明日5日は、First International Moblogging Conference が六本木で開催される。Moblog の現在・将来について、実例や技術デモを交えながらオープンなディスカッションが行われる予定で、有意義なカンファレンスになることだろう。当方は残念ながら別の予定と重なってしまって行けなくなってしまったが、最近 GPS 携帯を使い始めて Moblog の楽しみが増えたので、その印象をまとめて置く。
携帯電話からの Moblogging は、携帯のカメラで Blog ネタを撮影し、それに短いタイトルとコメントをつけて、できるだけリアルタイムにアップロードする、それが一番シンプルな方法だ。移動中の街中で見つける気になったもの、それを何気なく Moblogging する事を繰り返す内に、当方が参加しているNeoteny Photo Moblog も Entry 数がそろそろ1000に近づきつつある。(思えば、携帯電話サービス会社には、パケット代をかなり貢いだ訳だ。)
携帯電話での数字キーを使った入力は、普通のパソコンのキーボードでの高速入力に慣れた自分の指にとっては、ラクな作業ではない。従い、コメントする文章は、かなり短いものになってしまう事が多い。それを続けてきて、短いコメントと写真の組み合わせだけでは、ちょっと内容がマンネリ化してきたかな、と思い始めたころ、124万画素の au 携帯電話を購入した。
au A5401CA の主たる購入動機は 100 万画素超 CCD のカメラ携帯が欲しい、ということだったが、au といえばやはり gpsOne を活用した、地図情報。これを活用しない手はないと、まずは Moblog での利用を開始した訳である。
最初に始めた事は、B級グルメの美味しい店を発見した時の地図情報の付加。これはわかり易い使い方、だ。今までは自宅に戻ってからお店の地図情報のリンクを付加するなどの作業を行っていたが、それが必要なくなるのは便利で良い。リアルタイム性も高まるし、簡単なキー操作で地図 URL を付加可能なので、シンプルに Moblog 表現の幅を広げることがこれで可能になる。
ただ、現状では問題も有る。技術説明では 5-10 m 程度とされている gpsOne による測位誤差だが、GPS 衛星を補足しにくいビルに囲まれた都心部となると、ワンブロック、つまり 30-100 m の誤差が生じる事も、ままある。先日昼に訪れた東京駅近くの美味しいシンガポール料理屋も、八重洲の仲通から折れた細道に存在するのだが、地図上では東京駅から京橋へ向かう大通り沿いと表示されてしまった。本当は北へ道一本入った細道沿いなので、やはりワンブロックほど、情報がずれてしまっている。距離にして 20-30 m 程度だろうか。
Joi が本日撮影したネオテニーオフィスでの Moblog 写真の GPS 情報の誤差は、さらに大きい。弊社オフィス位置が、ドコモ本社ビルの溜池側、つまり本来は首相官邸がある位置に示されてしまっている。直線距離でも200m 以上は離れているだろう。室内で測位したので、誤差が高まったものと思われる。
ということで、現状の gpsOne は、必ずしもいつも正確な地図位置 URL を生成してくれる訳ではない。しかし、ガイドラインとしては使える範囲なので、今後都心部での測位の仕組みに改善が加えられると、面白くなって行くのだろう。
シンプルな Moblog 写真の説明も、地図情報が加わって、その写真が撮られた場所の周囲の状況を地図から想像出来る様になるだけでも、随分表現豊かになるものである。
A5401CA を Moblog 用メインマシンとして使い始めて改善された事は、SXGA 写真から一部を携帯写真サイズに切り抜いてズーム効果を出せる端末内での写真切り出し操作のサクサク感とか、データ通信速度アップで実際の写真アップロードにかかる時間が短くて済む点とか、VGA 写真まで添付ファイルで送れるメール機能の許容範囲の広さ、などいろいろあるが、今回の GPS の機能もなかなかに面白い。
今後はまた、秋葉原や新宿で発見したセール商品情報とか、東京都内のオアシス的な場所のお知らせ等、au がトヨタと組んで提供する地図機能は Moblog でさらに活用出来そうである。
足で歩き回ってネタを探せる Moblogger には、この GPS カメラ携帯、一度お試し頂き度い。
昨年末の、当方の独断と偏見による eGadget Awards 2002 の中に、PDA やデジカメに混ざってひとつだけ、毛色の違うガジェットを入れていた。シチズンの電波時計、アテッサ。時刻あわせいらずで便利な電波時計を知ってしまうと、微調整が必要なこれまでのクオーツには戻り難い。(機械式時計にはまた別の味があるので、これは例外だが。)それまでの機種は標準電波受信の為のアンテナが大型でなかなか完全円形ケースを実現出来てい無かったのだが、表彰した機種は腕時計らしい、美しい円形フォルムを完成させていた。腕時計としての美しいアナログなフォルムと、精密な受信ユニットを融合させたシチズンのエンジニアの努力には頭が下がる思いで、腕時計ながら Award を差し上げた次第(ってトロフィーも賞品も何もあげてはいませんが。)。しかし、シチズンの努力は、それに留まらなかったのだ。ATD53 シリーズは、さらに想像を超える速度で、進化してしまった。
かなり気に入っていた前機種の難をあえて言えば、電波受信の為に金属ケースの下部に樹脂成型部分を設けざるを得ず、結果的に防水機能が弱かった事。電池や受信アンテナが大型だったのか、厚みも結構あって、横から見るとややボテっとした仕上り。最近発売された新機種は、ガラス面を透過して電波を受信する仕組みと、従来機種比10倍という高感度な受信機(時計屋店員談)の内蔵で、非常に薄型で、フルメタルケースになった。もちろん、アテッサ伝統の光発電と、10気圧防水完備。金属は、皮膚に優しいチタン。究極のメンテナンス・フリー時計として、新型のアテッサは登場した。
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チタン素材のおかげで、持ち上げるとその軽さと、そしてユニットの薄さには驚かされる。シチズンの技術を集大成した機種なので、文字盤デザインも見易く、シンプルで美しいものに仕上がっている。光発電を行うパネルの処理も高品位で、ソーラー機種であることをもはや感じさせない。早朝に自動的に日本標準時の電波を受信してくれるので、寸分の狂いも無い精密な時間が、毎朝自動的に腕上に届けられる仕組みである。ひそやかな、時間の贅沢。
1クラス上の 2601/2602 は20気圧防水となり、リュウズも大型化、文字盤デザインもより豪華になっている。しかし、それ以外の基本機能は変わらない。より美しい時計としての外観を求めるなら、エクシード・シリーズまでグレードアップした方が良いだろう。
電池交換もいらず、時刻調整や月末の日付調整もいらず、水に濡れても平気で、つけている事を忘れるくらいの薄さと軽さ、そしてアナログ時計としての仕上がりの美しさ。腕時計に求められる要素は、全て実現されてしまったといえる。
ただ、一つだけこの時計を持つ上での注意点も。正確無比の時間を身にまとってしまうと、もはや遅刻の言い訳は全く出来ない、ということ(笑)。時間に几帳面な方に、おすすめします。
ちなみに、電波時計の FAQ は、こちらを。
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27日に発売された Sony CyberShot U30 は、仕様や外観をちょっと見ただけでは、「なーんだ、200万画素のままか。デザインもあまり U20 と変わりないし、魅力ないかな」となって、既存の U10/U20 ユーザーには一見魅力が少なく映る。しかし、細かい部分で、着実に進化している。U20 で気になっていたいくつかの欠点が、殆ど改善されていることは、ちょっと使い込むと理解出来る。
一番有り難いのはまず、5倍まで中心部を拡大する機能がついて、ピントを確認し易くなったこと。CyberShot U は小型で気軽に撮影できる代償として、オートフォーカスのピントを外したり、撮影画像がブレたりするケースが多い。ところが、液晶画面が極小なために、その場でピントのズレやブレを確認できず、あとで PC で撮影画像を拡大して初めて気付く事も多かった。
今回、中心部のみだが5倍までの拡大機能がついて、撮影後画像の出来を即座に確認できる様になった。画像を5倍に拡大するのも、ボタン2押しで一瞬で完了する。ピンぼけやブレはその場で発見可能となったのは大きな改善点だ。液晶画面そのものもサイズは前機種と同じだが、品質がアップし、鮮明で見やすくなっている。
もうひとつ U20 で不満だったこと、それはフラッシュのチャージ速度。蓄電が遅いのか、フラッシュが必要なシーンで、チャージを待たされ、シャッターチャンスを逃すことも多かったが、U30 は体感的にもフラッシュ・チャージが迅速になった。これも嬉しい変化。
U30 本体の電池充電にかかる時間も、短縮された。別売りのアクセサリーキット、ACC-CN4 を購入すれば、電池2本なら1時間25分でチャージ可能になった。付属の充電器ではまだ6時間も充電にかかるが、これも従来機種よりは短縮されている。
ライバルの Exilim と比較すると、動画機能が弱い(音声録音できず、画像サイズが小さい)ところもあるが、10cm まで特別な操作が必要無く寄れるマクロは、やはり便利ではある。デジタルカメラが数ある中で、電源スイッチ一体型のスライド式レンズカバーを開いて、実際に撮影完了するまでの時間は、いまだに最速と言えるのではないだろうか。気軽な操作感と邪魔にならないサイズのおかげで、ついつい撮影枚数が増えてしまう、究極のスナップ・カメラとしての地位を、U30 は着実な進化で確実にしつつある。スナップと考えると、320万画素でなく、200万画素あれば十分、それがCCDの画素を留めた Sony の判断だろう。同じ2百万画素を継続利用することで、価格も実質値下げされているのは嬉しい。
100万画素ケータイを入手した今、小画像のモブログはカメラ・ケータイで十分だが、QVGA 以上の画像をアップロードするときには、CyberShot U30 + CLIE NX73V の組み合わせを活用出来そうだ。個人的にはこの組み合わせの方が、130万画素の CLIE NX80V を購入するより良いと思うのだが。
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dh さんが今日発売の、くるくるぴっぴの Sony の最新 au 端末、A5402S を購入、その VGA 画像を PC で見てみると...うーん、いまいち。34万画素でも、結構シャープな画質のデジカメなどがある中、この画質に留まるのはなぜだろう?レンズの出来のせいか、CCD (CMOS?) の問題なのか。
今後 au カメラ端末を購入検討される皆様の為、似た様なアングルから(光の条件などは異なりますので、御了解の上御覧下さい。)A5401CA 124万画素カメラでの撮影画像をここに掲載しましょう。いずれも弊社オフィスのあるミカドビルの入り口付近の本日の撮影画像、です。
これは A5402S を購入されたばかりの dh さんに、「うーん、やはり A5401CA を買っとくべきだったか。」と悔しがらせる為の Entry では無いと思われますので、念のため。(笑)あ、しかしスペックをよくよく比べると、A5401CA のメインディスプレイの表示色数は 1568 万色(Sony は26万色)とか、データフォルダ容量が16MB であるとか(Sony は 4MB)、更なるスペックの差もありますなぁ。はっはっは。(対抗してどうする。)
携帯 E-mail 添付標準サイズの 132x176 ピクセル画像。(原寸)

640x480 の VGA 画像。(クリックして御覧下さい)
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1280x960 の SXGA 画像。(クリックして御覧下さい)
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おまけに、パノラマモード、の画像。(クリックして御覧下さい)
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変換予測辞書の使い勝手の良さと、ジョグ・ダイヤルの操作性の高さから、当方も A5402S を待って比較すべきか~、とも考えていたのですが、やはり100万画素超カメラのケータイに固執しよう、ということで A5401CA を選択したわけですが、正解でした。
カメラ画質重視なら、au の新製品の中では文句なく A5401CA が選択肢となるでしょう。一方、Motion Eye によるカメラアングルの自由度、着せ替えパネルによるデザイン変更の楽しみは A5402S にしか無いので、カメラにこだわらなければ A5402S は素晴らしい端末となるはず。(と、最後にはちと持ち上げて置こう。)
ちなみに、au 端末での GPS 測距精度も、Moblog しながら近隣のビルの前等で確かめているのですが(当方 Page の Moblog の URL 御参照。)、なかなか正確みたいですね。GPS 情報付き Moblog を始めるなら、au です!かなり気に入りつつあり。
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Canon PowerShot G5 が発売になった。中型デジカメのフラッグシップ・モデルは、前機種 G3 と比較し5百万画素に CCD がグレード・アップされ、画質に磨きをかけている。もう一点はボディ・カラーがシルバーからブラックになる、というマイナー・モデルチェンジ。しかし、色を変えるだけで、その存在感が増すから不思議である。このクラスのデジカメ・ユーザーは、アナログカメラ時代からの写真愛好家が多い。そこで道具たるカメラとしての実力を一番発揮し易い黒色に、魅力を感じるのだ。ガラス面などを正面から撮影しても、黒は反射をおさえるので映りこみの心配が少ない。写真を撮影する道具は派手な色であってはならない訳だ。しかし、発売されたばかりの G5 は値段も立派。量販店での価格は9万円弱にもなる。さすがになあ、と思っていたら、行き着けの中古カメラ店で、新品同様の黒色 PowerShot G を発見。ただし、"G5" ではなく、2世代前に当たる、 "G2" だ。
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2002 年3月に限定数のみ発売された PowerShot G2 の Black Color は、新品同様といえど旧機種・中古なので価格も G5 の半分以下のお買い得品。そして、撮影画像のクオリティは4百万画素で映像エンジンも搭載して居り、それほど遜色無い。最新型の G3/G5 に比較すると、起動にやや時間がかかる事や、シャッター速度・絞りを変更するグリップ位置のモードダイヤルが無い点、ズーム比率等は劣るが、CCD も 1 / 1.8 インチであり、レンズも F 値 2.0 - 2.5 の明るく大口径なものが採用されている。EOS 周辺機器のストロボが流用出来る点も、Canon ユーザーには大きなメリットだ。(写真は、Speed Lite 220EX を装着。)
実は G2 については、銀色のスタンダード機を2001年秋に購入している。しかし、その後他機種を試す為に手放し、それ以来はコンパクト・デジカメを複数機種テストして来た。それを経て今回また、G2 に戻って来たのには相応の理由がある。外見的には黒い Body に惹かれた訳だが、より大切な選択理由はやはり中身。
デジカメは最新のモノ程、機能的には勿論良いわけだが、G2 は採用されていたレンズが、なかなかのものであった。このレンズで撮影した画像の鮮やかさは、手放した後でもくっきりと頭の中に残っていて、その後多くの400万画素コンパクト機を試したのだが、G2 のレンズ描写を超えるものは現れ無かったのである。一眼レフ用 EF レンズの技術が活きた、非球面ガラスモールドレンズの採用。美しいボケ味を出せる F2.0 の明るい開放値。
G3 に世帯交代し、最近は G5 が出て2世代前の旧機種となってしまった G2 だが、カメラ屋を渡り歩くと、まだ在庫が残っている店では新品でも5万円を切る価格で売っている。今回手に入れた限定色の Black はかなりレアなので、なかなかもう新品は見つからないし、中古もそれほど玉数は多く無いが、スタンダードな Silver Body は探せばまだ新品でも、見つかる可能性は高い。
より高機能を求めて新機種をずっと追いかけ続けてきた当方のデジタル・カメラ購入暦だが、今回は一度手放したはずの1年半前の旧機種に、珍しく逆戻り。しかし、その使用感、クオリティには非常に満足している。Canon PowerShot G2 は自分的にはデジカメの名機、と言って良い存在になっている。
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100万画素カメラ携帯は、6月中には入手しようと考えていたが、現在発売されている数機種の中から選択するだけで、かなりの迷いが生じてしまった。全てが魅力的に見えた、というより、自分の用途に照らした各キャリア・各機種の長所・短所がそれぞれ理解出来てしまったので、なかなか決めることが出来なかったのだ。
迷い抜いた末、最終的に選択したのは、au の Casio A5401CA。この機種に決定するまでの経緯と、簡単なインプレッションをまとめてみる。100万画素超時代のカメラ・ケータイ選びの一助にして頂ければ、と。
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A5401CA は比較的早い時期に発売されたこともあり、EBLOG での高い評価や Web 媒体でのレビュー記事などを参考に、かなり注目してはいた。しかし、なかなかこの機種に決めきれなかったのは、Memory Card への対応の仕方が本体ではなく、SnapMemory など外部周辺機器を通じてのみであった為。「100万画素ケータイはメモリーカードに本体対応せねば、すぐに容量の大きい写真ファイルで本体メモリーは一杯になるので使いにくかろう。」そういう気持ちが強く、A5401CA は早い段階で自分の選択肢から消えてしまっていたのだ。
発売まで強く注目していたのは DoCoMo SO505i。独特の180度スライド式のメカ的魅力、デジカメ撮影時のヨコ型形状の安定性、CLIE と親和性の高い Memory Stick Duo の採用で、ほぼこれを買うだろう、と自分の中では決めていた。しかし、ぎりぎりで思いとどまったのは、Joi の Photo Moblog の作例写真の出来。最近の大型サイズ写真は全て SO505i によるものだが、130万画素にしては、発色や解像感にメリハリが無い。最大の欠点は、光量が低い環境での画像ノイズ。本格デジカメほどノイズ処理はしていないにしても、かなり処理の荒さが目立った。マクロ・モードが無いことも、B 級グルメ写真を良く撮影する自分の用途には合わない。ということで、SO505i も候補から消えた。
DoCoMo からは、その後 Sharp の SH505i が発売された。ケータイ電話最大級の 2.4 インチ CG シリコン液晶は、Zaurus SL-C750 等と同様すばらしい輝度・発色で、ケータイ用の液晶としてはサイズ・品質ともに明らかに他社を凌駕していた。miniSD カードを採用している点は、まだ大容量メモリが同規格で出回っていないので逡巡するところもあったが、美しい液晶には十分説得力があった。ほぼこれにきめかけたが、価格に愕然。デュアルネットワーク・サービスでの付属機的扱いの PDC 端末の機種変更なので安く済むかと思いきや、普通の機種変更と同じ料金が課せられる。FOMA を導入して10ヶ月経っていないので、そのペナルティを勘案すると、504iS から機種変更するトータルコストは4万円台半ば。DoCoMo ショップでのみ PDC 端末の機種変更は可能、ということなので、端末価格のディスカウントも少ない。もちろん、ポイントなど量販店のサービスも望めない。4万円台半ばと言えば今や、300万画素超の良いデジカメを購入出来るプライスである。ここでまた、ふーむ、とうなってしまった。2次元バーコード読み取り対応、文字 OCR 対応なども含め、スペック的にはかなり素晴らしい SH505i なのだが。
その時点で、他キャリア端末の検証も開始。DoCoMo だけに選択肢を限定しなければ、トータル・コストはぐぐっと下がる。例えば究極の全部入りメガピクセル・ケータイの J Phone J-SH53。SH505i と同じシャープ製で、液晶もやはり 2.4 インチの CG シリコン液晶。SD カードがそのまま使えること、Audio が楽しめる点でも魅力的だ。携帯専門店での価格は1万円ちょっとのところもある。SH505i 以上の機能で価格もずっと安い SH53 には、ぐぐっと引かれた。
しかし、ここで、au の各種料金割引プランを知ることになる。その安さに改めて驚き、最終的に au のメガピクセル携帯、A5401CA に決定するに至った。
某量販店、au 販売コーナーでの店員のセールス・トーク。「au 端末は、お一人で購入される場合でも、最新端末と、前機種となる1円端末の2台を買われるお客様が多いのですよ。その方がお得なんです。」「???。」その内容を同社料金表で分析すると、そのしかけが良くわかる。
例えば、主力サービスとなる、「コミコミOneエコノミー」。通常の月間料金3980円が、年間割引、家族割引を併用すると、端末一台当たりの月間コストは1年目でも2610円に下がる。ポイントは、家族割では、1台目も、2台目も同じ割引が適用されるということ。つまり、2台保有でも月間2610円 x 2台 = 5220円、となる。さらに注目されるのは、この5220円中、音声通話料が4000円分、最大100分含まれている点。しかも、その100分が、2台の端末間で融通しあえるのである。極端な話、片方の端末でのみ100分分使い切っても良い訳だ。これが、量販店のセールス・トークの理由である。ある程度音声通話をする人なら、2回線購入して、例えば1回線しか使わないとしても、モトが取れることになる。KDDI/au の側にとっても、見かけ上のユーザー数を増やし易いインセンティブ・プランと位置づけることが可能になる。
さらには、パケット代の安さ。これは TV CM でもさんざん広告している通りだが、パケット割に加入すると、月間1200円で 0.1 円 / パケットと FOMA の Volume プラン並みのパケット割引が適用され、さらに8000パケット(800円)分のパケット代もこの1200円に含まれている。上記の年割・家族割と組み合わせると、DoCoMo で高い月間料金を支払っている人ほど、割安になってしまう仕掛けに見える。
以上の au の各種割引料金は、家族で複数台の端末を使う人には非常に魅力的に映るはず。100メガピクセル携帯の A5401CA 単体の魅力も勿論あるが、キャリアの料金プランの安さが、今回の機種選択に大きく影響することになり、結局奥さんの PHS 端末も au に変更し、2回線購入することに決めた。量販店では2万円弱の価格表示の A5401CA だが、携帯電話ショップでもっと安いぞ、とネゴると、1万5千円程度まで値引き交渉も可能である。しかもこれにポイント・サービスがつくので、実質本体代金は1万2千円強、となる。
以上の通り迷った末、手に入れてみると、A5401CA 端末の使い勝手、非常に良い事
を再確認。横幅は Docomo P504iS より狭く、厚みも P504iS より数ミリ厚い程度。かなりコンパクト・軽量で、100万画素携帯としてかなりバランス良く出来ている。PC とのシンクは、週末に A5401CA に対応しているという携帯マスター10を購入、メモリ・ダイヤルなどを Outlook からインポートしてみた。しかし、シンク速度がかなり遅い点には不満を持ち、特に期待したデジカメ画像の携帯から PC へのダウンロード速度がとても遅い。そこで、既出の WPC Arena Review にも出てきた MySync Photo2 を Vector で購入。2000円なり。写真画像のダウンロード速度は、MySync Photo2 をもってしても極めて高速にはならないが、最大サイズの画像でも我慢できる程度のスピードになった。ケーブルも、携帯マスター10付属の USB ケーブルがそのまま使えたので、その点も便利。
A5401CA のデジカメ写真データを CF Memory カードに吸いだせる SnapMemory は、A5401CA の16MBのみという本体のメモリ容量不足を Mobile 環境で (PC を持ち歩かない時)補うには小型で、電源も単四電池2本のみで動作するので便利な周辺機器。画像の転送速度は遅いが、ヘビーなデジカメ・ユーザーであれば持っていても良いオプションかもしれない。PC 連携のみで使うなら、一般ユーザーには必要無いものとも言えるが。
以上の通り環境が整うと、携帯電話本体にメモリーカードスロットが無くとも、PC との親和性が良いので、A5401CA はかなり便利な100万画素スナップカメラとして活用可能になる。割安なキャリアのサービス・プランと併用すると、かなりお得感の強いメガピクセル・携帯。デジカメとしての基本機能も、QV-10 の開発チームが関わったため、かなりしっかりしている。おすすめ、です。
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Palm が Handspring 買収を決めたのは、Treo 600 を自社ラインナップに入れたかったからではないか、とまで WIRED NEWS (US) に書かせるほどのインパクトで登場した、フルキーボード、カメラ付 Palm OS ケータイの Treo 600。
米国では、10月に発売予定となっている。(そのころには、Palm ブランドでの販売、となるのだろうか。)Palm / Handspring 創設者の Jeff Hawkins 自らが本機のプレゼンテーションをストリーミングで行ってしまうほどの熱の入れ様だ。
この Treo 600、米国の Moblog シーンを、どう変えて行くのだろう。
これまでのメディア情報をいろいろ見てみると、装着されるカメラはまだメガピクセル・クラスでなくVGA程度(約30万画素)だろう、と見られている。デジカメとしての機能は、多くを期待しすぎてはいけないだろう。
カメラが本体装着され、フル PDA の機能を備えた端末としては、これ以外には米国では Danger / T-Mobile の Sidekick 位しか無かった。横長フォームファクターの Sidekick はキーボードサイズは大きく入力には便利だったが、カメラはおまけ程度の数万画素のもの(日本の H" PHS に接続するものと同等)しかなく、PDA としての機能も独自のもので十分では無かった。何より、音声電話機としての使い勝手の悪さもあって、大ヒット商品にはなってはいなかった。
Treo 600 が、米国市場で Sidekick を上回る人気を博すであろうことは、容易に想像出来る。縦長の本体形状から、上記の携帯電話機としてのベーシックな通話機能が Sidekick よりも勝って見える点は大きいだろう。そして既存の PDAユーザーが移行し易い Palm プラットフォームであることに加え、デジカメ機能も期待しすぎてはいけないが、スナップを撮影して添付ファイルで送る程度なら納得行くレベルにあるとは言える。何より、まだカメラ付ケータイ普及初期にある米国市場では、VGA撮影可能なカメラと携帯電話、そして PDA の組み合わせは、魅力的に映るだろう。MP3 プレーヤーとしても使えるので、日本の J Phone SH-53 と対抗し得る米国版「全部入り」携帯端末なのである。カメラ解像度は SH-53 が勝るが、フルキーボード搭載、という点では Treo 600 が勝る。
小さいながらも押しやすそうなフルキーボードの本体装着。これはずっと Treo の伝統でもあるが、Palm OS5 と高速な CPU を得て、Moblog 入力端末としての使い勝手はさらに向上したはず。米国では、日本とは違ってケータイのテンキーで文字を打ちたいと思っている人は殆どいないが、携帯端末装着の小型フルキーボードならメール端末ブラックベリーのヒットでわかる通り、テキスト入力端末として既に広く受け入れられている。
米国の空港ロビーで、この端末を使ってテキストや写真イメージを自在に自分の Blog ページにアップロードしているモバイル・ビジネスマンの姿が、発売前の今から、なんとなく想像出来てしまうのだが....。10月の発売が、待ち遠しい。
もっと言えば、日本市場でも是非発売して欲しい製品だ。Palm と Handspring の合併を機会に、日本市場再参入戦略を考え直してくれないものだろうか。でないと、Sony の CLIE Phone (ってのが、きっと出るのでしょう。近い将来。)に先を越されちゃうぞ....
東芝製の、PDR-M500 / 700 という10倍ズームレンズのデジタル・カメラが、米国市場で登場するというアナウンスが、New York 発であった。Gizmodo の記事から。
アナウンス記事中の注目点は、2.5 インチとデジカメにしては大型の LCD 液晶の搭載と、上位機種 M700 は 3.2 メガピクセルながら価格が US$ 449 と比較的安価であること。コンパクト10倍ズーム機は Panasonic や Olympus がしのぎを削っていたが、東芝の参入で俄然面白くなる。シャッター優先・絞り優先 AE、マニュアル撮影にも対応している点は、Panasonic の FZ1 を超えている。しかも安い....
個人的に最も惹かれたのは、カメラ本体よりレンズ。今回供給されているレンズは、キャノン製の10倍ズームレンズなのだ。F値 2.8-3.1 と比較的明るいレンズで、通常のカメラの 35-350 mm レンズ相当。そろそろ本家 Canon からも、コンパクトな PowerShot 10x Zoom デジカメが出るに違い無い。そして Canon 製はきっと、光学手ぶれ補正付き、となるはず。うーむ、キャノン・ファンとしては待ち遠しい。(勝手な期待だが....)
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Targus から、PocketPC にも Palm にも対応する、赤外線接続の Keyboard が発売されることになった。これまでの PDA 対応 Keyboard は、必要な Driver の種類やコネクタ形状の差で、機種依存が大きかったが、赤外線で多機種に対応するのはユーザーからは歓迎できることだ。
実は当方も昨年末、赤外線 Keyboard の、Pocketop Keyboard を米国で購入したが、Palm OS5 には対応せず、Pocket PC2002 にも対応するのが遅れたので、しばらく宝の持ち腐れとなっていた。
しばらくぶりにドライバ対応機種を調べてみると、iPAQ h1910 (英語版 PocktPC 2002 の PDA)が対応していたので、早速ダウンロード、使い勝手を試してみた。
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iPAQ h1910 は、日本でも最近発売された h1920 の米国版前機種。Palm m5xx シリーズ並みに小型の筐体に、輝度の高い TFT 液晶がついていて、SDIO 未対応など通信機能の不備はあるが Handy な端末だ。しかし、コンパクトさ故に本体にはキーボードが無く、文字入力はスタイラスの手書き入力に頼るしか無い。文字入力の面倒さで、JPEG Viewer や MP3 Player のみに用途が留まっていた。電池交換も可能な秀逸な PDA なので、それだけでは惜しい、と考えていたところ、Pocketop Keyboard が対応してくれた。
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Pocketop キーボードは、二つ折りすると、大きさは小型の h1910 より一回り大きい程度、厚みはほんの 1-2 mm h1910 より大きいだけ。いくつか PDA 用 Keyboard は見てきたが、超小型の部類と言って良いだろう。赤外線キーボードなので電力供給を必要とはするが、ボタン電池ではなく、入手し易い単四電池で一本で駆動するというのも良い。
コンパクトにしたので、キーボードの大きさはやや変則的で、アルファベットの3段のキーのうち、通常サイズは中段のみ。上・下段は 2/3 程度のタテサイズになっている。しかし、横のサイズがゆったりと取ってあるので、ブラインドタッチでも押し間違いは少なくて済む。
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ドライバを導入すると、PDA 液晶画面のタテ・ヨコ表示切替が可能になる。h1910 は側部に赤外線受光口があるので、この機能は重要だ。まず、付属の簡易スタンドに置いて入力をテスト。う、む?動作しない。上部の赤外線反射用ミラーの角度をいろいろ変えて工夫してみるが、うまくいかず。PDA 側の受光感度が低いのか、キーボード側の IR 発光が弱いのかわかないが、どうもちゃんと動かない。
そこで、今度は h1910 を平らに置いて、直接 IR 受光口同士が向かい合う様にセット。するとスムーズに動き始めた。あまり近づけ過ぎてもきちんと動かず、1cm ほど離すと間違い無く動作する。
キー押し下げからの遅延もなく、ほぼリアルタイムで入力出来る軽快さがあるので、実用的と言えるだろう。液晶の向きをソフト的に横向きに出来るので、文章入力の際は行単位で閲覧し易いというメリットもある。Palm m5xx シリーズ、iPAQ h19xx シリーズとこの Pocketop Keyboard の組み合わせは、ブラインドタッチ可能な小型 Keyboard とPDA の組み合わせとしては、最小・最軽量の部類に入ると言って過言では無いだろう。キータッチにも深さがあり、筐体の質感も高く、悪くない。
日本語版 iPAQ h1920 との互換性は実機を持っていないのでなんともわからないが、もし対応するなら日本語入力キーボードとしても使えるのだが...
Targus にせよ、本 Keyboard にせよ、赤外線対応の周辺機器も今後多く登場することが望まれる。少なくとも、Palm / PocketPC を複数所有している当方には、この傾向は有り難い。PDA 機種変更の度に Keyboard を買い換えるのは、さすがに避けたいので。
FOMA を導入し、デュアルネットワーク・サービスに加入して PDC 端末の P504iSがサブ機化してからひとつだけ困ったことが生じていた。これまで愛用してきた iMode 用メーラーのリモートメールが使えなくなってしまったのだ。原因を調べると、有料のオフィシャル・サイトは、メイン機である FOMA 機側からしか登録・使用できないことになっている。
FOMA/PDC 2台の端末を安価に共用出来て便利に思えたデュアルネットワーク・サービスだが、やはり良いことばかりでは無かった。サブ機の PDC 端末は、いろいろ制約を受けることになる。サブ機とは言っても FOMA の電波が都会でも頻繁に切れる現状、どちらか一台だけを持って外出、となると、P504iS の方を持って行きたくなるケースが多い。メーラーが使えないのは、大きな痛手だった。すると、昨日 Sigmarion III に導入した高速 POP3 メーラーの nPOP が、i-Mode にも対応しているではないか。
早速導入。i-Appli 版の方は相性もあるのか、会社のメールサーバーとうまく連携できなかったが、CGI 版の方は問題無く動作した。
MS Word の添付ファイル等までサーバー側のサービスとして Text 変換してきちんと見せてしまうリモートメールと比較すると、機能は極めてシンプルで、添付ファイルのコードがバイナリで見えてしまったりするが、そもそも iMode でメールを見るのはメールのヘッダーや本文中心で、高速動作する方が良い、と割り切れる人にはこれで十分。パスワードも、リモメ同様画面メモ機能で端末側に記憶される。やっとこれで、サブ機の P504iS からも POP3 のメールサーバを直接閲覧出来る様になった。
有料だがより高機能なリモートメールは、メイン機の FOMA 上で今後とも活躍することになるが、PDC でも POP3 メーラーの環境が整って、とりあえずは一安心。
Palm OS Love の好評連載シリーズ、「あなたも絶対欲しくなる「sigmarion III(シグマリオン3)レビュー」。伊藤氏による第二弾の記事が掲載された。(もうすでに Palm OS Love の特集記事は、"Palm OS" というサイト名の枠を超えてますね ;-p > Eri さん。)
ちょうど先週、Melco WLI-CF-S11G の Wireless LAN カード用のドライバを導入、Sigmarion III を Wireless LAN 環境で使える様にしたところだったので、この記事は大変役立った。Sigmarion III は、新しいソフトを導入し使い込む程に、そのきびきびとして俊敏な使い勝手に磨きがかかる。Note PC の代わりとして利用することに、自信が付き始めた。
固定料金 PHS 通信カードの @FreeD は、Air H" との共用に気が引けてまだ導入していないのだが、ちょうど所有していた CF 型 Wireless LAN カードのドライバがあることを掲示板で知って、先週導入してみた。Sigmarion III で使ってなかなか電池が持つことは Palm OS Love の特集の内容の通りだが、当方が注目したのはその動作速度。
Internet Explorer を使って試しに自分の Blog にアクセスしてみると、最初8-10秒待たされるが、その後ビュンと読み込まれる。この速度、タダモノではない。Zaurus SL-C750 でも同じカードを装着して Wireless LAN で試してみたが、ここまで速くは無かった。同じ 400MHz の PXA255 チップを使っているはずなのだが。IE で表示される Blog ページのレイアウトも、PC で表示されるものとほぼ同等で、Side Title の処理が横になったり下になったりすることが多い Zaurus SL-C750 や CLIE の NetFront Ver. 3.0 ブラウザよりも使い勝手が良いし、動作もきびきびしている印象だ。(もうひとつプリインストールされているブラウザの Pixcel Browser でも読み込みスピードは速いが、JAVA 処理の問題か、Blogrolling がうまく表示されないので、当方はもっぱら IE を利用している。)
CF Wireless LAN カードと Windows CE 用の IE の組み合わせがなかなか気に入って、次になんとかしたかったのが Mailer。Sigmarion 標準 Mailer の Outlook と同じインターフェースの「受信トレイ」は、動作がどうも遅くて、折角の Network の高速化に着いてきていない印象だったので、これをなんとかしたいと思っていた。そこで、前出の伊藤氏記事に掲載されていた、nPOP を導入。メールサーバ上のヘッダーをすばやく降ろしてきてくれるので、極めて高速で、実用的。機能は受信トレイほど多機能ではないが、その分スピード感がぐっと上がる。
Mobile でメール受信を行うとき、特に PHS 通信カードなどを利用していると、地下鉄駅で電車を待ちながらメールのヘッダー、本文、添付ファイルすべてを受信しようとして、そこに電車が到着してしまい、やむなくメールダウンロードの途中で地下鉄乗車、なんてことがこれまで良くあったが、nPOP ならすばやくヘッダーだけを降ろしてくれるので便利。あとは、地下鉄が次の駅に到着する度に、必要なメールだけを読み出す、そんな使い方も可能となる。
同じ伊藤氏特集の中の Pocket Outlook Viewer の ROSE もとても使い勝手が良い。Sigmarion III 標準スケジューラーの「予定表」を利用すると、スケジュール容量の多い当方は立ち上がりまでに5呼吸くらい待たされる感じで、実用性を感じていなかったが、ROSE はビュンと立ち上がる上に、画面いっぱいに月間スケジュールを表示してくれる。この一覧性は本当に、素晴らしいし、動作速度も数倍上がることになる。
Sigmarion III と PC を結ぶ USB ケーブルは、他製品の USB ケーブルが使えることが知られているが、当方の場合でも、Canon の USB 接続電卓についているケーブルや Sony Memory Stick USB Reader MSAC-US20 付属のケーブルが問題無く利用出来た。汎用ケーブルがシンクに利用できる PDA というのはある様で無い(高価なケーブルがメーカーの利益源になっていることが多い)ので、これは嬉しいところだ。
ということで、Palm OS Love の伊藤氏の特集は、Sigmarion III ユーザーの当方にとって、システム全体のさらなるサクサク化を行う上で大変役立った、のでありました。伊藤氏に、感謝。
先週、元 Waag.net (現 CNET Japan Reviews。最新 eGadget の評価はこちらで。)主催者で現在 CNET Japan 社長の御手洗さんと都内某所で meeting させて頂く機会があった。meeting が始まる前に、彼がカバンから取り出したのはシグマリオン III。それを見てお互いに目配せをして、実感をこめて二人は期せずして同じ言葉を語った。「本当にいいですよね~、これ。」彼も eGadget 評価サイトを創業した位なのでこの手のものには本当にウルサイし、当方も幾多の PDA を購入し続けているが、常にリサイクル(?)されていて、長期保有する機種は実は少ない。その二人がこのキーボード型 eGadget については一致した見解を持った。そう、これは、確かに良いのだ。
詳細なマシンレビューは、Palm OS Love のところの、伊藤浩一さんの記事が詳しいのでそちらを見て頂き度い。これを読むと、相当欲しくなる人が確かに多いだろう。同氏が wiki で運営しているシグマリオン III の掲示板の情報量も素晴らしい。CF カードや周辺機器等、どれがシグマリオン III 対応か、ここを読めば全てわかってしまう。
掲示板には裏ワザも多く掲載されていて、Air H" CF Card は対応しないが、Air H" 対応 PHS と PCMCIA カードを CF 対応にするアダプターを組み合わせると H" も使えてしまうとか、純正品を買うと高価な PC 接続ケーブルは実は汎用の USB ケーブルが使えてしまうとか、無線 LAN カードもいろいろ工夫をすれば各社製品が対応するとか、ためになる。こうした裏ワザの交換が非常に多くなされている事からも、シグマリオン III のユーザーの本製品への期待が理解できる。
御手洗さんとも合意したのだが、シグマリオン III は奇をてらっていない、というか、非常に真面目に、堅実に作られたマシンである。エンタメ・ソフト的要素はほとんど排され、ビジネスユーザーが重い NotePC から解放されて、常時 Mobile 仕事で購入したその日から使いこなせる様に仕上げられているのだ。
PDA としては最大サイズの TFT スクリーンと、キーボードサイズ。Vaio U3 と比較すると、このキーボードはキー 2/3 個分だけ横に広いのだが、それだけでもタッチタイピングでのミスを減らすのには非常に役立つ。ミスタイプはこのキーの大きさに慣れないとゼロにはならないが、Vaio U3/U101 と比較してもキーボード間隔を広くとってあるために、横のキーを間違えて押すミスはかなり減少する。これは是非本物のマシンを触って試して頂き度い。
フォントサイズも、付属の MS ワードパッドでかなり大きく表示出来るので、視力に自信が無くても問題無く利用できるのも良い。Windows Messenger も標準でついているので、IM がないと仕事にならぬ、という人にも便利な Mobile マシンだ。
このキーボードの良さとフォントサイズ、一日余裕で使えるバッテリーの持ちのバランスで、シグマリオン III を何度か Meeting のメモ用に利用してみたが、これまで使った PDA の中では最も実用的。やっと、紙のメモを使わないでこれで良いかな、と思えるマシンに出会った、というのが率直な印象である。
ブラウン調ブラックとシャンパンゴールド色の Body の質感も高く、500グラム弱は PDA だと思うと重いが、NotePC のかわりと思えばとても軽い。ちなみに私は、シグマリオンを入手した今でも、PDA としては CLIE を使っている。スケジューラーやアドレス機能はアプリケーション毎のハードウェアボタン一発で瞬時に立ち上がる Palm のサクサク感を越えるものは Zaurus / PocketPC と比べてもまだ無い気がしていて、Palm はそういう面でも手放せない。移動中電車の中などで立った状態でメールや Web にアクセスするにも、シグマリオンの筐体はチト大きいので、その場合にもタテ型でホールドし易い NX73V が活躍することになる。座れる環境がある場合には、キーボードが使い易いシグマリオンIIIが圧倒的に強いので、まさに NotePCのモバイル環境での代用機がシグマリオンIIIになる。
FOMA との接続ケーブルが、単なるケーブルなのに8千円以上もする、とか、Sharp 製 MPEG4 動画レコーダーで録画した画像の音声がうまく Media Player では再生できない、とか細かい点での不満はあるが、他があまりに良いので許せてしまう。
最後の判断ポイントは、@FreeD を購入するかどうか。64K対応の CF 型 PHS 常時接続カードは、シグマリオン III をフルに使いこなす上ではやはりあると便利なのだが、それを購入してしまうとあまりに DoCoMo の戦略にそのまま乗っかってしまう事になるので、迷っている。FOMA で接続は出来るのだが、自分の使い方ではパケット代がとても高いものになってしまうし....さて、どうするべきか。しばらく Mobile 通信機能は NX73V + Air H" だけでこなすという手もあるが、シグマリオン III + @FreeD があるとしばらくはこれで Mobile 通信環境は満足できそうな...うーむ。
派手さは無いけれど、とても実用的なこのシグマリオン III、重い NotePC の常時持ち歩きで腰が痛くなりつつある、戦う Mobile ビジネスマンの方々に、オススメします。
Sony のメモリーカード、といえば、Memory Stick、と相場が決まっている。Sony の製品は Vaio など一部 PC 製品を除いては、対応 Memory は Memory Stick しか無く、こうした囲い込み戦略を嫌うユーザーは Sony の独自路線型の商品を買うのはためらいもあるだろう。
本日発売された、CLIE PEG-NX73V で、Sony はやっとその呪縛をちょいと解いてくれた。この新型 CLIE は、やっと CF Memory Card に対応してくれたのである。CF スロットは PHS 通信カード対応の為にこれまでも装着してきた CLIE だが、Memory Stick マーケティングの為もあってか、CF Memory には対応していなかった。それが、やっとのことで対応。その使い勝手やいかに。せっかくだから、CLIE で SD Card も使ってみよう。Exilim で撮影した画像を、CLIE から Moblog に Upload する、それには SD 対応も大事な要素だ。そんな実験がしたくて、NX73V を購入.....
....という目的だけで勿論 CLIE を買うわけでは無く、理由はいろいろあるのだが、とりあえず CLIE 上での SD Card の使い勝手をまず調べてみよう。そして NX73V の使用感全般も。
NX73V で SD Card を利用するには、Panasonic の SD 用 CF アダプターが必要となる。CLIE の HP では対応 CF カードには記載されていないが、装着してみると無事認識、動作した。
しかし、同様の事を試そうと考えている方は、ここから注意して読んで頂き度い。NX73V では、CF Memory Card に対応する、アプリケーションは限定されている。たとえば、Exilim で撮影したデジタル写真は、CLIE のデフォルトの画像 Viewer である CLIE Viewer では CF/SD からは読み込めず、CF/SD の JPEG 画像は CF にも対応するアプリの Picsel Viewer で閲覧しなければならない。これは Exilim 画像の CLIE 経由 Moblog にはちょっと面倒だ。CLIE Viewer なら CLIE のメールアプリケーションと連動するので画像の添付・送信が一連の動作で行えるが、Picsel Viewer からはそうもいかない。
ということで、CF Memory Card や、SD Card も NX73V で読めることは読めるのだが、アプリの対応度合いが低く使い方は限定的になる。
と、以上は多少 PDA マニアックな記述を多くしてしまったが、NX73V 自体の使い勝手は悪く無い。悪く無いどころか、これまで多種の CLIE を使ってきたが、CF 型PHS 通信カード対応機種としては CLIE 史上最もコンパクトで、すっかり気に入ってしまった。
筐体のコンパクトさだけを見ると TG50 などの方がスリムで良いのだが、やはり Air H" など CF の通信カードに本体だけで対応するのは魅力的だ。NX73V 本体装着のカメラは 31 万画素なので、130万画素の高機能カメラを必要とする方は今月末に発売される NX80V を待った方が良い(ちなみに本体メモリ容量も、NX80V では 32MB と倍増。)が、つや消しブラックの筐体が気に入ったら、NX73V も良い選択だ。厚みも大きさもひとまわり小さくなった NZ90V、そういう印象がある。前機種の NX70V と比較しても、画面の大きさはそのままに縦の長さが短くなり、CF カードの挿入スロットも開閉式になって、携帯性は抜群に上がっている。
電池の持ちも、良くなっている。TG50 の標準的な試用可能時間は11日だったが、NX73V では14日に伸びている。実際に Air H" カードを装着して通信していても、電池の減りはそれほど早く無い印象だ。
CF カードを差し込む開閉するスロットは、ちょうど DV カメラのカセット装着口の様な精巧さで、緻密な出来だが、やや華奢な印象もある。Air H" カードを装着しっぱなしで使うユーザーは、ウレタンケースなどに本体を入れておく方が無難かもしれない。また、前述した Panasonic の SD-CF アダプターは、NX73V から引き抜くときに、なぜかひっかかりがあることが多く、この華奢な CF スロットを壊さない様に押したり引っ張ったりしながら恐る恐る取り出すことになるので、それも注意が必要。もともと Sony では対応 CF カードにこのアダプターを含めていないので、各個人のリスクで試す必要がある。
当初使い勝手を心配した内蔵キーボードは、キートップの高さがあまり無いので他機種に比べると押し味は劣るが、とても使いにくい、というほどではない。これは個人差があるだろうが、当方はこれで十分使えると納得出来た。TG50 の様にバックライトが点灯するギミックも、暗いカンファレンス会場等でのタイピングを可能にするものなので好ましい。
31万画素カメラは、NX70V と変り映えせず、それ故に130万画素の NX80V を待つ方が多いだろうが、31万画素故のサクサクとしたシャッター間隔(撮影後のメモリーへのセーブ時間は極めて短時間。)はやはりメリハリがあって良い。NX80V の画質は銀座の Sony Plaza に実機が展示されているのでそこで試すことが出来たのだが、NX80V を使った上で NX73V で良いかな、と当方は判断。130万画素カメラに、あまり多くの期待をするよりは、200万画素超の Small デジカメとこの NX73V をセットで活用する方が、当方のスタイルには合っているとの結論。31万画素カメラは、室内での撮影は比較的得意でそれなりに美しい画像が撮れるのだが、日中の撮影や遠景の撮影にはややボケが出るところがある。その欠点をわかって活用出来る方なら、NX73V で十分。何より、このブラック・カラーにひかれるのなら、シルバーの NX80V を待つことは無いだろう。
16MB のメモリーでも、Blog サイトの閲覧などは NetFront 3.0 で余裕でこなせる。文字表示時の行間に余裕が設けてあるせいか、最新の Zaurus SL-C750 よりもこちらの方が Web ページの文字は読みやすい印象があるから不思議だ。TFT の液晶そのものは、Zaurus の方が輝度が高くずっと良いはずなのだが。
ソフトウェア部分での最大の変化は、「デクマ手書き入力」という、日本語手書き認識ソフトの ROM 導入。試してみると、英数字の認識なら Graffiti の方が認識しやすく使い易い印象だったが、カナ、漢字の認識はなかなか高性能。かなり悪筆な当方の急いで書いた文字でも、ちゃんと認識する。キーボードがついているのでそちらからの入力がどうしても多くなる NX-73V だが、ターンスタイルでキーボードが画面下に隠れている時に急いでインプットするには十分な機能だ。文字種別にカラーを変えているので、認識間違いがあった場合の訂正も非常にやりやすくなっている。気配りが行き届いた手書き認識ソフトで感心。
Memory Stick スロットを上部から側面部に移したので、その分スタイラスを収納するスペースが無くなり、伸縮式の極小スタイラスが採用され使い勝手はあまりよろしくないが、本機ではスタイラスを使う機会はそれほど多くないだろうから許せる範囲。
これまでのクリエの良いとこ取りと言える、バランスの良いクリエ。それが NX-73V 、そして今月末発売の NX80V の両機種の共通点。NX70V / NZ90 ではちょっと大きく重いな、と感じた方は、是非店頭で触ってこの絶妙なバランスをお確かめ下さい。CF カードの利用制限など、万能では無いクリエですが、実用的です。もちろん、MovableType の Entry も、Mobile でこなせます。
PDA のキーボードが、気になっている。といっても、両手親指でプチプチと打つタイプのものではなく、ブラインドタッチが出来るタイプのものが。
最近購入した Zaurus SL-C750 は、美しい液晶で MPEG4 ムービーが再生出来たり、メールや Web ブラウジングといった基本通信機能が高速化で使い易くなったりと、前機種と比較し改善点が多く、魅力的な PDA だ。しかし、これを使って何度か Meeting のメモを取ろうとしたが、やはり親指入力には限界がある。
Meeting のメモを取り易い、メモマシンとしての Note PC または PDA の発掘。実はこれは自分にとっては長い解決課題となっている。Meeting では顔をずっと Display に向けているわけにもいかないので、ブラインドタッチをしてもミスタイプが少ないキー幅が確保されていて、長い meeting でも充電が気にならないほど電池の持ちが良く、大きすぎて meeting 席上での存在感を誇示したりしない、小型のメモ取り用 PDA。アナログでメモした文書を後でデジタル化するといった手間を省き、仕事を効率的に行う上では非常に欲しいと思い続けてきている。最近は A4 型以上のノート PC を使ってメモを取る人も増えているが、Keyboard の使い勝手は良くても筐体が大きすぎて、存在感がありすぎて邪魔に感じることが多い。さりげない、PDA サイズは Meeting の相手にマシンを意識させない点でも有効だ。
NotePC の中では、Sony Vaio U3 はコンパクトな筐体でぎりぎりブラインドタッチが出来る Keyboard が備わっているが、横幅の制限から自分の指のサイズからするとミスタイプを誘うことも多い。電池の持ちも、通信も多用すると1時間半~2時間程度。充電のことを1日気にせず使えるマシン、では決して無い。PDA と比べると汎用性が高い Windows XP 機で有り Wireless LAN 環境でも気持ちよく使える良質なサブ・ノートの役割を果たしているが、Meeting Memo 取りマシンとしてはカンペキではない。
そこで、最近気になったのが、CLIE 新機種用のキーボードと、シグマリオン III。
近々発売される新しい CLIE NX-80V と 73V に対応する、コンパクトキーボード。真っ白なデザインや DC 充電対応にもひかれるが、写真の横幅を見るとブラインドタッチはかなりいけそうだ。Sony クリエの最近の機種に対応するフルキーボードは、米国では発売されていたものの、日本では発売されなかった。Palm Computing 用や PocketPC 用のフルキーボードのオプションが多種発表される中、何故か CLIE 用の外付けフルキーボードは見過ごされてきていたが、新機種でそれがやっと登場したのである。本体の発売は 31 万画素カメラ搭載の 73V が6月7日、130 万画素の 80V が6月下旬だが、コンパクトキーボードの発売日はまだ確定はしていない様だ。
そして、もうひとつ気になっていたのが、シグマリオン III のキーボード。先週昼食時間に近所のドコモショップで展示されていたので触ってみる機会があった。液晶画面の方はサイズは大きいものの最大輝度では Zaurus SL-C750 には劣る印象だったが、噂の Picsel Browser はなかなかサクサクと動作する。64K データ通信使い放題の @FreeD の通信カードが赤坂見附のドコモショップではアクティブになっていて、通信パフォーマンスの検証も出来たが、Air H" 128K と比べても大きく劣る印象では無かった。そして本題のキーボード。この使い易さにホレてしまった。Vaio U3 のキーボードの横幅よりほんのわずかに大きいだけなのだが、キーボード間隔が絶妙に配置されていて、打ち間違いがこれでかなり軽減される。"/" キー配置が4方向キーの配置のためひとつズレているところや右側には Shift キーが無い点は気になるが、それ以外は絶妙な出来。ドコモショップで検証しているうちに、シグマリオン III がタキシードを着たチワワに見えてきてしまった。はっと我に返ると、黒・緑・青の配色のドコモショップの手提げ袋の中にシグマリオンIII が何故か収まっていた。Air H" 派の当方としては、シグマリオン III はあきらめたはずだったのだが、FOMA P2102V との接続性(ダウンロード側のスピードは 384K パケット)と、なんといっても打ち易い Keyboard に強く惹かれてしまったのだ。
はてさて、このシグマリオン III の Keyboard は、究極の Meeting memo 取りマシンとして合格するのだろうか。それとも役割を果たしきれず、CLIE NX80V のコンパクトキーボード待ちとなるのだろうか。
近々、シグマリオンIII のさらなる検証を実施予定。
アプリケーションが標準仕様で充実して居り、あまり手を加えずとも本体だけでその豊富な機能を買った初日から堪能できる Zaurus SL-C750。
ソフト的にはそのままでも十分だが、オプション・グッズはいくつか買い足すと面白いものがあるのでご紹介。基本的には前機種の SL-C700 と同じサイズの筐体なので、これまでの Zaurus SL-C700 のオプションがそのまま活用できる。週末に以下2点を当方も購入したので、一応御紹介。
まずは、上蓋が指紋などがどうしても目立ってしまう黒色光沢仕様なので、汚れを防止する為のカバー・ケース。全てのアプリケーションの起動動作が高速化された本 Zaurus では、アプリを使い度いと思った瞬間にすぐに Zaurus 本体を起動出来る方が望ましいので、装着したままで使用可能なタイプを探していたら、PDAIR Leather Case for Zaurus SL-C700 が。この製品は新宿量販店の店頭にも置いてあり、入手は容易。ミソは、Zaurus の背面部分に2箇所ある携帯ストラップを通す為の穴を上手に利用して、ベルクロテープや両面テープ無しで本体装着が出来ること。これはなかなか良く考えられている。ケースの上側には SD Card なども入れることが可能だが、上蓋や液晶表面と SD Card がぶつかって傷などがつかない様に中蓋もついている細やかさ。皮も厚く上質なものが使われていて、外見は携帯型のシステム手帳の様。ケース装着したままで CF Card の脱着、ステレオヘッドホン・ジャックの着脱、充電・PC とのデータシンクが出来るのも便利だ。難を言えば、皮が厚手なので、全体が厚ぼったくなってしまうこと、だが、この厚みがクッションがわりにもなって本体を保護するので自分では良いと思っている。背面の SD Card スロットのところはちょうど皮でカバーされているので、不用意なカード脱落を防止出来るのも良い。
もう一点は、Zaurus の他機種用として売られている、Pilot ぺんとぴあの伸縮可能でボールペン機能もついたスタイラス、TC-ZR1-1B。SL-C 7xx シリーズ用とは書かれていないが、大きさが同じでそのまま使える。Zaurus に標準添付のスタイラスはちょっと短めで操作しづらい時もあるが、このスタイラスを伸ばすと CLIE のスタイラスよりも長くなり、抜群に Hold し易くなる。簡便なボールペン機能もあるので、上記の専用レザーケースの上蓋にポスト・イットを入れておいて、電話のメモなどはこのボールペンで取る様にすると便利だ。Pilot 社製なので、この手のスタイラス製品につきまとう替芯供給の心配も低減される。グリップの中心部分は軽量な金属製で、高級感もあり、シルバーと黒の配色は SL-C750 に良くマッチする。
以上、SL-C 7xx シリーズ所有者以外には、あまり役立たない情報。(笑)
それにしても、この SL-C750、使い込めば使い込む程に、その優秀さを感じることが出来る。明後日発売のシグマリオン3と比較検討されている方も多いと思うも、Air H" 利用のモバイラーで、コンパクトな本体を常時携帯したい希望があって、キーボードを両手親指2本で打つことに違和感が無くて、かなり小さいフォントでも読むことが出来る視力を持っている方には、SL-C750、オススメである。
最新の Zaurus で MPEG4 動画像を楽しむ、というのは昨晩 SL-C750 を購入した時点での大きな動機では無かった。前機種SL-C700 には MPEG4 Player が添付されて居らず、購入後週末の時間を使って新機種をいろいろ試しているうちに、その面白さが見えてきた。
DoCoMo ブランドのデジタルビデオカメラ Eggy, MPEG4 対応 TV 録画専用機 CE-VR1 といった Sharp の MPEG4 製品は使い続けてきているが、Sharp の一貫した MPEG4 関連製品への取り組みは高く評価出来るものがある。新型 Zaurus にも、その開発力が活かされている。美しい液晶画面と、高速で省電力な CPU を得て、Zaurus SL-C750 は実用的な MPEG4 Player、としても活用可能だ。Zaurus での MPEG4 再生の評価を行う前に、まずは、CE-VR1 側の下準備。
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すでに製造中止となっていると思われる Zaurus の周辺機器として販売された、小型の MPEG4 TV 映像録画専用機、CE-VR1 は昨年、ビックカメラの在庫処分で5000円で手に入れた。その時は Zaurus は所有して居らず、Eggy で再生する TV 番組を録画する為に利用していたが、Eggy の液晶画面は TFT でなかなか綺麗ながらも小さいので、いつしか CE-VR1 はオクラ入りとなっていた。しかし CE-VR1 が、Erieri さんの PalmOSLove の記事で、FOMA P2102V で MPEG4 再生が出来るという事がわかり現役復帰。P2102V では、液晶画面を回転させて横型にすると、より大きな画面で MPEG4 画像を楽しむ事が出来た。これも、FOMA を購入した時点では知らなかったので、嬉しい誤算であった。
しかし一方で、携帯電話の CPU や扱えるファイルサイズの限界も有り、FOMA 上では高品位な画像を見ることは出来ない。FOMA の画面サイズにはちょうど良い画像ではあったが、MPEG4 画像をより大きな画面でシンプルに見る方法がないか、というのは、潜在的希望として持っていた。Sharp は、MPEG 4 録画・再生の携帯型の専用機MT-AV1 も発売していたが、単機能機にはあまり大きな魅力を感じられなかった。
そこで今回入手した Zaurus SL-C750 の Movie Player アプリケーション。シャープとしては同社の主力商品パーソナル・サーバーガリレオや液晶テレビのアクオスで録画した画像とのコンビネーションを考えている様だが、CE-VR1 とのコンビネーションも上々だ。
まずは、CR-VR1側の下準備として、ファームウェアをアップグレード。これにより、初期仕様では最高画質でも 320x240 ピクセルの最大画面サイズでは 5 フレーム/秒しか録画できなかったものが、PC を利用し設定を調整すると、7.5 フレーム/秒で録画可能になる。録画ファイルサイズはこれにより大きくなり、CPU パワーもより必要になるが、Zaurus SL-C750 での再生にふさわしい画像がこれで録画出来る様になる。(こういうファームウェア・アップデーターをちゃんと供給していた Sharp にも、メーカーの良心を感じる。)
さて、そして出来た画面を早速フルスクリーンで再生してみる。VGA サイズで再生するので、QVGA の元画像からは4倍に拡大して再生することになるが、画像品質はなかなか、だ。勿論、スムーズな、DVD/MPEG2 の様な美しい動画を期待すると裏切られる。フルレートの 1/4 の 7.5 フレーム/秒の画像は、高速なコマ送りの様な画像、ではある。音は、ステレオでなくモノラル。音は勿論途切れが無いし、最高品質にする高ビットレートの録音になっている。再生操作は、ソフトウェアによる画面タッチ・オペレーションの他、方向キー左右で前・後15秒の画像の早送り・巻き戻しが出来、スペースキーで画像を元サイズ・拡大サイズを切り替えられるのも便利。
映画を鑑賞するのには向かないが、ニュースなど、情報を得る為の動画再生では十分な役目を果たす。何より、Zaurus の大きくて美しい液晶で見る動画は、Light Mobile 環境で体験出来る動画としてはかなり実用的なもの、と言えるだろう。
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Zaurus SL-C750 と CE-VR1 で見る MPEG4動画は、万人向けとは言えないが、On the road で手軽に画像を見たい、TV を家でゆっくり見ている時間が無い忙しい方には試してみる価値があると思う。二つ折り形状の本機で画像を再生、ヘッドホンで音声を聞くスタイルなら、通勤電車の中や喫茶店などで動画像を楽しむ分には、それほどスタイル的な違和感は無い時代になった。二つ折りの携帯電話や GameBoy Advance SP を電車内で操作しているのと、外見はそれほど変わらないはず。
アニメ番組等を録画しておけば、小さい子供を連れて旅行に出る時、移動に飽きてしまった子供が見る携帯ビデオ再生機、としても便利に使える。
手軽なネットアクセス端末としても高機能な Zaurus SL-C750 には、MPEG4動画再生機としての付加価値も備わっていた。Memory が 128MB と倍増、辞書が付属し、長時間バッテリーにも対応する6月21日発売の上位機種 SL-C760 は、価格的には1万円違うだけで更に特典が多いので、これから購入検討される方は、これを待つのも良いかもしれない。
DoCoMo ブランドの Windows CE 機だが、Air H" もつながる、という情報を得て、新宿のカメラ量販店に、旧モデルシグマリオン II の在庫が無いか、チェックに出かけた。つい先日までは、2-3万円と格安で売っていた旧型機は、新機種シグマリオン III の発売が28日に迫って、もうほとんど店頭から姿を消していた。そうか、とあきらめて帰りかけると、先日から各所で話題の Zaurus SL-C 750 のデモ機の展示が。その横には24日、つまり明日から発売、の表示が。興味本位でいじっていると、CPU が最適化され、User Area のメモリが増えた恩恵がそれなりに感じられた。お、なかなかいいではないか。でも、明日から発売か、と思いつつ実機の動作確認を店頭でしていると、そこは発売日フライングも3割・4割値引きも当たり前!、で購入者本位のヨ○バシ・カメラ。在庫ありますよ~、との店員の悪魔のささやき。かくして、シグマリオン II の中古を探すはずだった金曜夜の新宿量販店街チェックは、Zaurus SL-C750 という思わぬ土産を手にする結果となった。SL-C700 もちょっと前まで利用していて、なかなか気に入っていたが、SL-C750 は、どこが良くなったのだろう。
Hanax.net でも書かれている通り、これまで起動時のもたつきが感じられたブラウザやメールなどの標準アプリケーションの起動速度が、Intel XScale PXA255 の 400MHz プロセッサ搭載のおかげか、非常に快適になった。サクサク、と立ち上がると、アプリケーションを使おう、という意欲も高まる。
当方は SL-C700 も初期ロットを購入したが、初期版はメールを多数ダウンロードすると、読み込み途中でメモリーオーバーフローになってしまうという現象が見られた。SL-C750 ではユーザーが使えるメモリーエリアが 64 MB に広がったので、その不安もなく、元気良くメールを読み込む。2MB までだが、添付ファイルも読み込めるので、ビジネスで使う場合には便利な仕様だ。
そもそも、シグマリオン III の発売も来週に控えている中で SL-C750 を選択したのは、Air H" 128K カードとの相性。PXA255 になって、Air H" の通信速度とアプリケーションの動作速度のバランスが、ちょうどうまく取れた様に感じた。802.11b の Wireless LAN Card も勿論使えるが、このカードは Vaio U3 の 1GHz 弱のクルーソーとの速度バランスは良いのだが、Zaurus では CPU 処理速度が追いつかない印象。128K 位の Air H" カードがちょうど良く感じてしまう。
IBM の ThinkPad の旧型機の様な黒い鏡面仕上げは、初めは格好良く見えるが、汚れが目立ち易く実用的にはどうだろう、という感じもある。そもそも、先代からツルツルとした表面の筐体だが、モバイルで持ち運ぶ本機の、うっかり落下防止を真剣に考えるなら、もうすこしグリップ感の高いラバー状の筐体というのも良いのかもしれない。SL-C 700 で強度に不安があった USB コネクタの先端の薄型の部分は、金属で若干の補強はなされたが、薄いので不安は残る。付属する AC アダプタが、SL-C700 同様、携帯電話の最近の AC の様に超小型なのは良いのだが、まだ 100V 対応のみ。Zaurus を使う国際派ビジネスマンも多いだろうから、他の PDA では当たり前の海外電源対応も、次は是非考えてもらいたい。JPEG 画像の展開速度が、CPU の内部バスが倍速になった割に速く無いのは、アプリの問題か。NetFront 3.0 で、フォントのサイズを変えて読み込む度に Blog のレイアウトが崩れたり直ったりするのは御愛嬌、か。
厳しい指摘が続いたが、SL-C700 から 750 に替えたメリットの方が、勿論大きい。アプリ起動速度のサクサク化やメモリの拡大が前述の通り一番気に入ったところだが、MPEG4 画像の再生が、標準添付ソフトの Movie Player でスムーズに出来る様になったのも便利。ザウルス用の TV 動画レコーダーとして発売された CE-VR1 で作成した MPEG4 動画を FOMA P2102V でも再生できる裏ワザを eri さんから教わって、それはそれで便利だったが、やはり SL-C750 の大きく美しい CG Silicon Display の液晶画面で動画像を見ることが出来るのはなかなか楽しい。そして勿論、Mobile 環境での MovableType entry も、この新機種ならラクチンだ。
SL-C 750C では、カレンダー(スケジューラー)、アドレス帳の起動速度も十分速くなって実用的だが、この二つは Palm のアプリケーションに慣れ親しんでしまったので、当面は CLIE TG50 も併用することになるだろう。(というか、会社のグループスケジューラーが、Zaurus にはシンクできない、というのが大きいのだが。)SL-C は、あくまでブラウザやメールといった通信系アプリケーションや、ちょっとした短い会議メモをつける、重い NotePC を持ち歩きたくない時の代替として利用することになる。気軽にどこにでも快適な Air H" 128K の通信環境を持ち歩き度い方には、オススメします。左右両手の親指での入力が得意な、 HP200LX 系で育った方には、やはりこれはいいのかも。
モバイル・ブロッガーにはシグマリオン III の今月の発売が注目されているが、米国では同じ NEC が、日本で言うモバイル・ギア・シリーズの最新機種を発表。製品名は、NEC Mobile Pro 900。Windows CE Fan の記事から。US$ 899 で、米国市場では5月下旬から発売。
日本の Air H" モバイラーとしては、やや筐体は大きくなるがシグマリオン III よりも、フルサイズ・キーボードを備え、どこのキャリアの通信手段でもつかえそうな、ニュートラルな新モバイルギアが登場すると、非常に嬉しいのだが。Windows CE Fan でも予想している通り、モバイルギアと競合するので日本でのリリースは難しいのでは...という予測も。NEC さん、NTT さんとの過去の歴史にこだわらず、是非日本でもモバイルギアも発売して下さい。
5月5日より、ついにカラー版の Sidekick が米国で発売開始。(シリコンバレー出張中にも、テスト中のベータ版を某氏が使っているのを目撃していたが、やっと発売された。)CNET US に評価速報有り。Outlook とシンクロが出来ない点は不満としながらも、カラー化とメモリ容量の 32MB 化には一定の評価(10点中 7.8 点、Good。)を与えている。この情報は、米国市場の"The Gadget Weblog" の Gizmodo で発見。白黒版では、日本語勉強中の技術者がいたずらをして(真偽不明)、ROM に日本語フォントが入っていたが、カラー版ではどうなるのだろう。メモリーも 32MB に増えたし、これで日本語表示が出来れば、米国出張時に Moblie で使える便利な携帯電話+PDAになるのだが。
ただ、白黒の Sidekick を昨年試した時には、Silicon Valley 地域での GPRS ネットワークの穴の多さ(特に、アンテナ設置に住民がうるさい Palo Alto 近辺)や、音声電話端末としての Sidekick の形状の使いにくさも気になった。これらの点にも改善がなければ、eGadget うるさがたの多い Silicon Valley でも爆発的に売れることは無いのかもしれないが.....半年たって、通信インフラの状況は少しは変わったのだろうか。いずれにしても、常時接続の携帯電話+PDAの複合端末、今後も米国で急速な進化を遂げそうだ。
欧米市場で、Canon の新型モデル PowerShot SD100 が登場(欧州名は、IXUS II)。日本ではまだアナウンスが無い様で、果たして市場投入されるかどうかわからないが、IXY より一回り小さくコンパクト・ボディになり、CF でなく SD Card が採用された点は、今後 Canon も超小型デジカメ開発に真剣に取り組むという姿勢の現れと考えていいのだろう。大きさは Pentax Optio S に近いとのことだが、厚みのあるステンレス・ボディなので重量は 165g と従来の IXY よりわずかに軽い程度。CCD は 3.2 Mピクセルと標準的。日本市場向けには、さらに小型化・薄型化された IXY の別モデルが投入される事を期待したい。
昨年7月に実施されたものだが、SonySyle が吉田カバンとともに VAIO U ユーザー専用バッグを企画した際(ちなみに同カバンは限定製造でもう売り切れ。)、Vaio U ユーザー対象のアンケート調査を行っている。その結果がなかなか興味深い。移動中の電車内でも利用、ネット接続以外では地図の閲覧などに使用、アクセスは Air H" が主体、AC アダプターも常時携帯、という現在の Vaio U ユーザー像が浮かび上がる。自分の使い方を振り返ると、確かにうなずける部分がある。
Q1「バイオU」をどんなシーンで使用しますか?、では、通勤・通学途上の交通機関内で使っている人が5割強。デート中の情報収集に、という人が15%いるのは微笑ましい。
Q2「バイオU」をどこで使用しますか?、では、さらに詳細に利用場所がわかる。自宅・会社・喫茶店という誰もが利用する場所以外で、電車内は約5割、車の中は約4割。車、とは、バス・タクシーの他に、自分で車を運転する人が、車を止めて社内で操作する様なこともあるのだろう。GPS アンテナをつけて、カーナビがわりに使っていることなども考えられる。屋外利用は意外と少なく44%だが、微反射液晶の U101 が発売されて直射日光下でも使い易くなると、もう少し数字が伸びるのだろう。
Q3「バイオU」をどんな用途で使用しますか?、の結果が、なかなか興味深い。インターネット接続(ブラウザ利用が主体だろう。)・メールという2大用途はさすがに上位だが、3位の地図利用が4