への土産の買い物も済ませて、銀座線に揺られまた赤坂へ。

そして昨日夜は、ミカド・ビル地下ホール(実はあのホールは、なかなか広くて便利だが、ビル・テナントであれば、とても安く借りる事が出来る。)でネオテニーがホストさせて頂いた Tokyo MovableType Users Meet-up にメイン・ゲストとして参加。1週間前の Notice にもかかわらず、多くの方々に御参加頂けたことで、Ben と Mena もとても喜んでいた様だった。

昨晩の会合では、当方自身はつたない進行係もやらせて頂いたので充分皆さんとお話しすることは出来なかったが、Blog Network を通じてずっと Comment のやりとり等お話ししてきた方と、Face to face / Off-line でお会い出来る良い機会ともなった。例えば、Going my way の Kengo さん。早目に到着された Kengo さんには、会場の設定準備までお手伝い頂く等、日本の MT User Network の素晴らしさを実感するイベントにもなった。Kengo さんの Blog では、Ben と Mena の Party の時の雰囲気を良く伝える写真も掲載されている。cat@log の coco さんから頂いたお手製名刺も、Blog のデザインセンスを反映している様な素敵なものだった。

この Party に参加されたBlog 質問箱さんの Entry には、「最近、SLOW LIFEという生活が話題に上がりますが、まさに彼らはデジタル世界のSLOW Businessスタイルじゃないかなぁ・・と思います。」という感想が載っている。言い得て妙。

ハイテクバブルがはじけた後でも、着実にユーザーを増やしている Blog。その中でも洗練された、デザインにも優れる MovableType という Tool を開発した二人には、Slow (良い意味での、時代に流されない Slow、ですね。)という表現に加えて、Mellow and Happy という言葉が似合うのかもしれない。

BenMena (こちらには二人の J Phone 写メール端末からの Moblog もアップデート中。)の個人 Blog、そして会社としての Six log を見ると、そのスマートさや着眼点の鋭さに驚かされる事も多いが、自然体の二人は、25歳の若者に見られる様な焦燥感や尖った部分は無く、あくまで、Slow, Mellow and Happy。ユーザー・コミュニティの声や Radio Userland 等他の Blog Tool Provider の声も聞き入れつつ、静かに着実に、そして幸せに二人で助け合いながら、ソフトウェア開発を続ける二人は、かつての Silicon Valley を中心に起こった熱狂とは全く別の次元で、これからの社会構造さえ変え得る情報伝達力を持った、ユーザー本位のグローバル・コミュニケーション・ツールを発展させていく。

Party で、「Blog という現象は革命的なものだと思う?」、という参加者のおひとりからの質問に、眼を輝かせながら強く頷いた二人の顔は、今でも印象に残っている。

Posted by minami at 11:33 PM
1 15, 2003
The 2003 Photobloggies


Weblog Awards 2003で今年はカテゴリが無くなってしまった、ということで、写真ブログフリーク向けに、Photoblog Awards 2003 も米国では新設された。Nomination は、1月26日(日曜)まで。Finalist は、2月16日(日)発表予定。

まだ "Best Mobile Blog" の賞設定はないけれど、来年あたりは出来るのでは。
写真好きの方は、投票してみては。

Posted by minami at 02:13 PM
1 09, 2003
Weblog Awards 2003

Weblog awards.jpg米国の Nikolai Nolan 氏の Blog で、今年で第三回目となる Weblog Awards の Nomination をやっている。エントリーは、米国の東海岸時間1月12日(日)の午後 10:00 まで。これまで見た Weblog で面白いと感じたものがあれば、誰でも Nomination に参加出来る。

ちなみに、昨年の受賞者はこちら。地域別では、Best Asian Weblog、というのもある。

MovableType は、"Best Web Application for Weblogs"を受賞している。

Michigan 州の個人サイトで集計される Borderless な Blog 表彰式に、参加してみるのも面白いかもしれない。

Posted by minami at 06:09 PM
Dan Gillmor's eJournal

gillmor_header.gif
シリコンバレーきっての Tech Writer、ダン・ギルモア氏の Blog が MovableType ベースのものに変わった。SJ Mercury (Silicon Valley.com)という大手 Media の中の Blog。他の記事はほとんど sJM の編集者の手を経て掲載される中で、このページはギルモア氏が直接アップロード、編集している。

マス・メディアの中でも目立ち始めた、Blog の存在感。米国では著名ジャーナリストやオープンソースのコミュニティ・リーダー、評論家などの間で、続々と Blog が立ち上がりつつあり、マスメディアと並存し、時には世論を引っ張るパワフルな個のメディアに成長している。

日本でも、米国と全く同じスタイルでは無いだろうが、今年はこうした影響力を持つ個のメディアがさらに多く立ち上がる年になっていくのではないだろうか。それを支える Blog ソフトウェア・ツールへのニーズはさらに高まると期待し度い。

Posted by minami at 11:32 AM
12 25, 2002
Blog 3ヶ月

Blog を始めて、この年末で約3ヶ月が経過することになる。MovableType を3ヶ月間使い続けて来た、Non-tech user の素直な感想を、ここに記しておこう。Blog Tool 自体は、自分にとってはまだまだ発展途上、というのが実感である。

テキストだけでなく JPEG 写真を多用するスタイルの自分の Blog では、今の MovableType の編集システムは、まだまだ面倒なことが多い。Pop-up やサムネール生成が新しい Version で自動化されたのは有難かったが、写真を横に並べたり、文章の左右に置いたり、ということになると、その先は HTML の世界になってしまう。覚えることは少なくて大丈夫だが、やはり HTML による編集は楽ではない。Browser を Entry に使う事で汎用性は高まるが、編集機能にはやはり限界がある。

Browser 利用のもうひとつの欠点は、Off-line 編集が出来ない事。Macromedia の新しい Web Editing Tool の様な、オフラインで編集して、次にオンラインになったときに編集内容がシンクされ、反映される仕組みはどうしても欲しい。

ついでに言えば、ドラッグ・アンド・ドロップで写真や文章を自由に配置出来る機能もぜひとも欲しいところだ。

テンプレート、スタイルシートの編集も、Tech に強く無い Blog 初心者には大きな壁。その前の、MT 型の Server Install は、さらに大きい壁だ。ASP サービスは、必要なところだろう。

Rebuild Site、という概念も、初めて Blog を利用する人間にとっては、最初はとっつきにくい。編集し、OK したら、Rebuild を勝手に始めてくれれば良いのだが。

Trackback の機能は、MT が開発した仕組みとして非常に面白いが、これもまだまだ使い勝手は良く無い。相手の blog で Trackback 用の URL をコピーし、自分の Blog 編集画面から Ping するという動作はやや冗長で、それゆえに実際の利用頻度が上がらない気がする。仕組み自体は面白いので、インターフェースをもう一工夫、したい。

Comment も、Blog を読んでいる第三者にすると、相手のことをある程度知っていないとなかなか入れづらい。入れづらいから、Read Only になってしまう。Read Only の読者が増えると、自分の Blog が読まれているかどうかが Author にわからず、結局執筆が継続しなくなってしまうということもある。Read Only と Comment 記入の間の仕組み、が必要だ。面白いと思ったらクリックだけをして行く様な、日記サイトのエンピツで実現されている様な仕組みも、あると良いだろう。

MovableType を3ヶ月利用しての実感はこんなところだが、Blog は米国でもまだまだ発展途上。逆に、ユーザーからのニーズが高い程にまだ進化する余地がある。これからの進歩に期待しよう。

Posted by minami at 12:52 AM
12 14, 2002
米国出張を終えて


サンフランシスコから日本に戻った。今回は珍しく出張中時差ぼけがずっと抜けず、この10日間はほとんど3-4時間睡眠。シリコンバレーのベンチャー企業、ベンチャーキャピタルを短期間ながらかなりの数訪問してきたが(Joi の Trusted Network の広さ、深さを再認識。)、多くの収穫があった。

個々の訪問内容の詳細には触れないが、やはり印象的だったのは、中長期視野での事業・技術開発、投資戦略を考えているベンチャー企業やベンチャーキャピタルが、2002 年のシリコンバレーに数多く存在したこと。もちろん皆、短期的ビジネスではそれなりに工夫し、具体的な戦術を策定して今のハイテク不況を乗り切ろうとしているが、不況を越えた先にある、ビジネスや生活のプロセス・常識を変えてしまう真の変革へ進む道筋を、しっかりと見据えている。

カリフォルニアの、Risk Taking Culture は、まだまだ健在。一方で、日本市場にシリコンバレー的な、リスクと報酬の体系を状況に応じて柔軟に形を変えつつバランスさせて行く、新しい世代のテクノロジー・ビジネス・カルチャーをどう持ち込むことが出来るのか、さらに考えさせられる、良い機会ともなった。

10日間日本から離れていたので、大雪を避けることはできたのは良かったが、気温の違いを再認識。やはり米国西海岸のマイルドな気候は良いなあ...

Posted by minami at 04:55 PM
12 06, 2002
シリコンバレーのネット接続事情


今週前半から米国シリコンバレーに出張しているのだが、今回はナゼかネットへのアクセスがうまくいかず閉口した。東京で自宅では ADSL でブロードバンド環境を使い、会社は当然常時接続、外出先では AIR H"+携帯電話のメールという、どこでもネット接続が容易な環境から、しばらくアクセス不可能な状態に陥ってしまった。そもそも、モデム接続設定が、直前にとある通信カードをあわててインストールしてきたせいか、突然おかしくなってしまった。会社・プライベートのダイアルアップ・ローミングを、いろいろなアクセスポイントの電話番号で試すが全くつながらず。以前米国駐在をしていたころは3-5日に1度は出張で全米を飛び回っていて、どんな環境でも大体ネットアクセスには成功していたのだが、今回だけは本当に参った。数時間試行錯誤をしてもつながらず、時差ぼけも作用して、気が付くと夜明けが近くなる始末...仕方なく、その他のホテル内外のネットアクセス手段をいろいろ試してみることに。解決策は、実はいろいろなところにあった。その顛末記。

1)ON COMMAND INTERNET 接続

まずは手軽に、部屋の中の、テレビでのネット接続から。以前流行りかけてすたれた、あの WEB TV のシステムそのものである。一日10ドルと、今の日本の ADSL の月間接続料金と比較すると法外に高いが、自分の部屋でつながる魅力には勝てず、テレビのリモコンからサインアップ。画面展開速度はなかなか速く、無線キーボードもなかなかいいのだが、予想通り、日本語は対応しておらず文字化けに。結局これは、英語の WEB SITE アクセス専用になってしまった。

2)ビジネスセンター

たいがいのホテルにあるビジネスセンターは、無料で高速ネット接続されている備え付けの Desktop PC を使えることが多い。ここで、Yahoo.co.jp 経由、Yahoo Mail に接続、外部メール機能を利用し、会社の POP を呼び出してみる。ヲヲ、日本語フォントが入っていた。(シリコンバレーは日本の出張者が多いからでもあり。)ここで、日本語文字化け問題は、解決、したかに見えたが、結局カナ漢字変換まではさすがに無く、日本語入力はできず。

3)T-Mobile / Danger の Sidekick


今回の出張で借りた Sidekick の端末。データ通信使い放題で、月40ドル。何気なくいじっていると、POP3 mailer に対応している。早速会社のPOP につなぐと、嬉しい驚き。Joi Web でももうお伝えしたが、米国で売っている複合 PDA/携帯電話端末なのに、日本語対応しているではないかっっ。その後当地の技術者に聞いたら、開発者がシャレで、余った ROM スペースに日本語フォントを入れていたらしい。なんと、MS Word の日本語アタッチメントファイルまで読める。これは思わぬボーナスをもらった様な気分だった。液晶は白黒だし、バックライトが弱くて暗いところでは読みづらいが、日本語対応の意味は大きい。180度液晶をスライドさせると出てくるキーボードも使い易い。しかし依然、日本語入力までは、できない。

4)訪問先ホットスポット

今回一番コスト・エフェクティブだったのはこれか。シリコンバレーのベンチャーのオフィスは、802.11b の無線 LAN をフリーで Guest 用に開放しているところが多い。今回は某所と某所と某所で、これにはお世話になった。さすがにメールを打ち込む時間は Meeting もあるので無いが、サクサクと接続するにはこれがいい。

5)有料の無線 LAN サービス

そして最後にたどりついたのが、有料の無線 LAN サービス。部屋から電波が見えないのでてっきり無いかと思っていたら、ホテルのロビーと、ビジネス・センター内では使えた!しかしこれも1日10ドル強。ううむー、ちょいと高いな、と思いつつも、利便性が先行してついつい導入してしまった。Blog へのアップロードも、高速接続で楽に出来る。部屋からかなり歩いて、エレベータで降りないと使えないのは難点として残るが、速さと日本語環境が使える便利さには、結局対価を払うことに。かくして、シリコンバレーでのネットアクセスを求めての戦いは終了。



それにしても、Barak や Joi は、SFC の空港から、Bluetooth の Headset で電話したり、Handspring Treo 端末でつなぎ始めたり。Mobile Access 環境が海外でも使えることの重要性を、改めて認識した出張前半となった。




Posted by minami at 05:10 PM
11 27, 2002
理解.com

最近、英語のWeb Page の自動翻訳を行う サービスはいろいろあるのだが、満足行くレベルのものはまだ少ない気がする。そんな中、Champon のページにあった、rikai.comの仕組みは、有用そうだ。Rikai.com のページから、英語のページの URL を指定(例えば、http://www.nytimes.com) して、ページが表示されたら、あとはマウス・ポインターをわからない英単語に重ねれば良い。その和訳が示される、というシンプルな仕組み。

辞書の内容が、より充実して、処理速度がさらに高速になって行けば手軽に使えそうだ。

Justin は Champon のコメントの中で、この機能が入った眼鏡やゲームマシンがあるといいのに、と言っている。最近の新しいカメラ付き携帯に、文字認識機能が入ったものが出てきている(この製品の文字認識率はしかし、まだ実用レベルでは無いとのテスト結果も。)状況を見ていると、実用化はそう遠くないかも。

Posted by minami at 02:00 PM
11 25, 2002
Recent Trackback

Kengo-san のページ経由で、Recent Trackback 表示の Source を教わる。早速自分の Blog の右肩 (side) に追加。Non-tech な私でも、こういう Source の存在を教えてもらえれば、簡単に機能追加できる。便利だなあ。Kengo さんは、新しい機能を追加するスピードが上がっている様な。

Posted by minami at 08:31 AM
11 18, 2002
少し機能拡張

そろそろ今のレイアウトでは物足りなくなって、多少の機能拡張を実行。

懸案の Blogrolling は、設定してみると、非常に簡単。Non-tech な人でも、他の Blog の Source 中の設定を見れば、MovableType の Main Template をちょこっといじるだけで完成。リンクを張った他の Blog の更新状況が自分の Blog を通じてわかるのは今さらながら便利。

昨日 Mica - Kengo-san 間で話題になっていた、Weather Pixie も早速導入。

現在の Kuma のオフィス環境では、外の温度と天気が Blog を通じてわかる、というのは大変有りがたい。(理由を知る関係者→苦笑。)天気や温度の更新頻度はそれほど頻繁では無く、選べる場所も空港などが多いが、これは自分にとってもナカナカ役立つ。

殆ど HTML / XML の技術知識は無くとも、他の Blog を参考にしながら、簡単に機能拡張できるのはナカナカ気持ちが良い。新しい機能を持った Tool が、Blog 間の口コミを通じて広まる速度も、今後さらに加速するのだろう。

Posted by minami at 08:23 PM
11 02, 2002
TrackBack を使う

Blog を始めて、最初の一ヶ月の目標は、ともかく Web 上への Personal Publishing をどれくらいの頻度で、どの様に楽しめるか、Editing の機能はどのくらい使い易いのか、そういったことを自分で使い倒しながら色々テストして行くことだった。

1ヶ月でそのフェーズはほぼ終了、大分自分のツールとして使える様にはなってきた。Usability の視点からの良いところ、悪いところも随分わかってきた。ツールとしての改良の余地は、まだまだ大きい。Style Sheet をいじってレイアウトを変えようとしたり、ちょっとした機能拡張をしようとすると、すぐに HTML の知識が要求される。HTML 自体は覚えてしまえば人間の言葉に近い Script だし、決して難しいものではないが、忙しい人には HTML 自体を学んでいる余裕も時間もあまり無いだろう。HTML を覚えるという知的喜びを Training Business に活かして行くというビジネスもあるが、もうすこし Drag and drop 操作で簡単に編集出来る仕組みは、万人が使い易いツールとするには、付加する必要があるだろう。

さて、1ヶ月を超えたところで、そろそろ、通常の Diary 作成ツールとは異なる部分の機能も、より積極的に使い始めよう。

まずは我々が利用している、Moveable Type が開発した、"TrackBack" の仕組みから。

この記事のひとつ前に Post した、Hagakure のグルメレポートの項目の下、Comment のボタンの横に、TrackBack というボタンがある。よく見ると、その横が ( 1 ) と、なっている。これは、他の Moveable Type の Blog に、この Article が(Page 単位でなく、Entry Article 単位で引用されているところもポイント。)引用されたことを示している。

TrackBack、のところをクリックしてみるとその内容がわかる。この Entry Article に対応した固有の URL がまず点線に囲まれた形で現れる。そして、この Article を引用した記事は何で、誰が、いつそれを引用したかも記載されており、クリックすればその記事に飛んでいくことが出来る。ここでは Kuma 本人が、この Article を、別に構築している Multi Author で作っている Gourmet Blog 側から TrackBack の仕組みを利用して相互リンクした、のである。

ちょっとわかりにくい表現になったので別の言い方で説明してみよう。引用側の Groumet Blog の Owner を仮に「ぐるさん」、被引用側の Digital Bear's B-log Cabin の Owner を「くまさん」、と呼ぶことにする。(実際はくまさんとぐるさんは同一人物である私だが、この説明の中では別人と想定して、お読み願い度い。)

ぐるさんは、Groumet Blog の Owner として、グルメ情報に加えたい様なレストラン情報を探して Blog Site Surfing をしていたところ、くまさんの Site に関西のうどん屋の情報を見つけた。これを自分の Blog にリンクし参照記事として、グルメ情報を充実させたい、と、ぐるさんは考えた。これまでの普通の Static Web の仕組みなら、ぐるさんがくまさんの Blog のこの特定記事にリンクしたとしても、その事実はぐるさんの Blog の側に URL がクリッカブルに記載された、ということで終わってしまう。くまさんは、自分の Blog 記事が、他の誰かの Blog にリンクされていたとしても、何らかの形で教えてもらわない限り、ずっと気づかない。

しかし、ぐるさんは、グルメ情報感度が合いそうな(というか自分と同じくらい食いしん坊と思われた)くまさんと、グルメ情報を語り合える知り合いになりたい、と考えた。ぐるさんは、くまさんに、自分のグルメ Blog にくまさんの記事をリンクしたことをなんとか伝えたい。

その方法としては、まずぐるさん、は、引用するくまさんの記事の下にある TrackBack ボタンを押す。すると、対応する URL が現れる。現れた URL を、MoveableType の Article Entry 画面の一番下にある、「URLs to Ping」の Entry Box の中に Copy & Paste する。これで終了。ぐるさんが自分の記事を書き終えて、Publish 操作を行うと、自動的にぐるさんの方からくまさんの当該 Article に Ping が送られて(Ping は本来、インターネットの伝送路の試験などに使われてきた、TCP/IPパケットを用いて、相手先ノードの状態を知るためのコマンド名称)、その結果、くまさんの当該記事の TrackBack のカウンターの数字が「(1)」増加する。

このカウンターの数字を見てくまさんは、自分の記事が誰かに引用されたことを初めて知る。ちょうど、誰かの Comment が追加された、ということを Comment 数字の増加で知るのと同じ感覚だ。Comment との違いは、その記事を読んで引用した人は、自分の Site の外にいて、それを外部から、引用した人の URL も含めて知らせて、自分の Site に被引用者や被引用者の記事を読んでいる人を引っ張ってこようとしている点。くまさんが記述した Groumet 記事下に付加された TrackBack リンクを元に、それを参考にしたぐるさんの Blog Article の記事にも、くまさん自身やくまさんの Blog の読者が自然と Navigate されていくことになる。

くまさんやくまさん Page の読者は、当該記事の TrackBack ボタンをクリックしてみる。すると、TrackBack の Pop-up Window の中に以下の短い記述を発見する。

「はがくれ (大阪・さぬきうどん)
Excerpt: 日帰りの大阪出張。出張の主目的である投資関係の会議以外では、Mobile Blogging の有り方をいろいろユーザー視点から Clie を利用して実験する良い機会にも恵まれたが、やはり食い倒れの大阪で何を食べてきたか、も簡単に触れて置こう。関西出身の弊社ヒラタ君が、絶対・..
Weblog: Gourmet Blog
Tracked: November 2, 2002 10:31 AM 」

このぐるさん側の参照記事の概要は、ぐるさんが TrackBack の仕組みで Ping を送った時点で、自動的に送られている。(概要は、特にぐるさん側で指定しなければ、オリジナル記事の冒頭の部分が自動的に付加される。)

これを見て、くまさんが、ぐるさんの Blog に興味を持ったら、くまさんの Article を引用して書かれたぐるさんの特定の Article に、ワンクリックで飛んでいくことが出来る。Web 間 / Blog Article 間の双方向 Communication が、これで成立するのである。

わかり易そうで、わかりにくい説明になってしまったかも、しれない。TrackBack の仕組みにより、Blog は Web 同士をつなぐ、"Communication" Tool に変貌することになる。いままで、被引用者側は気づかずに張られていた暗黙のリンク(Implicit Link)
が、被引用者側からも認知できる明白なリンク (Explicit Link) になる、ということろが、この TrackBack の仕組みの妙である。「あ~、僕・私の記事、誰かが参照に使ってくれたのだな~、嬉しいな、どんな風に引用されたのか、その人の Blogも、見に行ってみよ。」、ということで、TrackBack の双方向の仕組みを通じて、自然と Blog network の知り合いが広がる。しかも、自分の Article に興味を持っての引用であろうから、興味のレベルが合っている可能性も高い訳である。

Ping 送信の仕組みにより、リンクが張られた事が、相手にリアルタイムに伝わる所も良い。Web Communication Tool としての面白さは、このあたりに由来する。Web の仕組みを、email や Instant Messenger の様に使いこなせる様になる。

技術的に詳しい部分は、こちら(マニュアルの中の英語解説)を御覧頂き度い。TrackBack を応用した新機能の付加開発も、行われつつある。

TrackBack の仕組みももう少し Active に Blogging Team 内で活用して、その利便性を検証したい。少なくとも、使い方は Copy & Paste するだけなので、仕組みさえわかってしまえばとても簡単だ。

Blog の立ち上がりが増えてくると、全ての人の Article や付加されるコメント全てに日々目を通すことは時間的制約などからも非常に難しくなってくる。Blog 同士を有機的につなぐ TrackBack の仕組みをさらに使い始める、良いタイミングかもしれない。

Posted by minami at 11:06 AM
10 17, 2002
Blog 中毒

NihondaihyoTVatChineseRestaurant small.JPG

市場調査的に始めたはずの Blog が、いつしか自分の生活の一部分になっている。弊社社長や社員が Blog 中毒症状になっていくのをしばらく横目で見ていたが、自分で始めるとその中毒性の強さに気づく。まだあまりこのサイトでは Blog 独自の XML 的機能をフル活用していないので、Blog page の中のテキストやイメージが Object単位でインタラクションし、興味が共鳴し合う個人サイト間で、関係しあうトピックが文字や写真単位でリンクし合って、メッシュ状の Borderless Knowledge Network を Peer to peer 的な仕組みで加速度的に作り上げていく....その具体イメージを自分自身もまだ持ちきれないでいるかもしれない。こうした部分は、順次サイトの機能に追加して、体験しながら理解して行く事としよう。Blog とは、非常に動的で、ネットワーク特有の相互作用を強化した、Personal Productive Publishing tool であり、人類の英知を次世代につないで行く上での巨大ツール群に発展して行く可能性を秘めている。

と、固い話はさておき、Blog の導入から約10日間で、自分の中では何が変化したのか、備忘録的に記して置こう。数年後には Blog がある生活が当たり前になって、今感じる様な新鮮な面白さを持ち得ないかもしれないので。

某社社長や、その友達など、既に完全に Blog が生活の一部になって、身の回りにおこることをほぼリアルタイムに、かなりオープンに記していく、その領域には残念ながらまだ10日間では至っていない。

しかし、Blog を始めてから、普通の生活や仕事の中で、モノゴトの観察力、その背景に関する洞察力が高まりつつあるのを感じる。朝、会社まで迎賓館の横を歩いて秋が深まりつつある風景を眺めていても、仕事で複雑な話をしていても、八重洲の近くで抜群にうまいかきあげせいろそばを3枚食べながらBusiness Lunch をしていても、惜しくも引き分けとなったサッカー日本代表のジャマイカ戦を赤坂の中華料理屋で夕食をとりながら見ていても、主観的な視点と、それを見ている自分を外部からまた眺める記者的な複数の視点で、これまであまり気にもとめていなかった日常生活の事象を、詳細に観察していたりする。

そして、何気ない事柄の中に、ふと印象に残ることが見つかると、頭の中で Blog 画面のレイアウト・ツールが起動する。「ふむふむ、これをこの写角からデジカメ撮影して、こういう風に説明すると、わかり易いかもしれない...」そんな風に考えるのと、最近随時携行になってしまった Sony CyberShot U10 のレンズシャッターをスライドし撮影するスピードが、ほぼシンクし始めている。Sony は Visual Bookmark、として U10を宣伝しているが、Kuma にとってはすっかり Visual Blogger Shooter としてのツールと化している。

それにしても、面白いネタが見つかるたびに、頭の中で Blog 編集ツールを起動してしまうことを繰り返していると、いつしか見ているものの世界観が映画 Matrix の様になってしまうのは、中毒の一歩手前なのかもしれない。面白いこと、気になることは、すぐに頭の中でデジタル編集してしまっている。映画の主人公 Neo が Matrix としての能力に本格的に目覚め、敵の高速弾丸を自在によけることが出来る迄になった時、身の回りの構成物がすべて 0 と 1 のデジタル記号で出来ている事を見抜いてしまう...そんなシーンがあったが、感覚はそれに近い部分もあるのかもしれない....

おおっと、あぶないあぶない、Blog 中毒化の一歩手前だ。やはり世の中は全て0/1 で割り切れない。デジタルに変換できない、人間の Emotional な部分が、何でも一番大切だったりする。これをデジタルでメッシュ構造なネットの記憶媒体と組み合わせて、人間の情緒的判断部分を、デジタルの冷静で自動化された構造で補完することが出来ると、新しい仕掛けが出来る様にも思う。

個々人のいままで埋もれていたはずのオピニオンは、Blog Tool を通じて、ネット上で有機的にリンクされていく。その速度は、便利なツールが出現すればするほど、高まることになるのだろう。

日本人は、対面の Discussion が不得手で、行間を読ませることを好み、本音をなかなか言わない民族といわれてきた。しかし、Younger generation は、あきらかに強い自己主張を始めている。今は仲間内だけで、Closed におこなわれているそうした Opinion の交換を、より広い世界に引き出すツールとして、この Blog を位置づけていければとも思う。

などとまたまた固い考え方になってしまったが、自宅への帰り道、わざわざ人気ラーメン店の前を通るコースに通常の帰宅ルートを変更して、店の門構えのデジカメ写真を撮影している自分がいたりする。うーむ、ブログ中毒になりかけてきたのか....

Posted by minami at 12:27 AM
10 07, 2002
Blog 2日目

Movable Type はなかなか使い易い Blog Publishing Tool で、ほとんどマニュアルも読まずにここまでは使いこなすことが出来た。

テキスト主体で Blog を構築していくには、本当に全く予備知識無しで入っていける。この直感的な操作性には、普及への予感を感じさせる。

しかし、Blog をリッチに構成しようとすると、なかなかまだ大変。

mt-logo.gif

例えば、JPEG 写真のポップアップの設定も、Upload File の仕組みで簡単に出来るかと思いきや、それほど簡単ではないし、動画を見せたい、とか機能拡張をしたくなればなるほど、文系的な知識だけではなんともならなくなる部分もある。一度 Publish した Entry を Delete しても、ちゃんと Rebuild をかけなければ Publish した文章が消えない、とか、直感的な操作だけでは駄目な部分もある。ワープロほど簡単に、とはすぐにはいかないかもしれないが、ワープロほど簡単に使えるツールとなって初めて、誰しもが使う Personal Publishing Tool になるはず。

Movable Type 先輩ユーザー達に、いろいろ教わらなくては。

やや辛口批評を中心にしたが、素直に便利だと思ったのは、Bookmarklet の機能。これは Movable Type の設定画面から、Browser のお気に入り、のウィンドウに Drag-and-drop で設定できる。設定したあとは、Browse 中の Web Page を簡単に Movable Type の本 Window をスキップしてワンボタンで Publish 可能。Web Log 本来の、URL + Short Comment、という使い方には、とても便利な機能です。

Posted by minami at 11:57 PM